
詳しいプロフィールはこちらから
ヤマ編集長のツイッターはこちら
追記:2017年11月24日
Chrome 62がリリースされました。
予告通り、HTTPぺージに書き込むフォームがある場合、Chromeブラウザ上で「保護されていません」という警告が表示されます。
こちらの記事でもご案内した通り、常時SSL対応が必須となる時期が近付いています。
SSL証明書は入手するためには「高い、手続きが面倒」という問題がありましたが、どちらも解消される時代がやってきました。
日本国内の主要なレンタルサーバー各社が無料で独自SSLを利用できるように対応がどんどん進められているのです。
独自SSLを無料で設定できるのは本安全な当に嬉しいことですよね。
これでブラウザからの警告も表示される心配はなくなりますし、ウェブサイトの閲覧と取引環境を安全にすることができます。
認証局「Let’s Encrypt」を利用すれば、誰でも無料で安全な独自SSL証明書を手に入れられます。
今回は無料で独自SSLを利用できるレンタルサーバーをご紹介していきます。
関連記事:【セキュリティ強化】フォームのあるページでのSSL化対応をお勧めします
利用可能コース:全プランで利用可能
必要なこと:事前に独自ドメインの取得をしておく
利用可能コース:全プランで利用可能
必要なこと:事前に独自ドメインの取得をしておく
ゼンロジックは、業界大手のシマンテックが発行する無料SSL証明書を標準の独自無料SSLとしています。
Let’s Encryptにも対応しておりどちらか選ぶことができます。
追記:2017年11月8日
シマンテック社が発行するSSL証明書が、Chromeブラウザで信頼を破棄されることが発表されました。
Chrome が Symantec の証明書に対する信頼を破棄する予定について
本記事でご紹介しているLet’s Encryptは問題ありません。
ゼンロジックサーバーの標準SSLはシマンテックのものとなっていますが、Let’s EncryptのSS証明書を選ぶことができます。
今後はLet’s Encryptを選択されることをお勧めいたします。
利用可能コース:全プランで利用可能
必要なこと:事前に独自ドメインの取得をしておく
サービス開始:2017年10月17日
利用可能コース:「さくらのレンタルサーバ」「さくらのマネージドサーバ」
「さくらのクラウド」「さくらのVPS」では「Let’s Encrypt」を簡単に設定できる「スタートアップスクリプト」を提供することになっています。
必要なこと:事前に独自ドメインの取得をしておく
Let’s Encryptとは、2016年4月に開始された無料のSSL証明書認証局です。
Let’s Encrypt総合ポータルより引用
Let’s Encrypt は、認証局(CA)として「SSL/TLSサーバ証明書」を無料で発行するとともに、証明書の発行・インストール・更新のプロセスを自動化することにより、TLS や HTTPS(TLSプロトコルによって提供されるセキュアな接続の上でのHTTP通信)を普及させることを目的としているプロジェクトです。2016年4月12日 に正式サービスが開始されました。
証明書の認証から発行、更新、支払いなどの工程を自動化することで、これまで面倒で複雑だった作業を簡略化しています。
今回ご紹介したレンタルサーバーでは、ほとんどがコントロールパネルで簡単に設定することができ、そして証明書の更新も自動で行ってくれます。
今からSSL対応をするなら無料のLet’s Encryptがおススメ!
SEOの観点からも、ユーザーに安全な閲覧環境を提供しているということで、常時SSL対応はGoogleから良い評価が得られるのでぜひ対応したいと考えている方も多いはずです。
セキュリティを強化する動きには納得していても、ホームページ運営者の負担が増えることが問題となっていました。
そんな中でLet’s Encryptのような無料の独自SSL証明書はありがたい存在です。
「常時SSL化は大変!」と手を出せずにいた方にも嬉しいですよね。