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チャコウェブ

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確実に本文を読んでもらえるスタッフブログのリード文の書き方

続きを読みたくなるスタッフブログの冒頭文の書き方

最近星野源さんが歌番組で歌う前にいう「どうもー!星野源です!」はブログでいうリード文のような役割があると思った筆者です。
 
Webライティングではよく「リード文」が用いられますが、スタッフブログを書いている人の中には「リード文ってなに?」という人や、「書き方がわからない」という人、それから「自分なりに書いてはいるけれど、これでいいのかわからない」という人も多いでしょう。
 
今回は「リード文」という言葉の解説から、リード文の重要性、リード文の書き方までスタッフブログ初心者でもリード文が書けるように、リード文に関するあらゆる情報を伝えていきます。
 
そもそもリード文のことを知らない人や、リード文をしっかり書けるようになりたい人はぜひとも読んでみてくださいね。
 

 

リード文ってなに?

この記事を読んでいる人の中には、「スタッフブログの書き方を検索していたら『リード文』という言葉が出てきたけれど、リード文ってなに…?」と思っている人もいるかと思います。
 
「リード文」というのは、本文の前にある文章のことです。
「書き出し部分」や「冒頭文」と呼ばれることもあります。
 
たとえば
スタッフブログの書き方をマスターするための5つの基本

 
当サイトにあるこの記事の場合、
スタッフブログ記事の書き方

 
 
「オウンドメディアは〜」の部分がリード文にあたります。
リード文はタイトルと本文の間に挿入され、多くの場合100文字〜500文字程度ですが、さまざまな意図を持って挿入されます。

 

リード文はどうして重要なの?

読者は本文を読むかどうかリード文で決めている

リード文が良いと、ユーザー(読者)は本文まで読んでくれます

アクセスするかどうかは記事のタイトルで決まるということは、アクセス数を増やすスタッフブログ記事のタイトルの付け方の記事で説明しました。
ただしアクセスしたからといって、ユーザーは確実に記事を読むかどうか決めたわけではありません。

欲しい情報があるのか、求めている解決策や解決の糸口を得られるのかどうか、まずはざっとリード文を読んでみて判断します。リード文に共感できずおもしろくなければ本文を読まずに離脱してしまいます。

アクセスしてから最初の重要ポイントがリード文なのです。

 

記事の方向性を読者にわかりやすく伝えるのがリード文

リード文があることで、読者に記事の方向性を伝えやすくなります
タイトルだけでも読む前に記事の方向性を伝えられますが、タイトルは長くても50文字程度しかないので、100パーセントは伝えられません。

リード文をタイトルと本文の間に入れることで、読者に記事の方向性を伝えることができ、読者を後悔させない記事ができます。
 

 

タイトルと本文の話の飛躍を防ぐために

先ほど紹介したこの記事ですが、
スタッフブログの書き方をマスターするための5つの基本

タイトルでは「スタッフブログの書き方をマスターするための基本を紹介するよ」と伝えられています。
ここからいきなりここからいきなり「収益につながるスタッフブログはユーザーに価値を与えるブログである」と書かれていても、話が飛躍しているので、「?」となる人も多いでしょう。

そこで「オウンドメディアが〜」から始まるリード文でワンクッションを置くことで、話を理解しやすくしています。

話が飛躍すると読者は本文を正しく理解できなくなるので、そのためにもリード文は必要なのです。

 

緊張を解きほぐし、本文を読み進めるために

タイトルがあり、それをクリックしたら前置きもなくいきなり本文に突入するよりは、前置きで緊張を解きほぐしたほうがスムーズに読めるようになり、よりポジティブな状態で読んでもらえるようになります。

ブログを読む人全員がポジティブな状態で読んでいるわけではありません。
中には「仕事で上司に言われたので読んでいます」「ダイエットを成功させたいので、他にしたいことがありますが読んでいます」という読者もいるでしょう。
そういった読者はそもそも読む意欲が低いので、読み進めてもらうためにもぐっと引き込むリード文を書きましょう。

 

リード文の書き方

リード文にはいくつかパターンがありますが、記事の内容がどんなものかイメージできるような文章にすることが基本です。
スタッフブログ初心者の人は記事の方向性がわかって、ブログの続きをわくわくした気分で読みたいと思わせられればOKです。
 

 

ユーザーの問題をはっきりさせ共感を得る

ユーザーがどんな問題を抱えているのか、まずはリード文ではっきりさせます
すると「これは〇〇について書いてある記事だな」と理解してもらえるようになります。
問題提起をして、記事で扱うテーマをはっきりさせます。

そしてユーザーが意識的、もしくは無意識に抱えている気持ちを表現します。
「そうそう、ここで悩んでいるんだよ!」共感してくれるような文です。

無料で利用できる英語学習サービスを紹介する記事ならば、
「お金をかけずに英語を習いたい」
「英語を勉強したいのにお金がない」
「自分の英語レベルがわからない」
「おススメの英語学習サービスを知りたい」

このように具体的に書きます。
タイトルの付け方で説明したように、検索意図を汲んで検索キーワードに沿った文を作りましょう。

 

本文を読めば問題が解決できることを示す

問題を明確にし、共感を得られる分ができたら、本文には問題を解決できる内容があることをしっかり示します

先ほどの例なら
「お金をかけなくても、楽しく学べるサービスを利用して英語を身につけられます」
「初級から上級者まで、上達レベルに応じて学習サービスを紹介しています」

このように書くことができます。

欲しい情報があることをリード文でしっかり提示することで、本文を読む気にさせることができます。

 

リード文を書くのは本文を書いた後

記事は分解すると タイトル、本文、まとめ、リード文 に分けることができ、順番にすると タイトル→リード文→本文→まとめ になります。
 
この順番通りに書いている人も多いかと思いますが、記事の方向性をリード文で伝えるためには、最低でも本文を書き切ってからリード文を書くことをお勧めします。
 
とくにスタッフブログ初心者の場合は、リード文を先に書いてしまうと本文の内容と一致しなくなることもあるので、本文を書いてからリード文を書きましょう。
 
リード文を書くときも、本文を読み直して記事の内容を正確に把握してから、「今回は○○を伝えていきます」といった具合に書くといいでしょう。
 

 

続きを読ませるために

リード文の中でも書き出しを意識することで、続きが読みたくなるリード文を書けます。スタッフブログを書く場合、各人は何かの専門家であることが多いハズなので、専門家であることを伝えましょう。
 
そうすることで筆者への信頼が生まれ、「この記事なら私/俺の持っている問題を解決してくれそう!」と思ってくれ、最後まで読んでくれるようになります。
 
また書き出しから「マーガリンとバターの違いを知っていましたか?」というように、疑問を投げかけると読者を引きつけられます。
 
「あきらめたらそこで試合終了ですよ…?」(『SLAM DUNK(スラムダンク)』より)などの有名な言葉やセリフを書き出しで使ったり、「○○なところが気になったので、聞いてみた、リサーチしてみた」などブログを書くきっかけになったストーリーを書くのも効果的です。

 

緊張を解きほぐすために

これもリード文の中でも、一番はじめの書き出し部分でするものです。
 
「続きを読ませるために」で紹介した自己紹介も有効ですが、「最近体重が10kg落ちていました、○○です」「この前街を歩いていたら、有名人の△△さんに似ていますね。と突然子をかけられました、○○です」など、50〜100文字程度で小話を盛り込むのもいいでしょう。
 
ただし小話と内容にはなるべく関係性を持たせるようにし、読者が「?」とならないように気をつけてください。
 

 

この記事のリード文ではここで紹介したテクニックを使っています

この記事のリード文では、この記事を読んでいる人にわかりやすく伝えるために、ここで紹介したテクニックをいくつか使っています。気になる人はチェックしてみてくださいね。
 

 

まとめ:興味を引くリード文でブログの続きを読ませよう!

読者の興味を引かせるリード文が書ければ、ブログの閲覧数が増えたり、リピーターが増えたりする効果が出ます。
また、ブログを見てお店やサービスを使う人が増えたりかもしれないので、リード文は気合いを入れて書きましょう。

「そうそう、ここがわからなくて検索してたんだよ」
このように読者が抱えている問題点をはっきりさせ
「この記事は知りたいことが書いてありそうだな」
と思わせることで続きを読んでもらう。これが冒頭文の大切な役割です。

最初のうちはリード文を書くだけでも時間が取られますが、慣れればサクサク書けるようになりますよ。


          この記事を書いた人        
ヤマ編集長
株式会社Cyber Cats ブログ編集長。ウェブディレクター、コンテンツ発信サポーター
ブログを9年間運用してきた経験から実践的なアドバイスを得意とし、コンテンツ発信を活用して企業の価値を高めるサポートをしています。
400件を超える中小企業のホームページ制作に関わり、SEO、コンテンツマーケティング、ライティングの知識を使ったコンテンツ制作で利益につなげる制作ディレクションと利益獲得のアドバイスをしてきました。
ウェブの情報発信力を存分に活用する考え方を基礎からお伝えし、運用能力を身につけていただくお手伝いをしています。
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