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ホームページのタイトルを決めることと同様に重要なのが、効果的なディスクリプションの設定です。
SEO対策の最も基本的なポイントの一つですが、ディスクリプションといわれても、ピンとこない方は多いのではないでしょうか。
今回は、ディスクリプションとは何なのか。
また、どのようなディスクリプションを設定すれば、SEO対策として効果的なのか、解説していきたいと思います。
もくじ
ディスクリプションとは、わかりやすくいうと、“検索エンジンの検索結果に表示される、そのサイトのページ概要を説明した文章”のことをいいます。
上の赤で囲った部分が、ディスクリプションです。
このように、検索結果に出てくるタイトルに加えて、そのページの内容が簡潔に説明されているのがわかると思います。
ディスクリプションは、タイトルと共に検索結果に表示されるので、ユーザーはクリックする前に、必ず目を通します。
ディスクリプションを見て、そのページにはどんなことが書いてあるのかを想像するのです。
そして、ユーザーが検索したキーワードがディスクリプションに含まれていて、ユーザーが「このホームページには、自分が求めている情報があるかもしれない」と感じれば、ホームページに訪問してくれる可能性が高くなる(=クリック率が上がる)ということになります。
データ分析会社のDynamical.bizが行った調査によると、ユーザーは検索結果のタイトルよりも、ディスクリプションを見ている時間の方が長いという報告がされています。
User behavior in SERPs. Eye tracking study July 2010(リンク先は英語)
この結果から言えることは、ユーザーは検索結果からホームページへ訪問するかどうか、つまりクリックするかどうかの判断基準として、『ディスクリプションの内容をよく見ている可能性が高い』ということです。
ですから、ユーザーにとってわかりやすく、魅力的なディスクリプションを設定することが、ホームページのトラフィック(=アクセス数)を増加させるために大変重要になります。
それでは、SEO対策に効果的なディスクリプションの書き方を解説していきましょう。
関連記事>>SEOに効果があるホームページのタイトルの付け方
ディスクリプションは、120文字程度の文章で作成しましょう。
これは、Googleなどの検索結果に表示されるディスクリプションが120文字程度で、それ以上長い文章の場合「…」と省略されてしまうからです。
120文字で、ユーザーが見たいと思うような文章を設定することが大切です。
ディスクリプションには、狙っているキーワード(=検索結果に表示してもらいたいキーワード)を必ず含めましょう。
会社名や店名以外にも、
などを盛り込みながら、ユーザーがそのホームページを見てみたいと思うような文章を設定することで、SEO対策としてより効果的になります。
ただし、キーワードを単語で羅列させたり、同じキーワードを3回以上記載したりすると、Googleのペナルティの対象になり、ホームページの評価が下がってしまう事もあります。
キーワードを適度に含んだ文章を設定しましょう。
ディスクリプションは、ホームページの内容を簡潔にまとめた、読みやすい文章にしましょう。
特にウェブ上では、シンプルでわかりやすい文章は読んでもらいやすくなります。
『ユーザーにとって有益な情報を含んでいるホームページである』ということが伝わる、シンプルで魅力的な内容の文章を設定しましょう。
一つ注意したいのは、ウェブサイトのすべてのページで、同じディスクリプションを設定することは絶対にしてはいけないということです。
同じディスクリプションは、検索エンジンにコピーコンテンツと見なされてしまい、ページの評価が下がってしまう恐れがあるからです。
各ページの内容に応じた文章を設定するようにしましょう。
ディスクリプションについて解説してきました。
ディスクリプションは、検索結果でユーザーが必ず目にするものです。
簡潔で魅力的な文章を設定することで、ユーザーがより訪問したくなるホームページにすることができます。
効果的な書き方を実践して、アクセス数を増やしていきましょう。