アクセシビリティ重視のウェブ制作

チャコウェブ

株式会社CyberCats

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中小企業のホームページ制作で事業の価値を引き出します。良いホームページの作り方や運営の方法、集客に役立つヒントをお届けします。

離脱していませんか?ホームページで集客できない原因について解説

「ホームページを開設したけれど、イマイチ活躍していないような気がする」
「以前よりホームページからの問い合わせが減ってしまった」
「ホームページアクセスはそこそこあるのに問い合わせが来ない、どうして?」
と悩んでいるなら、離脱率を疑ってみましょう。

お客様がホームページを見たけれど、満足できずに離脱しているかもしれません。

どこに問題があるのか理解できると、改善することで問い合わせなど反響増加を期待できます。

今回は、ホームページを離脱してしまう原因について解説していきます。
ホームページの問題を解決するヒントにお役立てください。

 

1.デザインが古い、良くない

デザインは、パッと一瞬でイメージを作り上げます。
きれいなデザインは、それだけで気持ちを上げてくれる魔法のような効果があるのです。

逆に、イマイチなデザインは気持ちを下げてしまいます。

  • ごちゃごちゃしてわかりにくい
  • デザインが古い
  • スマホで見にくい
  • 会社とのイメージがかけ離れている
  • アニメーションや無駄な動きが多すぎる

会社へのイメージを下げるデザインになっていませんか?
冷静に、外部の人間になったつもりで見直してみましょう。

カッコいいデザインならすべて良いかと言うと、実はそうでもありません。
美しさやカッコよさを表現し過ぎると、喜ばれないホームページが出来上がります。

社内では盛り上がりますし、カッコいいデザインにしたい気持ちはよくわかるのですが、ユーザーからすると余計なものと感じることもあるのです。
バランスが難しいかもしれません。

ホームページにアクセスする度にアニメーションの演出を待ってからコンテンツが表示されるような場合、長いアニメーションではユーザー体験を損ねてしまいます。
アニメーションや動画を使う場合には、短くコンパクトにしたり、ユーザーの行動を妨げないようにしたり、ユーザーの心理や行動を考えて演出する工夫が求められます。

 

2.事業やサービスがわかりにくい

事業内容がぱっと見でわからない会社案内のホームページになっているかもしれません。

何をしている会社か、ホームページを見てすぐにわからなければ、ユーザー(お客様)はページを離れてしまいます。
前情報がまったくない前提でホームページを見た人が、「〇〇の事業を取り扱っているホームページだな」と理解できるようにしましょう。

会社名を表示しているだけで満足していませんか?
「〇〇をしている会社です」と事業がはっきりわかるようにしていますか?

取り扱い事業を理解するまでスクロールやページ移動が必要なホームページは、「伝えているようで伝わっていない」「自己紹介が足りない」状態といえます。

なぜこのようなホームページになるかというと、「お客様視点で確認する」ことが足りないために起こります。
自分たちは「こういう事業をしている」と知っている立場でホームページを作るため、つい名乗るのを忘れてしまうのです。

「ファーストビュー」と呼ばれる、ページを開いてパッと目に入るスペースの見せ方を工夫しましょう。

はじめての方に自己紹介して「知ってもらう」配慮をしたいですね。

 

3.欲しい情報が見つからない

期待した情報が見つからない、足りないホームページは不満を感じて離れてしまいます。

ホームページを見にアクセスする人は、それぞれ知りたいことがあります。

  • 取り扱い事業の詳細を知りたい
  • 料金について知りたい
  • 過去の実績を知りたい
  • 営業時間を確認したい
  • 事務所までのアクセス方法を検討したい
  • 求人について知りたい
  • 商品の使い方を知りたい
  • 問い合わせ先を知りたい

これらの情報は、公式ホームページを頼りにする人が多いため、情報が見つからないと会社へのイメージも低下してしまうこともあります。
ですから、できる限り情報を載せて満足度を上げたいところです。

ホームページでは、できるだけ網羅的に情報を載せることを心がけましょう。
このことをよく覚えておきたいですね。

 

4.ナビゲーションが分かりにくい、ストレスを感じる

「ホームページの道案内がうまくいっていない」ケースがあります。

問い合わせをしたい時に、電話やフォームにたどり着くまでにずっとスクロールしなければならなかったり、ページをいくつか移動しなければならなかったりすると、ストレスを感じます。

別のページを見たいだけなのに、延々とスクロールをしてナビゲーションを開いた経験があるのではないでしょうか?
小さなストレスが積み重なっていきますよね。

特にスマホは小さな画面の世界で、一度に見せられる情報量は限られています。
直感的に行動を起こしやすくするために、デザインに工夫を必要とします。

 

5.文字情報ばかりで内容が頭に入りにくい

ページを開いたら、膨大な文字情報が出てきて、そっとページを離れる。このような経験があるかもしれません。
「ホームページを見れば会社のことは大体わかる」を目指したいところですが、表示の仕方にも気をつけたいところです。

見やすく情報を載せる。
わかりやすくて内容を理解しやすい。
このようなわかりやすいホームページは、デザインに差がついています。

見出しや画像、イラスト、文字の大きさや配置の工夫をすることで、見やすさを演出しましょう。

 

6.ページの読み込みに時間がかかり表示スピードが遅い

ユーザー体験を損なう原因の一つに「ページの表示速度が遅い」があります。
普段、何気なくネットサーフィンをしていて「重たいな」と感じるページは読まずに戻った経験があるかもしれません。

表示までに3秒以上かかると、53%のユーザーが離脱してしまうというGoogleの統計結果があります。
ページの表示はスピードは速さを求めましょう。

Googleの検索エンジンは、検索順位の評価基準の一つとして「ページの表示速度」を取り入れています。つまり、ページの表示速度は重要なユーザー体験として考えているということです。

 

7.ホームページに載っている情報が古い

  • ホームページがずっと更新されていない
  • 情報が最新ではない
  • スマホ対応されていない
  • HTTPS(SSL対応)されていない
  • デザインが古い

このように手を付けられていない雰囲気のホームページは離脱します。

ホームページ情報は予想以上に見られています。
情報が更新されていないホームページは、信用度が低いため離脱を招いてしまいます。
「ホームページの管理をきちんとしていない会社」というイメージがついてしまうと、リテラシーの低い会社と考えられてしまうかもしれません。

現在は、インターネット上にある情報を重視する人が増えているため、自社が発信する情報は常に新しいものを提供する認識を強くしましょう。

 

8.離脱しやすいホームページになっているかも?チェックする方法

ご紹介した離脱を招くホームページになっていないか、チェックする方法をご紹介します。

  • お客様になったつもりで客観的に見てみるを繰り返す
  • アクセス解析を見てみる
  • ヒートマップを取り入れる
  • 第三者にホームページを見て感想を聞く

できるだけ客観的に見ることが、問題点に気付くポイントとなります。
ホームページ完成時は良いと思って公開したけれど、実際のアクセス状況を見るとお客様はお客様は予想とは違う反応をしている、ということもあります。

お客様に直接聞いてみるのも良いですね。

 

9.まとめ

せっかく訪れてくれたユーザー(お客様)には心地の良い体験をしてもらうことが重要です。
社内の人同士で「カッコいいホームページだね」と盛り上がっているだけでは、人は集まりません。

ホームページを作成する時にはもちろん、完成後も定期的に「お客様の立場」からチェックしてみましょう。
自分の会社のことを何も知らない、まっさらな状態の人がホームページを見てどう思うかなど、視点をお客様に変えてみることが大事です。

ホームページの目的を再確認し、役割を担ってくれるようにメンテナンスしていきましょう。


          この記事を書いた人        
ヤマ編集長
株式会社Cyber Cats ブログ編集長。ウェブディレクター、コンテンツ発信サポーター
ブログを9年間運用してきた経験から実践的なアドバイスを得意とし、コンテンツ発信を活用して企業の価値を高めるサポートをしています。
400件を超える中小企業のホームページ制作に関わり、SEO、コンテンツマーケティング、ライティングの知識を使ったコンテンツ制作で利益につなげる制作ディレクションと利益獲得のアドバイスをしてきました。
ウェブの情報発信力を存分に活用する考え方を基礎からお伝えし、運用能力を身につけていただくお手伝いをしています。
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