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Googleマップのクチコミ返信の書き方【例文付き】。検討中のお客様が来店したくなるコツとは

Googleマップのクチコミ返信の書き方【例文付き】。検討中のお客様が来店したくなるコツとは

Googleマップの口コミは、検討中の人が良く見る場所です。
その大事な場所に悪い口コミがついてしまった時、どうしますか?

「どう返信すればいいの?」
「返信って、そもそも意味があるの?」
このように悩んでいる方もいるかもしれません。

口コミへの返信を読んでいるのは、書いた本人だけではありません。

これから来るかどうか迷っている、次のお客様も読んでいます。

つまり返信は、お店の人柄が伝わる「接客」のようなものなのですね。
私自身は、Googleビジネスプロフィールの運用で中心になってくるのが「口コミを増やし育てること」と考えています。

この記事では、Googleマップのクチコミ返信について、なぜ返信することに効果があるのか、良い口コミ・悪い口コミそれぞれの書き方と例文、やってはいけないこと、そしてGoogleの仕組みまでをまとめて解説します。

GBP(Googleビジネスプロフィール)の運用とあわせて、今日からでも動きだせる形でお伝えします。

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1.クチコミ返信は「次のお客様」への接客になる

Googleマップで口コミが投稿されると、管理者のメールに通知が届きます。
その後、どうしていますか?

「まあ、返信しても読まれないかもしれないし」
「返信の内容を考えるのが手間だな…」

口コミが入ると嬉しいけれど、つい後回しにしてしまっているかもしれません。
覚えておきたいのが、返信の本当の宛先は書いた相手だけではないということです。

実際、こんな調査があります。
Googleマップの口コミを参考にする人は72.8%。

そして、ネガティブな口コミがあっても、「定型文ではない、内容に沿った個別の返信」があれば、65.4%の人が「お店に行ってみようと思う」と回答しています。

参照:株式会社ONE COMPATH「LocalONE」調査(口コミラボ掲載/全国8,576名)

ここで大事なのは、効くのは「個別の返信」だという点です。
コピーした定型文では、この数字は期待できません。

お客様の側に立つと、返信は、迷っている自分に向けた「お店からのひとこと」なのですね。

 

1-1.返信を見ているのは「書いた相手」より「これから来る人」

口コミと返信は、ずっとお店のページに残ります。
来店を迷っているお客様は、星の数だけでなく、その下のやり取りまで読んでいます。

良い口コミに丁寧に返し、悪い口コミにも誠実に向き合っているのです。
その様子そのものが、「ちゃんとしたお店だな」という安心になります。

私たちチャコウェブでも、口コミの返信をするよう心がけたら問い合わせが増えた、というお声をいただくことがあります。
そもそも、しばらくは口コミが入ることはなかなかありません。
1件入ること自体が貴重なのです。

その貴重な1件の口コミは返信でさらに活きてくるものですから、大切に扱いましょう。

 

1-2.「定型文コピペ」はもったいない

すべての口コミに同じ「ありがとうございました」を貼り付ける。
気持ちは分かりますが、これはもったいない返信です。

先ほどの65.4%は、あくまで「内容に沿った個別の返信」が条件でした。
お客様は、自分の言葉がちゃんと読まれたかどうかを、返信から感じ取ります。

全部に同じ文を返すより、心に残った口コミにしっかり返すほうが、次のお客様にも伝わります。

 

2.返信の基本とGoogleの仕組みを知っておこう

それでは、口コミに返信を書いたらすぐ表示されるのでしょうか?

これについては意外と知られていないかもしれません。
Googleの仕組みから押さえておきましょう。

返信をするには、まずそのお店のオーナー確認(自分のお店だという認証)が必要です。
ですから、口コミの返信をする際には個人アカウントではなく、Googleビジネスプロフィールのオーナーアカウントで書き込みましょう。

返信を書くと、Googleがポリシーに沿っているかを確認します。
この審査は通常10分ほど、長い時は30日くらいかかることもあります。

参照:Google ビジネス プロフィール ヘルプ「ユーザーからのクチコミを管理する」

公開されると、口コミの下に「オーナーからの返信」として表示されます。
このとき、担当者の個人名は表示されません。

返信は後から編集や削除もできますので、まずは書いてみましょう。

 

2-1.Googleが勧める返信の考え方

Googleは公式に、返信の心構えを示しています。
「丁寧でプロらしく、そして短く簡潔に」書くというものです。

長すぎる返信は、要点が伝わる前に読むのをやめてしまうからです。

参照:Google ビジネス プロフィール ヘルプ「クチコミを増やすためのヒント」

 

2-2.返信で気をつけたい4つのこと

返信を書くときに気を付けておくべき4点を挙げておきます。

  • お客様の個人情報には触れない(名前以外の特定につながる情報は書かない)
  • 感情的に言い返さない
  • 全員に同じ文を貼らない(心に残った口コミに、その内容で返す)
  • 返信で割引やクーポンを持ちかけない(宣伝の場にしない)

このあたりは、対面の接客と同じ感覚で考えると分かりやすいと思います。

 

3.良い口コミへの返信の書き方と例文

「良い口コミは、ありがとうだけでいいのでは?」

もちろん感謝は大切ですが、もう一歩踏み込んでお礼を伝えましょう。
そうすると、次のお客様にぐっと伝わります。

おすすめは、感謝に「具体的な一言」と「次につながる一言」を添える形です。
お客様が触れてくれたポイントを返信でもう一度なぞると、読んでいる次のお客様にも、お店の魅力が伝わります。

【返信例:飲食店】

ご来店ありがとうございます。
名物の炭火焼きを「香りまで良かった」と書いてくださって、とても励みになります。
季節ごとに仕入れも変えていますので、次はぜひ旬の魚もお試しください。

【返信例:美容サロン】

うれしいお声をありがとうございます。
「ダメージが気になっていた」とのことでしたので、仕上がりにご満足いただけて安心しました。
ご自宅でのケア方法もいつでもお伝えしますので、気軽に声をかけてくださいね。

全員に同じ文を返すのではなく、その方が触れてくれた点に触れながらメッセージを書くのです。
それだけで、返信はぐっと自分の言葉になります。

私も支援先の方には、良い口コミに対しても具体的に何が良かったかを一緒に書き残すようにおすすめしています。

 

4.悪い口コミへの返信の書き方と例文

「悪い口コミに、どう返せばいいのか分からない」

ここが一番手が止まるところですよね。
心にもウっとダメージを受けてしまうかもしれません。
しかし、これを良い方向に持っていく方法があります。

まず、Googleは公式に、ネガティブな口コミを「経営が悪い証拠」ではなく「お客様の期待を知り、改善するための機会」と位置づけています。

参照:Google ビジネス プロフィール ヘルプ「クチコミを増やすためのヒント」

大事なのは、論理で言い負かそうとしないことです。
言い訳や弁解、まして言い返しは、見ている次のお客様の信頼を下げてしまいます。

 

4-1.悪い口コミへの返信の型

迷ったときは、次の流れで考えると書きやすくなります。

  • まず、来店とご意見へのお礼を伝える
  • 指摘された事実を、まっすぐ受け止める
  • 込み入った内容は、電話やメールでの個別対応を案内する
  • 同じことが起きないための改善の姿勢を、ひとこと添える

完璧な弁明より、誠実な姿勢のほうが、次のお客様には響きます。

 

4-2.悪い口コミへの返信の例文

【返信例:クレーム型(待ち時間が長かった)】

このたびはお待たせしてしまい申し訳ございません。
混雑時のご案内に不行き届きがあったとのこと、大変ご迷惑をおかけいたしました。
受付の流れを見直し改善に努めております。
もしよろしければ、状況を詳しくお聞かせいただけますと幸いです。

【返信例:誤解・行き違い型】

ご来店ありがとうございます。
ご不便をおかけしたようで、申し訳ございませんでした。
ご予約の時間について行き違いがあったかもしれません。
お手数ですが、一度お電話で確認させていただけますでしょうか。

事実と違うと感じる口コミでも、まず受け止める姿勢を見せる。
その上で、込み入った話は個別の窓口に移すのが安全です。

公開のやり取りで詳細を出し合うと、お客様の個人情報に触れてしまう心配もあります。

 

5.やってはいけない返信・口コミ集め

「★5を書いてくれたら割引をしている店をライバルがやっているけれど、これはOKなの?」

ここは、知らずにやってしまいがちなので、はっきりお伝えしておきます。

口コミの見返りに、割引や特典、無料の商品やサービスを渡すことは、Googleのポリシーで禁止されています。
インセンティブ付きの口コミとして、削除やプロフィール停止の対象になります。

そしてGoogleのルールだけの問題ではありません。
2023年10月に始まったステマ規制で、初めての行政処分が、まさにこのケースでした。

2024年6月、あるクリニックが、予防接種に来た方へ「Googleマップで高評価を付ければ接種費用を割引く」と伝えていた事例です。

参照:牛島総合法律事務所「ステマ規制に基づく初の行政処分事例」

私たちは細かい法的判断はお伝えできません。
ただ、お客様は「やらせ」にとても敏感だ、ということは言えると思います。

 

5-1.感情的な反論・宣伝・なりすましは逆効果

悪い口コミに感情的に言い返すのも、避けたいところです。
見ているのは書いた相手だけではなく、次のお客様だからです。

また、いまはAIが偽の口コミを常に見張っている時代になってきています。
Googleは2024年に、ポリシー違反の口コミを2億4,000万件以上ブロック・削除したと公表しています。

参照:Google公式ブログ「AIを活用したGoogleマップのクチコミなどの信頼維持に向けた取り組み」(2025年5月27日)

小手先で数を稼ぐより、誠実な実体験の口コミと、具体的な返信を積み重ねるほうが、結局は強いのですね。

 

5-2.不適切な口コミ・なりすましは「報告」で対応する

明らかに事実無根のものや、なりすましと思われる口コミもあります。
その場合は、感情的に返すのではなく、Googleにポリシー違反として報告(削除申請)できます。

ただし、削除されるのはポリシーに違反している口コミだけです。
「気に入らない口コミを消す」ための制度ではないので、正しく利用しましょう。

事実無根の口コミで金銭を要求されるような悪質なケースには、Googleに専用の報告窓口もあります。

 

6.まとめ

クチコミ返信は、書いた相手への対応であると同時に、次のお客様への接客です。
良い口コミには具体的な感謝を、悪い口コミには誠実な受け止めを。

その一つひとつの積み重ねが、人にもAIにも「信頼できるお店」だと伝わっていきます。

特別な文章力はいりません。
まずは今いただいている口コミに、一つ、あなたの言葉で返信してみませんか?


          この記事を書いた人        
横山ゆみこ
株式会社Cyber Cats ブログ編集長。ウェブディレクター、コンテンツ発信サポーター
ブログを9年間運用してきた経験から実践的なアドバイスを得意とし、コンテンツ発信を活用して企業の価値を高めるサポートをしています。
400件を超える中小企業のホームページ制作に関わり、SEO、コンテンツマーケティング、ライティングの知識を使ったコンテンツ制作で利益につなげる制作ディレクションと利益獲得のアドバイスをしてきました。
ウェブの情報発信力を存分に活用する考え方を基礎からお伝えし、運用能力を身につけていただくお手伝いをしています。
詳しいプロフィールはこちらから
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