アクセシビリティ重視のウェブ制作

チャコウェブ

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中小企業のホームページ制作で事業の価値を引き出します。良いホームページの作り方や運営の方法、集客に役立つヒントをお届けします。

税理士・会計事務所の集客ができるホームぺージ!制作ポイントと効果的なWeb営業とは

税理士・会計事務所がホームぺージを制作し、自社の力で新規顧客をどう獲得していくのか。税理士・会計事務所の営業方法が多様化しています。

「よし!うちもホームぺージを作って集客を伸ばすぞ!」と意気込んでも、

「まず、なにから手を付けたら良いのかが、まったくわからない」
「ホームページに載せる内容って、どういう基準で載せればいいんだろう?」
「今はSNSを使った営業方法が当たり前だと言われているけれど・・・正直ピンとこない」

など、疑問や悩みをかかえている担当者の方もいらっしゃることでしょう。

そこで今回は、集客ができるホームぺージの制作ポイント、税理士・会計事務所ができるネットを使った営業方法や注意点を紹介します。

 

1. 税理士・会計事務所にホームページが必要だ!と言われる理由

会計事務所や個人税理士の一般的な営業方法は、顧問先や士業仲間からの【紹介】です。
ただし、紹介されたからという理由だけで、依頼をしてくれるわけではありません。

税理士や会計事務所を紹介されたお客様は、事前にGoogleなどの検索サイトでホームページや口コミを確認します。信頼できるかを自ら確認し、安心して依頼できるかどうかを判断するのです。

  • 会計事務所の税理士やスタッフの雰囲気はどうかな
  • 求めるサービスに対応できるほどの実績や経歴はあるんだろうか
  • 希望の予算内で受けてもらえるのだろうか

もし、この時点でホームぺージを持っていなければ、新規のお客様を失ってしまう可能性が高まります。
特に紹介からの顧客獲得が一般的な税理士・会計事務所にとって、自社のホームぺージがあることは大きな役割を果たすでしょう。

また、ただあるだけのホームぺージではなく、お客様が知りたい・求める情報が解決できるホームページを制作する必要があります。

 

2. まずは【目的】を明確に!なぜホームぺージを制作するのか

ホームぺージの制作に取りかかる前に、制作の【目的】を明確にしましょう。

ホームページを作る目的は、税理士・会計事務所によってそれぞれです。

  • 最低限の情報掲載のみ、名刺代わりにさえなれば良い
  • 会計事務所の知名度を上げたい
  • 会計事務所や税理士の実績や経歴を紹介したい
  • 問い合わせ窓口を増やしたい
  • メールやチャットからの相談窓口を作りたい
  • SNSと連動して集客につなげたい
  • 安心・信頼できる会計事務所だとアピールしたい

目的がはっきりすると、ホームページに載せるべき情報(コンテンツ)や全体のボリューム、どのようなデザインとシステムが必要なのかがわかります。
全体像が見えることで、自社での制作が可能なのか、制作会社へ依頼をすべきかの判断もでき、予算計画が立てやすくなります。

また、【お客様の目的=知りたい情報】がホームページに載せるべき情報であることを意識することも大切です。

  • 信頼、安心して任せられる会計事務所なのか知りたい
  • 実績が豊富で、経歴のしっかりしている税理士にお願いしたい
  • 緊張せずに相談できる、やわらかな雰囲気の会計事務所を探している

どのようなお客様の悩みに対応できるのか。
そのお客様の疑問や不安が解決できる、お客様に役立つホームぺージ制作を心がけましょう。

 

3. 税理士・会計事務所のホームページ制作タイプは2つ

税理士・会計事務所のホームぺージには、大きく分けて2つの制作パターンがあります。
【事務所を紹介するホームぺージ】【専門業務に特化したホームぺージ】です。

 

3-1. 事務所を紹介するホームぺージ

ホームページを制作する目的は、【事務所を紹介する】こと。
ホームページを名刺代わりとして利用します。
紹介による顧客獲得がメインの会計事務所や税理士の方に適したタイプです。

既存の顧問先が紹介してくれたり、セミナーや交流会で名刺交換をしたり、会計事務所や税理士のことを知った側が、本当に信頼できるかどうかを判断するためにホームページをチェックします。

ホームページには、事務所の基本情報や実績のほかに、税理士の経歴、得意分野、趣味など人柄がわかる情報があればより信頼感がアップします。
安心して任せられる事務所なのか、信頼できる税理士がいるのかアピールするのが、事務所を紹介するホームぺージの目的です。

 

3-2. 専門業務に特化したホームぺージ

まだ会計事務所や税理士と一切関りのない、検索サイトからホームページにアクセスしてくれるお客様に向けたホームぺージです。
検索サイトからの新規顧客を増やしたい方に適しています。

会計事務所や税理士を探しているお客様は、検索サイトで「法人 確定申告」「節税対策 個人経営」など必要なキーワードを検索します。「確定申告」や「節税」に特化したホームページが表示されれば、ホームぺージにアクセスしてくれる可能性が高まります。

ホームぺージからの集客をおこなうために重要なのが、ホームページへのアクセス数を増やすこと。検索サイトで上位に表示されなければ、アクセス数も期待できません。
この検索サイトで上位に表示されるためには、【SEO対策】が必須です。

特化してしまうと自ら顧客層を狭めてしまうのではないかと思う方もいらっしゃるでしょう。しかし、競争率の激しい業種で差別化をはかることは、デメリットよりメリットの方が大きいのです。

 

4. 【SEO対策とは】アクセス数を上げるためのキーワード選定

素晴らしいホームぺージを作っても、お客様にアクセスしてもらわなければホームページからの集客は見込めません。

ホームぺージへのアクセス数を伸ばすためにとても重要なのが、【SEO対策】です。
SEOとは、Search Engine Optimizationの略で【検索エンジンの最適化】を意味します。

検索エンジンとは、インターネットに存在する情報などを検索する機能またはプログラムです。

検索上位に表示されるには、検索エンジンに「このホームぺージは、検索者の悩みを解決できる、役に立つ情報を発信しているな」と認識させる必要があります。

例えば、横浜で相続・贈与税に特化する会計事務所を構えているとします。
ターゲットとなるお客様像は、相続税または贈与税の問題で困っている横浜在住の方です。
このお客様が検索するキーワードは、「横浜 相続税 会計事務所」「横浜 贈与税 税理士相談」などと予想がつきます。

そのためホームぺージ上の情報には、「横浜」「会計事務所」「税理士」「相談」「相続税」「贈与税」などのキーワードを盛り込む必要があります。
しかし、ただキーワードをたくさん盛り込めばいいという訳ではありません。

YouTubeやネット記事、書籍などでも、さまざまなSEO対策が紹介されています。
しかし、SEOの専門業者がいるほどですので、素人には難しく奥が深いものであることを覚えておきましょう。

個人経営の税理士や会計事務所が、大企業のように大きな予算を投じて専門業者に依頼する必要はありません。個人でも中小企業でもできるSEO対策をおこないましょう。

 

5. 会計事務所の顔【ホームページデザイン】の作り方

企業にとってホームページは、会社の顔。
お客様にあたえる企業のイメージは、ホームページのデザインによって左右されます。

中小企業の経営者のお客様には、ビジネス感が強い写真や書体、スタイリッシュなデザインが最適です。青や緑を用いたデザインが、信頼・安心感をイメージさせる色としてよく使用されます。

個人のお客様に対しては、信頼はもちろんのこと、安心して相談ができる温かみのあるデザインが好まれます。
専門用語をできるだけ使わないわかりやすい文章表現、やわらかな印象を与える書体、笑顔のスタッフ写真など、全体的にオレンジや緑を使用したデザインが多いです。

そして、今の時代に忘れてはいけないのが【スマホの最適化】
いつもどこにいても思いついたときに、スマートフォンで検索ができるようになりました。
パソコンであれば見やすいホームぺージ表示を、スマートフォンでも見やすい表示にする必要があります。

【スマホの最適化】をおこなっていないと、どのような問題がおこるのでしょうか?

  • 文字が小さすぎて読みにくい
  • 「表示されるもの」が「表示されない」
  • ボタンが小さすぎて押しにくい

など、せっかく訪れてくれたお客様にストレスを与えてしまい、ホームぺージからの離脱の原因を作ってしまいます。

多くの人が一人一台スマートフォンを持っている時代です。
これからホームページを制作する方はもちろん、すでにホームページを運営している方にも、【スマホの最適化】をおすすめします。

 

6. ホームページには「差別化」と「信頼・安心」をあたえる情報を掲載

お客様は、なぜあなたのホームページにアクセスしてくるのでしょうか?

  • 税理士の実績や経歴を見極めたい
  • 事務所やスタッフの雰囲気が知りたい
  • 自分の悩みに特化した実績があるか確かめたい
  • 無料相談を受けているのか知りたい

お客様はそれぞれ知りたいこと、疑問や悩みがあるからホームページを訪れるのです。

ホームページにはお客様の【知りたい】【疑問】【悩み】が解決できる情報(コンテンツ)が掲載されていなければ意味がありません。

税理士・会計事務所のホームぺージには、他社との【差別化】【信頼・安心】をあたえられる情報が必要です。どのようなものがあるのか、詳しく紹介します。

 

6-1. 【差別化】をアピールする情報

自社の強み
お客様は「他の税理士・会計事務所とは何が違うんだろうか」「何に優れているのだろうか」が知りたくてホームぺージにアクセスしてきます。さまざま業務を請け負っているけれど、その中でも得意な業務や実績・経歴を掲載し、他との違いをアピールしましょう。

業務に対する想い
どのような想いで業務をおこなっているのかアピールします。他の人とは違うその想いに共感し、依頼につながる場合があります。業務に対する丁寧な想いや姿勢は、信頼度のアップにもなります。

業務内容
確定申告や記帳代行、節税対策や顧問など、どのような内容の業務に対応しているのかを紹介します。業務内容を記載することで、検索エンジンにも認識されやすくなります。

報酬表
お客様にとって、とても気になるのが費用です。業務内容によって大きな差があると思いますが、最低金額や目安の金額がわかるだけでも、お客様の不安が和らぎ、相談しやすくなります。また、他の事務所との比較・検討材料にもなるでしょう。

 

6-2. 【信頼・安心】感をアップさせる情報

会社概要、事業概要
会社概要は、会社の所在地、代表取締役の氏名、資本金、設立年月日などの会社のおおまかな説明。事業概要は、どのようなビジネスをおこなっているのか、事業の内容です。どのような会社かを知ってもらうことで、お客様からの信頼性が高まります。

実績や経歴
これまで請け負ってきた実績や税理士の経歴を掲載します。どのような分野に強いのか、どのような経験を積んできたのかがお客様の信頼・安心感が増す要因になります。新聞やメディアへの出演経歴があれば合わせて載せましょう。

挨拶、スタッフ紹介
人と人が関わるサービスに、特に必要な項目です。どのような税理士やスタッフが在籍しているのか、実績や経歴だけではなく、趣味や顔写真、人柄がわかるような情報を盛り込みましょう。ホームページ上だけで人物像がイメージできるので、相談依頼をする際の安心感につながります。

新着情報
業務や事務所の新着情報を掲載しましょう。ホームぺージの更新をあまりせず、古いまま放置しているとお客様からの信用を失うことに。実際業務をおこなっていても、「依頼を受けていないのだろうか」「廃業してしまったのではないか」と思われてしまうからです。毎日更新する必要はありませんが、少なくとも月に何度かは更新するように努めましょう。

お客様の声
他のお客様の声は、依頼を検討中のお客様の心にダイレクトに届くメッセージ。他のお客様が出した評価や評判はとても気になるものです。同じような悩みを抱えていた方の解決談は、自分と重ね合わせて想像できるのでリアリティが増し、安心材料になります。

よくある質問
よくある質問(Q&A)を掲載すると、同じような質問のお問合せを事前に減らすことができます。また、問い合わせをしなくても、その場でお客様の悩みが解決できるのでお客様にとってもとても役立つ情報です。

問い合わせフォーム
無料相談の申し込み、質問を受け付けるために問い合わせフォームを設置しましょう。電話では相談しにくい話も、メールであればお客様も気軽に相談ができ、依頼へとつながる可能性が高まります。

アクセス
事務所の地図やアクセス方法を載せます。ただ住所を記載するのではなく、Googleマップを使うなどして、はじめての人でもわかりやすく掲載するととても親切です。

プライバシーポリシー
ビジネスに利用するホームぺージ制作では、プライバシーポリシー(=個人情報保護方針)についての表記がほぼ必須です。お客様から得た情報を適切に取り扱い、トラブルを防ぐことを明記しなければいけません。プライバシーポリシーは、お客様の不安や心配を解消するために必要な項目です。

 

7. 集客効果をあげる!税理士・会計事務所ができるWeb営業

ホームぺージを公開しただけでは、集客効果はあまり期待できません。
ホームぺージからの集客を狙うのであれば、多くの人にホームページにアクセスしてもらう必要があります。
SNSなどのネットと連動し、ホームぺージの存在をより多くの人に知ってもらいましょう。

会計事務所ができるネットを利用した営業方法を紹介します。

 

7-1. Googleビジネスプロフィール

Googleビジネスプロフィールとは、Googleが無料で提供するサービスです。
Googleビジネスプロフィールに登録することで、 検索サイトで「会計事務所+地域名」などと検索をすると、Googleマップ上に会計事務所の情報が表示される仕組みです。
地域で税理士・会計事務所を探しているお客様との窓口になります。無料ですので登録しない手はありません。

 

7-2. Facebook

他のSNSに比べ、実名登録制になっているため信用性があり、ビジネスでの活用が多いのがFacebookです。
30~50代のビジネス世代の利用が多いのが特徴。さまざまなビジネスの方とコミュニティで出会ったり、グループを形成したりすることで、オンライン上での営業活動ができるSNSです。

 

7-3. Twitter

拡散力が高いSNSと言えば、140文字の短文で投稿するTwitterです。
相手のツイートに対して「いいね!」やリツイートをおこない、フォロアーや情報網を広げていきます。多くの個人事業主やフリーランスの方が利用しています。
「実は経費になるもの」「余裕をもった確定申告の進め方」など、税対策が必要だけれどあまり詳しくない方に向けた役立つ情報を発信してみましょう。有益な情報発信の積み重ねが、信頼性をアップさせます。

 

7-4. YouTube

気軽に投稿できる他のSNSにくらべ、難易度が高いYouTube。
最近ではプロの知識を動画で解説したり、セミナーを開いて顧客を集めたりする方が増えています。直接会場に出向くセミナーに参加するのはハードルが高いものです。
ネット上であれば顔を出さなくても参加・相談がしやすいのがメリット。全国どこからでも参加できるので、幅広い顧客層と知り合うきっかけ作りに最適です。

 

7-5. ポータルサイト

税理士や会計事務所を紹介しているポータルサイト。
登録しておくことで信頼も得られ、集客の窓口がひとつ増えます。多くの税理士が登録しているので、ライバルが多いのも事実です。
ユーザーからの質問に丁寧に答えるなど、ユーザーからの信頼獲得が他のライバルとの差別化になります。登録には費用はかかりませんが、成約時の契約手数料を支払う必要があります。

 

7-6. オウンドメディア(ブログ)

オウンドメディアとは、会社が運営するブログのようなものです。
税理士・会計事務所の事業に関わる情報や税に関するアドバイス、お客様に役立つ情報を発信するサイトです。
「確定申告の方法」「贈与税がかかるもの」「おすすめ会計ソフト」など、プロの知識やおすすめ情報などを発信します。さまざまなキーワードを盛り込むことで、記事自体が検索結果として上位表示される可能性もあります。

 

7-7. メールマガジン(メルマガ)

メールマガジン(メルマガ)とは、登録してくれた見込み客に定期的に情報を提供し、継続的なコミュニケーションで信頼を得る手法です。
何かしらのタイミングで思い出してもらい、サービスを利用してもらえればという考えです。
会計事務所であれば、税に関するお役立ち情報「節税対策」「銀行からの借入方法」「帳簿の記載方法」などを定期的に発信します。
しかし、メルマガを発信するためには、SNSやブログなどを経由して登録をしてもらうのが一般的な流れです。まずはSNSやオウンドメディア(ブログ)を積極的に運用し、登録してくれるファン(お客様)を作る必要があります。

 

8. ホームページを効果的に運用するコツ

ホームぺージは、作って終わりではありません。
公開後の運用方法によって【ただあるだけのホームぺージ】になるのか、【集客ができるホームページ】になるのかが決まります。

「専門の業者がおこなうような難しいことはよくわからい」
「公開後の運用が大切だとは知っているが、何をどうしたらよいのかわからない」
と悩んでいる方が多くいらっしゃいます。

集客に効果的なホームページに育てるには、定期的な更新と分析・改善の繰り返しをおこないましょう。

定期的な更新は、ユーザーに必要とされているサイトだと検索エンジンに評価してもらうための重要な作業です。
ホームページ上に役立つ情報が増えていくほど、さまざまな検索キーワードからのアクセスが期待できます。
時間をかけながら育て上げたサイトが、検索者の役立つサイトとして認められます。

ホームページの【分析・改善】に欠かせないツールが、GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールです。

Googleアナリティクスとは、ホームページへのアクセス状況やユーザーの分析などいろいろな角度から解析をしてくれるツール。
Googleサーチコンソールとは、検索順位や流入キーワード(ユーザーが検索したキーワードはなにか)がわかる、インターネット検索の分析ツールです。

この両方を使って分析・改善をくりかえしながら、ホームぺージを育てていきましょう。

 

9. 多くの会計事務所が利用するリスティング広告

検索サイトでキーワード検索をしたとき、画面上位にキーワードに関連した広告が表示されるのをご存じでしょうか?
その表示されるテキスト形式の広告のことを、【リスティング広告】と言います。
検索したキーワードに合った広告を表示させることができるので、新規顧客の獲得や知名度のアップにとても効果的です。

リスティング広告は、SEOを専門業者に依頼するよりも比較的低予算で運用することが可能です。

リスティング広告にかかる費用は、クリック課金制です。
表示された回数ではなく、【クリックされた回数×クリック単価】によって費用が発生します。リスティング広告を掲載しているだけであれば、費用はかかりません。

クリック単価は、オークション制です。選定したキーワードによって、クリック単価に大きな差が生じます。
同じような業種の競合サイトが多いほど、【クリック単価=入札価格】が高くなる傾向があります。
オークション制ではありますが、普通のオークションとは違い、入札価格だけで掲載順位が決まるわけではありません。

【入札価格】×【広告の品質ランク】によって、掲載順位が決定されます。
品質の高い広告であれば、入札価格を抑えつつ、上位での表示が狙えます。

リスティング広告の運用方法は、3つ。

  • 広告代理店に依頼する
  • 広告運用自動化ツールを使用
  • 自社で運用する

費用はかかりますが、専門的な知識をもつ広告代理店への依頼が一番効果が期待できるでしょう。
次に便利な広告運用自動化ツールを使う方法です。
自動入札やキーワードの分析など、Web広告の運用に役立つ機能を備えたものもあります。

「できるだけ費用を抑えたい」「お試しで運用して効果を見てみたい」方には、自社での運用をおすすめします。運用のノウハウは、YouTubeやネット検索で手軽に得ることができます。興味のある方はぜひお試しください。

 

10. 税理士・会計事務所ホームページやSNSの広告規制

税理士・会計事務所がホームぺージをはじめ、SNS、ダイレクトメールなど、ネット上で情報を発信する機会が増えています。
税理士・会計事務所が広告を出す際に気を付けなければならないのが「税理士法」です。
税理士法とは、税理士の制度を定める法律です。

平成13年、税理士法が改正されたことで、それまでの厳しい規制が撤廃され、お客様に対して業務内容や料金など自社の強みをアピールできるようになり、営業活動もしやすくなりました。
しかし、自由度が増したことで、誇大広告やお客様の判断を誤らせるような情報発信が目立つようにもなりました。

では、税理士・会計事務所が気をつけるべき広告規制や法に触れる表現には、どのようなものがあるのでしょうか。

【虚偽・誇大広告】
お客様の判断を誤らせる表現
「相続税をゼロにする方法教えます!」
「税金を〇%減らします!」
「あなたのトラブルを必ず解決」

【特定の事務所や会計士との比較】
「〇〇会計事務所の税理士よりも、優れた人材多数在籍」
「〇〇税理士よりも安く契約します」

【国税庁や税務署の役職名記載】
「元〇〇税務署長が担当します」

【有価物などの供与】
「契約料金の〇%をキャッシュバック」

など、お客様の判断を誤らせたり、税理士としての品位を損なうような表現が禁止されています。
競争が激しい業界ですので、発信する情報や広告には他社との差別化も必要でしょう。
ルールをしっかり守りながら、税理士・会計事務所としての信用や品位を保つ情報を、責任を持って発信しましょう。

 

11. まとめ

税理士・会計事務所の集客ができるホームぺージ制作のポイント、集客に効果的なWeb営業を紹介しました。

集客をできるホームぺージ制作のポイントは、

  • ホームぺージを制作する【目的】を明確にする
  • お客様がアクセスしてきた【目的】を解決できる情報を掲載
  • 顧客層にあわせたデザインと【スマホの最適化】
  • アクセス数を伸ばすための最低限の【SEO対策】

なによりもお客様に信頼・安心感をあたえられる情報の発信が重要です。

SNSなどのネットを効果的に活用して、ホームページの存在を多くの方に知ってもらいましょう。
しかし、ホームページもSNSもすぐに効果が実感できるものではありません。
お客様に役立つ情報をコツコツと発信し続ける努力が試されます。
「なぜ思うような結果がでないのか?」分析と改善を繰り返しながら、諦めずに集客ができるホームぺージを育てていきましょう。


          この記事を書いた人        
ヤマ編集長
株式会社Cyber Cats ブログ編集長。ウェブディレクター、コンテンツ発信サポーター
ブログを9年間運用してきた経験から実践的なアドバイスを得意とし、コンテンツ発信を活用して企業の価値を高めるサポートをしています。
400件を超える中小企業のホームページ制作に関わり、SEO、コンテンツマーケティング、ライティングの知識を使ったコンテンツ制作で利益につなげる制作ディレクションと利益獲得のアドバイスをしてきました。
ウェブの情報発信力を存分に活用する考え方を基礎からお伝えし、運用能力を身につけていただくお手伝いをしています。
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