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年末年始に向けて、ホームページ関連の準備は万全ですか?
皆が休んでいる間も、黙々と24時間365日働き続けるホームページ。
頼もしい存在ですよね。
しっかり仕事をしてもらうために、年末年始の期間中のスケジュールを設定し、不測の事態に対応できるよう準備しておきましょう。
「うっかり更新を忘れてホームページが停止した!」
「サポートが休暇中でサービス復旧まで数日待たなければ解決できない、困った……」
「ホームページにウイルスが仕込まれてデータがなくなってしまった……」
「広告が停止してしまった……」
対策を怠ると、このように業務に多大な影響が出ます。
せっかくの年末年始が台無し……、という事態に陥らないようにしたいですよね。
年末年始に向けて、ホームページの保守作業や、営業案内のお知らせ準備など、やっておくべきことをご紹介します。
すっきりした気分で新年を迎えるために、ぜひ参考にお使いください。
もくじ
年末年始の営業スケジュールが決まったら、運営している媒体での案内を用意します。
ブログ記事を書いておき、予約投稿の設定をしておくとタイミング良く公開できてオススメです。
お客様が見てわかるように、十分な情報を記載します。
臨時の受付窓口を用意している場合は、その旨も記載しましょう。
Googleビジネスプロフィールを運営しているなら、営業時間や休日の設定をしておきましょう。
できるだけ早めの設定がおススメです。
年末が近くなり慌てて設定すると、以下のような事態に遭遇することがあります。
営業時間や休業日に変更がない場合も、変更なしと設定をしておきます。
(変更の可能性)といった表示が消え、確実な営業スケジュールが反映されることになります。
12月に入ると、通常の業務が忙しくなる方は多いのではないでしょうか?
しかし、コンテンツマーケティングをしていくなら、年末の最終営業日前、年始の営業開始直後にもブログ記事を公開しておきたいと思うはずです。
バタバタとしてしまう前に、年末か年始に配信するコンテンツを企画し準備してしまいましょう。以下のような記事を見かけると「年の瀬だな」と感じる方も多いのではないでしょうか?
振り返りを促進したり、新年からの行動を決める指標にしたり、モチベーションをアップしたりと、何かと重宝する記事です。
すべての人が必ず投稿した過去記事を読むわけではありません。読んでもらうきっかけになるので、このような記事作りも活用してしまいましょう。
年始の準備もしておけば、休暇中に焦りを感じる必要もありません。
すっきり新年を迎えられるのでオススメです。
SNS等で予約配信ができるものは設定しておくのも良いでしょう。
ドメインとレンタルサーバーの契約更新が、年末年始に重なるかどうか確認しておきます。
時期が近ければ、先に更新手続きをしてしまいましょう。
ドメイン、またはサーバーが止まると、ホームページは消えてしまいます。
「いつの間にかホームページが見えなくなっていた!」
データまで無くなってしまう最悪の事態が起きると、せっかく築き上げてきたものが崩れてしまいかねません。
また、年末年始は入金手続きにも時間がかかるもの。
慌てて入金作業をしても、年が明けて数日待たなければ復旧できないことも予想されます。
ドメイン・サーバーと同様で、利用している各サービスの契約更新時期を確認します。
必要に応じて更新手続きを済ませておきましょう。
年末年始にサービスが停止することがないよう、リストに書き出してチェックしておきたいですね。
自動更新ができる場合は利用するのもアリです。
その場合はクレジットカードの有効期限が切れないかどうかチェックしておきましょう。
など。
Yahoo!広告やGoogle広告など、各広告媒体の年末年始スケジュールをチェックしましょう。
クレジットカード入金の場合でも、余裕を持って入金したほうがよいでしょう。
年末年始に安定して広告が稼働できるかどうかは、事前準備が大切です。
広告審査の締め切りや、銀行振込の入金が反映するスケジュールは特に重要です。
予算の調整も想定できるのであれば、ぜひ設定しておきましょう。
こちらの記事がまとまっており、参考になります。
参照:【2023年度版】広告媒体別の審査やサポートの年末年始スケジュールまとめ-アナグラム
社内の各種データやホームページデータなど、バックアップを取り安全に保管しましょう。
思わぬ事態が発生しても、バックアップを保持しておけば安心です。
できれば定期的にバックアップを取るのがオススメです。この機会にバックアップのスケジュールを組んでみませんか?
使用しているデバイス全て、最新版にアップデートをしておきます。
これにより、最新の修正プログラムを適用することができ、リスクを軽減させられるのです。
以上のように、仕事で使うものをリストアップしておきましょう。
上記と同様の理由で、セキュリティソフトのパターンファイルを更新します。
年末年始を問わず、サイバー攻撃の危険は存在し続け、休んではくれません。
2023年は、個人向けではフィッシングによる個人情報の詐取が1位と、2022年と同様でした。
組織向けの脅威としてはランサムウェアによる被害が1位となりました。
上位ではなくても、被害に遭うと痛手が大きいことばかりです。
面倒に思えますが、対策をしているおかげで被害を防ぐことができれば、結果的にあらゆるコストを抑えられます。
参照:情報セキュリティ10大脅威 2023| IPA情報処理推進機構
攻撃にさらされる危険性はできるだけ減らしたいと思うのは当然です。
防御策をしっかり施しておきましょう。
準備というよりは、年末年始の休み中の心得です。
できれば社内に周知しておきましょう。
年末年始には不審なメールが増加します。
「とにかく不審なメールは開かない」を合言葉にしておきたいですね。
また、休暇明けに、溜まった大量のメールチェックをする方が多いと思います。
年末年始のイベントにちなんだ言葉を混ぜたり、取引先を装ったりと、なかなか悪質なケースが増えています。
メールチェックは慎重になりましょう。
ホームページのメールフォームにスパム対策を施しておくのも有効です。
思わぬ事態が起きたとき、迅速に行動するための準備をしておきます。
緊急時に対応する責任担当者やチームを決めておきましょう。
さらに社内やチーム内の連絡網を作り、情報を共有しておきます。
可能であれば、連絡手段も決めておくと有効です。
いくつかの事態を想定し、対応の段取りを決めて担当者同士で共有しておくのも良いと思います。
緊急事態ですから、素早い対応が求められます。
いざ起きてしまった場合に、事態を深刻化しないためにも大切なことです。
気持ちよく一年を終えて休みを楽しみ、新年を迎えるためにやっておくべきことをご紹介しました。
何もないに越したことはありません。
しかし、何かあってから後手に回る対応では事態を悪化させてしまいがちです。
年末年始の期間でも、ホームページは営業を続けます。
ホームページが自身の仕事をしっかり続けられるよう準備しておきましょう。
リモートワークを取り入れている場合には、各家庭でのセキュリティ意識を向上させ、安易に被害を受けることが無いようにしたいものです。
2023年は出社やオフラインのイベント開催が増えています。
とはいえ、ウェブ周りのことは手を抜けません。
一人ですべて実施するのは大変ですから、チームを組んで取り組んでみてはいかがでしょうか。
休暇前のひと踏ん張りで、良い新年を迎えましょう!