集客できるホームページの作り方、SEO、ウェブマーケティング運用のコツをご紹介

スパムメール対策には、送信完了率に影響しないGoogleのreCAPTCHA(リキャプチャ)が良かった

先日、CHACOWEBに猛烈なスパムメール攻撃がありました。
ホームページのお問い合わせフォームから、不思議な文字列のメールが止むことなく届きます…。

削除しても、次から次へとスパムメールが届き、受信トレイがあっという間にスパムメールでいっぱいに…。
これでは大事なメールが埋もれてしまう!
とにかく数が膨大で、業務に支障が出始めました。
このままではウイルス感染の危険も高まります。

大急ぎでメールフォームにreCAPTCHA(リキャプチャ) v3を導入し、スパムメールをブロックすることができました。
昼前に対処が終わったので、午前中だけで1,400件を超えたことになります。

Googleが提供しているreCAPTCHA(リキャプチャ)は、ロボットによるメールフォーム送信を防ぐことができます。

*2020年に入ってから「コロナ禍」に便乗して迷惑メールが急増している事例もあり、放置できない問題となってきました。
【5月から迷惑メール急増 新型コロナで「在宅」を狙う?】朝日新聞デジタルより

  • フォームの送信完了率が悪くなりそう…
  • そもそもreCAPTCHA(リキャプチャ)って何?

ひょっとすると、このような事情で導入をためらっている方もおられると思います。

対策をしました経験から、結論を先に言います。
ひと昔前とは異なり、今のreCAPTCHAを導入しても送信する手間は一切増えません。導入しない手はない、と断定できます。

それでは詳しくご説明します。

 

そもそもスパムメールはなぜ良くないのか?

「スパムメール」という言葉は耳にしたことのある方も多いと思います。

・英語なのか何語なのかわからないいたずらメール
・とにかくしつこく何通も送られてくる。
・返信しようにも返信できない・・・

など、実際にスパムメール受信を経験したことのあるサイト運営者も多いのではないでしょうか?

連続して機械からスパムメールが送信されたらホームページの運営はどうなるでしょうか?

【ケース1 サーバがストップします】
膨大な量のスパムメール攻撃により、最悪の場合サーバーがパンクしてしまう危険があります。
多くの人がレンタルサーバーを利用していることと思います。
レンタルサーバーというのは、サーバーを複数の利用者で共有しているため、大量のメール攻撃などでサーバーに負荷がかかると、他の利用者への危険が出てしまいます。
そのため、サーバー会社がサーバー利用を制限することがあるのです。
つまり、メールだけでなく、ホームページのアクセス、閲覧が止まってしまうことになります。

【ケース2 メールを見逃します】
メールの見逃しは事業者にとって致命傷となりかねません。
膨大な量のスパムメールが届くと、画面がスパムメール一色になります。
つまり、連絡や回答をするべき本当のお問い合わせや、購入を希望しているお問合せメールが埋もれてしまうのです。
大事なメールを見逃してしまう危険が高く、ビジネスに支障をきたします。

【ケース3 ウイルスに感染します】
スパムメールをクリックしたり添付ファイルを開くことによって、パソコンがウイルスに感染することがあります。最悪の場合、ホームページ運営者のみならず顧客にまで被害が広がってしまうのです。
インターネットを利用している以上、ウイルスへ感染する可能性はゼロではありません。
大量のスパムメールを放置していたり、スタッフが気づかずメールに書かれているリンクなどをクリックしてしまったりすると、そこからウイルスが侵入してくる危険性があります。
ウイルスが侵入することによって、顧客へ悪質なメールが送信されることもあり、自分が加害者になってしまうこともありえるのです。

 

reCAPTCHAとは

reCAPTCHAとは、ロボットなどのスパムメールと人間からの実際の送信メールを区別するためのシステムです。Googleが無料で提供しています。

ホームページにreCAPTCHAを導入すると、以下のreCAPTCHAマークが表示されます。

ホームページにreCAPTCHAを導入すると、以下のreCAPTCHAマークが表示されます。

機械学習(AI)が学習しながら判断し、機械的に送信された悪質なスパムメールなのか、もしくは実際の人間が送信したリアルなお問い合わせなのかを見極めます。

 

reCAPTCHA導入しても、送信する手間は一切増えません

reCAPTCHAを導入しようと考えていたけれども、ロボットか人間かを識別するチェック機能があることで一般のお問い合わせが減ってしまうので保留にしていた方も大勢いると思います。

しかし、reCAPTCHAの最新版であるv3では、その懸念点がすべて解消されています。

例えば、

【読みにくい歪んだ英数字の入力必要はありません】


読みにくい歪んだ英数字の入力必要はありません
<し>なのか<ひ>なのか、大文字のVなのか小文字のvなのか紛らわしい!と思ったことありませんか?

 

【わかりにくい画像の選択をする必要はありません】


【わかりにくい画像の選択をする必要はありません】
トラックなのか車なのか、丘なのか山なのか紛らわしい!と思ったことありませんか?

 

【チェックを入れる必要もありません】

上記2点と比較すると手間は省けますが、「わたしはロボットではありません」にチェックを入れる必要もないのです。
「ロボットではありません」にチェックを入れる必要もないのです。

何も手間が無さすぎて、本当に対策されているの?と心配になるかもしれませんが、専用の管理画面もあり、そこでスコアの確認が取れます。

また、AIの機械学習が導入されているので、使えば使うほど精度はアップすると言われています。

 

関係のないスパムメールに大切な時間を奪われていませんか?

reCAPTCHAは無料で提供されており、どのホームページにも設定可能です。

関係のないスパムメールに大切な時間を奪われていませんか?
CHACOWEBではGoogleのreCAPTCHAを導入したことによって、これまで来ていた迷惑メールやスパムメールが激減しました。

迷惑メールやスパムメールにお困りの方はreCAPTCHA導入を検討してみてはいかがでしょうか。

 


          この記事を書いた人        
ヤマ編集長
株式会社Cyber Cats ブログ編集長。2007年よりWebサイト制作業界に入り、制作から広告、オウンドメディアを 通じたマーケティングを手掛けてきました。 ブログの可能性に目覚め、「いかにわかりやすく伝えるか」切磋琢磨する日々です。観葉植物とファンタジー小説好き。
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