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中小企業のホームページ制作で事業の価値を引き出します。良いホームページの作り方や運営の方法、集客に役立つヒントをお届けします。

【必見】やってはいけないMEO対策

【必見】やってはいけないMEO対策

Googleマップはとても重要度の高い集客手段になっています。
時には検索結果の中でも上位に表示されるので、目につきやすいのです。

MEO対策として、Googleマップ集客に力を入れる事業者も増えてきました。
対策業者も増えていますが、MEOでやってはいけないことを正しく理解しているでしょうか?

Googleが定めるガイドラインに違反すると、店舗や事業者への信頼が大きく下がってしまう危険があります。
さらに、アカウントを消されてしまうことになります。

最悪ホームページは作り直すことができますが、MEOのアカウントは作り直すことができません。
やり直しが効かないため、慎重に育てていく必要があるのです。

ですから正しくアカウントを運営するために、やってはいけないことを理解しておきましょう。

今回の記事を読めば、MEOで「やってはいけないこと」を知り、気付かないうちに信頼を損ねたり違反したりするリスクを軽減することができます。

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Googleマップは集客のチャンスが詰まっています。誰でもできる方法を徹底解説。

 

1.ガイドライン違反をするとどうなるのか、危険性を知る

MEOの運用においては、Googleのガイドラインを遵守することを心がけることが大切です。
では、ガイドラインに違反するとどのような影響を受けるのでしょうか?

 

1-1.Googleビジネスプロフィールから除外され地図から情報が消されてしまう

Googleマップのオーナー管理は「Googleビジネスプロフィール」で管理することができます。
ガイドラインに違反すると、ビジネスがGoogleマップや検索結果から完全に除外されることがあります。

作り直しはほぼ不可能と言われていますから、Googleマップ上から情報が消えてしまうことになります。

地図上の情報を見て来店するきっかけが増えている昨今、これはかなり痛い状況です。
店舗集客が重要なビジネスにとっては死活問題になりかねません。

 

1-2.Googleマップランキングが低下する

違反行為が発覚すると、検索結果のランキングが低下し、競合他社に比べてビジネスの見つけやすさが大幅に減少します。
一時的に上昇するかもしれません。
しかし、Googleは正当な取り組みを続けるアカウントが上位に来るよう日々アルゴリズムを改良し続けています。

過去の不当な取り組みのせいで順位が下がってしまうのは本当にもったいないことです。
また、Googleビジネスプロフィールはアカウントのやり直しが効きません。

この点に非常に注意が必要です。

 

1-3.自社への信頼性が低下する

Googleからのペナルティを受けることで、顧客やパートナーからの信頼性が低下するリスクがあります。

ビジネスは信頼関係を丁寧に作り続ける活動が欠かせません。
そのような場面において、信頼を損ねる行為は大きな痛手となるでしょう。
イメージが悪化してしまうと、回復には多大な努力と時間がかかります。

 

2.MEOでやってはいけない行動1: クチコミ投稿の操作

クチコミは、多くの人が参考にする重要な情報です。
フェイクレビューの投稿や他人にレビューを依頼する行為はガイドライン違反です。

ここでのクチコミは星を付けて評価することも含みます。

以下の行為はガイドライン違反ですから、誰かに勧められることがあってもやってはいけません。

 

2-1.スタッフや関係者がクチコミを投稿する

いわゆる自作自演のクチコミということです。
スタッフがなりすましでクチコミを投稿するのはガイドライン違反です。
顧客からの正当なクチコミではないからです。

 

2-2.MEO業者などに依頼して、架空のクチコミを投稿する

どちらかというと、注意すべきはこちらかもしれません。

「自社で抱えている優良なGoogleアカウントが多数あるので、クチコミを増やせます」

このような感じで営業してくるMEO業者から声をかけられたら断りましょう。
MEOは、コツコツ積み上げていくこと、適切なメッセージや情報を発信していくことです。

 

2-3.クチコミ投稿を条件にプレゼントなど対価を渡す

星を付けたり、クチコミを投稿してくれたりする行為に対価を渡す行為はガイドライン違反です。

「クチコミ投稿で〇〇をプレゼント!」
「星5評価を付けたくれた方限定で10%割引します!」

顧客に自然な形でクチコミを書いてもらうことが重要ですから、報酬や何か条件を付けてはいけません。

「そうはいっても、あの店でやってると聞いたんだけど…」

たしかに、正しい知識がないために対価を用意してクチコミを増やす行為がされています。
MEO業者から勧められてやっている店舗もあるようです。

自社で同じ行為をしないよう知識をつけておくことでリスクを回避できます。

 

2-4.低評価なクチコミを正当な理由なく削除申請する

星1や厳しいクチコミ投稿も時にはなされる可能性があります。
明らかに不当であったり、貶める目的がある場合などは別ですが、低評価を受けたからといって、当たりかまわず削除申請をすることはクチコミ投稿の操作と受け止められます。

低評価が付くことは辛いものですが、その顧客の評価として受け止めましょう。
むしろ、誠実な行動を取って信頼を回復させるチャンスに変えることもできます。

自社の行為を振り返り、改善の糧にできれば良いですね。

 

3.MEOでやってはいけない行動2: 虚偽情報の掲載

当たり前のようですが、虚偽の情報を掲載することはガイドライン違反です。
具体的には、ビジネスの名前、住所、電話番号(NAP情報)を偽る行為が含まれます。

存在しない住所や電話番号を登録すると、Googleからのペナルティを受けるリスクが高まります。
正確で最新の情報を提供することが、信頼されるビジネス運営の基本です。

登録の際に、記入ミスがないかどうか確かめましょう。

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4.MEOでやってはいけない行動3: 過度なキーワードの使用

ビジネス名や説明文に不自然に多くのキーワードを詰め込むことは、Googleからスパムと見なされるリスクがあります。

良かれと思って店舗名にキーワードを入れ込みたくなりますが、現在は禁止されています。
登録されている正しい名称のみを登録しましょう。

説明文でも、適切な場所に自然な形でキーワードを使用し、過度なキーワード詰め込みは避けるようにしましょう。

 

4-1.名称欄に関連性のない強調やマークを入れてはいけない

「®」マークなども不可とされています。
「!」「?」等も原則禁止とされています。

 

5.MEOでやってはいけない行動4:関係ない情報を説明欄に載せる

Googleビジネスプロフィールの説明欄には、その場所にある店舗や事務所以外の情報を載せることはガイドライン違反とみなされます。
例えば、本部の電話番号やホームページのURLを載せるなどもNGです。
Googleから削除される危険性があります。

 

6.MEOでやってはいけない行動5:不当に被リンクを増やす

「GoogleマップにたくさんリンクをするMEO対策で評価を上げます!」

このような売り文句で営業されたら、すぐにお断りしましょう。
自然に紹介される形でリンクされることは評価アップにつながりますが、MEOを目的として被リンクをしてもらう行為はガイドライン違反となります。

特に、最近はMEO業者が意図的に被リンクを大量に生成するなどの動きもGoogleが察知するようになっているといいます。
かえって評価は下がりますから、絶対にやってはいけません。

 

7.MEOでやってはいけない行動6:競合他社情報を改ざんしたり不当にクチコミを投稿する

競合他社のビジネス情報を故意に変更する行為は、非常に悪質な違反行為と見なされます。
例えば、競合他社の住所や連絡先を変更することは、顧客の混乱を引き起こします。
競合他社のクチコミを不当に投稿する行為も同様です。

これらの行為取り締まりはGoogleが常に強化を続けており、判別する能力も日々上がっています。
アップデート情報でも公開していることを考慮すると、Googleから厳しい処罰を受ける可能性があります。
ビジネスの競争は健全な方法で行いましょう。

そもそも、このような他社を貶める行為は自社を上げることにはつながりません。

 

8.【要注意】MEO業者の中には、ガイドライン違反だと知らずに違反行為をする人もいる

お客様から相談があった事例でわかったのは、どうやらMEO業者さんの中には施策が違反行為と知らずに勧めてくる人もいるということでした。
その会社の上層部は違反行為という認識があるかもしれませんが、営業担当としてやってきた人が知らないといったケースです。

地名+業種名で検索をして、Googleマップで上位にないことを見せる。
Googleマップ集客の重要性を説明し、MEO対策を強化しませんか?と営業する。

ここまではよくありそうな営業戦略です。

しかし、具体的な施策の内容はガイドライン違反。
それがガイドライン違反に当たるとは知らず、善意で頑張ろうとしているケースでした。

 

8-1.Googleビジネスプロフィールのアカウントはやり直しができない

実際、MEOは重要ですし、取り組みやすいのでチャコウェブでも勧める機会が増えました。

ただし、即代行業者に依頼するのは早計です。
まずは自社で取り組むのが先だと考えます。

なぜなら、正しい知識で施策ができる業者かどうかを見極めなければ、最悪Googleマップから消されるリスクがあるからです。

ホームページは、万が一何かあっても作り直して再スタートすることができます。
SNSアカウントも同様です。

しかし、Googleビジネスプロフィールは原則やり直すことができません。
アカウントを資産として育てるためには、規約を遵守することを重要視しましょう。

 

9.まとめ

Googleマップは、最近ではお店選びの必須ツールとなりつつあります。
そのため重要度は年々高まっていますが、MEOに関して間違った認識がまだまだ多いというのが私の体感です。

そもそもGoogleマップを重要視していないケースも多くあります。
普段、自分自身はGoogleマップを使って情報収集をしているのに、なんとなく自社のことが結び付いていなかったとお話される方もいました。

せっかくですから、この機会にリスクを減らしつつGoogleマップ集客を育ててはいかがでしょうか。


          この記事を書いた人        
横山ゆみこ
株式会社Cyber Cats ブログ編集長。ウェブディレクター、コンテンツ発信サポーター
ブログを9年間運用してきた経験から実践的なアドバイスを得意とし、コンテンツ発信を活用して企業の価値を高めるサポートをしています。
400件を超える中小企業のホームページ制作に関わり、SEO、コンテンツマーケティング、ライティングの知識を使ったコンテンツ制作で利益につなげる制作ディレクションと利益獲得のアドバイスをしてきました。
ウェブの情報発信力を存分に活用する考え方を基礎からお伝えし、運用能力を身につけていただくお手伝いをしています。
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