実績は難関校合格者もいるほどで、学力向上によって自信を付ける取り組みをしていますが、ネット上での情報発信にはほぼ手つかず状態だったため、認知度が低いという課題がありました。
お役立ち資料 ホームページ作成からマーケティングのことまでよく分かる
予算に限りがある個人事業主や中小企業のみなさまでも、集客力アップを狙えるコンテンツマーケティングとは?
1.実績があるのにネット上には情報公開されていなかった
チャコウェブ:リニューアル前のホームページではどのような課題がありましたか?
プチアカデミー飯田氏(以下飯田氏):そもそもが古かった、というのがあります。
スマホにも対応していませんでした。
また、リニューアル後のホームページを見た今から思うと、ターゲットの絞り込みができていなかったんだなと思います。
ぼんやりしているというイメージです。
チャコウェブ:前回制作した当時は、「とにかくホームページを持つ」ことに主眼を置くことが大事だった時代でしたよね。
教室の特徴をしっかり打ち出すところまで考え込まなくても、ホームページがあれば見てくれるので利用者さんを集めることにもさほど苦労しなかったかもしれません。
飯田氏:そうなんですよね。
2.強みと特徴を打ち出し、学習支援を求める保護者に情報を届ける
チャコウェブ:ホームページでやりたいことはどのようなことでしたか?
飯田氏:今回はデザインを洗練させて、強みを打ち出すものにしたいと思いました。
うちは学習支援が得意で、学力を伸ばすのが特徴です。
ですから放課後等デイサービスを探している人の中でも、学力向上に興味がある人に届けることを目的にしています。
ホームページを見た人が、
「ここなら学力が伸びるかもしれない、ちょっとやってみようか」
「問い合わせてみようか」
と思ってもらえるようにしたかったのが狙いです。
チャコウェブ:たしかに、一言で放課後等デイサービスと言っても教育スタイルはそれぞれですよね。
プチアカデミー様は授業形式ではなく、いわゆる寺子屋スタイルのような学習方法も特色があります。
さらに、学力を伸ばして自信がついた子供たちが難関の高校や大学に合格する実績もお持ちです。
しかし、前のホームページでは「学習支援に強みがある」情報があまり出ていない点に課題がありましたね。
求めている人に見つけてもらえるよう、デザインも一般的な放課後等デイサービスとは違う雰囲気にしました。
3.SNSやGoogleマップで情報発信をすると、自然と見つけてもらえる
チャコウェブ:今回は、一般的な放課後等デイサービスのイメージとは少し違う「学習塾」のような打ち出し方を提案しました。
お子様方のお顔は載せていないのですが、教室の様子や手紙を紹介しながら、雰囲気を感じ取ってもらえる工夫をしています。
保護者の方に安心してもらえるように飯田様のお顔を出して挨拶文を載せたり、スタッフさんの紹介も載せました。
できるだけデイサービスの透明化をして、プチアカデミー様の人となりを感じてもらえるようにしています。
飯田氏:はい、そうでした。
チャコウェブ:ホームページリニューアルの他にも、Instagramの情報発信やGoogleマップに載っている情報の整備を提案しました。
このサポートについてのご感想はいかがですか?
飯田氏:SNSをやっていなかったので最初は難しかったのですが(笑)、うちには確実に学力が伸びた実例がたくさんあって、それをInstagramのコンテンツという形で紹介できるアイデアをいただけたのは本当に良かったです。
チャコウェブ:ありがとうございます。
プチアカデミー様は、あまりのある割り算100問を2分以内で解けるようになったり、難関校に入学する卒業生を出していたりと確実な実績を持っていますよね。
それについての紹介がネット上になかったので、「ぜひ紹介しましょう」というお話になりました。
4.Instagramの投稿を見て利用者から安心してもらえるように
飯田氏:実は、保護者の方が何人かInstagramのアカウントを発見してくれて、教室で公表してもいないのにフォローしてくれています。
チャコウェブ:え、それは嬉しいですね!
飯田氏:Instagramの影響なのか、リニューアルホームページの公開前から問い合わせが増えていました。
リニューアル後もすぐに問い合わせが来ています。
チャコウェブ:そうなんですか!
弊社は、ホームページ制作よりもネット上で適切に情報が発信されて、届くべき人に情報が届く仕組みを作ることをメイン事業としているので、そのお話はとても嬉しいです。
飯田氏:利用者様向けにも安心してもらえるように、休憩中の余暇活動でこんな遊びを交えた学習をしていますよといった投稿もしていきます。
チャコウェブ:お菓子の買い物体験をしながら遊んでいる様子の投稿がありましたよね。
飯田氏:遊んでいる時でも頭を使いながら体験を通して学ぶ工夫をしているので、そういうご紹介もどんどんしていきたいですね。
5.SNSは最初のハードルを越えることが大切
チャコウェブ:制作の進行中に大変だったことはありましたか?
飯田氏:Instagramです(笑)。
チャコウェブ:やっぱり(笑)
飯田氏:はじめはリールとか言われても全然わからないんですよね。
実践してみてようやく「このことか!」と理解しながら進める感じでした。
チャコウェブ:原稿作成はスムーズにいただけたのですが、最初はInstagramの投稿に苦労されていましたよね。
飯田氏:載せようと思っているコンテンツは決まっていたので、動画や写真はもう撮影済みだったんですが、なかなか投稿のハードルが高かったです。
チャコウェブ:確かに、プチアカデミー様は紹介できるコンテンツは豊富にありますよね。
しばらくネタには困らないと思います。
6.情報を発信することについての意識が変わった
チャコウェブ:今回、ホームページリニューアルを含めたSNSやGoogleマップ通じて、情報を伝えることについて認識の変化はありましたか?
飯田氏:以前は、ホームページに対して「パソコンで見れるパンフレット」というイメージが強かったと思います。
でもいまの情報発信の仕方を知ってみると、変化することの大切さがよくわかりました。
対面以外でオンラインでできることも増えましたし、教室までなかなか来るのが難しい方にも情報が届けられるようになって良かったです。
Zoom等での対応なども柔軟にしていきたいと思っています。
チャコウェブ:Instagramに載せているコンテンツを見てもらえれば、教室まで見学に来られない方でもお子様の変化や学習の様子を知ってもらえますよね。
飯田氏:はい、そうですね。
Instagramは始めたばかりなのでまだ撮影できていないものもありますが、子供の学力が大きく伸びる様子も実践動画として紹介していきたいと思います。
それから、普段の活動の様子も手厚く紹介していきたいと思います。
チャコウェブ:今回のホームページは信頼と安心を届けることに注力しました。
飯田氏:はい、多方面から協力をいただいて、卒業生からも手紙を書いてもらえました。
教育メソッドを取り入れている陰山先生からも推薦の言葉をいただき、ホームページが本当に充実しました。
チャコウェブ:今後も積極的な情報発信で、子供たちの成長の様子が見えると良いですね、本日はありがとうございました。
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7.コンテンツ発信によって魅力を届ける場所を増やす
放課後等デイサービスのホームページは、ただ優しい雰囲気や明るい雰囲気にすれば良いわけではないことがわかります。
子供にとっては日々の学びの場として大きく影響を受けるため、利用者様はとにかく雰囲気を知りたいと思っています。
そこで重要なのが情報の量と質です。
支援スタイルをわかりやすく伝えること、教室の雰囲気が見えることで信頼感や安心感を高めることができます。
ホームページで教室や施設の特徴を伝えつつ、コンテンツ発信によって日々の雰囲気や学習の効果を伝える。
プチアカデミー様はこの両軸によって問い合わせ増加を実現できました。
8.まとめ:後日談
インタビューから1カ月ほど経過したタイミングで飯田氏に話を伺ったところ、ホームページ経由、Instagramを見ての問い合わせが到来し続けているとのことです。
「忙しくなりました」と嬉しそうなお話しぶりが印象的でした。
今回のホームページリニューアルは、業界が持つ一般的なイメージによるデザインから離れ、特徴を打ち出すことに注力しました。
これによって、ニーズに合致する利用者様からの問い合わせを増やすことに成功しています。
まずは、自社の特徴や強みを再確認すること、その特徴や強みを的確に表現することが大事です。
そして、実践していることをコンテンツとして発信することで、より理解を深めた人の行動を喚起することができます。
情報は伝えようとしなければ伝わりません。
意識して発信することを業務に取り入れ、継続していきましょう。