アクセシビリティ重視のウェブ制作

チャコウェブ

株式会社CyberCats

受付時間:9:00~17:00(月曜日~金曜日)

中小企業のホームページ制作で事業の価値を引き出します。良いホームページの作り方や運営の方法、集客に役立つヒントをお届けします。

ホームページの新着情報には何を書く?ネタ一覧と、更新が続く仕組みの作り方

ホームページの新着情報には何を書く?ネタ一覧と、更新が続く仕組みの作り方

「新着情報、気づいたら1年近く止まっていました」
リニューアルのご相談でお会いする経営者の方から、よく聞く一言です。

新着情報が止まっているホームページは、実はお客様に思っている以上のことを伝えてしまっています。
ある調査では、更新されていないサイトを見た経営者の49.8%が「営業しているか不安になる」と答えました。

参照:株式会社プラスト調査(2020年9月・中小企業経営者1,127人)

まず知っておくべきことがあります。
新着情報は、書き手が自己表現をする場所ではありません。
これから問い合わせようとしているお客様の不安を、先に消しておくための場所です。

この記事では、新着情報に何を書けばいいのかというネタ一覧と業種別の文例、そして一番の悩みである「更新が続かない」をどう仕組みで解決できるかについてお伝えします。
読み終わる頃には、次に何を書くかが決まっているはずです。

集客・運用のヒントをまとめた資料を無料配布中

 

1.更新が止まったホームページを、お客様はどう見ているか

新着情報を書く前に、1つだけ確認しておきたいことがあります。
それは、更新が止まったサイトが、見た人にどう映るかです。

「別に、少し古いくらい問題ないのでは」と感じる方もいるかもしれません。
ですが、お客様の受け取り方は、思っているより厳しいものでした。

 

1-1.半数近くが「営業しているか不安になる」

先ほどの調査で、更新されていないホームページをどう思うかを複数回答で聞いた結果が、次のとおりです。

参照:株式会社プラスト調査(2020年9月)

  • 営業しているか不安になる:49.8%
  • 載っている情報が正しいのか不安になる:35.3%
  • 迅速な対応ができないように見える:33.4%

半数近くの方が、更新の止まったサイトを見て「この会社、今も動いているのかな」と感じています。
古い情報がそのまま残っているだけで、会社の存在そのものを疑われてしまうのですね。
私自身、プライベートで調べものをしている時は「更新されていないホームページの会社」は自然と避けていることに気が付きました。

この調査は2020年に行われたもので、少し前のデータではあります。
ただ、更新の有無で第一印象が変わるという傾向は、今も大きくは変わっていないだろうと考えています。

 

1-2.3割が「取引や付き合いをしようと思わない」

もう1つ見過ごせない数字があります。
同じ調査で、32.6%の方が「取引や付き合いをしようと思わない」と答えていました。

これは、印象が悪いというレベルの話ではありません。
更新の止まったサイトが、受注の機会そのものを静かに減らしているということです。

裏を返すと、こまめに更新されているだけで、それが選ばれる理由になり得ます。
新着情報は、そのための一番手軽な手段だと考えています。

 

2.新着情報に書けることは、思っているより多い

「そうは言っても、書くことがないんです」
これは、本当によくいただくお声です。

でも、新着情報に書けることは、思っているより幅広くあります。
「お知らせするほどのことではない」と思い込んで切り捨ててしまっているだけ、という場合が多いのです。

 

2-1.どの業種でも使えるネタ

まずは、業種を問わず使えるネタを挙げてみます。

  • 営業日・休業日のお知らせ
  • 価格やメニューの変更
  • 新商品・新サービスの案内
  • キャンペーンやセールの告知
  • セミナー・展示会・イベントへの出展
  • 求人・採用に関するお知らせ
  • 施工実績・お客様の声ページの更新報告
  • 受賞・認定・メディア掲載の報告
  • 社員やスタッフの取り組み紹介
  • 季節のご挨拶

「これくらいで載せていいのかな」と思うくらいで、ちょうど良いと考えています。
お客様が知りたいのは、大きなニュースよりも「今も動いている会社だ」という気配だからです。

 

2-2.書くことがない月は、季節の挨拶でも十分

それでも書くことが浮かばない月は、季節のご挨拶だけでも構いません。
「暑い日が続きますが、体調にお気をつけください」の一言でも、更新日は新しくなります。
「熱中症対策の強化を実施しました」こんな感じでも良いイメージを抱いてもらえるのではないでしょうか?

大切なのは、立派な文章を書くことではありません。
更新日付が動いていること、そのものが「営業しています」というメッセージになります。

 

3.業種別・新着情報の書き方と文例

ここからは、業種によって書き方のコツが少し変わる部分を見ていきます。

 

3-1.飲食店・美容室など個人店の場合

対面でお客様を迎える個人店は、季節感と「人柄」が伝わる更新が向いています。

たとえば、トップの写真を旬に合わせて入れ替えて、それ自体を新着情報でお知らせする方法があります。
「秋の新メニューに合わせて、店内の写真を新しくしました」といった一言を添えるだけです。

新メニューやおすすめの告知も、定番でありながら強いネタです。
お客様は「次に行ったら何が新しいだろう」という楽しみで再来店してくださいます。

写真や短い動画を添えると、より雰囲気が伝わりやすくなります。
文章を書くのが苦手でも、1枚の写真と一言で十分に成り立ちます。

 

3-2.中小・中堅企業の場合

BtoBの中小・中堅企業は、「きちんと動いている会社」であることが伝わる更新が効いてきます。
発注する側は、取引相手が活気のある会社かどうかを、案外しっかり見ているものです。

私たちが運用のお手伝いをしている企業では、こうした新着情報が実際に投稿されています。

  • 社内で技術研修を実施しました。Instagramで研修の様子を公開しています。
  • 〇〇市の優良企業として指定をいただきました。
  • 施工実績を更新しました。「施工実績」ページをご覧ください。
  • お客様の声を更新しました。「お客様の声」ページをご覧ください。
  • 〇月×日〜〇月△日は弊社休業となります。
  • 社員で○○区のゴミ拾いを実施いたしました。

どれも派手なニュースではありません。
ですが、こうした積み重ねが「まじめに、活発に動いている会社だ」という印象を作っていきます。

以前、運用の進め方を丁寧にレクチャーした企業では、こんな新着情報を続けていらっしゃいます。

  • 今月の休業案内カレンダーを更新しました。
  • 英検合格実績を更新しました。
  • 代表〇〇が△△で講演を行います。詳細はこちらをご覧ください。
  • 〇月×日、△△で「カラダの痛みを取る体操」ワークショップを開催します。詳細はこちらをご覧ください。

自社の日常の中に、お知らせできることは意外とたくさんあります。
「わざわざ載せるほどでは」と感じることこそ、お客様には新鮮に映る場合が多いのです。

 

3-3.採用を目的にする場合

人を採りたい会社にとって、新着情報は採用ページの一部にもなります。
求職者は、応募する前に「どんな人が働いているのか」「職場の雰囲気は良さそうか」を必ず確認しているからです。

社員インタビューや、社内イベントの様子、日々の取り組みの紹介は、求人票だけでは伝わらない空気を届けてくれます。
求人媒体に出すだけでなく、自社サイトでも同じ空気を発信しておくと、応募のハードルが下がると考えています。

 

4.更新が続かないのは、やる気ではなく仕組みの問題

ここまで読んで、「ネタは分かった。でも続けられる気がしない」と感じた方もいるかもしれません。
その感覚は、とても自然なものだと思います。

更新が続かないのは、担当者のやる気が足りないからではありません。
続かない理由は、たいてい仕組みのほうにあります。

 

4-1.約4割が「月に1回以下」しか更新できていない

まず知っておいていただきたいのは、更新が止まっているのは自社だけではないということです。

ホームページの運用に携わる人への調査では、約4割が「更新は月に1回以下」と答えていました。

参照:株式会社ペライチ調査(2024年7月・567名)

「月に1回以下」は、半年や1年に1回も入りますから、実態は「かなり更新されていない」可能性もあるでしょう。

多くの会社が、同じように更新の手を止めています。
ですから、今まで続かなかったことを、必要以上に気に病まなくて大丈夫です。

 

4-2.一番の壁は「わずかな変更でも日数がかかる」こと

同じ調査で、運用時の課題として最も多かったのが「わずかな変更箇所であっても、対応に日数を要すること」で、34.7%でした。

これは、多くの現場で起きていることと重なります。
「一言直したいだけなのに、制作会社に頼むと数日かかる」
「自分で触ろうとすると、操作が分からず止まってしまう」
こうした小さな引っかかりが積み重なって、いつの間にか更新が止まってしまうのですね。

つまり、続かないのは気持ちの問題ではなく、更新のしにくさという仕組みの問題だということです。

 

4-3.続けるための3つの工夫

仕組みの問題なら、仕組みで解けます。
無理なく続けるための工夫を、3つご紹介します。

  • 更新する日を先に決めておく(「毎月1日と15日」のように固定する)
  • 一人で抱えず、部署やスタッフで持ち回りにする
  • SNSに投稿した内容を、新着情報にも一言でまとめる

一度に完璧を目指す必要はありません。
まずは「月に1回、この日に書く」と決めるところからで十分だと考えています。

そして、こまめな更新は、思っている以上にお客様に見られています。

私たちがお手伝いしている中でも、こんなお話を何度か伺いました。
相見積もりで数社が近い条件で並んでいたとき、「御社はホームページの更新がマメで、信頼できると思った」という理由で選ばれた、というものです。
建設業のようなBtoBでも、外壁塗装やリフォームのようなBtoCでも、同じような声がありました。

こうした細やかな更新は、お客様が迷っているときの、最後のひと押しとして働きます。
派手さはなくても、こまめな更新は本当に信頼につながると感じています。

 

5.新着情報とSEOの関係で、誤解されやすいこと

誤解されやすい点にも触れておきます。
「こまめに更新すれば、検索順位が上がる」という考え方です。

結論は、更新それ自体が順位を押し上げるわけではありません。

Googleは、鮮度が重視される検索に対して、より新しい情報を表示する仕組みを持っています。

参照:Google検索セントラル「ランキングシステムのガイド」

ただ、これはあくまで「新しさが求められる情報」に限った話です。
たとえば、直近のニュースやイベントの情報を探しているときに、新しいページが優先される、という仕組みです。
「毎日更新すれば、それだけで上位に行ける」という意味ではありません。

ですから、新着情報は検索対策のためというより、訪れたお客様に安心してもらうために続けるものだと考えています。
その結果として会社が信頼され、名前で検索されるようになる。
この流れのほうが、遠回りに見えて確実だと感じています。

 

6.よくある質問

 

6-1.新着情報とブログは、どう使い分ければいいですか?

新着情報は「お知らせ」です。
営業案内やイベント告知など、短く事実を時系列で伝えます。
一方でブログは「読み物」で、検索から新しいお客様に出会うための入り口になります。
すでに関心を持っている方に向けて動きを見せるのが新着情報、まだ知らない方に見つけてもらうのがブログ、という役割分担で考えると整理しやすいです。

 

6-2.更新頻度は、どのくらいが適切ですか?

調査では約4割が月に1回以下という結果でした。
まずは月1〜2回、続けられる頻度から始めるのがおすすめです。
頻度を上げることよりも、止めないことのほうが大切だと考えています。

 

6-3.書くことがない月は、どうすればいいですか?

季節のご挨拶や営業日のお知らせだけでも十分です。
新着情報の目的は、立派なニュースを出すことではなく、「今も動いている会社だ」と伝えることだからです。
一言でも更新日付が新しくなれば、それだけで意味があります。

 

7.まとめ

新着情報は、会社が今も元気に動いていることを、お客様に伝えるための場所です。

今回のポイントを整理します。

  • 更新が止まったサイトは、半数近くの人に「営業しているか不安」と受け取られている
  • 書けるネタは思っているより多く、季節の挨拶や実績の更新報告でも十分
  • 業種によって効くネタは変わる。個人店は季節感、BtoBは活動の気配、採用は職場の空気
  • 続かないのはやる気ではなく仕組みの問題。更新日を決める・持ち回りにすると続けやすい
  • 検索対策のためではなく、お客様の安心のために続けると考えると気が楽になる

「うちのホームページ、しばらく新着情報が止まっているな」
そう感じた方は、まずは季節のご挨拶を1つ書くところから始めてみませんか。

もし「何から手をつければいいか分からない」「更新の続く形を一緒に考えてほしい」という場合は、30分の無料相談(Zoom)でお手伝いできます。
今のホームページの状態を拝見して、続けやすい更新の仕組みを一緒に整えていきましょう。


          この記事を書いた人        
横山ゆみこ
株式会社Cyber Cats ブログ編集長。ウェブディレクター、コンテンツ発信サポーター
ブログを9年間運用してきた経験から実践的なアドバイスを得意とし、コンテンツ発信を活用して企業の価値を高めるサポートをしています。
400件を超える中小企業のホームページ制作に関わり、SEO、コンテンツマーケティング、ライティングの知識を使ったコンテンツ制作で利益につなげる制作ディレクションと利益獲得のアドバイスをしてきました。
ウェブの情報発信力を存分に活用する考え方を基礎からお伝えし、運用能力を身につけていただくお手伝いをしています。
詳しいプロフィールはこちらから
ニュースレターを購読してみる
横山ゆみこのXはこちら
noteはこちら
SNSでフォローする