ビジネスでブログを設置する目的は、集客、問い合わせなど売り上げにつながるアクションを獲得することです。
そのためには、人が集まるブログを作成する必要があります。
とはいえ、いざ記事を書こうと思っても、
何を書けばいいのかさっぱりわからない・・・
ネタの探し方は?
お知らせだけじゃダメなの?
など、そもそもどのような内容にするか決められず不安に思う方も多いはずです。
ブログは正しく運用すれば、その目的達成を低コストで長期的に実現する資産になります。
今回ご紹介する記事作成のポイントを踏まえて内容を決めていくと、品質が良く集客につながるブログを育てていけるようになります。
良いブログを作成しましょう!
スタッフブログで得られる効果は多岐にわたる
スタッフブログを書くと、「集客できるようになる」 イメージが強いかもしれません。
実際にはもっとあります。
- 集客効果アップ
- 信頼度の向上
- ファンを増やす
- つながりや紹介が増える
- 採用の強化
など、様々な効果が得られます。
実際チャコ ウェブは何年もブログでコンテンツを発信しています。ブログ読者からのご依頼や、継続利用、相談など上記で挙げた効果を体感しています。
効果が出るまでには時間がかかる
スタッフブログを、良いことが多いコンテンツ発信ですが、 続ける企業は少数です。
やめてしまう理由の一つに、「書いても効果を感じられない」があります。
しかし、これは正確ではなく、実際には効果が出る前に止めてしまうのがほとんどです。
実際、スタッフブログを始めとしたコンテンツ発信は即効性がありません。
効果が出るまでかなり時間がかかります。
「少なくとも1年以上は続けること」
これはコンテンツ発信を推奨している方々が共通して述べていますが、1年と経たずに発信を止めてしまうのです。
逆に考えると、これを乗り切ると複利的に効果を体感できる期間が訪れます。
広告にお金をかけ続けるしか集客の道がない場合、予算が潤沢になければ厳しいですよね。
コンテンツ発信は効果が蓄積していくため、結果的には費用対効果も高くなります。
「たいした内容ではないからムダかもしれない」
このように怖くなってしまうこともあるかもしれません。
不思議なことに、誰かはコンテンツを見てくれます。反応してくれる機会が訪れます。
苦しいかもしれませんが 続けてみる価値はあります。
SNSなど、複数のコンテンツ発信を組み合わせて相乗効果を狙おう
効果を早め、 効率的に発信する方法の一つとして、 いくつものコンテンツにまたがって発信することです。
スタッフブログを書いたら、SNSにも投稿します。
ブログだけを淡々と続けているのでは、見る人がなかなか増えません。
SNS は様々な人が見ています。そして、一様に皆が同じものを見ているわけではありません。
かつては、ほぼ同じテレビ番組を皆が見ていたので1つの場所で発信すれば十分でした。
SNSはTwitterやInstagram、TikTok、YouTubeなど、各自が好きなものを見ています。
「Twitterだけに投稿する」では、Instagramを見ている見込み顧客に届かないのです。
窓口は多く持っておきましょう。
いろいろな場所にいる「将来のお客様」に届けましょう。
お役立ち資料 ホームページ作成からマーケティングのことまでよく分かる
ブログ記事の構造とは?具体的に書き進める方法は?資料で詳しく解説します。
スタッフブログに書くコンテンツのアイディア紹介
スタッフブログは、自社が発信する素晴らしいPRの機会となります。
あなたの会社の商品・サービス、特徴や文化について紹介していくことで好印象を持つ人が出てきます。
どのようなコンテンツをブログに書くべきか?アイディアをご紹介していきます。
商品・サービスについて
基本、人はあなたの商品・サービスについてほとんど知りません。厳しい言葉なのですが、興味もほとんどありません。
なぜなら「知らないから」です。
まずやるべきことは、商品・サービスについて知ってもらいましょう。
そのためのコンテンツをいろいろな切り口から作ってみると、認知度が上がり、興味を持つ人が出てきます。
- 商品・サービスの特徴、利点
- 商品・サービスの使い方、利用方法
- 商品・サービスの成功事例
- 商品・サービスの効率的な使い方、面白アイディア
- 開発の過程を紹介する
- お客様の事例やインタビュー
商品・サービスが出来るまで、提供するまでの過程を見せるのもアリです。
「プロセスエコノミー」とも呼ばれ、過程を見たり体験したりすることでファンになる人が増えています。
完成品だけ見れば、他社との違いがわからないかもしれません。
しかし、過程から公開すれば透明性も高まり、共感や信頼を獲得でき、結果として集客につながるのです。
日常の業務について
社内で取り組んでいる、普段の業務やプロジェクトについて紹介をします。
外からは見えない業務の風景をイメージさせることで、会社への印象が変わっていきます。
採用への効果もありますが、 取引先への安心感を高めることにもつながります。
- 1日の業務の紹介
- 業務改善の取り組み紹介
- 新しいツールや技術を導入したことについての紹介
- 各部署の仕事や業務の紹介
イベント報告
イベントの報告は、 企業イメージを向上させます。
どのようなことに熱心に取り組む企業なのか、よくわかるからです。
- 社内イベント
- 研修や勉強会の報告
- 展示会やカンファレンス
- 地域への貢献活動
- 環境への取り組みなど活動報告
業界のトピックス
業界に関する話題を紹介することで、 プロフェッショナルなイメージを築くことができます。
最新の動向を追いかける習慣ができると、課題発見や予測を立てることが容易になり、自社にとってもメリットが増えます。
- 業界の最新動向
- 新規制についての紹介
- 業界の課題と解決策
- 同業他社との対談などコラボ企画
Q&A
顧客から寄せられる問い合わせを、記事としてコンテンツにします。
こうすることで、他にも同じ問い合わせをしたい人へ先回りして疑問を解消できます。
丁寧にQ&A記事を追加していくことで、顧客からの信頼も得られるはずです。
- 商品・サービスの使い方
- 間違えやすい事柄について解説
- 業界用語などの解説
コンテンツ探しにAIを活用してみよう
「具体的に何を書けばいいのかわからない」
このような方におすすめなのが AI の活用です。
「何を書けばいいの?」といった漠然とした悩みや考える時間を短縮してくれるのがAIの強みです。
悩む前にとりあえずChatGPTに質問をしてみましょう。
さっと回答が出てきます。
回答を見ると、頭が整理されたりアイディアが浮かんできたりします。
そのままChatGPTに質問を続けても良いですし、コンテンツを作り始めても良いでしょう。
日々、たくさんのAIが世に出ています。
生成系AIを選ぶのも手間ですから、まずは有名なChatGPTを利用するのをお勧めします。
ChatGPTを使いながら コンテンツの案を出してもらいましょう。
ChatGPTに案を出してもらう
まずは
「(あなたの業種)のブログでは何を書けばいいですか?」
このように、シンプルでも良いので質問してみます。
そこから得られた回答について、掘り下げて聞いてみます。
「この話題なら書けそう」と思った案について、「さらに具体的なアイディアを出してください」
と質問してみると、より具体的な記事コンテンツ案を出してくれます。
何度か質問を繰り返しながら自分の頭の整理をしてみましょう。
ChatGPTからうまくアイディアを出してもらうには、質問の投げかけ方がポイントです。
ChatGPTでコンテンツ案を出してもらう例
この画像は、ファイナンシャルプランナーのブログコンテンツ案をChatGPTに考えてもらった回答です。
さらに質問を続けて、ブログ記事のコンテンツ案を提案してもらいました。
ChatGPTから得られた回答の1つを選び、それについて具体的なアイディアを出してもらいます。
質問の例:「(トピックを選び)〇〇について、より具体的なアイディアを出してください。」
かなり具体的なコンテンツが出てきました。
これをネタにしてブログ記事を作成できると思います。
さらに構成案を出してもらうのも良いかもしれません。
あなたらしさを追加していけばコンテンツができます
AIの文章は、そのままコピーペーストで使うより、自分なりにアレンジしましょう。
キレイなら良いコンテンツになるわけではありません。
企業らしさや担当者のあなたらしさを出すほうが、人は惹かれます。
キレイで機械的な文章よりも「人らしいところ」に好印象を持つ人のほうが多いのです。
ですから、文章作成に自信がないからと言って、AIの生成した文章をそのまま使うのはお勧めできません。
スタッフブログの目的は、企業イメージの向上が含まれます。AI生成文だけでは実現が難しいでしょう。
まとめ
スタッフブログは、続けること、さまざまなコンテンツと一緒に組み合わせて発信することで大きな効果を生みます。
始めは誰でも初心者です。
「こんなこと誰でも知っているのでは?」
「誰も見てくれないかも」
と苦しい時期が続くかもしれませんが、ぜひ続けてください。
このような悩みを解消する助けになるのがAIです。AIの登場によって、コンテンツ発信のハードルは下がると考えています。
最後に、ChatGPTにお礼を伝えたらこんな回答が返ってきました。
ちょっとほっこりして、応援されて頑張ろうと思えたエピソードでした。
楽しくコンテンツ発信ができますよう、私たちチャコウェブも応援しています!