アクセシビリティ重視のウェブ制作

チャコウェブ

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中小企業のホームページ制作で事業の価値を引き出します。良いホームページの作り方や運営の方法、集客に役立つヒントをお届けします。

知れば得する役に立つ!独自ECサイト制作で実践して欲しい3つのポイント

ECサイトの運営で役に立つこと

いまでは多くの人が当り前のように利用しているECサイト。「ネットショップ」、「通販サイト」などと呼ばれることもありますが、総務省のホームページで公開されている平成27年版情報通信白書の「インターネットショッピングの利用状況」によると、ネットショッピングの個人利用率は全年代平均で7割を超えているとの結果も出ています。

実際の店舗にわざわざ足を運ぶ手間もなく、365日24時間いつでも自分の好きな時間にショッピングができるという利用価値の高さから、いまでは一大マーケットとなっているECサイトですが、単に利用するだけではなく新たにECサイトを立ち上げて運営する個人や企業も年々増え続けています。そこで本記事ではこれからECサイトの運営に携わる方に優位となる情報をご紹介させていただきます。

 

目次

 

ECサイトの出店には2つのスタイルがある

ご存知の方もいるかも知れませんが、おさらいの意味を込めてご説明しておきましょう。

新規にECサイトを展開する場合、大きく分けて2つの方法があります。ひとつは既存のショッピングモールに出店するスタイルと、もうひとつはゼロから独自にECサイトを構築して運営するスタイルです。

 

・ショッピングモール出店スタイル

登録すれば誰でも簡単にネットショップを開業することができます。多くの人が閲覧するため集客の期待ができる反面、固定費用や決済手数料などがかかったり、サイトのデザインに制約があるのでショップの個性を出しづらいといったデメリットも存在します。

 

・独自ECサイト構築スタイル

独自ECサイトの場合はサイト利用料金などがかからず、自社のブランドイメージに合わせたデザイン構築が可能となり独自性も発揮できます。構築方法もASPやオープンソース、パッケージ、フルスクラッチといったいくつかの方法から選択することができますが、ショッピングモール型よりも高い制作費用がかかる点がデメリットと言えます。

 

今回は「制作費用はかかるけど、独自ECサイトで勝負したい!」とお考えの方や、既にある独自ECサイトのリニューアルを計画している方々に向け、知っていれば得をする、独自ECサイトを成功に導く3つのポイントをご紹介したいと思います。

 

POINT1 「Fの法則」を用いたレイアウト構成にしよう!

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Webサイト制作全般で言えることですが、ホームページのデザイン、特にECサイトの場合はデザインの良し悪しでコンバージョン率(※)が大きく変わってきます。そのためECサイトでは「視線移動の法則」を取り入れたレイアウト設計を行うことがベストであると言われています。

人の視線の動きには一定の法則があり、主にWebサイトの閲覧では左上から平行に右上、少し下がって再び左から右、最後に下へとFの形で視線が移動する「Fの法則」が存在するとされています。この法則を意識したデザインレイアウトすることで訪問者を惹きつけるサイトにすることができますので、ぜひ覚えておいてください。

 

※コンバージョン率とは:コンバージョンとはウェブサイトにおける目標の達成のことを意味します。ECサイトでは商品の購入が目的の達成に当たります。コンバージョン率とはアクセスなど一定の数値に対してコンバージョンをする確率のことです。

 

POINT2 使用する画像にはひと手間かけよう!

売りたい商品の画像を載せて商品説明をつけるというのは基本中の基本です。しかしそれだけではなかなか購入までには至らないケースが多くあります。閲覧者の購買意欲をより高めるためにはもうひと工夫が必要になるのです。

例えば商品がバッグ等であれば街中で実際に使用しているシーンや、バッグの中にスマホや本、筆記用具といった日頃持ち歩く様々なアイテムを入れた状態の画像を掲載するようにすると、それだけで購買意欲はぐんと上がります。

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消費者がイメージできる工夫をしよう

 

さらに最近ではYoutubeを利用して10~15秒程度の動画を作成し、それを載せているショップも見かけるようになりました。通信環境がよくなり、ひと昔前のようにサイトが重くなることもあまりないため、実際の商品利用シチュエーションを効果的に見せることができるのでこちらもおすすめです。

 

POINT3 デザインは印象よくスッキリとできるだけシンプルに!

人もECサイトでもファーストインプレッションはとても重要です。トップページ、商品ページなど全てのページで一番意識して欲しいのがシンプルであるということです。商品群が多いECサイトでは情報量が多くなるためどうしても雑多な印象になりがちですが、できるだけシンプルで閲覧者が欲しい情報に早くたどり着けるようなデザインを心がけるようにしましょう。

なお、最近はスマホやタブレットPCでECサイトを利用する方々が増えているので、縦スクロールを意識した構成にすることも重要なポイントになります。

 

まとめ

独自ECサイトは工夫を凝らせば凝らすほど集客やコンバージョン率アップに繋げることも可能になります。社内で制作を行う際にはここで紹介した3つのポイントをぜひ実践してみてください。

もしWebサイト制作会社に依頼するのであれば、付加価値となる様々なアドバイスをしてくれるセンスのよいWebデザインを行っている業者を選び、利用者にとって使い勝手のよいサイト構成を目指すようにしましょう。

オンラインショップの始め方についてはこちらの記事を参考にすると準備がやり易くなります。

 

参考:総務省

http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h27/html/nc122400.html

 


          この記事を書いた人        
ヤマ編集長
株式会社Cyber Cats ブログ編集長。ウェブディレクター、コンテンツ発信サポーター
ブログを9年間運用してきた経験から実践的なアドバイスを得意とし、コンテンツ発信を活用して企業の価値を高めるサポートをしています。
400件を超える中小企業のホームページ制作に関わり、SEO、コンテンツマーケティング、ライティングの知識を使ったコンテンツ制作で利益につなげる制作ディレクションと利益獲得のアドバイスをしてきました。
ウェブの情報発信力を存分に活用する考え方を基礎からお伝えし、運用能力を身につけていただくお手伝いをしています。
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