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チャコウェブ

株式会社CyberCats

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中小企業のホームページ制作で事業の価値を引き出します。良いホームページの作り方や運営の方法、集客に役立つヒントをお届けします。

ホームページの更新が反映されない!?そんなときは”キャッシュ”をチェックしよう

「管理画面からホームページを更新したはずが、ページが変わらない。」
「Webデザイナーさんに『ホームページ更新しました』と言われたけれど、更新されていなくて何が何だか分からない。」

というときは、”キャッシュ”が原因かもしれません。  

今回はホームページが更新されていないときにチェックしたい、キャッシュの更新・クリアについて紹介していきます。
「更新したはずのホームページが変わらない。」と困っている人や、キャッシュという言葉の意味を知りたい人はぜひとも読んでみてください。  

 

ホームページの更新が反映されないのは「キャッシュ」が原因かも

ホームページをリニューアル・更新したのに反映されない原因の多くは、「あなたのパソコン・タブレット・スマホのキャッシュが更新・削除されていない」です。
では、キャッシュとはどのようなものなのでしょうか。

「キャッシュ」ってなに?

「キャッシュ」というとお金(=マネー)のことを思い浮かべるという人が多いかと思いますが、全くの別物ですのでご注意ください。
ホームページのキャッシュとは「パソコン・タブレット・スマホが一時的に持っている(保存している)ホームページのデータ」のことです。

なぜキャッシュとしてデータを一時的に記憶しておくのでしょうか?

一度アクセスしたホームページを記憶しておくと、ぱっとホームページを展開できるからです。毎回データを読み込むより、記憶したデータのほうが素早く表示でき、快適にホームページを閲覧できます。

「初めて見るサイトとよく見ているサイトを比べると、よく見ているサイトのほうが表示速度が速い」と感じることはありませんか?
これはよく見るサイトにはキャッシュ(=データ)が残っていて、そのデータを表示するから速いのです。
一方で、初めて見るホームページにはキャッシュがないため遅く感じてしまいます。

どうすればキャッシュを更新できるの?

「より快適にホームページを表示させる」という便利なキャッシュなのですが、冒頭のように更新したホームページを確認したい場合、古いデータを表示してしまうキャッシュが邪魔をしてしまうことがあります。

そのようなときには新しく読み込む「キャッシュを更新する」作業が必要です。

キャッシュを更新する場合、
・【パソコン環境の場合】強制再読み込み
・【タブレット・スマホ環境の場合】キャッシュのクリア(削除)
をします。

【パソコン環境の場合】強制再読み込み

ブラウザのキャッシュを無視し、強制的に最新のホームページを表示させる方法です。
「スーパーリロード」と呼ばれることもあります。

この方法はパソコンでホームページを確認する場合のみ有効です。
パソコンの場合はこの強制再読み込みでほぼ確実にキャッシュなしで最新のページを表示させることができます。

パソコンで強制再読み込みをする方法

パソコンで強制再読み込みをする場合、キーボードのショートカットキーを利用するのが一番簡単です。

1:WindowsのGoogle Chrome(クローム)・Microsoft Edge(エッジ)をお使いの方

・Shift と F5 を同時に押す。
・Ctrl(コントロール) と F5 を同時に押す。
・Ctrl(コントロール) と Shift と R の3つのボタンを同時に押す。

のいずれかの方法で強制再読み込みとなります。
(ちなみに「R」ボタンはリロード(Reload)の頭文字から来ています。)

2:MacのGoogle Chrome(クローム)・Safari(サファリ)をお使いの方

・command(コマンド) と R を同時に押す。
・command(コマンド) と shift と R の3つのボタンを同時に押す。

のいずれかの方法で強制再読み込みとなります。

タブレット・スマホで強制再読み込みをする方法

残念ながら現時点で、タブレットやスマホでは、強制再読み込みが出来ません。

「ホームページを更新したはずなのに新しく切り替わらない」

そういったキャッシュが邪魔をする問題というのは、タブレットやスマホをお使いのケースの場合が多いです。
そこには、強制再読み込みができないことと関係しています。

そのため、タブレットやスマホでホームページの更新を確実にチェックをしたい場合は、次に紹介するキャッシュの削除をしてみましょう。

 

【タブレット・スマホ環境の場合】キャッシュのクリア(削除)

1:iPhoneをお使いの方

「設定」アプリを開き、「Safari」→「履歴とWebサイトデータを消去」を押します。

2:Androidをお使いの方

Google Chrome アプリを開き、「画面右上のその他アイコン」→「履歴」→「閲覧データを削除」へと進みます。

「キャッシュされた画像とファイル」のみにチェックを入れ、最後に「データを消去」をタップします。

 

まとめ:ホームページが更新されていなかったらまずはキャッシュをチェック

ホームページを更新しても反映されていないときは、まずはキャッシュをチェックしてみましょう。

パソコンよりもタブレットやスマホの方がキャッシュは強く効きますので、タブレットやスマホでホームページの更新をチェックするときは要注意です。

ホームページは作って終わりではなく、定期的に更新をしながら大事に育てて行くものです。ホームページ更新の時に慌てないようキャッシュについて共有しておくといいですね。


          この記事を書いた人        
ヤマ編集長
株式会社Cyber Cats ブログ編集長。ウェブディレクター、コンテンツ発信サポーター
ブログを9年間運用してきた経験から実践的なアドバイスを得意とし、コンテンツ発信を活用して企業の価値を高めるサポートをしています。
400件を超える中小企業のホームページ制作に関わり、SEO、コンテンツマーケティング、ライティングの知識を使ったコンテンツ制作で利益につなげる制作ディレクションと利益獲得のアドバイスをしてきました。
ウェブの情報発信力を存分に活用する考え方を基礎からお伝えし、運用能力を身につけていただくお手伝いをしています。
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