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経営者の想いや会社の理念などを表現する代表あいさつ。
あいさつ文は会社を代表する文章です。
商品やサービスの提供を求める人、取引先の企業や求職者まで、さまざまな人が目にし、どんな会社なのかを確認するため、ホームページ制作において非常に重要なコンテンツのひとつといえます。
しかし、いざ書こうとしても
作文はどうも苦手・・・
自社の魅力を伝える文章を書くにはどうしたらいい?
堅苦しくない文章を書きたい!
こんな風に悩んでしまう方も多いはずです。
今回はホームページの代表あいさつについての例文を紹介しながら、あいさつ文の組み立て方について紹介していきます。 書き方についての詳しい説明は読み手を惹き付けるホームページの代表挨拶文の書き方とコツの記事でご紹介しています。 今回ご紹介する例文とともにご覧いただくと、魅力的なあいさつ文を書けるようになりますよ!
ホームページのあいさつ文に書き込みたい項目には以下のようなものがあります。
1.自己紹介・会社紹介
これから始まるSGEの為にも、自分の経歴などをしっかり書きましょう。
SGEとは、Googleが導入を始めた新たな機能です。検索エンジンにAI生成の回答を表示させます。
現在は英語圏で提供されており、日本語にも展開予定です。
2.経営理念・開業の動機・経営の経緯や歴史
開業の歴史も含めて短くまとめると良いでしょう。
3.経営者の想い
読み手に訴えかけたいことを心に沁みるテイストで書くのが良いでしょう。
これらをうまくまとめて、あいさつ文を構成することで、どんな会社でどんな理念があるのかを紹介することができるでしょう。
内容以上に重要なことは、表現の仕方を工夫し読み手を惹きつける、または読み手にしっかりと伝わるような表現を心がけるということです。
これらに注意しながら、実際にあいさつ文の例を見ていきましょう。
住まいとは、そこに住む家族にとっていつまでも安らげる場所でなければならない。その想いから、お客様の人生に長く寄り添える家づくりを目指してきました。創業して25年、おかげさまでこれまで200組以上のお客様の家づくりに関わらせていただいてまいりました。
地震や高齢化に対する対策など、住宅事情は刻一刻と変化していきます。
そのなかで、確かな技術と、変化を恐れない姿勢を貫き、伝統的な工法から、最新の建材利用まで、幅広いニーズにお応えし、お客様の住まいに対する想いを第一に考える工務店でありたいと思っております。
これからも、ひとりでも多くのお客様に「〇〇工務店にお願いしてよかった」と言っていただけるよう、社員一同住まいづくりに真摯に向き合ってまいります。
今後とも格別のご支援、ご愛好を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
これからの社会には、〇〇のようなITシステムの必要性を感じ創業して以来15年、IT社会の成長とともに私たちも成長してまいりました。
「お客様に最高の満足度を提供する」という経営理念の下、私たちが提供させていただいているシステムが、より皆様の身近な存在になるべく、システム内容の向上や最新技術の導入、また市場調査やマーケットの開拓などに、全社員の総力でもって取り組んでまいりました。
私たちのシステムが、皆様一人ひとりの快適な未来へつながっていく、その強い想いを持ってこれからも日々あらゆる事業に邁進していく所存です。
今後とも益々のご支援とご愛好を賜りますようお願い申し上げます。
工務店とIT系企業という全く異なる業界のあいさつ文ですが、使う言葉が違うだけで、経営理念や経営者の想い、ユーザーに訴えかけたい事を取り込んでいる点は全く変わりません。
また、これら二つの例は、300文字前後に短くまとめられているため、読む側としても長くなく読みやすいかもしれません。
もちろん、これよりも長い文章を書いても構いませんが、長ければよいというものではありません。 読み手に伝わらなかったり、読み手が飽きてしまったりする文章になるならば、思い切って短くするのも一つの方法です。
ありがたいことに、ホームページのあいさつ文は一回限りで終わるものではありません。
納得いかない箇所を書き換えたり、会社の状況に応じて新しいことを書くこともできます。
実際に、ソフトバンクグループの孫正義氏は頻繁に新しい挨拶を掲載しています。
このようにあいさつ文を新しく更新していく様子を見られると、意欲ある会社という印象を持ってくれ、好意的に受け取る人が増える利点があります。
ホームページのあいさつ文の組み立て方について例文を見ながら紹介しました。
ここで紹介したのはあくまで一例なので、それぞれの業種、経営者によってあいさつ文は千差万別ありとあらゆるものになると思います。
しかし、大切なことは「伝えたい内容」と「伝わりやすいように表現すること」です。
このことをしっかり意識して、あなたの思いが伝わるような文章を考えてみましょう。