【不動産会社の特長別】ホームページ制作のポイントを徹底解説

【不動産会社のホームページ制作で押さえるべき3つのポイントを徹底解説】に引き続き、第二弾として今回は不動産会社の特長別のホームページ制作について徹底解説していきたいと思います。

 

1.はじめに

 

1-1.不動産会社のウェブサイトの重要性

昨今、不動産会社にとって、ウェブサイトは極めて重要なマーケティングツールと言えるでしょう。

時代の変化と共に、顧客の多くがオンラインで物件情報を検索し、不動産会社を選定しています。

魅力的なウェブサイトは、企業の信頼性を高め、潜在的な顧客に強い印象を与えることができます。

そのため、ウェブサイトのデザイン、コンテンツ、ユーザビリティは不動産会社のブランド価値を大きく左右する要素となるのです。

会社の強みや情報発信を行うことで営業効果が期待できるでしょう。

 

1-2.ターゲット顧客・購入希望者のペルソナを作りましょう。

ウェブサイトを制作する際、ターゲットとなる顧客のペルソナを明確にすることが重要です。

ペルソナとは、理想的な顧客像を具体的に描いたものです。
その人物がどのような背景、ニーズ、関心を持っているかを理解することで、より効果的なコンテンツを作成することができます。

例えば、若いファミリー向けの物件を扱っているなら、その家族のライフスタイルや価値観を反映したウェブサイトの構築が望まれます。

ペルソナについては、【不動産会社のホームページ制作で押さえるべき3つのポイントを徹底解説】でも詳しく解説していますので合わせてお読みください。

 

2.売買特化の不動産会社が押さえるべきコンテンツ

 

2-1.自社の特長・強み

売買特化型不動産会社は、自社の特長や強みを明確に打ち出すことが重要です。

たとえば、豊富な物件数、創業年数、地域に精通した知識など、他社との差別化ポイントを前面に押し出すことで、顧客の目に留まりやすくなります。

これらの強みは、ウェブサイトの見出しやコンテンツ全体にわたって一貫性を持たせ、訪問者に強く印象付けるようにします。

例）
ホームページの顔と言われるファーストビュー(最初に表示される画面)に下記のような特長を入れるとホームページを回遊してもらいやすくなります。

• 物件数1000件以上
• 創業30年の実績 など

また、例えばですがファートビューをスライドショーにして、２枚目以降の画像をキャンペーン案内や特定の物件情報のバナー画像を設定できる仕様にしておけば、その時々で訴求したい内容(強みや特長)をタイムリーに行うこともできます。

 

2-2.地域密着会社のメリット

地域密着型の不動産会社であれば、その地域に根差したサービスを強調することが効果的です。

地元の物件に関する豊富な情報、地域コミュニティとの密接な関係、細かな地域情報の提供など、地域特有の強みを活かしたコンテンツは、地元の顧客に安心感を与え、信頼を築くのに役立ちます。

例）
地元企業との取引(社宅や事務所、店舗物件)があれば、会社概要のページ内に掲載しましょう。

また、地域密着型の強みとして、大手では対応していない物件の取り扱いや、きめ細やかな対応は十分差別化のポイントになりますのでホームページのファーストビューや会社説明のページ内に掲載すると効果的です。

 

2-3.物件紹介

物件紹介は不動産会社のウェブサイトにおいて最も重要なセクションの一つです。

ここでは、詳細な物件情報、魅力的な写真、立地の特徴、周辺環境などを提供することで、訪問者の興味を引きつけます。

例）
物件登録システムをホームページに持たせて、物件を露出することはとても効果的です。
まずは自社物件やおすすめ物件だけに絞ってユーザーに訴求していくのも有効です。

また、どの物件情報がよく見られているか等のデータ計測を行えるように管理画面を構築することも出来ますので、戦略的に物件訴求を行うこともできます。

チャコウェブでは、不動産会社用物件登録システムもご提供しております。
ご興味のある方はぜひ、お問い合わせください。

 

2-4.売買に関する知識

不動産売買に関する知識を提供することは、顧客が安心して取引を行えるようサポートします。

一般的に、不動産売買の経験が豊富という方は少ないでしょう。
実際に私は仲介と買取の違いもよくわかりませんでした。

そうした一般的にはあまり知られていない売買の知識や、市場動向、価格交渉のコツ、法律上の注意点など、専門的な情報をわかりやすく解説することで、訪問者に価値ある情報を提供し、専門家としての信頼性を高めることができます。

例）
ホームページ内にブログを設けて、上記のような専門性の高い記事を投稿することはとても効果的です。

専門性の高い記事ばかりではなく、社内行事やちょっとしたお知らせなども投稿することでユーザーが飽きないような工夫も大事です。

また、投稿記事もカテゴリ毎に分けて見やすくすることで、様々なカテゴリの記事を投稿しても雑多にならず、コンテンツ(資産)を充実させることができます。

 

2-5.顧客の声

実際にサービスを利用した顧客の声は、新たな顧客にとって非常に参考になります。

成功事例、顧客の満足度、サービスの特長が反映された口コミなどを掲載することで、信頼性と説得力を高めることができます。

例）
「お客様の声」セクションをホームページ内に設けましょう。

お客様の声もデジタルの文字だけでなく、手書きの文書で取得し掲載するとより信頼性、説得力が増します。

スーパーマーケットの掲示板にもお客様の声としてアンケート用紙が貼られていますよね。
あのようなイメージです。

ただ、お客様の声を並べるだけではなく例えば、スライドショーにして流すように配置するだけでもユーザーの目を引くコンテンツになります。
どのように展開したらユーザーに届くコンテンツとなるのかを工夫することはとても大事です。

 

2-6. 売却・購入の流れについて

売却や購入の流れを具体的に説明することで、初めて不動産取引を行う人々にも安心感を提供します。

手続きのステップ、必要書類、時間枠、注意点など、分かりやすく順を追って説明することが重要です。

例）
売却のご相談～お引渡しまでをSTEP形式のフロー図にして、ホームページに掲載しましょう。

ここでお客様に疑問点が生まれないように、必要な情報を漏れなく掲載することでお客様からのお問い合わせに繋がりやすくなります。

 

3.リノベーション特化の不動産会社が押さえるべきコンテンツ

 

3-1.自社の特長・強み

リノベーション特化型不動産会社は、リノベーションにおける独自の視点や技術、デザイン力を前面に出すことが重要です。

独自のデザインコンセプト、質の高い施工技術、顧客のニーズに応じた柔軟なプランニングなど、他社との差別化を図るポイントを強調しましょう。

 

3-2.リノベーション前後の事例

リノベーションの効果を顕著に示すためには、リノベーション前後の事例を豊富に掲載することが有効です。
ビフォーアフターの写真、プロジェクトの詳細、顧客の満足度などを示すことで、リノベーションの魅力を具体的に伝えることができます。

例）
ホームページ内に、施工事例を掲載しましょう。
物件情報、ビフォーアフターの間取り図、コンセプトなどを掲載するとイメージが伝わりやすくなります。

 

3-3.Instagramの活用

Instagramは、リノベーション特化型不動産会社にとって強力なツールです。魅力的な写真やストーリーを通じて、リノベーションのプロセスや成果をリアルタイムで共有することができます。

最近ではInstagramで情報収集される方も増えています。
画像に特化したSNSのため、リノベーション事例を投稿するにはうってつけと言えるでしょう。
Instagramに投稿した施工事例をホームページ側へ連動することもできるため、簡単に施工事例を掲載することができます。

Instagramが入り口になるユーザーもいますのでInstagramのプロフィールを充実させ、ホームページのURLを掲載することも忘れず行うようにしましょう。

 

3-4.顧客の声

リノベーションを体験した顧客の声を掲載することは、新たな顧客にとっての信頼の証となります。
リノベーションによって生まれ変わった住空間での生活や、サービスに対する満足度など、リアルな声は他の顧客にとって非常に価値があります。

例）
売買特化、同様に「お客様の声」セクションをホームページ内に設けましょう。

 

3-5.施工の流れ

リノベーションプロジェクトの各ステップを詳細に説明することで、顧客がプロセス全体を理解しやすくなります。

計画段階から完成までの時間枠、必要な手続き、関与する専門家など、プロジェクトの透明性を高める情報を提供することが重要です。

例）
ご相談～お引渡しまでをSTEP形式のフロー図にして、ホームページに掲載しましょう。

 

4.まとめ

今回は不動産会社の特長別ホームページ制作のポイントについて解説させていただきました。

特長別によって押さえるべきコンテンツやポイントはありますが、以下は共通して重要です。

ポイント1.自社の強みや特長をしっかりアピールしましょう

ポイント2.お客様の声をしっかり掲載しましょう

ポイント3．SNSを活用しましょう