あなたのホームページは、きちんと仕事をしていますか?
いつ誰に見られても大丈夫!
と自信を持って自社サイトを紹介できる状態でしょうか?
「そういえば、何年も放置したまま…」
「 アドレスバーのところに『保護されていない通信』と出ているけど大丈夫?」
「しばらくメールフォームから問い合わせが来ていないような気がする」
「ライバルがホームページをリニューアルしてカッコよく変身した。うちはどうしよう?」
このような状態なら、ホームページをリニューアルするタイミングに来ているかもしれません。
自社サイトの状態は、予想以上に会社のイメージを左右します。
今回は、リニューアルを検討すべきチェックポイントを7つ挙げ、解説していきます。
1.ホームページが古い
古いホームページは、会社のイメージを下げます。
同時に、セキュリティが弱くなったり、不具合が出やすくなります。
「古き良き」は残念ながらウェブの世界では通用しません。
ユーザー(お客様)に、ホームページで良い体験を提供することを目指すのが企業ホームページとして本来の在り方です。
時代に合ったホームページを公共の場に置くことはマナーとして捉えましょう。
「作りたては綺麗なデザインだったけれど、今は古臭いように感じる…」
「いまだにスマホ対応していない…」
「それどころかFlashが残っていて表示されない箇所がある…」
「自社ホームページを最後に確認したのはいつだったかな…」
「今のホームページを公開してから5年以上経ってそのまま…」
「他社のホームページが新しくて、なんだか眩しい…」
「前の担当者がいなくなってから手つかずの状態…」
このようなホームページは危険信号。早めのリニューアルをオススメします。
では、「古いホームページ」とは、どのくらい経ったものを言うのでしょうか?
1-1.ホームページの耐用年数は3~5年ほど
ホームページは3~5年ほどが耐用年数と言われています。
理由は2つです。
1-1-1.理由その1:情報が古いとイメージが悪化する
5年前の情報をそのまま流し続けるホームページは、今では古く見えてしまいます。
「意外と短いな」
と思われるかもしれません。
残念ながら、今はこのくらいのスピードで変化が起きているのが現実です。ホームページも対応が求められます。
環境の変化が目まぐるしい今、3年も経てばさまざまなことが変わっている、そのような体感はありませんか?
例えば、3年前はこれほどオンライン取引が普通になっていませんでした。
今では高齢者もスマホを活用する人も一般的になりつつあります。
環境は変わるもの。
柔軟に対応していこう。
そう捉えると、リニューアルはホームページにとって前向きな変化を起こすチャンスとなります。
1-1-2.理由その2:不具合発生やハッキング攻撃の危険が高まる
もう一つの理由はセキュリティです。
ウェブの技術が進むにつれ、過去に制作したプログラムに脆弱性が見つかったり、セキュリティを破られたりする危険が増えます。
「昔作ったホームページの表示が何かおかしい」
そのように感じたら、制作会社に相談し、診断してもらいましょう。
古くなってセキュリティが危険な状態にあるかもしれません。
1-2.古いホームページを放置は危険!信用を落とします
お客様、商談前に検討中の相手先、求職者など…。
ホームページを古いまま放置していると、会社の態度を疑われてしまいます。
信頼を損なう危険を増やすことになります。
なぜ、ホームページを放置することが良くないのでしょうか。
理由は、問い合わせ前にホームページをチェックするのが普通の行動となったからです。
今、ホームページの鮮度はしっかり見られています。
「ホームページを見て発注を取りやめた経験がある」
経営者は3割もいるとされています。
このようなホームページは受注機会を逃しているかもしれません。
2.自社の強み、コンセプトをホームページで表現できていない
ホームページ上で、あなたの会社の強みやコンセプト、ミッション・ビジョンなどを表現できていますか?
もし自信がないなら、ぜひリニューアルで強みやコンセプトを打ち出すよう検討をオススメします。
ホームページは依頼するかどうかの重要な検討材料になっています。
では、発注を検討している経営者がホームページを見るときに、どこを重視しているのでしょうか。
上述したホームページの鮮度の他に「会社のビジョンやミッション」をチェックしている経営者は多いとされます。
制作した時には「とりあえず作らなければ」と、当たり障りのない内容で済ませてしまったかもしれません。
今からでも遅くないので、
「ホームページを見れば、その会社のことがわかる」
を目指し、ぜひ会社の特徴をホームページで表現しましょう。
2-1.一部の更新で対応することから始めてもOK
- ホームページすべてを作り替える予算を出すのが難しい
- コンセプトだけでも急いで表示したい
できればデザインから表現をしてお客様に伝えるホームページが理想です。
しかし、時間や予算の問題で難しいこともあるかもしれません。
全面リニューアルでなくても、できることはあります。
トップページのキャッチコピーと画像を変える、こだわりやコンセプトを説明するページを作成するなど、できることを検討してみましょう。
3.快適に閲覧や操作ができないホームページ
- ごちゃごちゃと情報が多過ぎて、どこを見れば良いのかわからない
- シンプル過ぎて、欲しい情報がほとんど載っていない
- ページが重い。読み込みに時間がかかってストレスを感じる
- 問い合わせをしたいのに、ボタンがどこかわかりにくい
- ページの移動をしたいのに、とことんスクロールしないとボタンが出てこない
このような現象があるホームページは、ユーザー体験を損なっています。
急いで改善しましょう。
お客様がホームページで期待する体験を得られず、ストレスをもたらしているからです。
ホームページまでアクセスを誘導できても、集客の機会を逃しているかもしれません。
「お客様がホームページで快適なユーザー体験ができるにはどうすれば良いかな」
に着目してみましょう。
4.ホームページにアクセスがほとんどない
見られていないホームページは悲しいですね。
特に、検索エンジンに表示されないケースは要注意です。
会社名や商品・サービス名で検索しても検索結果に表示されない場合は、ホームページ自体に問題があるかもしれません。
- 地域や固有名詞などの基本的なキーワードが入っていない
- 検索エンジンに載らないようにブロックしている
- ホームページの作り方が適切でなく、検索エンジンが登録してくれない
どこに問題があるのか洗い出してみましょう。
表示はされているけれど、あまりに順位が満足できない場合も同様です。
改善点を探し出して、修正行動を取って様子をみます。
一部の改良や修正で済む場合もありますし、リニューアルをしたほうが早く解決できる場合もあります。
4-1.SEO会社に依頼する場合は、会社をよく調べてから依頼しよう
検索順位の問題を解決するならSEO会社しかないと、すぐに依頼したくなりますよね。
しかし、依頼前には必ず会社を確認することをオススメします。
適切な施策をしてくれるSEO会社かどうかはとても重要です。
中には、悪質なSEO(このような施策はSEOとは言わないのですが)を行う会社や、意味のない施策をして料金を請求する会社も存在します。
検索順位をなんとかしたいと焦ってしまうかもしれませんが、大切なホームページを任せられるかどうか、確認してからでも遅くはありません。
5.ホームページの更新が簡単にできない、管理が大変で負担が大きい
ホームページは「更新」するものです。
適切な時に情報を新しくして、公式サイトとして確かな情報を発信する役割があります。
作って終わりではありません。
ホームページの運営がしにくいのは実は大きな問題。
リニューアルを検討したり、運営方針を見直したりして対応しましょう。
- 更新作業が難しくて、やろうと思っても放置しがち
- 管理を依頼している制作会社に更新をお願いしているが、反映までに時間がかかる
- 月額の管理費が予想以上に圧迫している
- 手軽に更新や管理ができるようにして、ホームページの情報を最新に保ちたい
実際に運営するようになると、更新や管理の方針を改めて考え直す機会が出てくるかと思います。
「自社ではどのように運営していくのが良いか」
を考えてみましょう。
既にホームページを運営してきた経験がありますから、考えやすくなっているのではないでしょうか。
6.会社のイメージを変えたい時
デザインは直感的にイメージを作り上げる強力なものです。ですから印象を変えたい時にデザインを一新するリニューアルは最適な手段です。
このように、プラスのイメージを作る際にもホームページのリニューアルは有効です。
- 新体制になり、今後の活動に合うデザインに変更したい
- ビジョンやミッションを策定し直したので、ホームページデザインに反映させたい
同時に、ブログやSNSでコンテンツを作成して情報発信していくと、会社の知名度は上がっていきます。
7.ホームページの運営方針を変えたい時
シンプルな会社案内のホームページから、直接集客できるホームページに変えるなど、運営を大きく変更する際にもリニューアルが必要です。
などを搭載したホームページが該当します。
運営スタイルを変える際には、管理を外部サービスに依頼するのか、自社で行うのかなど、予算や具体的な作業を洗い出して検討しましょう。
9.まとめ
事業者はホームページを持っていて当然の時代から一歩進み、「きちんとホームページで会社を表現している」ことが求められるようになりました。
会社からできるだけ情報が公開されていると、お客様は安心してくれるようになります。
- 長年放置してしまったホームページ
- 自社の特徴を打ち出せていないホームページ
- わかりにい、使いにくいホームページ
- 更新や管理がやりにくい、負担が大きいホームページ
- アクセスされていないホームページ
- イメージアップを狙いたい時
- 運営方針を変えたい時
このような時にはぜひホームページのリニューアルについて検討し、事業の問題にプラスになるよう行動してみましょう。
リニューアルと同時に、SNSやブログを活用した情報発信も積極的に検討をオススメします。