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Google ChromeがシマンテックSSL証明書の信頼を無効化させる予定

CHACO-WEBからのお知らせ

グーグルは、Chromeブラウザでシマンテック社が発行するSSL証明書を段階的に無効化させることを発表しました。

Chrome が Symantec の証明書に対する信頼を破棄する予定について

Chrome 66バージョンより、2016年6月1日以前に発行したシマンテック社のSSL証明書について信頼を破棄されることになります。

具体的には、Chromeブラウザで警告やエラーが表示されるようになります

Chrome 66は、2018年3月15日にベータ版ユーザー向け、2018年4月17日頃に安定板ユーザー向けにリリースされる予定です。
(記事を書いている2017年11月7日の時点で、バージョンはChrome 62です)

そして、Chrome 70では
”Symantec の古いインフラストラクチャとそれらが発行したすべての証明書に対する信頼が完全に破棄される”
予定と発表しました。

 

シマンテックSSL証明書を持っている場合は、再発行・書き換えが必要

対象となっている方の証明書が今すぐ無効になるわけではありません。

ただし、予定されている実施日までに別の認証局が発行するSSL証明書に変更するなどの対応が必要です。

レンタルサーバー各社も案内を出しています。

【重要】シマンテック社SSLサーバー証明書に関する再発行対応について – さくらインターネット

シマンテック社はSSL/TLS認証局の世界大手です。
シェアは世界の3割から4割ともいわれており、いきなり信頼を破棄してしまうと世界的パニックになることから、Google側も段階的な措置をとると述べています。

こちらの記事の下部に、目安となるタイムラインが書かれているのでご参照ください。
Chrome が Symantec の証明書に対する信頼を破棄する予定について

SSLへの対応が世界的に進められている中での大きなニュースです。
しかし、今は無料でも入手できるSSL証明書がありますし、他の認証局を利用する手が残されていますから、これからSSLを導入する方にとってはさほど問題ではありません。
関連記事>>無料の独自SSLを利用できるレンタルサーバーをご紹介します

既にSSL証明書を導入済で、ご自分のホームページが当てはまるかどうかわからない方は、ご相談いただければ私たちが確認のお手伝いをいたします。
お気軽にご相談ください。


          この記事を書いた人        
ヤマ編集長
株式会社Cyber Cats ブログ編集長。ウェブディレクター、コンテンツ発信サポーター
ブログを9年間運用してきた経験から実践的なアドバイスを得意とし、コンテンツ発信を活用して企業の価値を高めるサポートをしています。
400件を超える中小企業のホームページ制作に関わり、SEO、コンテンツマーケティング、ライティングの知識を使ったコンテンツ制作で利益につなげる制作ディレクションと利益獲得のアドバイスをしてきました。
ウェブの情報発信力を存分に活用する考え方を基礎からお伝えし、運用能力を身につけていただくお手伝いをしています。
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