「ホームぺージを作ったが、ネットからの集客が思ったように得られていない」
「お客様に来店してもらうために、何をどう改善していけばよいのかがわからない」
便利だといわれているネットを利用した集客方法に、伸び悩みを感じていらっしゃる経営者の方も多いことでしょう。
この記事では、ホームページ制作を検討している方やホームページの運営に伸び悩みを感じている方のために【ホームぺージを制作するコツ】や【ホームぺージに載せるおすすめの掲載情報例】をご紹介します。
ホームぺージなどネットを上手に利用した【新規&リピーターのお客様を増やす方法】を参考に、お客様に長く信頼されるサロンを目指しましょう。
1. エステ・美容サロンのホームページ制作のコツ!
「エステ・美容サロンに行きたいなぁ」と考えた多くのお客様は、
(1)「Hotpepperビューティ」のような美容系ポータルサイトで希望に合ったサロンを複数店チェックする
↓
(2)サイトの店舗情報や口コミを参考にして、「もっと詳しく知りたいな!」と興味をもったサロンを数店にしぼる
↓
(3)それぞれのサロンのホームページを見比べて、自分の理想や希望に一番近いサロン予約する
美容系ポータルサイトを経由せずに、直接Googleなどの検索サイトで好みのサロンを探す方も多くいらっしゃることでしょう。
どちらにしても最終的な来店の決め手になるのが、サロンの公式ホームページです。
いくらサイトでの評価や口コミ人気が高くても、【ホームページがない】【ホームページに魅力がない】サロンでは、お客様の心をキャッチすることはできません。
InstagramなどSNSでの情報発信が上手なサロンでも、ホームページがイマイチだと集客を期待することは難しいでしょう。
情報の拡散力が高いSNSは、エステ・美容サロンにとって宣伝効果バツグンのツールです。
利用者との距離が近いので、お客様の声を直接聞いたりコミュニケーションを取ったりする場としてもとても効果的。
しかし、キレイな画像や短い文章でのやり取りだけでは、サロンの細かな情報などは伝えづらいデメリットもあります。
サロンの施術料金やメニューなど細かな情報はホームぺージで提供し、キャンペーンやお得な情報をSNSで拡散する。
この方法がホームぺージとSNSの効果的な運用となり、集客アップのカギをにぎるのです。
では、今一番あなたが知りたいこと
【どのようなホームページがお客様の心を動かし、行動に移してもらえるのか!】
お客様を呼び寄せる、集客できるホームぺージ制作のコツについてご紹介していきます。
1-1. ホームぺージを使って何をしたいのかを決める
自社のホームページを使って何をしたいのか、何を目的に制作するのかを明確にしてから制作しましょう。
それぞれの店舗によって、ホームページ制作の目的は異なります。
- お店の雰囲気や施術メニュー情報など、細かな情報を知らせるための名刺がわりにしたい
- ネット予約やキャンセルなど、24時間対応システムを導入したい
- 化粧品や美容機器のネット販売がしたい
- 検索サイトからの集客をあげたい
- SNSやブログと連用して、サロン情報を拡散したい
制作の目的がハッキリしていると、
- どのようなシステムが必要なのか
- それは個人でも制作できるのか、プロの制作会社に依頼しないと難しいのか
- 制作にかかる時間や費用はどのくらいなのか
制作したいホームページの大きさがわかり、制作にかかる費用や期間、何から始めればよいのか、制作の道筋が見えてきます。
必要のない出費や無駄な作業を防ぐために、まずはホームページ制作の目的を明確にすることが大切です。
1-2. 来て欲しいお客様像を考える
ご来店いただきたい【理想のお客様像】を設定しましょう。
サービス業をおこなう方であれば、聞いたことがある方も多い【ターゲット】と【ペルソナ】。
【ターゲット】とは、年代・性別・年収など大まかな分類で分けたユーザーです。
例)「35歳から45歳」「専業主婦」「夫・子どもあり」「インドア派」など
【ペルソナ】とは、ターゲットよりも細かな架空の人物、顧客モデルです。
例)
- 桜木なみえ
- 女性
- 41歳
- 既婚
- 埼玉県在住
- ハンドメイドが趣味
- 夫(43歳)、娘(10歳、小4)の3人家族
- 大学時代に夫と知り合い交際3年で結婚。結婚後も正社員として働いていたが、夫の転職が決まり会社を辞めて埼玉に家族で移り住む。一人娘が学校に慣れた頃を機に、趣味のハンドメイドを再開。フリマアプリを利用して作品を販売することが目標。ママ友や家族との連絡手段は主にLINE。
近年、年齢や性別、既婚未婚の枠におさまらず、それぞれのライフスタイルが多様化しています。そのため【ターゲット】よりもより詳細な【ペルソナ】設定の方が集客に向いています。
ペルソナを設定することで、ペルソナの後ろに隠れているお客様のニーズを満たすサービスや情報が提供できるのです。
また、複数のスタッフがSNSやブログを運営する場合、発信する情報にバラつきが見られるもの。サロン共通のペルソナがいれば、情報内容にも統一感が生まれます。
1-3. お客様がホームページに求めていることを探る
ホームページにとって一番重要なことは、お客様が求める【知りたい】が十分に伝えられているかどうかです。
お客様はエステ・美容サロンに何を求め、何に不安を感じているのでしょうか?
- 疲れた心と身体を癒すために、非日常的な空間を味わいたい
- スタッフの高い技術と最新設備が導入されているサロンに行きたい
- お店の雰囲気はいいけど、受付やスタッフはどんな感じなんだろう
- カード払いした後でも、合わなかったらキャンセル対応をしてもらえるのかな
- サロンが多すぎて選べないから、お得なキャンペーンがあるところにしよう
お客様の【知りたい】は人それぞれです。
お客様の立場になって、何を求めているのか、何を知りたいのか考えてみましょう。
お客様が「このサロンに決めた!」と決断する情報材料は2つ。
・実用的な情報 → 施術メニューや料金、お得なサービス内容、支払い方法など
・全体の印象 → サロンやスタッフの雰囲気、サロンのコンセプトなど
最低限この2つに関する情報は、基本情報として強くお客様に印象付ける必要があります。
1-4. サービスや強みをアピールして、他店と比較する材料を届ける
エステ・美容サロンを探しているお客様は、同じ地域の同じようなサロンのサービスや雰囲気を比較し、どのサロンに行こうかを検討します。
その比較材料としてとても重要なのが、ホームぺージに記載されている情報です。
ホームページには、比較材料となる情報をくまなく掲載します。それに加え、あなたのサロンを選ぶことでお客様はどのようなメリットが得られるのか、他店との違いをしっかりとアピールすることが大切です。
効果的な比較材料とは、
●サロンのコンセプト(テーマ)や特徴
「バリ風リゾートエステ」や「自然派コスメエステ」など、サロンのコンセプトや特徴を前面にわかりやすくアピールしましょう。
技術やサービスの根本となる考え方を示すことで、お客様は選びやすくなります。
●どのようなメリットをあたえられるのか、施術やサービス事例
写真や動画を使って、施術やサービス内容を視覚からアピールします。
実際に自分が受けたときの具体的なイメージを持つことができます。
また、体験者の声(口コミ)を届けましょう。同じような悩みを持った体験者の声は、お客様の心に響きます。
●スタッフ紹介
スタッフの経験や資格、プロフィールを掲載しましょう。
スタッフの熟練度や熱意、指名数の多さなどは信頼されるポイントとなります。
自分が受ける施術スタッフがどのような経歴があり、どのような人なのか。「この人にお願いしたい!」と親しみをもってもらえるような、趣味や好きなものなど人柄がうかがえるプロフィールが効果的です。
2. エステ・美容サロンのホームぺージに載せる基本情報とおすすめ掲載参考例
ホームページには、お客様が求める【知りたい】情報をすべて掲載しましょう。
誰でも初めての場所や人と会うときは、少なからず緊張や不安を感じるもの。
特にエステ・美容サロンは、スタッフとお客様の身体的な距離がとても近いサービス業です。お客様にできるだけリラックスしてご来店いただくために、すべての不安をスッキリと解決してくれるようなホームぺージが理想です。
2-1. 基本情報
- サロンのコンセプトやこだわり、サービスの強み
- メニュー&料金、サービスの流れ
- サロン内の雰囲気、施術機器など使用設備の説明
- スタッフの写真、経歴やプロフィール
- 予約方法、予約フォーム
- 支払い方法、キャンセル・返金対応
- 営業時間、定休日、アクセス、電話番号
- お問い合わせフォーム
2-2. その他、おすすめ掲載参考例
●お客様の声(口コミ)・・・同じ悩みを抱えた体験者の声。特に新規のお客様は、口コミを参考に店舗を比較・検討します。
●よくある質問・・・よく質問される内容は、同じように疑問に思うお客様が多いです。質問される前に、先回りして答えましょう。
●ブログ・コラム‥・お客様に役立つ情報を発信しましょう。お客様にファンになってもらうことで信頼関係の構築や集客へとつながります。
●SNS・・・SNSへのボタンを設置します。SNSでのつながりは、信頼関係の構築やリピーターの獲得が期待できます。
●雑誌掲載情報・・・雑誌や新聞など紙媒体に関わらず、WEBサイトでも取り上げられた経験があれば掲載しましょう。信頼できるサロンであることがアピールできます。
3. ネットを活用したエステ・美容サロンの集客&リピーターを増やす方法
ネイルサロンや美顔マッサージなどエステ・美容サロン業は、個人でも開業がしやすい特徴がある業種です。
開業がしやすい反面、ライバル店が多いため思うように集客ができず廃業・閉店に追い込まれているサロンが多いのも事実。
サロンが安定した収益を続けるためには、新規のお客様はもちろん、何度も足を運んでくれるリピーターのお客様の存在がとても大切になります。新規のお客様に比べ、きっかけがあれば来店してくれる可能性が高いのがリピーターです。
ここではネットを効果的に活用した集客方法と、大切なリピーターを増やす方法をご紹介します。
ただしネットよりもポスティングやチラシなど、ターゲットの年齢層によってはアナログな方法がより効果的な場合もあります。ネットとアナログ両方を上手に利用しましょう。
●ホームぺージ・・・サロンのメニューや料金、サービス、基本情報などを掲載。24時間予約システムや商品の販売も可能。
●SNS・・・サービス内容やキャンペーンなど情報拡散力が高いSNS。Facebook、YouTube、Instagram、X(旧Twitter)、TikTokなど基本的に登録は無料。エステ・美容サロンには、視覚に訴える写真での宣伝効果が高いInstagramがおすすめ。
●ブログ(オウンドメディア)・・・お客様に役立つ・ためになる情報を提供。ブログのファンを獲得し、信頼関係の構築やサービス・商品の集客へとつなげることが目的。オウンドメディアとは、自社で運営する【ブログ】のようなもの。サービスや商品のパンフレットやカタログもオウンドメディアになる。
●Googleビジネスプロフィール・・・サロンの店舗情報を登録することで、Google検索やGoogleマップで店舗情報を表示させることができる無料ツール。
●Web広告・・・SNSや検索エンジン、Webサイトなど多くのインターネット上にあるメディア(情報媒体)に表示される広告のこと。広告費用がかかるが、ターゲットを狙って配信できるので集客効果が高い。
●エステ・美容サロンが検索できる美容系ポータルサイト
・・・複数のサロンを比較しながら検索できるため利用者が多い。登録するには無料と有料の両方がある。ホットペーパービューティー、楽天ビューティ、リフナビなど。知名度の高いサイトは有料が多く、ライバル店も多い。知名度が低いサイトでは、集客力が低い。
●ワークショップ・・・参加者が実際に体験できるイベントを開催すること。サロンと接点がないお客様とのつながり、広い層のお客様に来店してもらうきっかけを作ることが目的。
3-1. 【リピーターを増やす方法】
●丁寧なカウンセリング
カウンセリングは、お客様との信頼関係を築くチャンス。それぞれのお客様が求める理想に近づけるように、丁寧にお客様の声を聞き、最適な解決方法を提案しましょう。
●お得な次回予約を提案
「次回の来店予約をしてくれたら」「1ヶ月以内に再来店してくれたら」など、条件を満たしてくれたらおこなう割引やサービスが効果的です。施術後の気持ちが盛り上がっている時に提案してみましょう。他のお店に行くよりも、このお店に行った方がお得だな」と感じてもらえます。
●ポイントカードやランクの導入
来店回数ポイントに応じて、割引や粗品をプレゼントする。またサービス利用料金や継続期間に応じて割引率がアップするランクシステムは、リピーター獲得に効果的です。最終ゴールが20回であれば、3回5回10回など途中に何かしらの特典があると、徐々に達成できるのでお客様のやる気もアップします。
●会員限定
会員限定のメニューや特典を提供する。「最新機器や新メニューのモニター」「平日昼間の時間割引サービス」「オプション無料招待」など会員でしか味わえない特別感を提供しましょう。
●DM(ダイレクトメール)、SNSでお得な情報を発信
お客様のお誕生日、新規メニューのご案内、季節限定サービスなど、イベントに合わせてお得な情報を発信します。しばらく訪れていなかったお客様に、サロンを思い出してもらうきっかけを作りましょう。
●お客様の声に答える
お客様からの要望や苦情に真摯に答え、日々改善していくことが大切です。意見を受け入れてくれたと感じたお客様との信頼感も生まれます。お店のイメージアップにもつながります。
4. エステ・美容サロンのホームページとSNSなどを連動させるメリット
ホームページが出来上がったからといって満足してはいけません。ここからが集客アップ作戦のはじまりです。
ホームページの存在を多くのお客様に知ってもらう必要があります。
そこで効果的なのが、情報拡散力の高いSNSやブログを連動させたホームぺージの運用です。
SNSやブログでお客様に役立つ情報を提供。情報を知ったお客様にホームぺージで商品やサービスを購入・来店してもらえれば成功です。
【SNSはInstagramがおすすめ】
エステ・美容サロンをご利用するお客様には、SNSの中でも特にInstagramが効果的です。
若者から30代を中心に人気のInstagramは、写真や画像を発信し情報を拡散するSNSです。
サロンのキャンペーンやお得情報を写真と共に投稿します。
InstagramのDMから直接予約をすることも増えてきました。
問い合わせなどの受付も気軽にできるため、お客様にとってはハードルが下がります。
また広告費はかかりますが、Instagram社の広告機能も利用可能。
ターゲットを狙った広告は、集客効果が期待できます。
サロンの雰囲気や施術のできあがり、お客様の笑顔など写真で視覚に訴える情報提供は、エステ・美容サロンにぴったりの宣伝方法です。
スマホで簡単に動画を撮影できるようになり、ストーリーズやリール動画は素人でも十分集客できます。
【LINE公式アカウントでつながりを継続させる】
日本ではもっとも広く使われているコミュニケーションツールかもしれません。
LINE公式アカウントで、お友達登録をしてくれたお客様限定のサービスやお知らせを届けましょう。
気軽に連絡が取れるようになるので、リピーター獲得にもつながります。
【お客様に役立つブログ(オウンドメディア)】
サロンがブログを運営する目的は、ブログのファンを作り、お客様との信頼関係をきずくこと。最終的には、商品やサービスへの信頼性が高まり、「このサロンなら安心できる」とお客様に利用してもらうことが目的です。自社が運営するサイトを【オウンドメディア】と言います。
お客様に役立つエステ・美容サロンのブログとは、
- 100均でも手に入る!おすすめプチプラコスメ
- 忙しい朝でも時短でキマる!簡単ヘアセットテク
- 美容のプロが出会った韓国エステをご紹介!
など。美容のプロだから知っている知識や知恵をお客様の気持ちになって、【ペルソナ】が喜ぶ、役に立つ内容を発信します。
ブログはすぐに効果が出るものではありません。少なくとも半年は続けてみる必要があります。楽しみながら続けることが大切です。
5. 【SEO対策とは】ホームぺージからの集客は検索サイトでのクリック率で決まる
ホームページからの集客を高めるには、GoogleやYahoo!などの検索サイトで検索上位に表示される必要があります。
検索サイトの上位に表示されるかされないかで、ホームぺージのクリック率に大きな影響がでるからです。
例えば、お客様が札幌のすすきのでブライダル向けのネイルサロンを探しているとします。
「札幌 すすきの ネイルサロン」
「ブライダルネイル サロン すすきの」
お客様は上記のキーワードなどを入れて検索します。1ページ目もしくは2ページ目に表示されたサロンを比較・検討し、理想に一番近いサロンを選ぶでしょう。
この検索上位に表示させることを【SEO】対策と言います。本格的な【SEO】対策については、とても奥が深く簡単に理解できるものではありません。
【SEO】対策の基礎として、検索されやすいタイトルの付け方を覚えておきましょう。
見ただけでページの内容がわかるようなタイトルをつけることがポイントです。
をタイトルに盛り込みます。検索画面で表示されるタイトルの文字数は30文字前後。20~30文字くらいで収めるとパッと見た瞬間に内容が伝わりやすいです。
より詳しい【SEO】対策に興味がある方には、SEOに関する書籍やYouTubeでの動画配信をおすすめします。
6. 自社制作?制作会社に依頼?ホームページを制作する方法
ホームぺージを制作する方法は、自社で制作するか、制作会社に依頼するかの2つです。
ホームページを作る目的によって、どちらが向いているかがわかります。
それぞれのメリット・デメリットを参考に、予算や目的に合った制作方法を選びましょう。
6-1. 自社でのホームページ制作が適しているサロン
- サロンの基本情報のみ(名刺代わり)、情報提供ができれば良い
- できるだけ制作コストを抑えたい
- ホームぺージからの集客・売上は期待していない
- ホームページの制作経験者がスタッフにいる
【メリット】
- 制作会社に依頼するよりも費用がおさえられる
- サイトのデザインや文章作成など、Webの知識がつく
- 自分の好きなように、自由に自分らしいホームページが作れる
【デメリット】
- 画像を選んだり、文章を考えたり、時間と手間がかかり通常業務に支障をきたす
- 制作会社に比べクオリティが低く、おしゃれさや高級感に欠ける
- 導線やコンテンツの設計がうまくいかない
- 最終的に思い描いた様なホームぺージを作り上げられず、制作会社に依頼することになるケースもある
6-2. ホームページの制作会社に依頼すべきサロン
- ウェブマーケティングに興味がある
- ホームぺージ公開後も運営のサポートやアドバイスが欲しい
- おしゃれで機能性に優れた、クオリティの高いホームページが作りたい
- 集客・販売利益が期待できるホームページが作りたい
- 保守やメンテナンスをプロに依頼したい
- リニューアルで、集客力を高めたい
【メリット】
- 他社と差別化できるクオリティの高いホームぺージを制作してもらえる
- ホームページからの集客・販売を意識したデザインやシステム対策をしてもらえる
- 公開後の運用やメンテナンスなども依頼できる
【デメリット】
- 制作費用に加え、公開後の運営費や更新費用など、多くの費用が発生する
- 「高い費用を払ったのに成果が出ない」「追加費用を請求された」など、悪質な業者に出会うこともある
6-3. どこの制作会社が良いのか迷ったときの見極めポイント!
- エステ・美容サロンのホームぺージを制作した実績がある
- 過去の制作実績に、好みのデザインがある
- 制作料金がわかりやすい
- コミュニケーションを取りやすい
- 担当者がわかりやすく丁寧に説明してくれる
- 検索サイトで悪評が流れていない
ホームページ制作にかかる費用は、一見高額に思えるかもしれません。
しかし、長い目で見ると、数年間公開し続けるものなので、安ければ良いというものではありません。
集客力がたかく品質の高いホームページを数年間お客様の目に留まるようにすることを考慮すると、費用だけではなく総合的な判断が必要です。
7. エステ・美容サロンの広告規制!NG表現に注意!
エステ・美容サロンの広告には、法律に触れるNG表現があります。チラシなどの紙媒体はもちろん、Webサイト上での広告表現も対象になりますので注意しましょう。
エステ・美容サロン業に特に関りの深い法律は、【景品表示法】と【薬機法】です。
まずは最低限この2つは、しっかりと理解しておく必要があります。
【景品表示法】
一般消費者を、大げさ・嘘の表現や誤解を与える表示をしているサービスや商品から守るためのもの。虚偽・誇大表現を罰します。
【薬機法】
医薬品や医薬部外品、化粧品、医療用具などの有効性と安全性を守るためのもの。健康食品やサプリメント、美容器具などは直接的な法律制限は受けませんが、医療品のような広告表現などは薬機法に触れるため罰せられます。
違法例)
- 閉店する予定がないのに「閉店セール」
- 調査や根拠がないのに「日本一」「NO.1」「お客様満足度」
- 断定することが難しい表現「永久」「絶対」「完全」
- 費用、治療法、リスクや副作用など詳細な情報がないビフォーアフター写真
広告規制に違反しないためにできること
- 厚生労働省や消費者庁が発表しているガイドラインをしっかりと理解する
- 日本エステティック振興協議会が発行している「エステティックの広告表記に関するガイドライン」を参考にする
- 便利なNG表現チェックツールを活用する(薬機法ドットコム、まもるくん、コノハ、CosmeDesignなど)
- 薬機法専門家に監修を依頼する
お客様とのトラブルを防ぐためにも、しっかりと法律を理解し、情報を発信しましょう。
参照:厚労省000796779.pdf (mhlw.go.jp)
8. まとめ
エステ・美容サロンのホームぺージ制作のコツは、
- ホームページを制作する目的を明確にして、制作方法を考える
- 【理想のお客様】が求める、お客様の悩みがスッキリ解決できる情報を掲載する
- 他社との比較材料を掲載。お客様が得られるメリットをアピールする
SNSやブログ、メルマガやDMの発信などネットを利用した集客方法はたくさんあります。
「あれもこれも集客のためにやらなければ!」と一度に頑張りすぎると、続けることが大変になってきてしまいます。
まずはホームページをしっかりと作り上げ、あなたが取り掛かりやすいものからお客様のためになる情報を発信していきましょう。
ホームページは公開して満足するのではなく、お客様の声を取り入れて改善・更新をコツコツと続けることが大切です。