ブログを9年間運用してきた経験から実践的なアドバイスを得意とし、コンテンツ発信を活用して企業の価値を高めるサポートをしています。
400件を超える中小企業のホームページ制作に関わり、SEO、コンテンツマーケティング、ライティングの知識を使ったコンテンツ制作で利益につなげる制作ディレクションと利益獲得のアドバイスをしてきました。
ウェブの情報発信力を存分に活用する考え方を基礎からお伝えし、運用能力を身につけていただくお手伝いをしています。
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「ホームページのデザインが古くなってきたから、リニューアルしたい」
「今と昔だと連絡先もやっていることも違うから、変えたい」
「自社のホームページをスマホから見たら、見られない部分があった」
などといった理由から、ホームページをリニューアルしたいと思っている担当者や個人事業主もいるでしょう。
今回はホームページをリニューアルするメリットとデメリットを紹介していきます。
ホームページをリニューアルしたいけれど、どのような良いことがあるのか、悪いことがあるのか分かっていないという担当者や個人事業主は必見です!
お客様はホームページを見て「依頼するか」「購入するか」決めることが増えているという調査結果があります。
対面の機会が減った代わりに、ホームページを判断材料にするということですね。
「うちのホームページ弱いかもな…」と不安になったら、ぜひこちらの記事を確認してみてください。
もくじ
時代や状況に合わせてデザインを変えることはとても大切です。
デザインを変更することで会社へのイメージアップ、売り上げや反響につなげられるからです。
最近の技術革新やトレンドが移り変わるスピードは非常にめざましく、2008年と比べてみると明らかな変化があります。
【お客様が使っている端末】
パソコン・ガラケー → スマホ・パソコン・タブレット
【ホームページで動く部分を作るときに使う技術】
Flash → HTML・JavaScript
【Webデザイン】
パソコン向けしかなかった → スマホ向けデザインが重要
この他にもさまざまな部分で変化しています。
ホームページのデザインを変えないと
など読者の小さな不満が溜まり、それがゆくゆくは売り上げダウンやお客様満足度ダウンなどを引き起こしてしまうのです。
ホームページのデザインを変えれば、これらの不満をすべて片付けられるので、ホームページを訪れた人を惹きつけられ、売り上げアップにつなげられます。
またホームページは「窓口」のようなものなので、リニューアルすることで見た人からのイメージアップも狙えますよ。
作ったときはわかりやすかったホームページの導線も、更新をするにつれ、わかりづらくなっていることもあります。
また、時代に合わないデザインのために制作当時は良かった導線が通用しないこともあります。
導線とは、資料請求をするなどの行動を取りやすくするために、わかりやすく「案内する」ことです。
ホームページの目的を達成するためには、導線の設計が欠かせません。
ホームページをリニューアルすることで、ホームページの導線を今や将来に合わせることができ、わかりやすくできます。
古いデザインでは、パソコン向け表示では問題なくても、スマートフォン表示で導線に問題があるケースがあります。
現在はスマートフォンのアクセスが多数を占めるため、集客の機会を逃している可能性があります。
例えば、スマートフォン表示の場合は、メニュー画面が重要な導線の役割を果たします。
メニュー画面をわかりやすく作りこむだけでもお客様の利便性は飛躍的に高まります。
ホームページをリニューアルすることで、最新の情報を反映することができます。
制作した当時と、今取り組んでいるビジネススタイルとで違いが出ている場合は、ホームページのデザインを変えて、ふさわしい雰囲気にするのが望ましいでしょう。
「会社のコンセプトがホームページでわかりにくいな」 「ビジョンやミッションをデザインに反映させて、ぱっと見で伝わるようにしよう」
このような変更があるのに反映していない場合、ホームページの情報を見て問い合わせたお客様から「ホームページの情報を信じていたのに…」とクレームが来るかもしれません。
ですから、ホームページを作ったときとビジネス内容が変わっている場合は、それを反映させるために、ホームページをリニューアルしましょう。
全面リニューアルをかけなくても、新しい情報を常に反映させるのも大切です。
ホームページをリニューアルすると、最新の技術を取り入れられるので、
などホームページを管理するのが楽になります。
例えば、WordPressをはじめとするCMSという機能を取り入れたホームページは、専門知識がなくても管理更新ができます。
便利さが人気を呼び、中小企業から大企業までWordPressを導入しています。
これによりちょっとした更新でわざわざ業者必要に依頼するがなくなり、予算節約や手間と時間の短縮ができるようになるので、ホームページをリニューアルすれば業務効率化ができます。
今のSEOは 「検索エンジンに合わせることを考えるより、お客様(ユーザー)に合わせてホームページを作り、改善していくこと」 が結果的にうまくいくのが常識です。
検索エンジンはさまざまなアルゴリズムの組み合わせによってホームページの検索順位を決めています。
このアルゴリズムに適応させることで、検索順位を上げることを「SEO」と呼びます。
SEOについては、ここ9年間(2013年〜2022年)だけでも大きく変化がありました。
Googleに目を向けて行う対策は効果が無くなり、ユーザーの利便性や上質な情報を提供しているサイトが高評価を得るように変化しています。
ホームページをリニューアルすることで、これら無効になったSEO対策を刷新できるので、SEO対策を強化できるということです。
ホームページのリニューアルを業者に頼むと、どうしても費用がかかります。
大企業ならまだしも、中小企業の担当者や個人事業主は「なるべく出費を削りたい」と考えている人も多いでしょう。
ただしホームページをリニューアルすることで、売り上げが上がったり、お客様からの信頼をより得られるようになったりするので、結果的に金額面以上のメリットが得られるでしょう。
ホームページの耐用年数は3年~5年です。
あらかじめリニューアルを想定した予算を組んでおくと、最適な時期に効果的なリニューアルをすることができるのでお勧めです。
ホームページをリニューアルする際は、手間暇がかかります。
目的を設定しなおしたり、新しいデザインを決めたり、新しくするための素材を用意したりするため通常業務に加えて作業が出てしまうからです。
しかもホームページのリニューアルで効果をしっかり出すためには、任せきりでは危険ですから、制作担当者とデザインなどの打ち合わせも必要です。
一時的とはいえ、完成までは何かと追加業務が発生してしまいがちです。 責任者を中心としたチームを社内で組んで対応し、制作担当者と連携してスムーズにリニューアルが進められるようにしましょう。
ホームページをリニューアルすると、検索順位が一時的に下がることがあります。
必ずどのサイトも下がるわけではありませんが、ホームページの中身やリンクの構造が変わるために、検索エンジンは新しく変わったサイトを再評価するのです。 その間に下がる事例があります。
ただし、メリットで上げたように、ユーザーのことを考えた良いホームページ作りをすることでSEO対策は施されます。
その後必ず上がってくるので、一時的なものと捉えればいいでしょう。
「良かれと思って凝ったデザインにリニューアルしたが、肝心の問い合わせは減ってしまった」
これは典型的な改悪のケースです。
例えば、以下のようなホームページリニューアルは改悪の可能性が高くなります。
改悪を防ぐには、リニューアル作業に入る前に、今のホームページの問題点と改善したいことを探し、目的を設定しておきましょう。
リニューアルをした後でも、状態を見て改良を重ねる努力はもちろん必要です。
ホームページのリニューアルではさまざまなメリットやデメリットが生じます。
ホームページには耐用年数があるため、一度もリニューアルせず10年使い続ける、というのは現実的ではありません。
しかし、どのようなタイミングでリニューアルをするのかはしっかり検討する必要があるでしょう。
現在のホームページに問題がある場合には、リニューアルが解決の糸口となります。
全面リニューアルをしなくても、小規模の改良だけで良いこともありますから、見直しは冷静に行うべきです。
メリット
・デザインを変えてイメージアップを図れる
・導線を改善してコンバージョン率を上げられる
・最新の事業内容を見せられる
・管理体制見直して利便性を高められる
・SEOを強化することができる
デメリット
・費用が掛かる
・通常業務の他に作業が増え負担が生じる
・一時的に検索順位が下がることがある
・やり方が良くないと改悪になってしまう