ブログを9年間運用してきた経験から実践的なアドバイスを得意とし、コンテンツ発信を活用して企業の価値を高めるサポートをしています。
400件を超える中小企業のホームページ制作に関わり、SEO、コンテンツマーケティング、ライティングの知識を使ったコンテンツ制作で利益につなげる制作ディレクションと利益獲得のアドバイスをしてきました。
ウェブの情報発信力を存分に活用する考え方を基礎からお伝えし、運用能力を身につけていただくお手伝いをしています。
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SNSと聞くと、なんとなく「イマドキ」の企業やインフルエンサーが、キラキラしたコンテンツを出しまくっているイメージがありませんか?
自社にはできないし、ノウハウもないから無理だと思っていませんか?
実は、中小企業こそSNSからの集客に向いています。
なぜなら、今SNSの仕組みが大きく変わり、中小企業と非常に相性の良いアルゴリズムになっているからです。
大勢のフォロワーを集めることが勝ち組の条件だった時代が終わり、少数でも確実に見込み客とつながる仕組みに変わってきました。
「10,000人フォロワー突破!」
このように数ばかり追う必要はありません。
丁寧に、着実に向き合うことで、本当にあなたの会社のお客様になってくれる人に届きます。
今回は、なぜ今のSNSのコンテンツ発信が中小企業と相性が良いのかについて解説します。
ウェブを活用したいと思いつつ、なんとなく先延ばしにしている方、知識や経験がなくて困っている方は、この記事を始めるきっかけにしてウェブを活用できる企業に代わっていただければ嬉しく思います。
もくじ
近年、SNSのアルゴリズムはフォロワー数よりもコンテンツの質を重視する方向にシフトしています。
数週間前に出されたInstagram の公式発表によると、フォロワー数 ではなく投稿の質によって評価されたアカウントが、より多く表示されるようになりました。
つまり、投稿を磨けば磨くほど価値が上がるので、今こそ中小企業が取り組みやすい環境が整ったと言えるでしょう。
私たちはもうフォロワー数に翻弄される必要はありません。
相互フォローを頑張っていたり、 フォロワー数が伸びないからという理由で上司に叱責される必要もないのです。
あなたの会社が手掛ける商品やサービスに興味がある人に、今まで以上に投稿が表示されるチャンスが増えています。
このように、フォローされていなくても、興味がある人に向けて自動で投稿を表示してくれます。
自力で自社商品・サービスを求めている人を探し出すのは大変ですよね。
ネットの海のような場で自社商品・サービスを求めている人に届けてくれるのが、今のSNSのすごいところです。
少数のフォロワーしかいないアカウントでも、優れたコンテンツを投稿すれば多くのユーザーにリーチすることが可能です。
中小企業は価値のあるコンテンツを発信することで、大企業と同じように注目を集めることができます。
「フォロワー数至上主義」から「コンテンツ重視」への仕組みの変化は、中小企業にとっては、今こそ取り組むべき時と言えるのではないでしょうか。
SNSを効果的に運用するには、コンセプト設計が欠かせません。
中小企業は、そもそも自社の事業が定まっているため、コンセプト設計をしやすい環境にあります。
コンセプトが固まっていれば、SNSの他にYouTubeやブログ発信にも展開しやすく、芯の通った運用をすぐに実行できるのです。
また、大企業と比較して、意思決定のプロセスが迅速であり、柔軟性があるのも利点です。
スピーディーに取り組み始められ、小回りを利かせられるウェブは相性が良いと言えます。
「コンテンツ重視」のSNSは、中小企業ととても相性が良いアルゴリズムです。
なぜなら、自社の商品・サービスが既に独自性の高いものであることが多く、コンテンツ化しやすいからです。
例えば、地元産の素材を使った商品、特別なストーリーを持つサービスをそのまま伝えることができます。
日々の活動をコンテンツにするだけで、他の企業にはない独自性を出すことができます。
コンテンツを重視するということは、これまで多くのインフルエンサーやSNSマーケターがやってきた「コピー」のようなコンテンツでは勝てません。
Instagramでも「クリエイターを大切にする」という意思表明をしているように、模倣コンテンツは今後表示されなくなるでしょう。
実際、他者の投稿をただ集めたり、オリジナルではないコピー投稿は、今後表示しないようにする方針が発表されています。
それでは、中小企業が取り組むべきSNS発信はどのようにすればよいのでしょうか?
端的に言えば「顧客と向き合う」ことです。
このように、やることは普段の接客業務や価値を届ける営業活動と何ら変わりません。
オフラインからオンラインへと場所が変わっただけです。
画面の向こうには「あなたの大切なお客様」がいるので、お客様と向き合うのが中小企業のアカウントで取るべき行動の本質です。
あなたの会社が狙うのは、バズるのが得意なインフルエンサーアカウントではないはずです。
一般的なSNSのイメージを、企業のアカウントに当てはめて考えてしまうと軸がブレます。
SNS発信をする前に、勘違いしている担当者がいないか一度ミーティングをしてみましょう。
中小企業がSNSを活用することで効果的に集客できる可能性は非常に高いと言えます。
アルゴリズムの変化により、チャンスはより大きく増えました。
戦略と一貫性のあるコンテンツで、今こそウェブを活かせる企業になりましょう。