企業の公式SNSアカウントを開始する際、必ず作るのがプロフィール欄。
プロフィールの出来上がりによって、目的達成に差がつきます。
「こまめに投稿しているのに、うまくいかない」
そんな時は、プロフィール欄が魅力的になっていないのかもしれません。
たまに見かけるのが、必要な情報が載っていないアカウント。
肝心の提供地域がどこにも書かれていないなど、基本情報が抜けていることもよくあります。
今回は、集客しやすく、わかりやすい企業公式アカウントのSNSプロフィール作成方法をお伝えします。
1.アカウント名は事業の内容+企業名がオススメ
アカウント名は企業名(店舗名)+サービスをつけるのが基本です。
社名だけでは「何をしている」かがわからないことが多いからです。
上記の例では、事業内容+社名を取り入れてみました。
「何をしているのか」「なんという会社なのか」よくわかりますね。
支店アカウントなどの場合「支店」などわかりやすく表記します。
「地名」を入れても良いでしょう。
アカウント名が長くなり過ぎるなら、地名は紹介文に入れます。
2.プロフィールアイコンは企業ロゴが基本
アイコンは企業のロゴを使うのが基本です。
ロゴがない場合は、この機会に作成するのはいかがでしょうか?
急ぐなら簡単に作れるロゴ生成サービスなどを利用しても良いと思います。
ロゴを使うと文字が小さくなってしまうことがあるかもしれません。
その場合も、SNSアカウント用に統一して使用できそうなアイコンを作るのはオススメです。
SNSをきっかけに企業を知る人も少なくありません。
アカウントを覚えてもらう、認識されるのはアイコンからとなりますので、頻繁に変更しないようにしましょう。
季節に合わせて雰囲気を変えたいなど、変更する場合は統一感をもたせます。
2-1.ビジネスを象徴する画像でも良い
ロゴではなくても、自社が手掛けるビジネスをわかりやすく表す画像でも構いません。
例えば、運送会社ならトラックの画像。
整体院なら施術をしている画像。
角度や見せ方、どこからどこまでの範囲を映し込むのか工夫します。
ぱっと見で自社サービスをイメージさせる画像をアイコンにしましょう。
2-2.背景画像は商品やサービスイメージや、メッセージを載せる
X(旧Twitter)にはプロフィールの背景画像を設定できます。
事業のイメージがわかりやすく伝えられる画像を選びましょう。
メッセージを載せるのもオススメです。
- 商品画像
- サービスイメージ
- 事業所や会社の外観
- スタッフの笑顔
- 業務に取り組むスタッフの様子
- メッセージ
3.紹介文は1行目で「何をしているか」わかるように書く
Instagram紹介文は150文字と限られています。
「読みやすく書く」「伝わる文で書く」を意識して書きましょう。
特に重要なのは1行目。
パッと見て伝わるようにしましょう。
- 何をしている企業なのか
- 事業にどのような特徴があるのか
- ユーザーにとって欲しい行動は何か
箇条書きにするのもオススメです。
3-1.紹介文最後に「取って欲しい行動」を入れておく
気になったユーザーが取る次の行動を言葉で表現します。
ホームページから問い合わせをしてもらう、DMで直接連絡してもらうなど、できるだけ具体的に書きましょう。
- 採用の応募や問い合わせはDMかサイトよりください
- お気軽にお問い合わせください
- 資料ダウンロードはこちら
- 無料の相談会はこちら
- ご予約はホームページ予約ボタンからどうぞ
次の項目でも説明しますが、「何をしてもらうか」をプロフィールで設計しておくことで、ユーザーは動きやすくなります。
4.行動を起こしてもらう
プロフィール編集欄には、リンクを設定できます。
ホームページなど、ユーザーにアクセスして欲しいURLを必ず入れましょう。
これが行動を起こしてもらうための準備です。
CTA(Call to Action)の略で、行動を喚起するという意味です。
あなたのアカウントが気になったユーザーは、次の行動を起こしてくれます。
5.ホームページを充実させる
プロフィール欄の充実だけではなく、その先も大切です。
CTAを設定して、ユーザーに行動を起こしてもらうことに成功させたら、次はその移動先を適切にします。
リンクからアクセスしてきたホームページを充実させておくことも忘れずにやっておきましょう。
あなたの会社のことがよくわかるホームページを作成し、ユーザーの「知りたい」満足度を高めるのです。
SNSからホームページまで、トータルで設計することが目的を達成する近道となります。
お役立ち資料 集客できるホームページ作成の方法を解説
人を動かすキャッチコピーはどう作る?型を使って誰でも作れる方法をご紹介
6.まとめ
プロフィール欄は投稿を見て気になったユーザーが見に来る場所。
とても重要な場所です。
「どんな会社なんだろう?」
「求人はしているかな?」
「サービスが気になる」
「一度利用してみたい」
このような時にプロフィールに移動します。
つまり、プロフィールでユーザーを受け止める準備ができていなければ集客につながらないのです。
ユーザーとつながるには、プロフィールの準備も欠かせません。
今から見直してみて、改善してみましょう。