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メタディスクリプションとは?SEOへの効果と書き方を具体的に解説します

メタディスクリプションとは?効果的な書き方

メタディスクリプションとは、ページの説明文のことです。
ディスクリプションと呼ぶこともあります。

メタディスクリプションをうまく書けるようになると、SEOへの効果を高められます。
アクセス数を増やすことも期待できます。

  • メタディスクリプションとは何か?
  • メタディスクリプションにはどのような目的があるのか?
  • SEOへの影響は?
  • メタディスクリプションの最適な文字数や書き方は?

今回は、メタディスクリプションについて具体的に解説していきます。

 

メタディスクリプションとは何か?

メタディスクリプション(meta description)とは、ページの概要を説明する文のことです。
タイトル(title)を補足するような役割があります。

メタディスクリプションは、検索結果に表示されることで人の目に触れます。
検索結果に出てくるタイトルに加えて、そのページの内容が簡潔に説明されているのがわかると思います。

メタディスクリプションが書かれていない場合は、検索エンジンがページの内容から自動的に作成します。

 

メタディスクリプションの目的は?

メタディスクリプションの目的は、「ページの内容をユーザーにわかりやすく伝えること」です。

ページタイトルは30文字程度。
一方、メタディスクリプションは70文字から120文字程度で説明ができます。
タイトルより詳しく書けるため、ページが検索意図に合っているかどうかはディスクリプションの文章を見て判断することも多いのです。

実際に、同じようなタイトルばかりが検索結果に並んで戸惑ったことはありませんか?
そういう時、メタディスクリプションが差別化の鍵となるのですね。

ユーザーは検索結果のタイトルよりも、メタディスクリプションを見ている時間の方が長いという報告もあります。

 

メタディスクリプションはSEOに効果があるのか?

メタディスクリプションは、検索順位の決定要因には使用されていないとされています。
しかし、メタディスクリプションの文章の内容がユーザーにはとても重要な判断材料となっているのは事実でしょう。

メタディスクリプションに書かれていることを見てアクセスするかしないかを瞬時に判断しているからです。

Googleがメタディスクリプションを検索順位の決定要因に使わないからといって、設定しないのはユーザーに適切な情報をもたらしているとは言えません。
SEOへの直接的な影響力ばかり見てホームページを作るのは、本末転倒です。

ユーザーの利益を考えるなら、メタディスクリプションはわかりやすいページの概要文を自力で作成するのが望ましいと言えます。

 

メタディスクリプションによって適切なユーザーを増やせる

メタディスクリプションが適切な文章になっていると、検索意図に合致する人のアクセス数増加を期待できます。

そして、検索意図とは関係ない人が無駄にアクセスして即離脱していく現象を減らすことも期待できるようになります。

つまり、アクセス前から(検索結果の時点で)ユーザー体験を向上させていることになるのです。

質の良いユーザーを呼び込むきっかけを作れるメタディスクリプションは大切にしたいですね。

 

メタディスクリプションの書き方

 

メタディスクリプションの文字数は70文字から120文字程度

メタディスクリプションの適切な文字数は、70文字から120文字程度を目安とするのが良いとされています。

Googleなどの検索結果に表示されるディスクリプションがパソコンだと120文字程度で、スマホだと70文字程度だからです。
それ以上長い文章の場合「…」と省略されてしまいます。

 

文の最初のほうに見せたい単語を持ってくる

見せたいこと、重要な単語はできるだけ冒頭に近い場所に配置するように作文します。
なぜなら、人は最初のほうだけサラッと読み流すからです。
重要なことを後回しにしても目に留まりません。

心を掴みたいことや重要キーワードになることは最初に持ってきましょう。

 

キーワードを必ず含めること

ページの内容に合うキーワードを文に含めます。
ブログ記事であれば、検索流入を狙っているキーワードをメタディスクリプションの文に入れて作文します。

ホームページであれば、ページの内容説明の他に、「商品・サービス」「地域」などを含めましょう。

専門家が「とことん」考え抜き利益を追求します

 

キーワードの入れすぎ、不自然な文章にならないように気を付ける

キーワードを詰め込み過ぎた不自然な文にするのは良くありません。
SEOを意識するあまり、キーワードを単語で羅列させたり、同じキーワードを3回以上記載したりしないよう気を付けましょう。

また、ページの内容とまったく関係ないキーワードを詰め込むのも良くありません。

検索意図がズレたユーザーからアクセスを得られても、満足する情報がなければ離脱されてしまうだけです。

 

アクセスしたら得られる情報を伝える文にする

「このページにアクセスしたら欲しい情報が手に入る」
検索結果を見て、このように思えるような文だと人はクリックしたくなります。

検索している人は、情報を探しています。
その人に向けて「このページは〇〇の情報があります」と伝えましょう。

 

シンプルで読みやすい文章にすること

ページの内容を簡潔にまとめた、読みやすい文章にしましょう。
一文が長すぎると、理解が難しくなります。
主語と述語が離れている文も、何を伝えているのかわかりにくくなります。

アクセスしてもらえるようなシンプルな文を心がけましょう。

 

まとめ

メタディスクリプションは、ホームページのアクセスを検討している人に有益な情報を提供する最初のタッチポイントです。

ホームページが綺麗に出来上がってくると満足してしまいがちです。
しかし、タイトルやメタディスクリプションが適切でなければ、そもそも人を呼び込むことが難しくなります。

ホームページ制作を依頼する際、制作担当者と相談して、適切な文を作成しましょう。
任せきりにせず、ページタイトルと一緒に必ず確認されることをおススメします。

完成後も、アクセス状況に応じて改善できるとより良いホームページに育てていくことができます。
ページタイトルやメタディスクリプションは、自分で作業できないことが多いと思いますが、重要な場所です。
必要な時には更新依頼を出してしっかり効果を出せるホームページにすることが大切だと考えます。

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          この記事を書いた人        
ヤマ編集長
株式会社Cyber Cats ブログ編集長。ウェブディレクター、コンテンツ発信サポーター
ブログを9年間運用してきた経験から実践的なアドバイスを得意とし、コンテンツ発信を活用して企業の価値を高めるサポートをしています。
400件を超える中小企業のホームページ制作に関わり、SEO、コンテンツマーケティング、ライティングの知識を使ったコンテンツ制作で利益につなげる制作ディレクションと利益獲得のアドバイスをしてきました。
ウェブの情報発信力を存分に活用する考え方を基礎からお伝えし、運用能力を身につけていただくお手伝いをしています。
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