アクセシビリティ重視のウェブ制作

チャコウェブ

株式会社CyberCats

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中小企業のホームページ制作で事業の価値を引き出します。良いホームページの作り方や運営の方法、集客に役立つヒントをお届けします。

問い合わせフォームから届く迷惑メールの原因と対処法

メールフォームからの迷惑メール対処法

「メールフォームから大量の外国語メールが届くようになった」
「一日に数百件も届いてしまい、仕事にならない」

ある日突然、大量に送られてくるメールフォームからのスパムメール・迷惑メール。
とても困ってしまいますよね。

いったいどう対応すればよいのでしょうか?
スパムメール・迷惑メールの原因と放置することの危険性、対策案を解説します。

 

メールフォームから大量に迷惑メールが送られてくる原因は?

 

ボットによる自動攻撃

大量に送られてくるスパムメール・迷惑メールの多くはボットによるものです。
ボットが無作為にウェブ上でフォームを見つけ、自動的に情報を入力します。

多くのケースは、特定のホームページを対象に狙いを定めているわけではありません。
自動で行われていると考えて良いでしょう。
ボットが、フォーム発見から入力、送信まで行うので、一度に大量のメッセージを送信できます。

厄介ですね。

 

メールフォームのセキュリティが弱い

メールフォームのセキュリティ対策が不十分だと、スパムメール・迷惑メールの攻撃にさらされやすくなります。

「セキュリティが弱くなるようなことはしていない」
このように心当たりがないのにスパムメール・迷惑メールが送られてくるかもしれません。
メールフォームのバージョンが古い可能性もあります。
3年以上更新していないなど、ホームページの状態を一度チェックしてみましょう。

 

攻撃する側は常にアップデートを続け巧妙に進化している

ハッキングやサイバー攻撃と呼ばれるものと同様。スパムメール・迷惑メールの送信者は、常に進化を続けています。

古いメールフォームはセキュリティが甘くなる理由は、設置当時は最新であったとしても、時が経つとセキュリティを破られてしまうからです。

セキュリティ対策に終わりはありません。

重要な心得は、セキュリティ対策は常に最新の情報を取り入れながら実践することです。
「これまで問題なかった」
「5年前に一度やったから大丈夫なはず」
このような対応では後手に回ってしまい、致命的な被害を誘発しかねません。

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スパムメール・迷惑メールの危険性とは

 

マルウェア感染

コンピューターやネットワークにマルウェアを感染させる手段として、スパムメール・迷惑メールを使います。
リンクや添付ファイルにウイルスやトロイの木馬。スパイウェアを仕込んでいることがあり、細心の注意が必要です。

  • メールに添付されているファイルは絶対に開かない
  • メールに記載されているリンクは絶対にクリックしない

 

フィッシング攻撃

フィッシングメールとは、例えば銀行を装うなど、一見信頼できる組織からのメールだと思い込ませながら重要な個人情報を盗み取ろうとするものです。

名前の通り人を偽の情報で「釣ろうと」します。

 

業務に支障をきたす

真っ先に影響を受けるのが、業務に支障が出ることではないでしょうか。

メールの受信トレイがメールフォームで埋め尽くされます。
重要なメールも含まれるのですべて削除するわけにもいかず、対処に苦慮するかもしれません。

 

メールフォームからのスパムメール・迷惑メールへの対策

 

GoogleのreCAPTCHAを導入する

今、最も有効な手段はメールフォームにGoogleのリキャプチャ(reCAPTCHA)を導入することです。
リキャプチャは、人間がウェブサイトにアクセスしていることを確認するためのツールです。

人間ではない、 つまり ロボットからのメールフォーム送信をブロックします。
自動化されたボットからウェブサイトを保護する手段として、最も強力な方法と言えるでしょう。
reCAPTCHA v3は、フォームを送信する人の手間を増やしません。
送信率の低下を招くことがないのは嬉しいですよね。

Googleリキャプチャがロボットと判定できずに送信を許してしまうケースも稀にあります。

 

メールフォームを最新バージョンにする

メールフォームを最新バージョンに更新することで、最新のセキュリティ対策が適用されます。
古いバージョンのメールフォームは、スパム送信者やボットによる攻撃に対して脆弱になりやすいため、定期的なバージョンアップを行いましょう。

 

二段階認証などセキュリティ強化

メールフォームに画像認証を付けるなど、二段階認証を行うことでセキュリティを強化します。
二段階認証は自動化ボットからの送信を防ぐ手段として有効です。
ただし、入力する人間にも手間となるため、メール送信率を低下させる可能性があります。

セキュリティとコンバージョン率をどのように考えるか検討しながら導入を検討するのが良いでしょう。

 

IPアドレスのブロック

スパムメール・迷惑メールの送信者IPアドレスを特定している場合は、特定のIPアドレスをブロックすることを検討しても良いかもしれません。

しかし、自動化ボットなどの場合はあまり効果的とは言えません。
また、スパムメール・迷惑メールの楚洲新車ではない正当なユーザーをブロックする危険性もあります。

この方法を使用するのはスパムメール・迷惑メールの送信者をしっかり特定できた時にのみ利用するのが理想的です。

 

まとめ

スパムメール・迷惑メールの被害は突然やってきます。

驚くほど大量にメールが送られてくるので、対応にかなりの時間をとられてしまいます。
精神的にも負担が大きいので、被害を受ける前に対策をしておくことをお勧めします。

ウェブサイトのセキュリティに関しては、制作会社や管理会社にアドバイスを受けながら社内で出来ることを進めていきたいものですね。

  • 普段からセキュリティに関する意識をつけておく
  • いざというときにどのように対応すべきか社内で共有しておく

備えをして、ウェブサイトを利用するお客様にも安心して使ってもらいましょう。


          この記事を書いた人        
ヤマ編集長
株式会社Cyber Cats ブログ編集長。ウェブディレクター、コンテンツ発信サポーター
ブログを9年間運用してきた経験から実践的なアドバイスを得意とし、コンテンツ発信を活用して企業の価値を高めるサポートをしています。
400件を超える中小企業のホームページ制作に関わり、SEO、コンテンツマーケティング、ライティングの知識を使ったコンテンツ制作で利益につなげる制作ディレクションと利益獲得のアドバイスをしてきました。
ウェブの情報発信力を存分に活用する考え方を基礎からお伝えし、運用能力を身につけていただくお手伝いをしています。
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