運送会社が抱える一番の悩みは「人が足りない」ことかもしれません。
日本の物流を支える運送業界は、2024年問題に象徴される労働時間規制の厳格化や高齢化に伴うドライバー不足など、これまでにない課題に直面しています。
ハローワークや求人サイトに募集を出しても、なかなか応募が集まらず「何か別の方法を探さなくては…」と頭を悩ませている経営者や幹部の方も少なくありません。
一方で、若い世代の求職者はインターネットを使った情報収集が当たり前。
企業のホームページやSNSで、職場の雰囲気や企業の姿勢を事前にチェックする傾向が強くなっています。
多くの企業はすでにホームページを持ち、さらにInstagramなどのSNSをフル活用しながら、自社の魅力を発信している時代です。
しかし、
「ホームページを作ったことがない」
「5年以上前に作ったきり放置してしまい、正直どう手を入れたらいいかわからない」
「そもそもネットは苦手…」
という声もよく聞かれます。
そこで本記事では、ネット活用に抵抗感がある経営者や幹部の方でも取り組みやすいよう、採用を目的としたホームページ制作のコツをわかりやすく解説し、あわせてSNSを活用する意義についても触れます。
採用活動において、ホームページとSNSがなぜ効果を発揮するのか、具体的にどのような点に気をつければよいのかを知ることで、一歩踏み出すきっかけになれば幸いです。
1. なぜ今、ホームページとSNSの活用が必要なのか
1-1. 若者の情報収集手段の変化
あなたの会社の情報は、ネットにたっぷりと載っていますか?
現在の20代~30代の就職・転職活動は、もはや紙媒体や知人の紹介だけに頼る時代ではありません。
多くの求職者がインターネットの検索やSNSを通じて企業の情報を調べます。
そこで「どんな会社なのか」をイメージしたうえで応募するかどうかを判断するのが習慣のようになっています。
たとえハローワークの求人票や大手求人サイトに情報が載っていたとしても、応募前に会社のホームページをチェックする人が増えています。
このとき、ホームページが古かったり、情報が更新されていなかったりすると、彼ら彼女らはどう思うでしょうか?
「ここはしっかりしている会社なんだろうか」
「求人票に書いてあることは本当?」
このように不安になりますよね。
一方、ホームページがしっかり作りこまれていて、社内の雰囲気や事業の特徴が丁寧に紹介されている会社であれば、求職者側も安心感を持ちやすくなります。
1-2. 採用ブランディングの必要性
運送業界はどうしても「きつい・危険・休みが少ない」というイメージを持たれやすい業種です。
そこに2024年問題が重なって「これからますます忙しくなるのでは?」と敬遠されてしまうケースもあります。
だからこそ、企業努力によって安全管理や労働環境の改善、福利厚生の充実に注力していることを世の中に示しましょう。
ホームページはこうした企業の姿勢や魅力をしっかり伝えられる場です。
「採用ブランディング」という考え方が浸透してきている昨今、自社のことをネット上でどのように見せるかは、採用活動において極めて重要になっています。
1-3. SNSがもたらす企業イメージの向上
SNSはホームページよりもカジュアルに情報を発信でき、更新頻度も高めやすいツールです。
特に若い世代はSNSで企業の情報を得たり、実際に働くイメージを膨らませたりします。
ある調査によると、求職者の86.8%が企業のSNSアカウントは必要だと回答しています。
参考: 【599名に調査】転職活動を行う20代の85%がSNSで社名を検索 -PRタイムズ
運送業界ではまだまだSNS活用が進んでいない企業も多いため、うまく運用すれば他社との差別化につながる可能性があります。
ここでお客様からよく聞くのは、普段SNSに接していないために不安を感じているお話です。
「SNSで何を発信したらよいのか」
「炎上のリスクはないのか」
テレビなどで、炎上の話題が取り沙汰されるため、怖いイメージをお持ちの方も多いのかもしれません。
実際は、炎上は一般人には滅多に起こりません。
おかしな投稿をしなければ基本は安全に運用できるので安心しましょうと説明しています。
そもそもSNSを見ない人も多かった一昔前と比べると、今は誰もがスマートフォンを使い、当たり前のようにSNSを活用しています。
ネット上で企業の実態をある程度把握したうえで応募に至る、という流れも珍しくありません。
それゆえ、ホームページとSNSが連動して情報を発信する体制を作ることが、若い世代にアプローチするうえで重要になってきているのです。
応募を動機づけるページを作る戦略を公開中。実践的だから取り組みやすい解説書です。
2. 採用目的のホームページ制作で押さえるべきポイント
2-1. まずは「誰を採用したいのか」を明確にする
ホームページ制作を考える前に、明確にしておきたいことがあります。
「どんな人材を採用したいのか」
「その人材に刺さる情報は何か」
たとえば、若いドライバーを募集したいのか、経験を積んだ即戦力のドライバーを探しているのか、はたまた物流管理や事務スタッフを増強したいのかで、訴求すべき内容は変わってきます。
若いドライバー志望者向けなら
ドライバーの1日のスケジュールや運行ルートを具体的に示し、未経験でも始めやすい理由や研修制度をアピールする。
即戦力ドライバー向けなら
福利厚生や給与体系、休暇制度などをより詳細に提示し、転職してくるメリットを強調する。
物流管理・事務スタッフ向けなら
職場環境やオフィスの様子、キャリアアップの道筋などを中心に紹介する。
このように誰に向けてホームページを作るのかを明確にしておけば、サイトの構成やコンテンツ作りがスムーズになります。
2-2. スマートフォン対応は絶対に行う
若い世代の多くはスマートフォンで情報収集を行います。
したがって、スマホ対応(レスポンシブデザイン)がなされていないホームページは、そもそも見てもらえない可能性が高いです。
「10年前に作ってそのまま」
実は、今でもこのようなホームページが散見されます。
即座にリニューアルしましょう。
企業イメージが良くありませんし、使いづらいのですぐに離脱します。
ホームページの制作・リニューアルをする際は、PCでの見え方だけでなく、スマホでの表示や操作性を最優先にチェックしましょう。
文字が小さすぎないか、写真が適切なサイズで表示されるか、ボタンがタップしやすい位置にあるかなど、基本的なポイントをきちんと押さえることが大切です。
2-3. 採用情報ページを充実させる
採用を目的にホームページを整備するのであれば、採用情報ページの作りこみが肝となります。
具体的には以下のような項目を、わかりやすく掲載しましょう。
- 待遇・給与・福利厚生:基本給・手当・昇給や賞与の有無、有給休暇・各種保険など
- 業務内容:担当するエリアや車種、積み下ろしの状況、1日の流れなど
- 研修制度・教育体制:未経験者を受け入れる場合は特に重要
- キャリアパス:ドライバーから管理職への昇格事例や社内資格の取得支援など
実際にどんな仕事をするのか、どんな環境で働けるのかがイメージできるように情報を整理します。
「自分でもやっていけそうだ」と思わせる内容を揃えましょう。
2-4. 会社概要やトップメッセージで経営者の想いを伝える
採用情報ページのほかに大切なのが、会社概要やトップメッセージ(経営者や幹部からのメッセージ)です。
求職者は、企業のビジョンや代表の考え方に共感して応募を決めることも少なくありません。
「いかに安全輸送にこだわっているか」
「社員の働きやすさをどう考えているか」
「地域にどう貢献してきたか」
など、自社が大切にしている軸をしっかりと伝えましょう。
長く事業を続けてきた運送会社には、歴史と実績があるはずです。
それほど長い歴史がなくても、日々の業務で大切にしていることや従業員、家族への責任感など、想いが必ずあるものです。
今まで言葉にしたことがなければ、制作会社のディレクターなどに手伝ってもらいながら言語化してみましょう。
若い世代にも共感しやすい言葉で表現することで、応募のハードルを下げることができます。
2-5. 社員インタビューや写真・動画で臨場感を出す
運送業は、具体的な仕事内容をイメージしづらい業種でもあります。
そこで、実際に働いている社員やドライバーのインタビューを掲載したり、業務の様子を撮影した写真や動画を使ったりして、具体的なイメージを補足してあげると効果的です。
- ドライバーのインタビュー:入社のきっかけ、仕事のやりがい、大変なこと、キャリアアップの話など
- 写真・動画:運送風景、車両の整備状況、倉庫の作業風景、社内イベントの様子など
文字情報だけでは伝わりにくい「会社の空気感」「働く人たちの表情」を見せることで、「ここで働いてみたい」という気持ちを高めやすくなります。
顔出しが苦手な社員の場合は、業務をしている背面や斜め後ろから撮影する配慮も有効です。
3. 成功するホームページ作成・リニューアルの具体的なステップ
ここでは大まかな流れを示しますが、詳細なスケジュール例は割愛します。
ネット活用が初めての方でも流れをつかむためのポイントを中心にご紹介します。
3-1. やってはいけないことは社内担当者と制作会社への丸投げ
念頭に入れておきたいのが、「やってはいけないこと」を知っておくこと。
これをするとホームページのプロジェクトが失敗してしまうからです。
- 若くて社内で一番ネット利用をしていそうな若者を担当者に据え、その人に丸任せにする
- 制作会社に頼りきり、任せきりでホームページがほぼ出来てからチェックする
ホームページはインターネット上の顔です。
つまり事業所であり店頭なのです。
その重要な場所を、会社の上層部の人がほとんど見ることなく制作を進めるとどうなるのでしょうか?
社内担当者が企業が打ち出したい方向性をしっかり理解し判断できるなら問題ないでしょう。
しかし、自分たちがネットに弱いために「若い人」に任せてしまうケースが多く、方向性があやふやなホームページになりがちです。
- 企業の方向性とホームページとが合致しない
- 表面的にはカッコいいが内容が薄い
- 求職者が求める情報が入らない
例えば、予算を削る事ばかり考えてただキレイなだけのホームページでは、採用に力を発揮することはできません。
会社の大切な事務所を作るという認識で取り組みましょう。
3-2. 現状分析と目標設定
まずは「今のホームページがどんな状態か」を見直すところから始めます。
もしホームページがない場合はゼロからのスタートですが、5年以上前に作ったものがある場合は、アクセス状況や掲載情報の最新性などをチェックしてみてください。
そのうえで、このような具体的なゴールを設定します。
- 何人くらいの採用が目標なのか
- どういった人材を集めたいのか
明確な目標があれば、必要となるコンテンツやページ数のイメージもつきやすくなります。
3-3. サイトマップ(構成)の作成
ホームページに掲載したい内容を洗い出し、それを整理したサイトマップを作成しましょう。
大まかな例としてはこのようなものです。
- トップページ
- 会社概要
- 事業内容・サービス紹介
- 採用情報(ドライバー・事務・管理など職種別に分ける)
- お問い合わせフォーム
- 社員インタビューやブログ・お知らせ
- SNSへのリンク(Instagramなど)
トップページから採用情報ページへ、採用情報ページからお問い合わせフォームへと、求職者が自然と行き着くように導線を考えることが大切です。
トップページの作りは非常に重要です。
詳しくはトップページの作り方の記事を参考にしてください。
3-4. コンテンツ作成とデザイン
サイトマップが決まったら、各ページに掲載する文章(コピーライティング)や写真・動画を作成します。
運送会社の場合、業務内容をわかりやすく伝える写真や、社員がイキイキと働いている様子の写真が特に重要です。
デザインは、スマホからの閲覧を想定したシンプルかつ見やすいレイアウトを目指しましょう。
制作会社に依頼する場合は、どのようなイメージに仕上げたいのかをしっかり伝え、運送業界らしい力強さや安心感を演出できるように打ち合わせを行います。
3-4-1. カッコいいデザインに偏り過ぎない
ここで要注意なのが、デザインのカッコよさに心を奪われてしまい過ぎないことです。
カッコいいデザインのホームページは嬉しくなりますが、自社の社員ばかりが喜んでしまい、大切なホームページの目的達成から逸れることがあるからです。
カッコ良くて動きがあるダイナミックさばかり求めると、かえって飽きられたり情報の充実に意識が向かなくなったりします。
残念ながら、ユーザーはホームページデザインをほとんど覚えていません。
選択の基準には「デザインのカッコよさ」はほとんど含まれないため、デザイン性ばかり追求しないよう注意しましょう。
3-5. SEO対策の基本
ホームページを作っただけでは、求職者が検索して見つけてくれるとは限りません。
そこで必要になるのがSEO対策(検索エンジン最適化)です。
制作会社との打ち合わせで、基本の対策をお願いしましょう。
- キーワード選定
例)「運送会社 求人」「運送業 ドライバー募集」「(地域名)×運送 仕事」など
- ページタイトルや見出しの最適化
求めるキーワードを自然に織り込みながら、検索で上位に表示されやすくする
- ローカルSEO
拠点がある地域名と関連キーワードを組み合わせると、地元の求職者にアプローチしやすくなる
過度なSEO対策はかえって逆効果になることもありますが、最低限の設定を行うだけでも検索結果に反映されやすくなります。
3-6. 運用体制の整備
ホームページは公開して終わりではなく、定期的な情報更新やメンテナンスが必要です。
制作が始まったら、運用についても社内で方針を決めておくことをお勧めします。
- 新しい車両を導入した際の写真
- 社内イベントや安全研修のレポート
- 最新の求人募集要項や人数の変更など
こうした情報をまめに更新しておくことで、「生きているホームページ」であることを求職者にアピールできます。
社内で更新担当者を決めるか、外部の制作会社に管理を依頼するのか、費用対効果と人員体制を踏まえて検討しましょう。
また、ホームページのバージョンアップデートやセキュリティ対策のメンテナンスも考慮に入れ、安全に運用しましょう。
4. InstagramなどSNSを活用した若者へのアプローチ
4-1. なぜInstagramが効果的なのか
チャコウェブでは、ホームページに加えてSNSをやりましょうとお伝えしています。
「手間が増えるのでは?」
「炎上が怖い」
「スタッフに負担がかかるのでは?」
SNSと聞くと、このような不安を抱える方もいるでしょう。
しかし、Instagramのようなビジュアル重視のSNSは、運送業においても有効な手段になり得ます。
その理由をいくつか挙げてみましょう。
4-2. 写真や動画で会社の雰囲気を直感的に伝えられる
運送業の現場は意外と「絵になる」シーンが多く、写真や短い動画で切り取ると魅力が伝わりやすくなります。
- たとえばこのような日常業務です。
- ドライバーがトラックを整備している様子
- 安全運転のための朝礼
- 積み込み作業の工夫
文字情報だけでは伝えづらい「楽しそう」「働きがいがありそう」といった感覚的な部分はけっこうあるものです。
そこをビジュアルで補えるのがInstagramの強みです。
4-3. 若い世代が日常的に利用している
20代~30代の多くはInstagramやTwitter、TikTokなどを日常的に使っています。
そのため、求人情報の受け手にダイレクトにアプローチできる可能性があります。
特にInstagramは「写真・動画を中心にスクロールしながら気軽に見る」という利用スタイルが定着しているため、テキスト中心の情報よりも直観的に興味を引きやすい特徴があります。
4-4. 企業の信頼度を高める効果がある
ホームページのみならず、SNSでも情報発信をしていると、「この会社はオープンに自社を見せていて信頼できそうだ」と思われやすくなります。
特に運送業は、ドライバーが実際にどのように働いているかが想像しにくい業界でもあるため、SNS上で定期的に社内の活動や行事を発信することで、企業としての透明性や信頼感を高めることができます。
上の方で紹介した記事では、求職者の7割がInstagramで社名を検索すると回答しており、SNSでの露出需要は今後も高まると予想します。
参考:【599名に調査】転職活動を行う20代の85%がSNSで社名を検索 | 株式会社リソースクリエイションのプレスリリース
4-5. 少しずつ挑戦すれば大丈夫
SNSの運用というと、毎日何かしら投稿しなければいけない、トレンドに乗らなければいけない…と身構えてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
しかし実際には、週に1回程度のペースでも、写真や動画が投稿されていれば、ホームページの補足として十分に役立ちます。
「何を投稿していいかわからない」
「炎上リスクが怖い」
特に最初はこのような不安があると思います。
その場合はあえて投稿回数を少なく設定し、社内で承認を得たうえで発信していくような形から始めると安心です。
投稿の内容は仕事風景や車両紹介など、既存の社員にも納得してもらいやすいテーマを選びましょう。
もし、もっと積極的に採用や集客の効果をSNSの目的としている場合は、初期段階で集中して投稿に取り組む方針がお勧めです。
- 投稿に慣れる
- 業務の中に自然と組み込まれた環境を作る
- 社内でSNS投稿が受け入れられる
このような状況をいち早く確立するためです。
4-6. 会社の透明化をSNS発信で推進する
このようにInstagramの良さを理解すると、ホームページだけでなくSNSにも取り組むメリットが見えてきます。
特に運送業界が持つ「ハードな仕事」というネガティブイメージを払拭し、現代の設備や働き方改革への取り組みなどを見てもらえる機会として、SNSを活用していく価値は大いにあります。
とはいえ、無理に細かな運用ルールまで決めようとするとハードルが上がるかもしれません。
まずは企業公式アカウントを開設するところから始め、慣れてきたら少しずつ更新頻度や内容を充実させていくのがおすすめです。
適切なアドバイスをしてくれるアドバイザーに就いてもらうのもお勧めです。
5. 中長期的な視点でのオンライン採用戦略
ホームページやSNSを使った情報発信は、単に「すぐに人を集めるための手段」というよりも、中長期的に自社の魅力を広く知ってもらい、人材確保を安定化させる取り組みとして捉えることが大切です。
ホームページをリニューアルして終わりではなく、定期的な更新や改善を行いつつ、SNSも取り入れて企業の姿勢をアピールし続ける。
これによって、質の高い人材が「この会社で働きたい」と思ってくれる可能性が高まります。
6. 小さく始めて、少しずつ育てていく
ホームページの制作やSNSの運用は、始めから完璧にやろうとすると大変です。
特にネットに苦手意識がある経営者や幹部の方は、ハードルを低めに設定することをおすすめします。
任せきりにして結果失敗することも防げます。
- まずは最低限のページ構成とデザインでホームページを持つ
- Instagramの企業アカウントを作り、月2回でも投稿する
小さく始めて、運用しながら少しずつ学習し、改善していくことで自社のカラーに合った発信スタイルが見えてきます。
また、社内の若手社員でSNSに詳しい人がいれば、上手に巻き込んで楽しみながら取り組むと、意外なアイデアが飛び出すこともあります。
彼らのモチベーションが上がり、意外な活躍をしてくれるかもしれません。
7. まとめ
以上をまとめるとこのようになります。
- 2024年問題で運送業界の労働環境が大きく変化し、人手不足はますます深刻化する可能性が高い。
- 求職者はネット上の情報を念入りに調べる傾向にあるため、ホームページの整備やSNS活用は必須となりつつある。
- ホームページ制作では、採用ページの充実やスマホ対応、トップメッセージなどの情報発信がポイント。
- InstagramなどのSNSはビジュアル中心で若い世代への訴求力が高いが、まずは少しずつ始めることが大事。
- オンライン上での採用ブランディングと並行して、職場環境の改善も進めることで、募集~定着の流れを強固にできる。
「ネットは苦手だけど、これからはやらなきゃいけないかもしれない…」
ご相談の多さから、このように感じている運送会社の方が多いのを日々実感しています。
まずはホームページの情報を最新化するところからでも一歩踏み出してみましょう。
その一歩が、若い世代をはじめ、多くの求職者との新たな接点を作り出し、問題を乗り越える大きな助けとなるはずです。
今後の企業発展と人材確保に向けて、ぜひホームページとSNSの可能性を活用していただければと思います。