アクセシビリティ重視のウェブ制作

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中小企業のホームページ制作で事業の価値を引き出します。良いホームページの作り方や運営の方法、集客に役立つヒントをお届けします。

会社の信用度を高める会社概要の書き方

会社概要ページであなたの会社の信用度が左右されます。

会社概要とはその会社のデータ、基本情報を記載するページのことです。
会社概要の作成は、ある程度書く内容がきまっているのでそれほど難しくありません。

しかしながら、書き方を誤るとユーザー(訪問者)に内容が伝わらず、大事な会社の信用に傷がつく事態になりかねません。

ここでは、的確に内容を伝える会社概要の書き方、信頼される会社概要ページ作成のコツをお伝えします。

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1.会社概要ページの目的と役割

会社概要ページの目的は、会社情報を正確に訪問者に伝えてどんな会社か知ってもらい、会社の信頼性を高め、見込み客の獲得に繋げていくことです。

会社概要ページの役割は、会社情報を訪問者に伝えることです。

代表あいさつ文が共感を得ることで信頼を獲得する、感情を動かす要素の強いコンテンツであるならば、会社概要コンテンツは正確な会社情報を的確に伝えることで信頼を獲得する、論理的要素の強いコンテンツであると言えるでしょう。

建物の建設にたとえるならば、骨組みの中でも芯となる支柱部分です。目立たないようでいてとても重要な役割を果たすのがこの会社概要ページです。

会社の信用を高める仕組み

比較的簡単であるからこそ、会社概要ページの書き方には気をつける必要があります。

 

2.会社概要ページを見る人は、あなたの会社に興味がある人

会社概要ページは、ホームページのトップなどに堂々と存在しておらず、全員が見に行くわけではない影のひっそりとした存在に思えます。

しかしながら、何らかの理由で「会社について詳しく知りたい!」と思っている人、つまりあなたの会社に興味がある人だけが会社概要ページを見るのです。

「詳しく知りたい」というだけでなく、「信頼できる会社なのかどうか」という判断をするのも会社概要ページを訪れる理由の1つでしょう。

たとえば、こういった人たちが会社概要ページを訪問することが想定できます。

  • これからあなたの会社と取引をしたいと思っている人
  • あなたの会社からものを買いたいと思っている人
  • ネットや口コミ等で会社名が書かれており、どんな会社か見たいと思った人
  • 就職活動中の学生で、就職活動目的で会社について知りたいと思った人

 

3.会社概要ページに載せたいコンテンツ

会社概要ページに盛り込みたい、おススメのコンテンツをご紹介します。
「別に会社概要だけ載せれば十分では?」
そのように思うかもしれません。
しかし、会社概要だけ載せるのでは、あまりに味気ない印象となります。

今は積極的に情報を公開することが喜ばれる時代。

「うちの会社はこんな会社です」
「社会に対してこのような貢献をしていきます」
など、会社のスタンスを表明すべきです。

会社の姿勢としてもやる気のないイメージは抱かせたくありませんね。
そのような時に求められるコンテンツを3つ取り上げています

 

3-1.理念・ビジョン・ミッション

会社が掲げている理念やビジョン・ミッションを載せます。
何のためにその事業をしているのか、何を成し遂げたいのか、目的を表明しましょう。

理念・ビジョン・ミッションを読んだ人が共感してくれることがあります。
いくつかの会社で取引先を迷ったときに、理念・ビジョン・ミッションがきっかけで契約が決まることもあるのです。

採用においても、求職者は理念、ビジョンミッションを重要視する人もいます。

 

3-2.代表挨拶

代表者の人となりがわかる重要なコンテンツです。

挨拶や文書が苦手と言う方もいらっしゃるかもしれません。
流暢な言葉ではなくても構いませんので、できるだけ載せましょう。
綺麗でも当たり障りのない言葉が並ぶ文章より、思いが伝わる文章の方が喜ばれます。

代表挨拶の書き方については、参考記事をご覧ください。

 

 

3-3.沿革

沿革は、会社の歴史紹介です。企業がどのような歩みを経てきたのかを紹介するコンテンツとなります。
創業から長い歴史を持つ会社なら、ぜひ掲載したいですね。
長く存続できる会社は、それだけでも信頼される要因の一つ。価値があるからです。

事業を転換したり、拡大したりなど、企業にはそれぞれ独自の歴史があります。
長い歴史を持つ会社ではなくても、興味深く見てくれる人もいます。
沿革の掲載は前向きに検討してみましょう。

4.会社概要に記載する事項はほぼ決まっている

ホームページ内の他のページと異なるのは、会社概要ページに記載する事項はほぼ定型的に決まっている点です。

そのため、「やれ何を書こう」と会社概要の書き方について悩まなくとも記載する事項はほぼ決まっているので、その必要な項目に内容を当てはめていくだけです。

 

そのため難易度は低いのですが、最低限必要な事項が明確に記載されているかは確実にチェックしなければなりません。

 

4-1.最低限記載しておきたい項目

まず、「最低限これは記載しておくべき」なのが以下の項目です。

会社名 社名を正しく書きます(英語表記を添えてもOK)
所在地 住所を正しく書きます(支社があれば支社の所在地も記載)
代表者名(役職名) 代表者の氏名を書きます
事業内容 事業内容を書きます
(複数ある場合は箇条書きにしましょう)
電話番号 代表電話番号を書きます
ウェブサイトURL ホームページアドレスを書きます
メールアドレス 代表メールアドレスを書きます
設立年月 設立年月を書きます

営業目的での連絡をできるだけ受けたくないな、という場合は電話番号やメールアドレスの記載をしないケースもあるようです。
その代わりにメールフォームを設置するなど、連絡窓口はわかりやすくしておくのがお勧めです。

 

4-2.他に記載があればなお良い事項

取扱製品・サービス 事業内容と別に項目を設けて説明したい時に書きます
従業員数 従業員数を書きます
資本金 資本金金額を書きます
取引銀行 取引のある銀行名を書きます
関連会社 関連会社名を書きます

 

4-3.表にするなど見やすい表示を重視する

会社概要は見やすい表記がとても大事です。
ホームページ作成時に書き出した内容を見やすい表示にしてもらうよう、制作担当者に依頼しましょう。

 

4-4.できれば英語表示も併記する

近年はますますグローバル化が進み、日本で営業をしていても海外から問い合わせが入ることも少なくありません。その時に会社概要のページに英語表示があれば、外国人の訪問者は助かります。

日本語を読めない外国人はもちろん、日本人でも海外在住の人が英語表記を知りたい場合や、銀行送金時にアルファベットをどのように記載すればいいのか知りたい人もいます。

そのような時に、英語表記があると訪問者にはとても助かり、優れたユーザー体験を提供できるページになることでしょう。

 

5.まとめ

いろいろと書き出して内容をまとめなければならない代表挨拶文などのページと違い、会社概要のページは必要な項目の記載すればきちんとしたコンテンツにまとまるため、比較的簡単であることと思います。

簡単だからこそ、正確かつ的確に内容を伝えられるページにすることが必要です。そして訪問者に見やすくわかりやすいページにできれば大成功でしょう。


          この記事を書いた人        
ヤマ編集長
株式会社Cyber Cats ブログ編集長。ウェブディレクター、コンテンツ発信サポーター
ブログを9年間運用してきた経験から実践的なアドバイスを得意とし、コンテンツ発信を活用して企業の価値を高めるサポートをしています。
400件を超える中小企業のホームページ制作に関わり、SEO、コンテンツマーケティング、ライティングの知識を使ったコンテンツ制作で利益につなげる制作ディレクションと利益獲得のアドバイスをしてきました。
ウェブの情報発信力を存分に活用する考え方を基礎からお伝えし、運用能力を身につけていただくお手伝いをしています。
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