アクセシビリティ重視のウェブ制作

チャコウェブ

株式会社CyberCats

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中小企業のホームページ制作で事業の価値を引き出します。良いホームページの作り方や運営の方法、集客に役立つヒントをお届けします。

ホームページのアクセス数を上げる、初心者でもできる方法を解説

「自社の売り上げを伸ばしたい」
「会社の知名度を上げたい」

ホームページは会社の顔として機能します。ホームページがないだけで信用されないこともあり、信頼獲得や集客に欠かせません。

ホームページを作ったら勝手に売り上げが倍増してくれると嬉しいのですが、残念ながらそうではないのですよね。

ホームページのアクセス数を上げる方法は、華やかな活動ではありません。
小さな道筋をいくつも丁寧に作っていくような作業です。

しかし、こまめな仕組みづくりをやり切ることでアクセス増加に結び付きます。

今回は、ホームページのアクセス数を上げる仕組みを知り、具体的にどのように仕組みづくりをするのか解説していきます。

バズるような短期のアクセスアップではなく、着実な集客力を付けたい方にオススメの内容です。

 

1.ホームページへのアクセス数が上がる仕組み

ホームページのアクセス数を上げるには、アクセスの仕組みを理解するのが近道です。

  • ホームページへアクセスする道をたくさん作っておくこと
  • 良質なコンテンツを作り、見やすく使いやすいホームページにすること

この2つがアクセス数が上がっていく仕組みです。
ホームページを会社が持っている建物とイメージしてみましょう。ホームページにたどり着くまでには、道路が必要です。

道路の整備をして通りやすくしたり、いろいろな方面から来てもらえるように道路を増やしたり、案内版で紹介してもらったり…。

交通の便を良くすることがアクセス数を増やす仕組みづくりとなります。
具体的には、以下の道筋を作り、通りやすくすることです。

  • 検索エンジンから
  • 他ホームページからのリンク
  • 各種メディアからのリンク
  • 紙面にURLやQRコードを記載

 

1-1.検索エンジンからのアクセス数アップ

代表的なのが検索エンジンからのアクセス数アップです。
業種に関係するキーワード、会社名(もしくはサービス名)キーワードで検索したら、検索結果に表示されるようにすることを狙います。これがSEO(エスイーオー)という対策です。

関連するキーワードは1つだけではありません。
いくつか単語の組み合わせがあります。検索エンジンでは複数のパターンで表示され、道筋がいくつも出来上がります。
アクセス数が増える入り口を増やせるというわけです。

気を付けたいのは、業界や商品・サービスに関するキーワードで表示されるようにすること。
まったく関係ないキーワードでたくさんアクセスされても、集客にはつながりません。

お役立ち資料 ホームページ作成からマーケティングのことまでよく分かる
Image of sample work
「良いホームページを作成したはずなのに、全然アクセスが伸びない……」このような事態に陥らないために、取るべき施策をご紹介します。

 

1-2.他ホームページからのアクセス数アップ

他のホームページでリンクを貼ってもらう方法です。外部リンクとも言われます。

  • SNS
  • 情報サイト
  • 各種メディア

役立つ情報を発信していると、誰かに紹介してもらう機会もあります。
外部リンクが増えるということは、信頼の証と考えられます。

紹介してもらいやすくするには、ホームページを良質に整えることが先決です。
思わず紹介したくなるようなホームページを目指したいですね。

 

ご注意:外部リンク購入は絶対してはいけない

外部リンクを増やすことを目的に、リンクを購入する手段を使ってはいけません。
古くから使われてきた悪質なSEOの手法です。
このような方法を採ると、検索エンジンから登録を削除され、信頼を大きく損なってしまいます。

いまだに「安全なリンクを増やしませんか?」と話を持ちかける業者がいるかもしれません。このような話は断りましょう。

 

1-3.直接ホームページにアクセスしてもらう機会を増やす

目に付くところにホームページのURLを貼っておき、直接アクセスしてもらいます。
会社が配布する資料や、会社のメール、会社が保有するSNSアカウントからリンクしておきます。

 

2.アクセス数アップの準備はユーザーへのおもてなし

ホームページを整えることもアクセス数アップには重要です。
単にアクセス数を増やしても、すぐに帰ってしまうようでは意味がないですよね。
訪問してくれるユーザーを、大切なお客様としておもてなしの準備をしましょう。

  • ページを素早く表示させる
  • ぱっと見で「どういうホームページなのか」わかるようにする
  • 印象の良いデザイン
  • 操作やページ移動などが使いやすい
  • 欲しい情報がわかりやすい良質なコンテンツ

このように、快適に滞在してもらうための工夫をしておき、問い合わせなどの反響が増えるようにします。

 

3.Googleでの登録状況をチェックしてみよう

まずは今の状態を確認します。
検索エンジンからのアクセス状況をチェックしてみましょう。

Googleにホームページが登録されているかどうかチェックします。
Yahoo!検索は、Googleの検索システムを使っているので、Googleだけ調べれば十分です。

調べ方はホームページがGoogleに登録されたか確認するには?登録方法・対処法も紹介!という記事をご参照ください。

 

3-1.Googleサーチコンソールでホームページ管理をしてみよう

Googleサーチコンソールは、無料で使えるホームページ管理ツールです。
Googleサーチコンソールでは、外部リンクもチェックできますよ!
ぜひ登録してみましょう。

  • 検索キーワード(クエリ)
  • 検索結果に表示されている状況
  • 外部リンク
  • ホームページの診断(モバイル最適化やスピードチェック)

主にこのようなことを知ることができます。Googleサーチコンソールではホームページ改良のヒントがたくさんあります。

 

3-2.関連するキーワードでヒットするかチェックし、改良してみよう

自社の商品・サービスや、会社名で検索してみて、きちんと検索結果にホームページが出てくるか見てみましょう。
お客様が検索しそうなキーワードで調べるのがポイントです。
公開後すぐにはなかなか反映しません。

公開して数カ月過ぎてもヒットしない場合は、ホームページを調整してみます。

  • キーボードがホームページに入っているか
  • 良質なコンテンツになっているか

客観的に見て、改良していきます。
調整したらまた様子を見て、再度調整する。これの繰り返しです。

 

4.Googleビジネスプロフィールに登録しよう

Googleマップに出ている情報は編集ができます。
Googleマップに会社や店舗の情報が表示されていますか?

Googleビジネスプロフィールは、Googleマップに出る情報の管理ができる強力なツールです。
こちらも無料で利用できます。
Googleビジネスプロフィールには、ホームページアドレスを必ず登録しておきましょう。
地図検索をした人がホームページにアクセスできるようにするためです。

検索結果で見かける「ナレッジパネル」という情報も、同じくGoogleビジネスプロフィールで管理できます。

検索結果に表示されるナレッジパネルはGoogleビジネスプロフィールで編集ができる。

Googleマップからホームページへ集客する導線がなかったために、集客力がいまいち奮わなかったお客様がホームページ作成によって信頼回復をされたケースを紹介しています。

 

5.パンフレット、名刺、メールの署名にホームページURLを載せよう

会社が配布する紙媒体やメールなどに、ホームページアドレスを記載します。

  • 名刺
  • パンフレット
  • 配布資料
  • 会社として使うすべてのメール署名
  • 会社公式SNSアカウント

「こんなものに載せておく必要あるのかな?」
迷ったら載せる、という選択が吉です。
細やかな部分ですが、やるとやらないでは差が出ます。

QRコードを載せておくと、スマートフォンから気軽にアクセスしてもらえます。

 

6.既存客、取引先にお知らせしよう

ホームページを見てもらう相手は、新規客だけではありません。
既存の顧客や取引先など、既知の関係者にもお知らせしましょう。

理念や事業について見てもらうと、改めて良好な関係を築くきっかけになるかもしれません。
話題が増えることも期待できます。

 

7.SNSアカウントを開設しよう

SNSで公式アカウントを開設しましょう。
SNSは企業にも必須と言えるのではないかと考えています。
かつて調べものといえば検索エンジンが定番でした。
今は、その他にSNS内で検索する機会が増えています。

つまり、会社のSNSアカウントが存在すること自体、SNSでの検索対策になるのです。
SNSとあまり接点がない方には想像できないかもしれません。
しかし窓口は多いほうがアクセス数を増やしやすく、好感度も上がります。
アクセス数を上げる仕組みづくりの1つとして運用することはメリットが多いのではないでしょうか。

SNSアカウントには、プロフィールでホームページアドレスを表示できます。

  • Facebookページ
  • Instagram
  • Twitter
  • YouTube
  • TikTok

できれば上記の1つだけではなく、いくつか併用してみましょう。
最初は発信する投稿内容は同じでも良いと思います。慣れてきたらSNSの性質に合わせて工夫していく流れだと無理なく続けられます。

 

8.オウンドメディア(自社ブログ)で情報発信しよう

会社のブログ発信は、窓口を増やす力強い助けになってくれます。
自分たちで所持して発信するメディアをオウンドメディアと呼びます。

SNSは大勢の人たちの投稿に埋もれやすく、情報が川のように流れていくイメージです。
対して、ブログは記事を書けば書くほど溜まっていく湖です。

蓄積した記事は、検索エンジンからのアクセスを期待できます。
ホームページでは検索キーワードをたくさん作るのは難しく、数に限界があります。その分をブログ記事でまかなえると考えてみると、ブログ記事には可能性を感じられるのではないでしょうか?

役に立つ情報を記事としてコンテンツ作りをしていくうちに、ホームページへのアクセスも増えていきます。

ブログは必ずホームページへのリンクを付けて、通り道を作りましょう。

 

9.プレスリリースをしよう

プレスリリースを出す方法もアクセス数を上げる仕組みとして有効です。

プレスリリースのメリットは、知名度アップです。
これまであまり接点がなかった人に認知してもらいやすいのです。

定番化してしまった営業ルートに、新たなきっかけ作りができるかもしれません。

 

10.地域メディア、業界情報誌で紹介してもらおう

地域情報誌や業界情報誌に紹介してもらいます。
紙媒体だけではなく、地域の情報サイトや業界の情報サイトにも露出しましょう。

このようなメディアも最近はSNSを運営していることがあるため、いろいろな場所からアクセスを期待できます。

 

11.レビューサイト、クチコミサイトの登録、情報編集をしよう

店舗運営をされているなら、エキテンなど店舗情報サイトにホームページ情報を掲載しましょう。

自分で情報登録していないけれど、既に掲載されている場合。
その際も、そのままにせず自分で情報を編集できるようにすることをオススメします。
間違った情報が載っていることがあるからです。

まずは無料登録をして、正確な情報を見てもらえるよう編集することが大事です。
そして、ホームページアドレスを載せましょう。気になった人がアクセスする道筋を作っておきます。

掲載欄では載せきれない詳細な説明を見てもらうことで、魅力を伝えることができます。

 

12.PDCAサイクルを回してホームページを魅力的にしていこう

ホームページは公開時がスタート地点です。

実際のアクセス状況を見て改良していくことで、アクセス数を上げていきましょう。PDCAサイクルという、サイクルに沿って行動を繰り返していると、ブレずに続けられます。

PDCAサイクルとは、Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)を繰り返すことです。

PDCAサイクルとは

改善の計画を立てて、やってみる。実行してみたら結果を見てみる。そしてまた改善点を見つけ出してさらに実行に移してみる…。

この一連の流れを繰り返しながら、ホームページをより良い状態にしていきます。

 

13.まとめ

「どれも目新しい方法ではないなぁ」と感じたでしょうか?
たしかにご紹介した方法は、認知度を上げるためのごく基本的な内容です。
派手ではありませんし、短期間でアクセス数が爆上がりになることもおそらくありません。

しかし、これらをすべて丁寧に行うことが、長期的なアクセスと集客の獲得につながっていきます。
実際には、ご紹介したような取り組みを念入りに実行している方は意外に多くありません。

アクセス数を増やしたいのはなぜでしょうか?
多くは、反響獲得や認知度アップ、信頼の獲得などの目的があるからです。

ホームページへのアクセス数を上げることは、「売り上げを上げる」ための通過点。
地道ですが、着実で安定した集客力の強化につながります。
今回ご紹介したことを実践に移し、人が集まるホームページにしていきましょう。

離脱していませんか?ホームページで集客できない原因について解説


          この記事を書いた人        
横山ゆみこ
株式会社Cyber Cats ブログ編集長。ウェブディレクター、コンテンツ発信サポーター
ブログを9年間運用してきた経験から実践的なアドバイスを得意とし、コンテンツ発信を活用して企業の価値を高めるサポートをしています。
400件を超える中小企業のホームページ制作に関わり、SEO、コンテンツマーケティング、ライティングの知識を使ったコンテンツ制作で利益につなげる制作ディレクションと利益獲得のアドバイスをしてきました。
ウェブの情報発信力を存分に活用する考え方を基礎からお伝えし、運用能力を身につけていただくお手伝いをしています。
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