ブログを9年間運用してきた経験から実践的なアドバイスを得意とし、コンテンツ発信を活用して企業の価値を高めるサポートをしています。
400件を超える中小企業のホームページ制作に関わり、SEO、コンテンツマーケティング、ライティングの知識を使ったコンテンツ制作で利益につなげる制作ディレクションと利益獲得のアドバイスをしてきました。
ウェブの情報発信力を存分に活用する考え方を基礎からお伝えし、運用能力を身につけていただくお手伝いをしています。
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あなたのホームページは、お客様や取引先を満足させる内容になっていますか?
きちんと新しい情報を載せて、活動状況が見て取れるようになっていますか?
「5年前に作ってからそのままだな……」
「事業内容は箇条書きで書いてあるけど、詳しい説明は載せていないな……」
もし、手をかけずにしばらく放置しているとしたら、受注機会を失っているかもしれません。
中小企業の経営者の3割は、ホームページが原因で発注を取りやめた経験があります。 ホームページのあり方が発注の決定を左右しているのです。
今回は、
ホームページの重要性について、
どのようなホームページがお客様を逃しているのか、
どうすればお客様お客様に満足してもらえるのかについて説明します。
もくじ
「ホームページは、とりあえず作って持っていればいい」時代が終わりを告げています。
行動に移す前に、ネット上にある情報を頼りに発注先を検討することが増えています。
情報源として重視しているのがホームページです。
株式会社未知の実態調査によると、3割強が「発注先のコーポレートサイトを見る回数」が増えたと回答しました。
そして、コロナ前と比較して、ホームページの役割が重要になったと考える人が約4割となっています。
発注の検討時に、ホームページを見て決める人が増加したことは、中小企業や個人事業主にとっては大きな変化です。
「ホームページは、ただ持っていればいい」
では、お客様を逃してしまうことにつながります。
参照:約3割が発注検討時「コーポレートサイトが原因で発注するのを取りやめた」経験あり/未知調査 – SalesZine
先の調査結果で、75.8%の経営者が発注する際「コーポレートサイトを参考にする」と回答している通り、ホームページは今では非常に重要な存在となりました。
そして無視できないのが、ホームページが原因で発注を取りやめたことがあるのが約3割という結果です。
取りやめた理由は以下の通りです。
注意したいのは、ホームページがない企業は信用に欠けると判断されてしまう点です。
ホームページが無いだけで、受注機会を失ってしまうことになります。
今の時代、インターネット上の事務所ともいえるホームページは必須です。
では、どのようなホームページが信用を落としてしまうのでしょうか?
鮮度を感じられないホームページからは、意識の低さとして受け止められてしまいます。
コーポレートサイトの情報がながらく更新されていなかったから・・・55.2% コーポレートサイトのデザインが古かったから・・・31%
古いデザインは、明らかに放置している印象を与えてしまいます。
素人っぽいデザインも同様、会社の顔としてはイメージが良くありません。
また、「ホームページを開設しました」で新着情報が止まっていたり、古すぎたりするとイメージが悪化します。
ホームページ内の「ニュース」を重視する経営者が46.2%もいることに注目したいところです。
こまめにホームページで情報発信をするリテラシーを見ている可能性もあるのではないでしょうか。
あまりにも簡素な情報しかないホームページは、意思決定をしたくて見に来ている人に不満を与えます。
かつてはこのようなホームページでも問題なかったのですが、今はそうはいかなくなりました。
コーポレートサイトに掲載されている情報が少なかったから・・・31%
今は判断材料にホームページを使う人が増えている時代。
お客様はできるだけ情報が欲しいのです。
判断できる情報素材が少ないと、候補から外されてしまいます。
企業の良さが見えないと、発注までには至らないものです。
コーポレートサイトから企業の魅力が伝わらなかったから・・・31%
かつては対面の打ち合わせで、魅力を存分に伝えることができました。 その役目を、今はホームページが担っています。
59%がミッションやビジョンを、42.3%が社長などのメッセージを重視している結果からも見て取れます。
サービス内容を紹介するだけでは、お客様には選ばれません。
安心して発注してもらうには「ホームページを見れば、その会社のことがわかる」くらいが理想的です。
ホームページはインターネット上の会社の顔です。
常に手入れされていることが見えるホームページにしましょう。
ホームページの耐用年数は3~4年と言われます。
技術の進化に合わせて最適なデザインは変わっていきます。適度な周期でホームページはリニューアルをしましょう。
事業で変更があった事柄はすぐにホームページにも反映させましょう。
常に「ホームページを見ればその会社の最新の状況がわかる」ようにしておきます。
ニュースは着目されている点の一つです。
会社が行っている活動が見えれば、信頼度も上がります。
ブログ、SNSを連携して表示させると管理しやすいのでオススメです。
新着情報に何を書けば良いのかわからない、ネタに困るなら、こちらの記事をご参照ください。
会社の特徴をホームページから読み解こうとしている人に向けて、自社の強み、特徴、コンセプトがわかるようにメッセージを出しましょう。
ミッション・ビジョンは重視されている情報の一つです。
中小企業や個人事業主など、小さな事業者ほどコンセプトは重要です。
「他とは違うのはどこか」をはっきりさせて見せなければ、印象に残らないからです。
を深堀して、自分の言葉で語ってみましょう。
などをホームページに載せます。
最近は、自分の言葉で発信する企業が注目され、好印象を持たれる風潮が生まれています。自社のことがお客様に伝わるよう、はっきりとコンセプトを打ち出しましょう。
依頼するかどうかを検討している人が、ホームページに求めている事の一つに「十分な情報量」があります。
事業やサービス内容の紹介があまりにもシンプル過ぎていませんか?
「詳しくはお問合せください」と説明を省略していませんか?
判断できるくらいの情報がなければ、見に来た人は不満に感じます。
問い合わせをする前に、ある程度の意思決定をしておきたい人が多数派になっているからです。
最近の傾向は、ホームページにあることがすべてだと判断する人が増えています。
「ホームページに載っていないことはその会社では取り扱っていないこと」と思われるようになりました。
取り扱うサービスについては省略せずすべて掲載しましょう。
写真を載せるとより親切です。
お客様がサービスを利用するイメージができるようにします。
などをコンテンツにすると、よりお客様の理解を助けます。
人と同じように、会社にも個性があります。
対面の代わりに、ホームページを通じて会社の個性や雰囲気が伝わるようにしましょう。
機械的な判断だけで依頼先が決まるわけではありません。
人となりを見て「この会社に依頼しよう」と思う人は多いからです。
など、会社の個性がわかるコンテンツを作成しましょう。
具体的には以下がオススメです。
SNSやブログで情報発信する
対面の打ち合わせを通じて判断してきたことが見えなくなった経営者は、対面で得られない情報をホームページから読み取ろうとしています。
そのような意思決定が行われていることが、今回ご紹介した実態調査で見えてきたのではないでしょうか?
たしかに電話やZoomでやり取りはあります。
それだけではなく、ホームページを中心としたネット上の情報を重視しているということがよくわかりました。
まじめに事業に取り組んでいても、ホームページを疎かにしていたために商機を逃してしまう時代になっていると考えたほうが良いでしょう。
取引先にあなたの会社の良さが伝わるホームページを目指しましょう。