アクセシビリティ重視のウェブ制作

チャコウェブ

株式会社CyberCats

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中小企業のホームページ制作で事業の価値を引き出します。良いホームページの作り方や運営の方法、集客に役立つヒントをお届けします。

ホームページを放置していませんか?もう一度元気にするためのチェックポイント

「ずっと前に作った会社のホームページ、今どうなっているんだっけ?」
「知り合いに作ってもらって10年以上経っている。申し訳ないから更新依頼できない」

このように、事業の片隅に追いやられた状態のホームページをお持ちなら、今すぐ再生できます。
きちんと対処すれば、インターネットの顔としてホームページは活躍してくれます。

公式ホームページとして権威ある存在となってくれますし、問い合わせ窓口を増やすことができます。 24時間、365日仕事をしてくれる頼もしい存在です。

この記事では、長くホームページを放置している時に起こりがちなことを紹介しています。
当てはまるものが1つでもあれば、すぐに対処すべき事態になっています。

「別にホームページがなくても事業に支障はない」
と、ずっとホームページを放置している方にもぜひお読みいただきたい内容です。

 

1.「ホームページがなくても事業は安定しているから必要ない」への疑問

長く事業を続けている中小企業の方の中には、ホームページは要らないと思う方もいるかもしれません。
「これまでホームページに頼らなくても存続してきたのだから」ということのようです。

このように考えてみてはどうでしょうか?

「ホームページをきちんと整えていれば、これまでとは別に新しい問い合わせが来ていたのかもしれない」
「ネット上に公式ホームページとして十分に情報を出していれば、さらに安定して事業を運営できているかもしれない」

「ホームページを活用すれば、プラスに作用する可能性が増える」といえるかもしれないですよね。
今の時代、ホームページの活用はマイナスの要素にはなり得ません。

 

1-1.「なんとなく苦手意識がある状態」を乗り越える

ネットの活用の場は、これからも増えていくと予想されます。
2020年に大きく世界が変わってから、特にオンラインへの移行が進み、「ついていけない」「うちには無理」と思われた方もいるかもしれません。

しかし、ずっとこのままで良いのでしょうか?
ホームページは既に「インターネット上における会社の顔」と考えられています
事務所と同じです。
事務所を放置していては、事業に支障が出てくるでしょう。

これからの長期的な目線で考えると、ネットを活用しないことはマイナスになっていくと考えられます。

  • ネットに進出することを前向きなことと考える
  • ある程度の予算を組み、投資ととらえる
  • 「信用が置ける、ネットの事がわかる人」に助けを求め、必要なことを実践していく

プラス思考で動き出してみましょう。

 

2.独自ドメインになっていない

「chaco-web.com」のような、インターネット上の住所といえるものが独自ドメインです。
あなたのホームページは、固有のアドレスを所有していますか?

独自ドメインとは

ドメインとサーバーの説明

もし独自ドメインでないなら、ぜひ独自ドメインに切り替えましょう。
インターネット上の住所というだけあり、企業にとっては信頼の要素となるからです。

今の時代、ネット版の事業所と考えても良いかもしれません。
そのような重要なホームページが独自ドメインになっていないのは、「この会社はきちんとしていないのでは?」という印象になってしまいます。
アドレスを覚えにくいのも

 

2-1.サーバーで独自ドメインを使えるかチェックしてみよう

独自ドメインを使えるかどうかサーバーをチェックしてみましょう。
利用しているサーバーで独自ドメインを紐づけられるなら、ホームページをリニューアルしなくても問題ありません。

そのまま独自ドメインを取得し、紐づけすれば完了です。

例えば……
契約しているインターネットのプロバイダーが提供している無料サーバーを利用している場合、独自ドメインは利用できないと考えられます。

この機会に、しっかりしたサーバーに移し、独自ドメインを設定してホームページの信頼度を高めましょう。

 

3.スマホ対応されていない

ホームページのスマートフォン最適化をしていない場合は、リニューアルが必要です。

2014年にGoogleがホームページのスマホ対応を呼びかけてから8年が経過しました。
今の人々は「スマホでネットを見る」ため、ホームページのスマホ対応は必須です。

年々、高齢者層もネット利用率、スマホ利用率が上がっています。ほぼすべての世代がスマホを使っているということです。
このような時代に、あなたのホームページがスマホ対応になっていないことは、閲覧しに来る人をもてなしていないといえるでしょう。

2022年現在、スマホ最適化のホームページは、パソコン用ホームページとスマホ用ホームページを個別につくるのではなく、1つのホームページで対応するのが主流です。「レスポンシブWebデザイン」といいます。

「ただホームページがあれば良い」のではなく、気持ちよく利用してもらうために「快適なホームページの環境を提供する」という意識に切り替えていただけるとうれしく思います。

 

4.ホームページ作成から10年くらい経っている

上記と同じく、ホームページはリニューアルすべき状態にあります。

  • スマホ対応になっていない
  • デザインが古すぎる
  • 載っている情報が古いままになっている

おそらくこのような状態になっており、会社の信用を確保できるようなホームページではなくなってしまったからです。
今はネットから情報収集をするのが一般的になっています。
会社について調べる時、事業の情報を知りたい時、多くの人が会社の公式ホームページを参考にします。

まず、デザインが古すぎるホームページの印象は悪くなります。
放置していることが見えてしまうからです。

ホームページは鮮度が大事。
後回しにせず、古いホームページは刷新していきましょう。

お役立ち資料 ホームページ作成からマーケティングのことまでよく分かる
Image of sample work
これだけあれば安心な、ホームページ制作時のチェックリストです。慣れないホームページ制作をスムーズに進めるためにお使いください。

 

5.ホームページへのアクセスがほとんどない

アクセスがほとんどない理由はいくつか考えられます。

  • 検索結果に載らないように設定している(制作時にミスが発生している)
  • 訪問する人にとって欲しい情報がほとんどないため、魅力のないホームページになっている
  • Googleなど検索エンジンが「適切ではない」と判断し、検索結果に表示していない
  • ページの読み込みスピードがとても遅く、離脱されている
  • 適切な検索エンジン対策(SEO)がされておらず、検索結果に出てこない

このように「何が原因でアクセスがないのか?」を見つけ出し、対応していきます。
ホームページは見られるために存在するもの。
見られないホームページは意味がありません。

心苦しいことですが、自分では良い出来だと思っても、見る人にとっては良いと思えないこともあります。
客観的に判断して「見る人が良いと思えるホームページ」を目指しましょう。

 

6.アドレスがHTTPから始まっている(SSL非対応)

ホームページアドレスが出ているところに鍵マークがついているでしょうか?
また、ホームページアドレスが「https://」から始まっているでしょうか?

アドレスに鍵マークがついている

  • 鍵マークがついていない
  • 「http://」からはじまっている

この場合、SSLという暗号化がされておらず、ホームページセキュリティが低い状態です。

安全対策のためにも、今すぐSSL対応をしましょう。
既に、SSL未対応のままだと見る人の環境によってはホームページへのアクセスが拒否されます。
危険なサイトというイメージが付くと、訪問してくれなくなりますし、会社への信用も下げてしまいます。

ややこしいのですが、「http://」から「https://」にする時に、きちんと設定をしなければ「http://」もネット上に残ってしまいます。
ホームページが2つ存在することになり、検索エンジン的にも見る人への安全面にも良くありません。
一度プロの人に見てもらうか設定をお願いすると安全です。

 

7.ホームページ情報を管理する人がいなくなり、何年も放置している

良くあるのが、「社内でパソコンに詳しい人に管理をすべて任せていたが、辞めてしまってから何年も放置したまま」ということです。

  • ドメイン・サーバーを管理するメールアドレスが担当者個人のもの
  • ドメイン・サーバーの引継ぎをしないままいなくなってしまった
  • 更新画面を操作できる人がいなくなり、お知らせ欄が何年も前のまま

今は会社の情報を見るためにホームページを見に来る人が多い時代です。
ずっと放置状態では、印象は悪くなっていきます。

まずは

  • 管理情報を個人管理から会社で管理する仕組みに変える
  • 更新が必要な時の対処を決める(自社で更新、制作会社に更新依頼)

オンラインとオフラインの区別がなくなってきている昨今、オンラインの情報管理も仕組み化してしまいましょう。

 

8.いつの間にか表示や動作に不具合が出ている

使っているスマホアプリは、しょっちゅうアップデートされていますよね。
同じように、ホームページもアップデートが必要です。

日々技術は新しくなっているため、昔の技術で作ったホームページは追い付けなくなるからです。
古いまま放置していると、不具合が起きて表示エラーが出たり、動作がおかしくなったりします。
ハッキング攻撃やスパムメールなどの危険にも晒されやすくなります。

  • PHPや使用しているシステムを最新状態にアップデートする
  • ホームページ全体のリニューアルをし、最新のプログラムで作り直す
  • 3年に1度はホームページのシステムを見直す

「何もしていないのにいきなり不具合が起きるのはおかしい」
そう思ってしまいますが、逆なのです。
何もしないから不具合の原因を作ってしまっているのです。

ずっと変わらないように見えているかもしれませんが、プログラム全体が古くなってしまうのは仕方がありません。
ホームページにもメンテナンスは大事なことです。

 

9.まとめ

今すぐ対処すべきホームページの症状についてご紹介しました。
ご紹介した内容に当てはまるなら、すぐ対処をおすすめします。

今は信頼できる会社かどうかの判断基準としてホームページが使われます。
記事でご紹介したことは、どれも信頼を下げてしまう要素となるため、対処が必要になるということです。

今の時点ではホームページが事業にプラスに働いていなくても、きちんと整えれば活躍してくれることでしょう。
この記事が少しでもお役に立てば幸いです。


          この記事を書いた人        
ヤマ編集長
株式会社Cyber Cats ブログ編集長。ウェブディレクター、コンテンツ発信サポーター
ブログを9年間運用してきた経験から実践的なアドバイスを得意とし、コンテンツ発信を活用して企業の価値を高めるサポートをしています。
400件を超える中小企業のホームページ制作に関わり、SEO、コンテンツマーケティング、ライティングの知識を使ったコンテンツ制作で利益につなげる制作ディレクションと利益獲得のアドバイスをしてきました。
ウェブの情報発信力を存分に活用する考え方を基礎からお伝えし、運用能力を身につけていただくお手伝いをしています。
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