公式発表の予告通り、HTTPページで何か入力するフォームがある場合には、入力と同時にアドレスバーに警告が出されるようになりました。
パスワードやクレジットカード情報を入力するフォームの他、検索ボックス、お問い合わせフォームなど、何か書き込むものはすべて対象です。
参照:【セキュリティ強化】フォームのあるページでのSSL化対応をお勧めします
2017年10月18日からリリースが始まっているChromeブラウザの最新版から対応されています(10月26日にバージョン62.0.3202.75がリリースされています)。
Chromeのバージョンが62になっている状態で上部にある検索フォームに入力してみます。

入力すると、アドレスバーが「i」マークの右に「保護されていません」と警告に表示が出てきます。

基本はChromeは自動で最新バージョンにアップデートされますが、手動で最新版にすることも可能です。

警告が表示されるのはChromeブラウザだけ
このように警告が表示されるようになったのはChromeブラウザだけです。
しかし、パソコンでのインターネット閲覧はChromeブラウザを利用している人が多いのが現状です。
私たちCHACO-WEBへのアクセスも一番多い利用ブラウザはChromeです。
1つのブラウザだけと軽視してはいられません。
警告は閲覧する人の印象に大きく影響する可能性がある
警告が表示されているホームページと、「保護された通信」と表示されているホームページでは、どちらが信頼されるでしょうか?
当然、「保護された通信」と表示されるホームページです。
セキュリティ意識の高いほうが良いと考えるのは自然な流れですよね。
見る人にとって安心感が違ってきます。
発注する候補がいくつかある中、選ばれるのはこんなセキュリティ意識の違いかもしれません。
無料でSSL証明書を手に入れることもできるようになった今は、対応するチャンスであると考えます。
近未来にはすべてのホームページでSSL対応が求められます。
関連記事>>無料の独自SSLを利用できるレンタルサーバーをご紹介します
SSLのメリットは以下の通りです。
- SEOに効果がある
- 暗号化通信によってセキュリティが高まる
- 信頼度が向上する
参照>>SSLとは?なぜ自社ホームページでSSL対応したほうがいいの?
メリットのほうが大きいHTTPSへの対応はぜひ前向きに検討してみましょう。