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ネットショップのキャッチコピーは、商品の購入につながる重要なポイントです。ただ、なんとなく書いたキャッチコピーではお客さまの心は動きません。
「商品を販売したい」というショップ運営者側の気持ちはとても大切なのですが、「お客さまが主役」という視点が売り上げを向上し継続させていくために必要となります。
商品が売れていくキャッチコピーを制作する上で、いくつかのお勧めポイントがありますので4つに分けてご紹介します。
もくじ
ネットショップのキャッチコピーを制作していく上で前提となるのが、前述しました「お客さまを主役にして考える」ということが大切になります。これはインターネットビジネスでもリアルビジネスでも共通しています。
ショップのターゲットとなるお客さまはどのような仕事をしているのか、年齢層はどれぐらいなのか、どのようなことが好きなのか、など客層からキーワードをつくります。
売りたい商品を主役にして「ごり押し」するのではなく、「商品が必要だ」とお客様の心を動かすことが大切です。
例えば、安さを求めているお客様に「一つ一つ手作りで製作したラグジュアリーな一品です」というキャッチコピーでは伝わりません。安価であることをお勧めするには「特別セールでお買い得」、「○月○日までの期間限定!今だけ送料無料」と言った文章が良いでしょう。
ショップの売り上げを上げるには、「お客さまのニーズを引き出して満たす」ことが1番の近道になります。
心理学では、「人は気分が良いと思うことを求め、痛みを避ける」とされています。
ネットショップをご覧になっているお客様のニーズを大きく2つに分類すると、「その商品やサービスを手に入れて幸せになりたい」と言うパターンと、「そのサービスを使って問題などの不幸を減らしたい」というパターンに分かれます。
前者のパターンでは、「癒しの時間で自分にご褒美を」、「簡単に、手軽に作れる」、「今年流行中のトレンドアイテム」など気分が良くなりそうなキーワードで制作します。
後者のパターンでは、「少し笑えるグッズでストレス解消」、「難しい操作から解放!タブレットで簡単インターネット接続」、「料理下手でも安心!簡単レシピ本」など、問題が解消したりネガティブな感情を解決するキーワードでコピーを作ります。
「QPC」という分析を利用して、基本となるキーワードを分類しネットショップのキャッチコピーを制作していく方法をご紹介します。
QPCとは、商品の価値を「品質(Quality)」、「価格(Price)」、「利便性(Convenience)」の3つに分けた分析方法です。
お客さまのニーズに対してショップの商品がどのような価値があるのかをご説明できます。それでは、それぞれの実例をご覧ください。
「品質(Quality)」
「価格(Price)」
「利便性(Convenience)」
以上がお役立ちの基本キーワードになります。
商品説明の最後などに、お客さまの背中を押すことになるキャッチコピーを書いておきましょう。
ネットショップは、お客さまのニーズ優先と同時に商品を販売しなければ商売が成り立ちません。
押し売りになるキャッチコピーは避けた方が良いですが、お客さま自身では判断ができずなかなか商品を購入できない場合があります。
こういった場合のために、最後の一押しとなる言葉を添えておきましょう。
例えば、「この価格は、○月○日までになります!」、「あなたが〇〇が苦手であったとしても、大丈夫です。」といった言葉であったり、「ぜひ、お試しください。」といった文章になります。
最後に内容をまとめておきます。
ネットショップでキャッチコピーを作る際の商品が売れるポイントをご案内してきました。
お客様の気持ちに寄り添いながらコピーを作成し、売り上げアップを目指しましょう。
これらのポイントが、あなたがネットショップでキャッチコピー制作をする際のお役に立てば幸いです。