アクセシビリティ重視のウェブ制作

チャコウェブ

株式会社CyberCats

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中小企業のホームページ制作で事業の価値を引き出します。良いホームページの作り方や運営の方法、集客に役立つヒントをお届けします。

【2018年7月版】今ホームページで対応すべきこと4つ

ホームページで取り組むべきこと2018年7月

今ホームページに必要なことはどんなことか、はっきり理解していますか?

例えばお問い合わせフォームで情報送信をしてもらうときに、しっかりセキュリティ対策をして安全な通信環境にしているかどうか。

または、ストレスなくホームページを見てもらうための環境を調えているかどうか。

ポイントは「安全」「安心」「快適」です。

お客様に「安全」「安心」「快適」な環境でホームページを利用してもらうために、ぜひご自分のホームページをチェックしてみましょう。

すべての項目に自信をもって「YES」と言えるようなホームページなら、信頼度アップ確実です。
もし未対応だったり、不安な項目があれば方法を紹介していますので対応することができます。

もちろん、これからホームページを作る方にも要チェックな内容ですよ!

 

あらゆるデバイスで快適に見られること

「安全」「安心」「快適」なホームページに必要な4つのチェックポイントをまとめました。

  1. あらゆるデバイスで快適に見られること
  2. 高いセキュリティの環境で閲覧できること
  3. プライバシー保護された環境で閲覧できること
  4. 素早く表示されること

それでは、詳しく説明していきます。

 

あらゆるデバイスで快適に見られること

パソコン、タブレット、スマートフォン、どのデバイス(端末)でも綺麗に見やすく閲覧できますか?
ネットはスマホでしか見ない人がかなり増えている状況ですから、未対応の場合には今すぐ取り組むべき最重要項目です。

パソコン向け表示しか対応していないホームページは、スマホからアクセスしているお客様にストレスを与えています。

文字が小さすぎて拡大しなければならなかったり、リンクを上手くタップできなかったり、崩れた表示になったりしてしまいます。

 

どのデバイスでも快適に見るための対応方法

スマートフォン、タブレット表示に対応しましょう。
レスポンシブデザインにするのがおススメです。

レスポンシブデザインとは、アクセスするデバイスによってデザインが伸び縮みするホームページデザインの作り方です。
1つのページでさまざまなデバイスに対応でき管理が楽なので、現在推奨されている対応方法です。Googleのゲイリー・イリーシュ氏もこのレスポンシブデザインを勧めています。

 

高いセキュリティの環境で閲覧できること

セキュリティについての要求は、近年どんどん加速しています。
特にGoogleはクローム(Chrome)ブラウザでHTTPSになっていないホームページは警告表示することを公表しています。
【2018年10月から】GoogleクロームブラウザでHTTPS非対応ページへの警告が強化されます

信頼を高めるために、また、不正なホームページ改ざんを防ぐためにもセキュリティの強化は重要です。

 

セキュリティレベルを上げる対応方法

SSL化で高セキュリティのホームページに対応させます。
SSLとは、ホームページのデータを暗号化する仕組みのことです。SSL対応されたホームページは、アドレスの先頭が「HTTPS」と表示されます。

  • 常時SSL(ホームページすべてをSSL化対応する)が理想的です
  • お問い合わせフォーム、カード情報入力など個人情報をやり取りするページをSSL化する

現在は無料で取得できるSSL証明書があります。
お客様に安心してホームページを利用してもらうために、セキュリティを強化しましょう。

 

プライバシー保護された環境で閲覧できること

個人情報の保護は、お客様が強い関心を寄せることの一つです。
プライバシーを守ってくれないホームページを利用したいと思う人はなかなかいませんよね。

2018年5月25日に施行されたGDPRの影響を受けて、世界的に個人情報の取り扱いは厳格になっていく傾向が見られます。
プライバシーポリシーをしっかり定めて明記しておくことは今後必須となると予測されます。
早い段階で取り組んでおきましょう。

 

プライバシー保護の対応方法

個人情報保護についてどのように取り扱うかを決めます。
社内ルールを決めて漏洩を防ぐことが大切です。

そして決めた内容を「個人情報保護方針」または「プライバシーポリシー」としてホームページに明記します。

方針を決める時に、GDPRの適用範囲に含まれるかどうかも確認します。

GDPRとは何か、またプライバシーポリシーの書き方を例文を交えて解説している記事も併せてご覧ください。

GDPRとは?日本のホームページ運営者が対応すべきこと
プライバシーポリシーの書き方について解説

スマートフォン、パソコン、タブレットで快適に閲覧できるようにする
ページの表示速度を高速化してスピードアップする
SSL対応をしてHTTPSページにする
個人情報保護の方針を決めてホームページに明記する

 

素早く表示されること

スピード感は重要度が高まっていることの一つです。Googleは、読み込みスピードが遅すぎるホームページに対してマイナスの評価をするようになっています。

特に、モバイルユーザーは遅い表示を待てません。
読み込みに3秒以上かかると、53%が離脱するという報告もあるほどです。
見に来てくれたお客様が待てずに帰ってしまうホームページでは悲しいですよね。

読み込みスピードは、SEOだけではなくお客様の満足度に影響しています。
読み込みスピードを速くすると、目標達成率が上がることがわかっています。逆に遅いと離脱を招いてしまいます。

 

表示スピードを上げるための対応方法

ホームページの表示を高速化させるのは集客力の強化に役立つため、とても重要なことです。
しかし、残念ながら知識がないと難しい作業がメインです。

とはいえ、自分のホームページがどのくらいのスピードで表示されるのかは誰でも計測することができます。
Googleが公開している以下のようなサービスで計測してみましょう。

Page Speed Insights
Test my site モバイルサイトの読み込み速度とパフォーマンスを確認する Google

以下のような作業で高速化を実現します。

  • HTTPリクエストの数を減らす
  • データを圧縮する(HTML、CSS、JavaScript)
  • ブラウザのキャッシュを活用する
  • 外部スタイルシートを利用する
  • サーバーの応答時間を短くする

サクサク使えるホームページを目指しましょう!

追記:2018年7月10日

読み込みスピードがランキングの要因に取り込まれたことがGoogle公式ツイートでアナウンスされました。
導入開始ということで、すべてのホームページが同時期に順位変動するわけではありません。徐々に影響が出てくるはずです。

今回のアップデートは、「ページの読み込み速度がとても遅い」サイトの評価が下がります。
アップデートにかかわらず、良いユーザー体験を提供するためにもスピード改善はおすすめです。

 

まとめ

こうしてみると「やらなけれなならないことが多くて大変・・・」と感じてしまいますよね。
しかし、どの項目もお客様にとってはメリットがあります。
より安心、安全で快適な環境に歩み続けているための変化なのです。

つまり、これらすべてが良いユーザー体験(ユーザーエクスペリエンス)を提供することにつながるということです。
絶対に覚えておくべきユーザーエクスペリエンスとは?何が重要?

確実に対応していくには計画が大切です。
まずは優先順位を決めて少しずつでも取り組んでいきましょう。

ホームページをリニューアルするときに、できるだけ低予算でリニューアルしたい方は多いはず。
そして、リニューアルの時だけではなく、継続的にかかる費用まで安くするコツがあります。
格安でホームページをリニューアルするために見直す6つのこと


          この記事を書いた人        
横山ゆみこ
株式会社Cyber Cats ブログ編集長。ウェブディレクター、コンテンツ発信サポーター
ブログを9年間運用してきた経験から実践的なアドバイスを得意とし、コンテンツ発信を活用して企業の価値を高めるサポートをしています。
400件を超える中小企業のホームページ制作に関わり、SEO、コンテンツマーケティング、ライティングの知識を使ったコンテンツ制作で利益につなげる制作ディレクションと利益獲得のアドバイスをしてきました。
ウェブの情報発信力を存分に活用する考え方を基礎からお伝えし、運用能力を身につけていただくお手伝いをしています。
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