アクセシビリティ重視のウェブ制作

チャコウェブ

株式会社CyberCats

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中小企業のホームページ制作で事業の価値を引き出します。良いホームページの作り方や運営の方法、集客に役立つヒントをお届けします。

ホームページのメッセージは伝わる書きかたを重視しよう

伝わる文章の書き方とは

ホームページの文章を書くときにこだわらなければならないことは「カッコ良さ」よりも「伝わりやすさ」です。
あなたのホームページで紹介している商品やサービスがいかに素晴らしいものでも、わかりにくいというだけでユーザーは文章を読んではくれません。

ユーザーが「読みたい!」と思い、読んでくれたユーザー全員が理解してくれるような文章の書きかたを意識することが大切です。
 
しかし、ユーザーに伝わりやすい文章の書きかたとは、一体どんなものなのでしょうか。
 
ここでは、より伝わりやすくするための文章の書きかたの工夫について紹介していきます。これらのポイントをさえておくだけで、よりわかりやすい文書を作ることができるようになりますよ。

 

カッコよい文章は文学的には良いが商用には向かない

ビジネスで利用するホームページは商用目的のために存在します。
ですから、「読みやすく」「すんなりと頭に入ってくる」ような伝え方で書くことが求められます。

世の中には星の数ほど商売があり、広告や宣伝がひしめいています。
「ややこしくて読む気がしない!」

もういいや、という感じで「戻る」をタップして去ってしまうこと、ありますよね。

消費者は忙しく、あなたのホームページをじっくり時間をかけて見るほど暇ではありません。

ごく短い時間で訴求するには伝え方を工夫する必要があるのです。

  • わかりやすい
  • 商品やサービスの魅力が感じられる

考え込んでしまうような暗喩を含む文章であったり、いつまでも結論がわからない文章は喜ばれない、ということですね。
たまに戦略的に比喩を使ったキャッチコピーなどを使う広告などもありますが、これは上級者向けのマーケティング手法です。

おそらく今この記事を読んでいる方は「ホームページやブログから収益につなげるための書き方を上達させたい」と願っているはずです。
まずはしっかりと「伝わる書き方」をマスターしてから上級者向けの方法に挑戦するほうが良いでしょう。

 

 

結論を先に書く

ホームページで文章を書く場合、結論を先に書くよう心がけましょう。
 
一般的に文章を構成するときには「起承転結」の順に構成するといわれています。
しかし、ホームページの場合、ユーザーは結論(=内容)がわからない文章に最後まで付き合ってはくれません。
そのため、ユーザーに対して「この文章を読みたい!」といち早く判断してもらう必要があるのです。
 
そのためにも、結論から書き始めることが鉄則です。
 

 

見出しをうまく使って書く

文章の内容をわかりやすくするために、見出しをうまく使うこともホームページで文章を書くには大切です。
 
先述したように、ホームページを訪れたユーザーは長い文章を最後まで読んでくれるほど暇ではありません。
ユーザーは設定された見出しを流し読みし、「この文章は読む価値があるかどうか」を判断します。
そして自分が興味を持った見出しの内容を詳しく読んでいこうとするのです。
 
そのためには、タイトルとあわせてユーザーの心を掴むような見出しが設定されていることが大切です。
見出しをうまく使って文章を書くよう心がけましょう。
 

 

中学生にもわかるようなわかりやすい文章で書く

ホームページで文章を書く場合は、中学生にでもわかるようなわかりやすい文章を書くようにしましょう。
 
専門用語や難しい漢字が並んでいるだけで、興味や文章を読む意欲を失ってしまうユーザーはたくさんいます。
中学生にでもわかるような文章で書くことで、誰に対しても抵抗なく、読みやすいものにしなければなりません。
 
そのためには、

  1. 一つの文章で伝えたいことは一つだけ書く
  2. 1つの見出しに対して、200~400字程度におさめる
  3. 主語と述語は近くに置く
  4. 漢字は連続3文字までにする

これらの書きかたを意識して中学生にもわかるような文章を書くようにしましょう。
 

 

より具体的な表現を使う

ホームページで文章書くときには、より具体的な表現を使うことを心がけてください。
 
「実績が大変豊富です」
「歴史があります」

 
などと書いても実績や歴史がどんなものなのかが伝わりにくくなります。それよりも、
 
「これまでに10000人の方にご愛用頂いております」
「創業50年になります」

 
といった具体的な数値や名詞などを使うことで、言葉の信憑性が増しますし、商品やサービスをわかりやすくアピールすることが可能になります。
 
そのためにも、より具体的な表現を使う書きかたを意識して文章を作成するようにしましょう。
 

 

改行を使って文章にテンポを付ける

ホームページの文章を書くときには、改行をうまく使って文章にテンポをつけることも効果的です。
 
文字がびっしりと並んでいるだけだと、ユーザーは読むことを躊躇してしまいかねません。
長すぎる文書は読んではくれないのです。
そのためには、3~5行ごとに改行を挟むことで文章をうまく分けて読みやすくし、また余白を作ることで、見た目で読みたくないと判断されないようにする工夫が必要です。
 
改行を使って文章にテンポをつけるようにしましょう。

 

文学的な素養は無駄にならない

本を読むのは無駄ではありません。
むしろ文学的な素養は、あなたの文章作成力をグッと引き上げてくれます

ビジネスブログのネタ切れに困らない方法とはの記事で説明している通り、アウトプットをするにはインプットを習慣づけることが欠かせません。
確かに、カッコ良さばかり気にする文章は集客に向きませんが、文章作成に関する基礎体力を上げてくれるでしょう。
語彙力、表現力が身につきます。

素敵な表現、難しいことをとてもわかりやすく解説している文章、グッと来たキャッチコピーなどをメモしておくと、作文に困ったときに力になってくれるはずです。
もちろんコピペは厳禁です。

書籍やブログなど、積極的に文章を読むことをお勧めします。
 

 

まとめ

ホームページの文章は、紙媒体に比べて流し読みされやすいものです。
そのため、見た目のカッコよさにこだわっても内容が伝わりにくければ、一瞬でユーザーは離れていくことになってしまうのです。
 
ホームページでの文章の書きかたについては、「いかに伝わりやすくするか」がとても重要になります。
ユーザーに伝わりやすくするために工夫は、読んでもらう価値のある工夫ともいえます。わかりやすく伝わる書きかたを意識して、より良いホームページにしていきましょう。


          この記事を書いた人        
ヤマ編集長
株式会社Cyber Cats ブログ編集長。ウェブディレクター、コンテンツ発信サポーター
ブログを9年間運用してきた経験から実践的なアドバイスを得意とし、コンテンツ発信を活用して企業の価値を高めるサポートをしています。
400件を超える中小企業のホームページ制作に関わり、SEO、コンテンツマーケティング、ライティングの知識を使ったコンテンツ制作で利益につなげる制作ディレクションと利益獲得のアドバイスをしてきました。
ウェブの情報発信力を存分に活用する考え方を基礎からお伝えし、運用能力を身につけていただくお手伝いをしています。
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