あなたのホームページは、実力を十分に発揮できていますか?
ホームページは公開してからが本来の力を発揮するスタート地点です。
しかし、公開した後にどのように運営していけば良いかわからない方も多いと思います。
まずは定期的にホームページのメンテナンスをしましょう。
ホームページは最初の公開からずっと完璧な状態でいるわけではないのです。
集客できるホームページは、修正や改良を加えていくことで、より最適な状態に育てています。
今回は、ホームページ公開後に行うべき定期メンテナンスについて、具体的なポイントを解説していきます。
パソコンに詳しくなくても定期チェックはできますから、ぜひこの記事を参考に実行してみてくださいね。
公式ホームページは信用が大切!だから定期メンテナンスしよう
一度納品してしまうと、安心してしまって放置される方は多くいらっしゃいます。
しかし、公式ホームページとしてふさわしい状態にしておくために、定期的なチェックは重要なことです。
書籍も初版にはよく誤字などミスが見つかりますよね。
それと同じで、納品前にしっかり確認したつもりでも間違いが見つかることはあります。また、状況の変化によってあいさつ文の言い回しを変えたほうが良いケースも出てきます。
今や取引先候補のホームページを事前に閲覧するのは当然のことです。
間違った情報や、すでに古くなった情報がいつまでも載っているホームページは、会社の信用までも損ねてしまいかねません。
定期的なパトロールをしていれば、素早く修正対応することができるのでせっかくの集客の機会を逃すこともありません。
ホームページ改善につながるチェック項目4つ
ホームページでチェックする項目は4つです。
- 文字情報のチェック
- リンクのチェック
- メールフォーム・通話発信の動作確認
- 画像・スライドショー・動画のチェック
これらを確認すればホームページが正常に動いているかどうかを確認することができます。
メインページだけではなく、すべてのページを確認しましょう。
頻繁に更新しているページだけではなく、すべてのページを確認することで思わぬミスに気付くこともあります。
ミスや不具合、修正したほうが良い箇所を発見したら、担当者に修正を依頼しましょう。自分で修正できる場合はささっと修正してしまうのがよいです。
それでは、各項目について解説していきます。
サイトのチェック項目1:文字情報をチェックする
文字情報をすべてのページで確認してみましょう。
間違っている情報はないか、最新の情報が載っているかどうかを確認します。
以下のポイントを踏まえてチェックしてみます。
- 基本情報が正しいか
- 誤字脱字がないか
- 料金など数字は正しいか
- メニューなど事業が取り扱っている内容は最新の情報か
- 敬語など表現は適切か
例えば終了済みのキャンペーンがいつまでも掲載されていては、お客様は勘違いしてしまいます。
営業日や時間、住所などの基本的な情報は、公式ホームページが一番正しいと考えるのは普通のことです。
筆者は、よくレストランを探すときにはGoogleマップやグルメサイトを利用しますが、営業時間や禁煙・喫煙席については公式サイトを確認するようにしています。
ホームページには常に最新で正確な情報が載っているように配慮しましょう。
「この部分はメッセージを変更したほうがお客様に読んでもらえそうだな」などの改善に気が付くこともあります。
関連記事:ホームページのメッセージは伝わる書きかたを重視しよう
サイトのチェック項目2:リンク切れやエラーをチェックする
すべてのページで、リンクが正しく飛ぶかどうか確認します。
リンク先に移動できないと、お客様は見たいと思った情報にたどり着けないストレスを感じますし、SEOにも良いことはありません。
文章の途中や画像ににリンクが挿入されている場合もありますから、忘れずにチェックしましょう。
内部リンク:ホームページ内の移動
トップページから会社概要ページへ移動など、自分のホームページ内を行き来するためのリンクを内部リンクといいます。
リンクメニューがページの上下にある場合はすべて試して、正しく飛ばない場合は修正対応をします。
外部リンク:ほかのホームページやSNSサイトへの移動
提携先のホームページや、SNSページや外部のブログサイトに移動するためのリンクを外部リンクといいます。
リンク先のホームページがなくなっていたり移動している場合はリンクを削除したり、新しいリンク先に修正したりして、リンク切れを改善します。
リンクのエラーやリンク切れを検出してくれる無料サイトもありますから利用してみてはいかがでしょうか。
dead-link-checker.com
サイトのチェック項目3:メールフォームや電話をテストする
メールフォームからテスト送信をして、正しく送受信ができるかどうか確認します。
また、スマートフォン表示のワンタップで通話発信できるようにしている場合には、通話発信テストもしてみましょう。
納品時には問題ないホームページでも定期的にチェックしてみるのがお勧めです。
レンタルサーバーやブラウザ側でアップデートや仕様変更をしたときに影響を受けることがあったり、更新作業中になんらかの影響が及んだりするため、永久に問題が起こらないとは言えないからです。
こうして定期的にチェックをしていると、例えばスマートフォンでもっと入力しやすく変更したほうが良いなど改善案も浮かんできますよ。
関連記事:問い合わせ率が倍増する!問い合わせフォームの作り方とは
サイトのチェック項目4:画像やスライドショー・動画をチェックする
画像が正しく表示されているか確認します。
スライドショーや動画を設置しているホームページは、動作確認をしてみましょう。
YouTubeの動画を貼り付けている場合も、削除されていないかどうか確認します。
他にも取り扱いをやめた商品の画像が載っているような時には、新しい画像に差し替えるなど鮮度を保つようにしましょう。
パソコンとスマートフォン両方でチェックする
定期チェックは、必ずパソコンとスマートフォンの両方でホームページを確認するようにします。
タブレットを持っているならば、ぜひタブレットでの確認も行ってください。
どのデバイスから見てもキレイに見えて、問題なく利用できることが大切です。
月に1度、少なくとも3か月に1度は定期チェックを
定期チェックの頻度は理想は月に1度ですが、あまり更新しないホームページなら3か月に1度行えば大丈夫です。
更新頻度に応じて決めましょう。少なくとも3か月に1度はチェックするのがお勧めです。
メンテナンスを習慣にしているホームページは、常に新しい情報が載っているのでお客様のリピート率が高くなります。
まとめ
ホームページを運営するにあたって、定期メンテナンスの重要ポイントを以下のようにお伝えしました。
- 文字情報のチェックをする
- リンク切れやエラーがないかチェックする
- メールフォーム・通話発信の動作確認をする
- 画像・スライドショー・動画のチェックをする
- 月1回から3か月に1回は定期的にチェックする
- チェックはパソコンとスマホ両方で行う
初めてのときには手間を感じるかもしれませんが、2回目からは時間もそれほどかけずスムーズにできると思います。
定期メンテナンスをしているかどうかで、ホームページの鮮度と活用度は差がついてきます。せっかく手間とお金をかけて立ち上げたホームページですから、最適な状態に保っておきたいですよね。
併せて新着情報などの更新を行えば、より生き生きとしたホームページに育っていきます。
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