アクセシビリティ重視のウェブ制作

チャコウェブ

株式会社CyberCats

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中小企業のホームページ制作で事業の価値を引き出します。良いホームページの作り方や運営の方法、集客に役立つヒントをお届けします。

「初期費用無料?」悪質なホームぺージ制作会社にご注意

悪質なホームぺージ業者の見分け方

「ホームぺージ 初期費用無料」などで検索すると、たくさんの会社がヒットします。初期費用が0円でホームぺージを作れるなら嬉しいと感じる人も多いようですが、ちょっと待ってください!

そのホームぺージ制作会社は本当に安心できる会社でしょうか?
安心できる会社なのかどうか確かめてからでも遅くはありません。
悪質なホームぺージ制作会社の被害に遭わないために、特徴と見分け方についてご紹介します。

「初期費用無料」「月額〇万円で5年契約」はリース契約の悪質会社

「初期費用は無料で制作します」
「月額費用が3万8千円、5年契約です」
「更新も代行します」
「SEO行います」

こんな言葉を投げかけられたらほぼ間違いありません。
上記のようなうたい文句で営業してくる場合はホームぺージをリースで契約させる悪質な会社です。

参考:中小企業庁からの注意勧告が出ています。

ホームぺージのリース契約がなぜ危険なのか

理由1:高すぎる

初期段階の出費が抑えられることと、専門的なことを全部お任せできるという安心感からリース契約をしてしまう人が多いようです。多いのが月々3万円で5年から7年ほどの契約です。
例えば38,000円/月×5年となると、なんと総額228万円!
こんなに高いお金を支払って、それほど素晴らしいホームページが手に入るかというとNOです。

こんな高いお金を出さなくても、もっと品質良く集客できるホームぺージを作る会社はたくさんあります。

理由2:途中解約できない

リース契約は基本的に解約できません。
消費者との契約ではなく、事業者間の契約となるとクーリング・オフ制度も適用できません。

一度契約してしまうと、会社がなくなった場合でも(ホームページが必要なくなっても)ずっと支払わなければならなくなってしまいます。

ご相談いただいたお客さまの中には、途中解約をすると伝えたところ残りの費用全額に加えて莫大な違約金を要求されたケースがありました。最初に交わした契約書の中に違約金請求が記載されていたためです。

理由3:ホームぺージの品質が低い

肝心のホームぺージの品質も、素晴らしい営業文句を並べられて期待していたものとは程遠く、数百万円の価値があるとはいえないものが多いです。
ボリュームも7~10ページほど、SEOも対策されているようには見えません。
契約中は更新をずっとしてくれるはずなのに、連絡がつかなかったり、更新作業をなぜか拒否されたり、追加請求をされることもあるようです。

理由4:契約満期になるとホームページが消滅してしまう

リース契約は、ホームページをリース会社からレンタルする契約なので、自分の所有物になっていません。そのため、やっと支払いが終わる契約満期にはホームぺージがなくなってしまうのです。

理由5:リース会社が潰れて連絡がとれなくなる

リース会社はよく潰れます。
なぜか支払いの請求だけは続くのに連絡が一切つかなくなり、お手上げの状態で私たちにご相談いただくケースが何度かありました。

【5年は長過ぎ】ホームぺージは2~3年でリニューアルするもの

今の時代は同じホームぺージを5年も使い続けるのは無理があります。
3年前には普及していなかったスマートフォンへの対応が今は必須になっているように、新しい技術や環境に対応していく必要があるからです。

これからサイクルがさらに短くなる可能性もありますが、今は2年から3年でリニューアルを検討し改良していくのが一般的です。
役に立たないホームぺージを5年も持ち続けるのはビジネスにとって好ましくありません。

 

2年縛りで契約する格安の制作会社も条件によっては要注意

リース契約ほど高額でなくても、低価格で制作した上で月額費用の支払い期間を2年~3年契約に縛る会社もあります。
このような会社は、安い制作費で顧客と契約し、その代わり月額費用で補い利益確保をしているビジネスモデルです。

ここで注意すべき点は、

  • 途中でいつでも解約できるかどうか
  • ホームページのデータを引き渡してくれるかどうか
  • ドメインとサーバーの管理権を引き渡してくれるかどうか

です。

「ホームぺージはビジネスの武器となる大切な資産」と考えると、ホームページは作ってからも目的の達成に近づけていくために育てていくものです。
制作会社の選び方の記事でも書きましたが、ホームぺージを依頼したオーナーが自由にできる権利をもてない契約では、ホームページを十分に育てることができません。

悪質な制作会社の見分ける方法

  • 飛び込みなど訪問営業をしてくる
  • ホームぺージで契約条件や料金について明示されていない
  • 制作実績に魅力がない

インターネットビジネスなのに、訪問営業に頼るような制作会社はインターネットからの集客ができていない証拠です。こんな会社が制作したホームページは本当にSEOや集客に効果があるのか疑わしいですよね。

営業担当者からは魅力的な営業トークで引き付けてきますが、契約の条件と料金についてしっかり確認をすることです。複数の会社で見積もりを比較して総額を見てみましょう。
同時に制作実績を必ず確認しましょう。品質の割に総額が高すぎませんか?肝心な商品に力がなければ意味がありません。

まとめ

以上は過去にお客さまからご相談いただき、実際にリース契約被害に遭っていた事例をもとに書きました。悪質な契約条件と気が付かないままの方も多く、リニューアルのご相談を頂いたときに発覚したこともあります。ご相談いただく度に心苦しく、これ以上の被害を防ぐには正しい知識を広めることも有効と考え記事にしました。私たちだけではなく、多くのの制作会社さんが怒りの記事を書いているのを目にします。

ホームページにかかる制作の費用維持費用について正しく理解することで、悪質な詐欺被害に遭わずにすむと考えています。
ぜひご自分に合ったホームぺージ制作会社を選んで事業にホームページを活用してください!


          この記事を書いた人        
ヤマ編集長
株式会社Cyber Cats ブログ編集長。ウェブディレクター、コンテンツ発信サポーター
ブログを9年間運用してきた経験から実践的なアドバイスを得意とし、コンテンツ発信を活用して企業の価値を高めるサポートをしています。
400件を超える中小企業のホームページ制作に関わり、SEO、コンテンツマーケティング、ライティングの知識を使ったコンテンツ制作で利益につなげる制作ディレクションと利益獲得のアドバイスをしてきました。
ウェブの情報発信力を存分に活用する考え方を基礎からお伝えし、運用能力を身につけていただくお手伝いをしています。
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