ブログを9年間運用してきた経験から実践的なアドバイスを得意とし、コンテンツ発信を活用して企業の価値を高めるサポートをしています。
400件を超える中小企業のホームページ制作に関わり、SEO、コンテンツマーケティング、ライティングの知識を使ったコンテンツ制作で利益につなげる制作ディレクションと利益獲得のアドバイスをしてきました。
ウェブの情報発信力を存分に活用する考え方を基礎からお伝えし、運用能力を身につけていただくお手伝いをしています。
詳しいプロフィールはこちらから
ヤマ編集長のXはこちら
ホームページを制作したいけど、どういった内容のホームページを作ればいいのかわからないという方に向けて「ホームページに載せる内容の決め方」を紹介しています。
第1回目の記事はホームページに載せる内容の決め方(1):構成を決めるコツと考え方。
ホームページに載せる内容の決め方(3):コンテンツ設計の具体例
第2回の今回は、「コンテンツの紹介」です。コンテンツとは、ホームページの基本であり、ホームページを充実させるために非常に重要な要素です。
ホームページに載せるコンテンツには、どのようなものがあるのか、詳しく紹介していきましょう。
この中から必要だと思うものをピックアップできるように具体的なコンテンツを一覧紹介しています。
コンテンツの構成に悩んでいる方、リニューアルでコンテンツの改善を考えている方にお勧めの記事です。
もくじ
コンテンツという言葉を聞いたことはあっても、そもそもコンテンツがどういったものなのかわからない方もいらっしゃると思います。
コンテンツというのは、ホームページに記載されているそれぞれの情報のことを指します。
ホームページの「TOPページ」や「会社概要」「取り扱いサービスの紹介」などページのことを指す場合もありますし、そのページに書かれている情報の内容もコンテンツにあたります。
また、コンテンツはあなたが伝えたい情報であると同時に、お客様が知りたい情報であるべきであるということを意識しておきましょう。
ホームページを制作するときには、どのようなコンテンツをどのように配置すれば、魅力的かつ設定した目的を達成できるホームページにするために効果的なのか、ということを考えていきます。
前回の記事でご紹介した考え方で、自分のホームページに載せるコンテンツを決めていきます。
「自社の魅力が伝わる情報」と「お客様が安心する情報」は何か?を考えましょう。
お客様が知りたい情報はしっかり載せること、そして目的達成のために自社の強みや魅力を伝える情報を載せることです。
載せたい情報をリストアップしてみたときに、あまりにも多くのコンテンツが挙がってしまうことがあります。
たくさんのコンテンツを盛り込むのは悪いことではないのですが、初めて作る時には手間がかかりますし、制作費もかさんでしまい予算オーバーになってしまうことも。
載せたい情報が多すぎる時にはコンテンツの優先順位を決めましょう。
重要なコンテンツを5から6つ程度に絞ります。
絞り込むのが難しい場合には、いくつかのコンテンツを組み合わせてみるのもおススメです。
私たちは普段、シンプルなコンテンツ数から始めることをお勧めしています。
初めから大規模なホームページを作っても、運営が困難になったり、方向修正に手間がかかったりすることがあるからです。
実際に運営しながら「こういうコンテンツが必要だな」など実感したり、逆に不要なコンテンツを削除したりするほうがも集客に強いホームページが育っていきます。
例えば、お客様から同じような質問を何度も受ける場合には「Q&A・よくある質問」を設けて、ホームページ上で疑問を解消できるようにするのが良いでしょう。
最初は小規模なホームページから始めるのが安心です。
ホームページを構成するコンテンツには、どのようなものがあるのか見ていきましょう。
事業概要とは、行われているビジネスや事業の内容について、会社概要は会社の所在地、代表取締役の名前、設立年月日、資本金などについて説明するためのページとなります。
事業概要や会社概要のコンテンツは、ホームページの必須情報と言えます。大きな会社やビジネスではなかったとしても、ホームページに対する信頼感が増しますので、できる限り情報を伝えようとする姿勢が重要になります。
提供しているサービスや商品について紹介するためのページです。
サービスや商品の中身や詳細について、如何にわかりやすく伝えるのかが重要になるので、文字ばかりではなく、写真や動画などを用いて表現することを心がけましょう。
取り扱う商品や作り出す製品、提供するサービスについてのこだわりについて紹介するページです。あなたのこだわりに共感してくれることで顧客になってくれることもありますので、丁寧にあなたの想いを表現するようにしましょう。
フィットネスクラブや、介護職、士業など、人と人とが向き合って行われるサービスについては、関連するスタッフについて紹介するページを設けるといいでしょう。
肩書や実績、人柄、趣味などさまざまな情報を盛り込むことで、ホームページを見ている人がスタッフの人物像をイメージしやすくなり、親近感を抱くことにもつながります。
企業の代表取締役やビジネスオーナーがホームページを訪問してくれた方に対して、挨拶と想いを表明するのが代表挨拶のページです。
ホームページ訪問者の多くがアクセスするといわれており、商品の購入やサービスの利用をする前に、それらが信用できるかどうかの判断材料にするとも言われています。そのため、自分の言葉でしっかり丁寧に想いが伝わるような文章にする必要があります。
提供するサービスのメニューや料金について紹介するページです。
お客様にとって一番知りたい情報のひとつであり、同業他社と比較しながら検討する材料になります。そのため、一目でわかるようなわかりやすさが必要になります。
これまでに行った施術や施工などの数、受賞歴などの実績について紹介するページです。
実績についてホームページに載せることで、お客様からの信頼感や安心感が増す要因にもなりますので、公表できるものがあるのであれば載せておくべきと言えるでしょう。
提供するサービスについて、申し込みから完了するまでの流れを紹介するページです。
サービスの内容だけではなく、その流れについてもホームページに載せておけば、お金を支払うお客様の不安や心配を解消することができます。
よりイメージしやすくするという点においても、効果的なコンテンツと言えるでしょう。
お客様からよくある質問と、それに対する答えを表記するページとなります。
このコンテンツを作成することで、お客様の不安や不明点などについて直接問い合わせる前に、事前に解消することができます。安心感を与えるためにも重要なコンテンツと言えます。
ビジネスに関するホームページを制作する際、プライバシーポリシー(=個人情報保護方針)について表記はほぼ必須になります。特に通販サイトや問い合わせフォームが設置されているホームページでは、個人情報を適切に扱うことを明記しなければなりません。
プライバシーポリシーは、個人情報の取り扱でのトラブルを防ぐだけではなく、お客様にとっての心配や不安を解消するために重要ですので、しっかり作るようにしましょう。
メールでの問い合わせや無料体験の申し込み、サービス利用の予約などのための情報を書き込むためのページです。
気軽に連絡できることが、サービスの制約や商品の購入につながることもありますので、必ず配置したいコンテンツのひとつと言えるでしょう。
実際に商品を購入したり、サービスの利用をしたりした人の感想を載せるページです。感想や体験談などは、お客様にとって非常に参考になる情報です。
評判の良さをアピールすることもできますし、クレームなどのマイナス面に対して真摯に対応している姿を見せることもできるので、できれば入れておきたいコンテンツです。
店舗や事務所へのアクセス・地図を載せるためのページです。住所だけを載せておいて、お客様に調べてもらうよりは、地図を載せたり、最寄りの駅などの情報を載せたほうが断然親切です。
入り組んだところや町中でわかりづらいところに店舗や事務所がある場合は、目印になる建物などを一言添えておくと、よりわかりやすいものになるでしょう。
ビジネスに関わる耳寄りな情報や、アドバイスなど、お客様にとって有益な情報を発信するためのページです。
ホームページのアクセス数を増やすためにも、定期的に情報を発信することは非常に重要です。商品やサービスの成約だけではなく、ホームページそのもののファンになってもらうことが重要ですので、是非とも組み込みたいコンテンツと言えます。
ホームページを構成するコンテンツについて紹介しました。
これらの他にも、必要と感じるものは載せて構いません。
コンテンツを充実させて、集客や目的が達成できるホームページつくりを目指していきましょう。