アクセシビリティ重視のウェブ制作

チャコウェブ

株式会社CyberCats

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中小企業のホームページ制作で事業の価値を引き出します。良いホームページの作り方や運営の方法、集客に役立つヒントをお届けします。

シーサー不動産に学ぶ お客様目線で寄り添う関係構築 – SNS、ホームページ、現場のイメージの統一で信頼を得る

お客様成功事例:シーサー不動産に学ぶ顧客との関係構築

2023年2月、群馬県高崎市にてシーサー不動産が創業するにあたり、チャコウェブがホームページ制作を担当しました。

この度チャコウェブでは、シーサー不動産のお二人にご協力いただきインタビューを実施しました。
ホームページ制作にあたって抱えていた問題や、現在までのホームページ・SNS運用について、また今後の展望なども伺っています。

この記事では、ウェブを駆使して成功を収めているシーサー不動産の事例を紹介します。

 

シーサー不動産のご紹介


2023年2月、群馬県高崎市にて創業。
子育て中の夫婦が二人三脚で営んでいる不動産屋で、自称”日本で一番問い合わせハードルが低く、陽気な不動産屋”。

新築一戸建て売買の仲介業をメインとし、その他にも中古物件の買取や販売を行っている。
「あなたに嬉シーサーをお届けしたい!」をモットーに、業界では異例の”仲介手数料無料”というビジネスモデルに挑戦中。

社名は、営業部長&店舗にぎやかし担当である夫・吉元則一さんの出身地が沖縄県であることから、沖縄の守り神であるシーサーのように「不動産の守り神のような存在でありたい」という思いを込めて命名。

 

ホームページ制作にあたって

 

抱えていた問題点

横山:創業と同時にホームページを制作されたと思うのですが、制作前に問題に感じていたことがあれば教えてください。

シーサー不動産:抱えていた問題は3つありました。
制作を依頼する会社選びに関することで、具体的には「管理方法」「ランニングコスト」「信頼できるかの見極め」についてです。

横山:1つずつ詳しく教えてください。

 

管理方法について

シーサー不動産:色々な会社を比較検討したのですが、制作後も毎月管理費を支払って管理してもらうというところがほとんどだったんです。
サブスクのように、月額費用で収益を上げるという方法なのは理解できるのですが・・・。

横山:たしかに、ホームページ制作ではそういったビジネスモデルが主流ですね。

シーサー不動産:横山代表もよく発言されていますが、公開後に更新などを行うことでホームページは育っていくものだと考えています。
つまり、将来的にどんどん資産価値が上がっていくものですよね。

横山:はい、その通りです。

シーサー不動産:そんな大切なホームページを自分で管理できないことに不安がありました。
毎月費用を払っていても、不本意にホームページを手放さないといけないときが来てしまうかもしれないと思って。

横山:その点、チャコウェブでは管理費をいただかない代わりにドメインもサーバーもお客様に契約・管理していただいています。
正真正銘お客様のホームページとなりますね。

シーサー不動産:はい、そのことにとても安心感を覚えました。

 

ランニングコストについて

シーサー不動産:前の話題と似た内容ですが、ランニングコストについても課題を感じていました。
もちろん、プロに依頼するのでそれなりのコストが発生するのは理解しています。
反対に、安すぎるのは怪しいと思っているくらいです(笑)

横山:なるほど(笑)

シーサー不動産:ただ、あまりにもランニングコストが高いのは、経営的に厳しいと感じていました。
立ち上げたばかりの企業において一番大切なのは、活動資金を枯渇させず維持することです。
そんな中、毎月何万円も支払うのは正直難しいと感じていたんです。

横山:そうですよね。

シーサー不動産:不動産は単価が高いビジネスだからか、不動産サイトを専門に制作している業者だと月額費用が非常に高額なところが多い印象でした。
私たちが調べた中には、月額10万円以上になるところもありました。
ですから、こんなことを言うのもなんですが、チャコウェブはもう少し値上げしてもいいんじゃないでしょうか?(笑)

横山:ありがとうございます(笑)

 

信頼できるかの見極めについて

シーサー不動産:3つ目は、怪しいと感じる会社が多かったことです。
実際にお話ししてみて違和感があったり、「SEOで絶対に上位表示させます」と言われたり・・・。
SEOは色々な要素が絡み合うので”絶対”というのはないと思うんです。
それを言い切っているのが怪しいなと。
他にも、外部コンテンツと連携させるのに月10万円かかると案内されたこともあります。

横山:そうなんですね(苦笑)

シーサー不動産:そういった中で、横山代表は「創業なら最初はスモールスタートがいいんじゃないですか?」と言ってくださり、”この方は信用できる”と感じました。

 

課題は解決したのか

横山:その3点は、チャコウェブにご依頼いただいて解決できたのでしょうか?

シーサー不動産:はい、すべて解決しました。
チャコウェブなら完成したホームページを自分たちで管理できますし、月額費用もかかりません。
横山さんとお話しして信用できる会社だと感じましたし、制作段階ではディレクターの松井さんもしっかり関わってくれて安心感がありました。

 

ホームページのコンセプト

横山:制作前の心配事などが解決したところで、制作に取りかかったと思います。
ホームページで伝えたかったこと・訴えたかったことについて教えてください。

シーサー不動産:まず、私たちのキャラクター性を前面に出したいというのがありました。
具体的には、「現役の子育て世帯が夫婦二人三脚で運営していて、日本で一番問い合わせハードルの低い不動産屋さんです!」という雰囲気を伝えたいと考えていました。

反対に、一般的に不動産というとイメージされるかっちりした雰囲気は、1ミリも出さないようにしたかったんです。
戦略の基本である”競合との違いを作る”というところを意識しました。

横山:いわゆる、差別化ですね。

シーサー不動産:そうです。
やらないことを決めて、他と違いを作ることを意識しました。
というのが、私たちは新築一戸建ての建売に特化しているので、主な顧客が比較的若めの世代なんですね。
そういった世代は、よくある不動産の堅い雰囲気だと、反対に身構えてしまうんじゃないかなというのがあって、そういった雰囲気を出さないことを重視しました。

また、担当ディレクターの松井さんが私たちがやりたいと考えていることを汲み取ってくれたおかげで、予想以上のホームページが完成しました。
業者さんにも「一発で覚えるホームページですね」と言ってもらえたり、思った以上の反響をもらえています!
本当に感謝しています!

 

ホームページ公開後の運用について

 

ウェブ運用を成功させる秘訣は?

シーサー不動産吉元社長が語る

横山:シーサー不動産では、ホームページやSNSの更新などを積極的に行っていますよね。
最近、ウェブ運用で成功しているというように伺っています(笑)
成功させる秘訣を教えてください。

シーサー不動産:いやいや、まだまだなので偉そうには言えないんですが(笑)
ただ、ウェブだけやって満足していてはダメなのかなと感じています。

というのは、不動産業界はまだまだアナログが強い業界なんです。
だからこそ、ウェブでやったこととアナログでやったことに一貫性を持たせながら、点と点を線で繋ぐようにすることが大切だと思っています。

例えば、綺麗で動きもあるような立派なホームページの会社に電話をしてみると、電話の対応がいまいち良くなかったり分かりづらかったり・・・そういったことって結構あると思います。

横山:確かに、ありますね。

シーサー不動産:そうなると違和感を感じてしまうので、ホームページやSNSのイメージと、実際に話したときのイメージを一致させるよう、一貫性を持たせるのは重要かなと思っています。

私たちの失敗談で言うと、明るいイメージで不動産屋らしくないホームページにしてもらったのに、電話をいただいたときにはカチコチの対応をしてしまったことがあります。
「お問い合わせありがとうございます。シーサー不動産です。」みたいな感じで・・・。
そのとき、”これじゃダメだな”と。
もっと明るく陽気な感じで「シーサー不動産です!」ってやらないといけないな、と思いました。

横山:つまり、シーサー不動産はホームページのイメージそのままの不動産屋ということなんですね。

シーサー不動産:そうです、そうです!

横山:先ほどホームページの反響がたくさんあったというお話がありましたが、ホームページだけでなく、シーサー不動産のお二人の人柄を見てお客様が来てくれているんだと私は思います。

 

物件を掲載する上で意識していること

横山:他に、物件をホームページに掲載する上でアピールしている点など、なにか意識していることはありますか?

シーサー不動産:これもまだまだ試行錯誤中ですね。
ただ、見栄えの良い写真、いわゆる”奇跡の1ショット”のみを並べることはしないようにしています。

横山:おー、なるほど。

シーサー不動産:マイナス面などもしっかりお伝えすることで、信頼できる不動産屋になると思っています。
“期待値マネジメント”などと言いますが、お客様の期待値を高めすぎてしまうと、実際に物件を見たときにがっかりされてしまうことがあるんですよね。
そういうことが起こらないように気を配っています。

それから、お客様にとってその家での暮らしがイメージできる情報を掲載するようにしています。
例えば、”一軒家を買うのは金銭的に厳しい”と感じている賃貸暮らしの人に対して、”1ヶ月換算にすると家賃とあまり変わらないな”とか”手持ち資金で買えるんだ”というイメージをしてもらえる情報を載せているんです。

物件の写真を掲載すること自体はどの不動産屋でも行っています。
なので、プラスαでお客様に何を伝えるかがポイントだと考えています。

横山:それがマイナス面の情報や、暮らしをイメージしやすい情報なんですね。

シーサー不動産:その他にも、掲載する写真や内容には色々な工夫やしかけをしています。

 

大手物件掲載プラットフォームとの使い分けは?

横山:シーサー不動産では、大手の物件掲載プラットフォームも利用されていますよね。
そちらとホームページはどのように使い分けているのでしょうか?

シーサー不動産:正直に言うと、現在メインで集客を行っているのは大手プラットフォームです。
というのも、ホームページは制作段階で”看板”の役割を強く持たせる作りにしたからです。

最初は様々なコンテンツを盛り込んだホームページにしようと考えていました。
しかし、それだと競合との差別化が難しかったんです。

さらに、「立ち上げたばかりの会社はまず安心感や信頼感、どんな会社なのかを伝えて知名度を上げることが必要」という横山代表のアドバイスもあり、最終的に現在の”看板”の役割を果たすホームページになりました。

なので、今のところは大手プラットフォームで集客、ホームページは”看板”と使い分けています。

横山:なるほど。

シーサー不動産:ただ、現在のままだと結局大手プラットフォームに依存していることになります。
そうなると、そのプラットフォームでなにか変更があるとダイレクトに影響を受けてしまいます。
個人的にこの状況は好ましくないと思っているんですね。

早いうちからオウンドメディアをどんどん活用し、ホームページで集客できるようにお客様の流れを変えていく必要があると強く感じています。

横山:それが、SNS運用に対する考え方に繋がるわけですね。

シーサー不動産:さすが!その通りです。

 

YouTubeを中心としたSNS運用

シーサー不動産:今の時代、SNSはやって当たり前で”必須条件”だと思っています。
ですが、先ほどもお伝えした通り不動産業界というのはとてもアナログです。
“SNSはよく分からないからやらない”という会社が本当に多いんですよ。
そう考えると、ここはチャンスなのでしっかりやっていこうと思っています。

横山:シーサー不動産でSNSと言えば、YouTubeだと思っています。
動画テーマの決め方などはどうしていますか?

シーサー不動産:夫婦で話し合って、お客様によく訊かれることをテーマにしています。
ただ、住宅購入は一生に一度というお客様が多く、常日頃から住宅購入や不動産のことを気にかけているわけではない分、”何が分からないのか分からない”という場合が多いですね。
ですから、”お客様が気になっているのはこの話題だろう”というのを考えてテーマにしています。

横山:動画めちゃくちゃ見てますが、完成度がすごいですよね!
撮影や編集など、すべてご自分たちでやっているんですか?

シーサー不動産:はい、二人でやっています。

横山:本当ですか!?すごいなー!すごいですね!!

シーサー不動産:いやいや!恥ずかしいくらいですよ(笑)
カメラの後ろに台本を出しながら、頑張って撮影しています!

 

今後のウェブ運用について

 

チャレンジしていきたいこと

横山:すでに積極的にウェブを活用されていますが、今後どのようにホームページやSNSを運用したいと考えていますか?
また、チャレンジしたいことなどがあれば教えてください。

シーサー不動産:今後は大手プラットフォームだけでなく、自社ホームページでの集客も行えるようにしていきたいと考えています。
そのために、まずはYouTubeを柱としたSNSコンテンツをどんどん世の中に出し、認知度を向上させたいです。

また、現在はスモールスタートで始めたホームページですが、将来的にはSNSからホームページに訪問してくれたお客様に興味を持ってもらえるよう、ホームページのコンテンツを質、量ともにさらにリッチにしていきたいですね。
そして、最終的にはホームページからお問い合わせをいただけるようになれればと考えています。

 

シーサー不動産からのお知らせ

高崎市で不動産を手掛けるシーサー不動産様

ハイサイ!(沖縄の方言でこんにちは)
シーサー不動産の吉元です。

群馬県高崎市で不動産屋をしており、日本で一番問い合わせハードルが低く、陽気な不動産屋です!(自社調べ)
現在は、新築一戸建ての売買の仲介業をメインとしておりますが、買取、中古、なども行っております。

2023年2月に創業したばかりで、まだ、よちよち歩き状態の私たちですが、”子育て世帯をとことん応援宣言”というキャッチフレーズのもと、高崎市の正直不動産と呼ばれる事を目標に日々奮闘しております!

貧乏家庭に生まれたため、幼少期は4畳半×2部屋の狭い部屋、窓なしの和式トイレ、バランス釜のお風呂でホースがシャワーがわりという思い出すだけで、吐きそうになる環境で育ちました(汗)
そのため、「全ての家庭がマイホームを持って、広々とした環境で子育てをし、豊かな生活が送れる世の中にしたい」という思いのもと、不動産業を開業しました!

そのために、マイホームを検討している方々が少しでもお得にマイホームが買えるようにする=マイホームに手が届きやすくする事が最も重要だと考えており、なんと我々は「仲介手数料が無料」というサービススタイルをとっております!
俗に言う、”自爆営業スタイル”です(笑)

莫大な広告費を必要とする不動産業界で、売上と利益を減らす行為は、安定運営という観点からは正直良い選択とはいえません。
正直、かなりの企業努力をしないとすぐに倒産してしまいます。。。

しかし、もしも我々の思いに共感していただき、群馬県高崎市に留まらず日本全国の方々から声をかけて頂き、案件数が増えれば我々も存続できて、マイホームを検討している人々もハッピーになり、Win-winの素晴らしい世の中になると確信してます!

仲介手数料無料というサービスは、不動産業界の方からすると「相場荒らし」と思われて厄介者扱いになるかもしれません。
実際に、同業者と思われる方からの嫌がらせ行為も少なくありません(泣)

しかし、私は実現させたい世の中があるので、誰になんと言われようとこのスタイルを貫いて頑張って運営していきます!!

もし、私のこの思いに少しでも共感して頂けましたら、群馬県の方角に向かって心の中で「サイコー」と叫んで下さい!!

 

まとめ

創業1年ながら、ウェブを最大限活用して成功を収めているシーサー不動産の事例を紹介しました。

シーサー不動産では、ウェブ運用成功の秘訣として”ウェブとアナログの一貫性”を大切にしているとのことでした。
ウェブサイトやSNSのイメージと、対面や電話での対応が一致するように心がけており、この一貫性が信頼感に繋がるのかもしれません。

また、”ウェブとアナログの一貫性”というのは、物件掲載で見栄えの良い写真だけでなくマイナス面も含めた正直な情報提供を心がける、というところにも表れていますね。

今後はホームページやSNSでの集客力を高めることを目標としており、YouTubeを中心にさらに積極的なSNS運用を行っていくとのことです。

シーサー不動産のお二人、ご協力ありがとうございました!


          この記事を書いた人        
横山 ウェブ制作プロデューサー

今年で創業24年になります。
チャコウェブではその長年の経験を活かし、お客様の利益とウェブアクセシビリティを重要視したホームページ制作会社として、これからも社会貢献を目指し、お客様に満足いただけるサービスを提供してまいりたいと思っております。

私達が力を入れているウェブアクセシビリティとは、あらゆる人々がインターネットを利用できる環境を整えることを目指すものです。
高齢者や障害者を含む全ての人々が、ストレスなくウェブサイトを利用できるようにすることで、より多くの人々が情報やサービスにアクセスできるようになり、社会貢献だけではなく、お客様のビジネスの成功にも多いに貢献しています。

今まで、沢山のお客様にご満足いただき、数え切れないご紹介もいただきました。
心より感謝しております。
これからも、スタッフ一同一丸となり、「チャコウェブで制作して良かった」と思っていただけるサービスを提供することに情熱を持って取り組んでいき、お客様と共に、最高の結果を目指して共に歩んでいくことが私たちの使命だと考えています。
詳しいプロフィールはこちらから
横山 ウェブ制作プロデューサーのXはこちら

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