株式会社Cyber Cats SEO(SGE)マネージャー。
ディレクター兼コーダーとしても幅広く活動中。
一般社団法人全日本SEO協会 SEO検定1級を取得。
Webマーケティングに精通。
個人でダーツブログを6年間運営しています。 WordPressに触れたことがきっかけでWeb制作の道へ。 幅広い業種のディレクション・構築を経験。 日々、新しい情報をキャッチアップしてお客様にフルコミットできる制作者を目指しています。
「ネットからの集客も力を入れていきたい」
「ホームページはあるけど、有効活用できていない」
そんな課題を感じていらっしゃる、経営者も少なくないのではないでしょうか。
この記事では、ホームページを有効的に活用し、お客様を増やすための3つのポイントを徹底解説いたします。
【ホームページの必要性】でも触れましたが、SUUMOやathomeといったポータルサイトで簡単にネット上に物件情報を公開することができます。
ユーザーも物件情報を探す際はポータルサイトを利用することが多いと思います。
しかし、ポータルサイトのみでは競合他社との差別化を図ることは難しいと言えます。
自社ホームページに、独自の強みやサービス、実績などを掲載することでユーザーにアピールをすることができます。
アピール例)
インターネットが普及したことで、ユーザーはいつでも簡単に情報を自ら得ることができるようになりました。
そのため、自社の認知や集客において、企業の「情報発信」はとても重要な要素だと言えるでしょう。
自社ホームページで社内の取り組みや、新サービスのお知らせ、日常の営業の様子などを発信することで自社の魅力や強みを伝えてくれる営業マンとして稼動してくれます。
発信例)
自社のホームページ制作するうえで、大切なことの1つに、「ホームページを活用して、何をしたいのか」をしっかりと明確にすることが挙げられます。
例えば、このような役割を考えられます。
ホームページの役割によって、必要なコンテンツや情報が変わります。
ユーザーに「必要な情報が得られない」と判断されると、ホームぺージから離脱されてしまいます。
自社にお問い合わせやご来店いただきたいお客様の【ターゲット】と【ペルソナ】を設定しましょう。
【ターゲット】は年代・性別・年収など大まかな分類で分けたユーザーです。
【ペルソナ】はターゲットよりも更に細かく、具体的に描く「理想のお客様像」です。
上記のようにより具体的にお客様像を設定することで、お客様のニーズに対応したサービスや情報発信を考慮した、ホームページを制作することができます。
不動産会社と一口に言っても、「賃貸物件の仲介」「物件の販売」「リフォーム・リノベーション」など会社によって提供しているサービスは異なります。
会社情報ページに事業内容をしっかり掲載しましょう。
また、自社が提供しているサービスの特徴や強みをユーザーに伝わりやすいようにホームページに掲載することも大切です。
具体的にはファーストビュー(ホームページを開いた際の最初のページを)に事業内容と特徴(強み)を掲載することで、訪れたユーザーにホームページを読んでもらえる確率が上がります。
ホームページにスタッフの顔写真・プロフィールや、社内の雰囲気がわかる写真を掲載することで、ホームページに訪れたユーザーに安心感を持ってもらいやすくなります。
実際に自分がお客として利用した際のイメージも付きやすくなり、お問い合わせにつながる可能性が高まります。
経営者としての想いや、会社の理念などを交えたあいさつ文を掲載しましょう。
どんな会社なのか、さまざまな人が目にするページのため、ホームページ制作において非常に重要なコンテンツのひとつといえます。
また、検索エンジンからの流入やGoogleが新たに導入したSGE(AI生成回答)にも一定の効果があると言われています。
具体的な項目として以下のようなコンテンツを掲載します。
1.自己紹介・会社紹介
2.経営理念・開業の経緯
3.経営者の想い
4.会社の方針・ミッション
代表あいさつの詳しい書き方については、下記の記事もあわせてご覧ください。
ホームページに訪れたユーザーは、そのホームページから情報を読み取ることで信頼できる不動産会社かを判断します。
社内の雰囲気やスタッフの紹介、代表者のあいさつの掲載だけでは、ユーザーの不安は払拭しきれません。
これまでの実績を掲載することでサービスや事業の信憑性を高めることができます。
また、不動産は高額な買い物なため、慎重に検討されるお客様が多く、口コミなども念入りに調べられます。
実際にご利用いただいたお客様の声をホームページに掲載することでユーザーの不安を払拭し、お問い合わせいただける可能性が高まります。
実績やお客様の声の掲載と同様に、不安の払拭に一役買ってくれるのが、「よくある質問」です。
ユーザーは少しでも不安があると次の行動に移りにくくなります。
例えば、「不動産の査定は無料でできるか」や、「売却までにどのくらいの期間がかかるか」などをあらかじめ想定できる内容をホームページに掲載することで不安や疑問を取り除き、お問い合わせにつながりやすくなります。
ホームページの運用にブログもとても効果的です。
社内行事や日常の様子をブログに書くことで、会社のことをよりユーザーに理解してもらうことができます。
また、不動産の売却や購入に関する専門的な情報を発信することで、ユーザーの信頼にも繋がります。
ユーザーにとって有益な情報を発信できれば、Googleの検索エンジンにも評価され、検索の上位表示も期待できます。
いまはホームページの運用だけでは不十分と言われる時代です。
各SNSをうまく活用することで自社の認知度の向上やホームページへのアクセスを図ることができます。
1.ホームページのアクセス数の増加
SNSは多くのユーザーを引き付ける力があります。
プロフィール欄などに自社サイトへのリンクを記載することで、より多くの訪問者を自社のウェブサイトに誘導することができます。
2.ブランド認知度の向上
SNSはブランドの可視性を高めることができます。
定期的にコンテンツを投稿し、ホームページと連動させることで、ブランドの認知度を高めることができます。
3.SEO(検索エンジン最適化)の向上
SNSからのリンクは、より多くの人を自社ホームページに誘導させる効果があるため、検索エンジンによるウェブサイトの上位表示を向上させる可能性があります。
ホームページからの問い合わせといえば、電話やメールフォームが一般的ですが、最近ではLINE公式アカウントを活用される企業も増えています。
LINEで気軽に問い合わせたいというお客様も一定数いらっしゃいます。
LINE公式アカウントへお問い合わせいただくことで、その後、お客様への様々なアプローチを行うことができます。
1.LINEは多くの方が使っている
LINEは多くの方が日常的に使用しているアプリです。新たにアプリをダウンロードしたり、特定のWebページへ誘導する必要がなく、LINEを通じて直接コミュニケーションを取ることができます。
2.お客様満足度の向上
LINEでの迅速かつ効果的な対応を行うことで、お客様満足度を高めることができます。お客様にとってかんたんに問い合わせができて、返答が早いことはとても重要です。
3.お客様サポートを行える
自動応答やチャットボット機能を活用することで、お客様のサポートを効率的に行うことができます。最小限のリソースでより多くのお客様の対応を行うことができます。
Googleビジネスプロフィールに登録することで、Googleマップで地図検索した際に自社の情報を表示させることができます。
この地図検索で上位表示を目指す施策のことをMEOといいます。
地域に根差した事業や、直接お客様と接する事業であれば登録しておきましょう。
1.集客効果が見込める
Googleマップで検索するユーザーは、「実際に来店を考えているお店」を探しています。
地図検索の上位に表示されれば、それだけ来店の確率を上げることができます。
2.無料で利用できる
GoogleビジネスプロフィールはGoogleアカウントがあれば誰でも利用できるサービスです。つまり無料で自社を宣伝することができるのです。
3.ユーザーの信頼を獲得できる
Googleマップに載っている情報はユーザーに信頼されやすい傾向があります。充実した情報の掲載や、口コミがあればより信頼度は高まります。
MEOついて詳しく知りたい方は、ぜひ下記の記事もあわせてご覧ください。
今回は不動産会社のホームページ制作で押さえるべき3つのポイントについて解説させていただきました。
ポイント1.
ホームページにどんな役割をもたせ、どんなお客様をターゲットするのかをあらかじめ定めましょう。
ポイント2.
事業内容や実績、お客様の声など、充実したコンテンツを掲載して、ユーザーに安心と信頼を得られるホームページ作りを目指しましょう。
ポイント3.
SNSやGoogleビジネスプロフィールを活用し、より多くのお客様と接点を作り集客効果を高めましょう。