BtoB企業向けのホームページを作るときには、達成したい目的に応じて最適な作り方があります。
目的をしっかり決めてから作ることで、ホームページのパフォーマンスは向上するからです。
陥ってしまいがちなのが「とりあえずホームページが形になればなんでもいい」と考えてしまうシンプルなホームページです。
制作会社に丸投げしたために盛り込むべき情報が抜けていたり、企業の魅力が引き出されていないホームページになったりしては残念ですよね。
前回の反響が増えるBtoB企業向けホームページの制作のポイント(その1)に引き続き、企業向けホームページを成功させるための作成方法を大きく2つの目的に分けて解説していきます。
どの目的でも信用獲得を基本の骨組みにする
会社に信用は欠かせません。
自然に考えて、信用のない会社と取引したいとは思いませんよね。
ホームページは、インターネット上で信頼を獲得できる重要な存在です。
会社として恥ずかしくないデザインや文章の組み立てを心がけましょう。
信頼を獲得できるようなホームページの作り方については以下の記事をご覧ください。
認知度の向上を目的としたホームページ作成のポイント
会社を紹介する目的のホームページです。
名刺代わりにもなり、インターネット上で広く認知を高めてくれる役割を果たします。
内容はシンプルで構いませんが、雑に作ってもよいわけではありません。
「会社の顔」としてふさわしいホームページを目指しましょう。
知ってもらいたい内容をコンテンツとして作成する
会社を紹介するホームページでは、以下の点がわかるようにします。
- どのような事業を手掛けているのか
- どのような会社なのか
- 対象地域はどこか(事業サービスの対応地域)
そのために、以下のような内容を盛り込むことをお勧めします。
- 事業内容
- 会社概要
- 過去の経歴や実績
- 連絡先
- 所在地
その他にプラスアルファとして、良く知ってもらうためのコンテンツを盛り込むとより効果的です。
例えば代表あいさつや、手掛けている社会貢献活動などを載せることで、会社へのイメージ向上につながります。
資料請求や見積もり依頼を目的としたホームページ作成のポイント
資料請求や見積もり依頼、問い合わせを受けるなど、ホームページを見て行動を起こしてもらう目的のホームページです。
認知度を向上させるホームページより契約に一歩踏み込んだ目的を持っています。
このホームページのポイントは2つあります。
- サービスや製品に興味を持ってもらう
- 行動を起こしやすくする工夫をする
サービスや製品に興味を持ってもらう
ホームページを見たお客様が「この製品(サービス)は良さそうだな」「資料請求して社内でよく検討したい」と思ってもらうページを作ります。
・製品やサービスの内容が直感的にわかりやすいこと
・製品やサービスを使うことでどのようなメリットがあるのか or どのような問題を解決できるのか
・料金体系や契約期間などプランを比較検討できる
ことを意識して作成しましょう。
例えば、スマートフォンを社内の内線として使用できるアプリを提供している会社としましょう。
内線用の電話機を用意する必要がなく、コストを削減できることや外出中や在宅ワークの社員にも内線でつながることができるなど、利点をわかりやすく解説してみてはいかがでしょうか。
イラストを活用して視覚的に理解を深める工夫はさらに効果的です。
お役立ち資料 ホームページ作成からマーケティングのことまでよく分かる
長期的な集客効果をもたらす企業ブログ。検索エンジンやSNSからの流入を増やし、集客アップや人材募集につなげるコンテンツにするための基本をご紹介。
行動を起こしやすくする工夫をする
興味を持ってもらったら、次は行動を促すために誘導する工夫が必要です。
ストレスなく行動してもらうホームページ作りを心がけましょう。
- 電話をかけやすい
- フォームを送信しやすい
- 営業時間と休業日がすぐわかる
簡単そうに思えますが、意外とこの点を見落としているホームページは多いものです。
行動に時間がかかればかかるほどお客様は離脱します。
いくつかページを移動しなければフォームまでたどり着かない、入力項目が多すぎるなど、お客様の手間を増やさないようにしましょう。
お客様の強みを引き出し、共感を得るホームページを作っています。
まとめ
以上2つの目的別にホームページ作成のポイントを解説しました。
いずれも「信用を高める」ことをベースに、目的を達成するためのコツを掴んで作成することが肝心です。
自社への理解を深め、反響を増やす工夫をすることでホームページは活躍できます。
会社の業績に最大限貢献できるホームページになるよう、この記事を活用していただければ幸いです。