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追記:2021年10月8日
Chrome Chrome 94がリリースされました。
HTTPページは表示をブロックして警告画面に切り替わる「HTTPSファーストモード」が導入されています。
【Chrome94 非SSLをブロック】HTTPSではないページはアクセスをブロックします SSL対応しよう
追記:2017年11月24日
Chrome 62がリリースされました。
予告通り、HTTPぺージに書き込むフォームがある場合、Chromeブラウザ上で「保護されていません」という警告が表示されます。
あなたのホームページは常時SSLが済んでいますか?
現在ホームページを運営している方、または開設予定の方にはぜひ覚えておいて頂きたいのがホームページの常時SSLについてです。
今後ホームページの常時SSL化は必須の対応になってくると見られています。
非対応のままだとGoogleの検索順位が下がったり、ページ自体が表示されなくなったりという事態になるでしょう。
関連記事:【セキュリティ強化】フォームのあるページでのSSL化対応をお勧めします
ホームページを運営するのであれば知っておきたい常時SSLについて、分かりやすくまとめました。
改めてその内容とメリットを理解した上で自身のホームページの常時SSL化を進めていきましょう。
SSLとは簡単にいうと、ホームページの安全性を高める為の暗号化のことですが、常時SSLとはホームページに掲載されているすべてのページを暗号化する対応のことです。
SSLがされていないホームページのアドレスはhttpから始まりますが、SSLが導入されているページはhttpsから始まります。
自身のサイトがSSL導入されているか分からない場合はアドレスを見ればすぐに分かります。
2017年10月にリリース予定のChrome 62 ブラウザでは、ユーザーに何か入力させる(フォームなど)ページすべてに「保護されていない通信」などの表示をすることになっています。
現段階では、フォームがあるページにSSL対応をすれば良いとされていますが、将来的には常時SSL対応を進める予告を出しています。
つまり「http」となるページすべてに警告を出す予告をしているのです。
Chrome の HTTP 接続におけるセキュリティ強化に向けて
今後常時SSL導入されていないホームページはさまざまな面でデメリットが多くなっていくでしょう。
今後ホームページを運営していく人は、部分的なSSL対応だけでなく常時SSLを基本として考える必要があります。ホームページを常時SSL化することで得られるメリットは大きく4つあります。
それぞれについて具体的に説明していきますので、内容を理解した上で自身のホームページも常時SSL導入を検討してみてください。
何よりもSSL化により情報を暗号化することでセキュリティが高まります。
これにより第三者による不正アクセスや、情報漏えい等を防ぐことができます。
特に公共施設での無線LAN等はセキュリティレベルが低いので、SSLをしておかないと情報漏えいする恐れがあります。
SSLの認知度が高まるにつれ、ユーザーも自分が見ているホームページがSSL導入しているかどうかを注意するようになっています。
ホームページ運営者として自身のホームページが安全であると示す方法として最も効果的なのが常時SSL導入ということです。
ユーザーの満足度を高めるという意味でも常時SSLは重要です。
SEO対策としても常時SSLは効果があると証明されています。
Google は ホームページの安全性を示す要素としてSSLが導入されているかを判断基準にしており、常時SSLが導入されていると検索でも優遇されます。
SSL(https)は非SSL(http)よりも通信が遅くなると思っている方もいると思いますが、今後はhttpよりhttpsのほうが速くなります。
それは、現在次世代プロトコルであるHTTP/2が開発されたからです。
HTTP/2はレスポンス速度が改善され、従来のものよりも通信速度は速くなっているのが現状です。
常時SSLは自身のホームページのセキュリティを高めるだけでなく、ユーザーへの信頼度アップや、通信速度の改善、検索順位の優遇など多くのメリットがあります。
今までは秘密保持が必要なページのみSSLを導入するという対応をしていいれば良いとされていました。
今後はホームページを常時SSL化するのが基本という流れが加速していくでしょう。
仕事や私用でのやり取りの多くが、インターネットを通じて行うようになった現在、決済や個人情報のやり取り等ホームページの安全性がより重視されていくというのは間違いありません。
現在ホームページを運営している人にとって常時SSLの導入はいずれ必須になることはご理解いただけたと思います。
実際に多くのホームページ運営者が非SSLから常時SSLへと改善を行っています。
SSLへの対応費用が安くなっているというのも対応が進んでいることを後押ししているといえるでしょう。
もし自身のホームページがまだ常時SSL対応をしていない場合は、さっそく検討してみてください。
ただ、導入はリニューアルと同時にはしないようにしましょう。
参照:ホームページリニューアルと常時SSL化は個別に対応しましょう
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