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中小企業のホームページ制作で事業の価値を引き出します。良いホームページの作り方や運営の方法、集客に役立つヒントをお届けします。

リフォーム業者、内装業者がSNS情報発信で集客するコツ

リフォーム会社 SNS情報発信

最近、リフォーム業者や内装工事会社の方もSNSに力を入れ始めています。

そこには、ただ流行に乗って始めているばかりではない重要な理由があるのです。

それは、日々受注し工事する現場の様子などを知らせることにより、これからリフォームを考えているお客様の信頼を獲得できるからです。

リフォームや内装工事というものは、お客様は普段の買い物とは違い大きな費用を支払うことになります。

ですからお客様は、とても慎重に発注する事業者を比較検討する傾向にあります。
そんな時にSNSで情報発信するとサービスの良さを分かってもらえて差別化できるチャンスが生まれるのです。
チラシやインターネット広告に莫大なお金をかけなくても、集客の効果があり、しかも運営を続けていれば効果が続きやすい点が大きなメリットです。

ただし、何も考えずにSNSで情報発信を初めても、うまく集客にはつながりません。

そもそもSNSといってもいろいろありますし、不安なことがたくさんあります。

  • どのSNSを選べばいい?
  • どんな情報を投稿すればいい?
  • 書くのは苦手・・・施工事例だけアップしていけば大丈夫だよね?

このようにどんな風に情報発信すればよいのかわからない方も多いと思どのいます。

ファンを増やし、信頼できる業者として認めてもらうにはコツがあります
 
ここでは、リフォーム業者や施工業者がお客様に選ばれるために効果的なSNSの利用方法についてご説明します。
関連記事>>内装設計・リフォーム・インテリアが集客できるホームページを作成する方法

 

リフォーム業者・施工業者を決定する際に、お客様が行うこと

まず、お客様がリフォーム業者・内装業者を選ぶ際のポイントを考えていきましょう。
リフォームは、家全体を対象にしたものなどになると、お客様にはとても高額な買い物になります。
また、初めて業者を選ぶというお客様も多数いらっしゃいますので、選考過程はとても慎重なものになります。
 
何らかのリフォームや内装工事が必要となったお客様が、最終的にひとつの業者にリフォームを任せるまでには、以下の3つの段階があります。
 

 

業者を知る

お客様は、まず、どのような業者があるのかを知ることから始まります。
 

 

知人や友人でリフォーム工事を経験した方からのアドバイス、紹介

いきなり知らない業者に依頼するのには勇気がいりますので「どこかいいリフォーム業者はいないか」と知人や友人などに聞くところから始まるでしょう。
 

 

ハウスメーカーや不動産業者からの紹介

マンションや家の購入で付き合いのあるハウスメーカーや不動産会社に紹介を求めることも多いようです。
 

 

ネットでの検索 地域の業者の検索と、評判や口コミのチェック

紹介された業者で決定しない場合は、ネットで調べることになります。

地域のリフォーム業者をある程度絞ったあと、お客様は、それらの事業者の評判を探し始めます。
ことに、最近は、ちょっとした工事で高額請求をするリフォーム詐欺や見積もりや工期などの契約にまつわるトラブルが話題になってしまっていますので、お客様はとても慎重です。
 

 

〈SNS活用によってできること〉

知人に事業者を紹介する際に、FacebookページやInstagramのアカウントがあると、紹介しやすいという利点があります。
デザイン性や仕上げの美しさなども訴えることが可能ですので、紹介の際にイメージを抱いてもらうことができます。

 

比較し検討する

候補としていくつかの業者に見当がつくと、ホームページをチェックします。
お客様のほとんどは、ホームページの情報を頼りにし最終的に声をかける業者を絞りますのでホームページの情報は大変重要です。
 

 

各事業者のホームページの情報を比較見当

この段階でお客様は、ご自身が目指しているリフォームと事業者の傾向とが同じかどうかを、まず判断します。
デザインの傾向や使用している材料の品質、工事の品質、実績写真のデザインや仕上げなど豊富な情報を掲載することがホームページには求められます。

また、実績の例と予算を掲載することで、お客様とのミスマッチが起きにくくなります。
 
ホームページは、対象にしているお客様のタイプを提示する場でもあります。
格安を求めているお客様が対象なのか、レベルの高い材料や工法により高品質なリフォームを求めているのか、お客様それぞれ違います。
見積もりなどの段階に入ってから説明するより、ホームページ上の情報でしっかりと提示しておきましょう。
 

 

SNSの情報

この段階でもっとも効力を発揮するのが、SNSの情報です。
ホームページだけでは、会社の人柄や誠意、日々の仕事の様子は伝わりにくいものです。
SNSならばそのときどきのタイミングで工事の様子や実際の現場で使用しているこだわりの材料などをタイムリーに提示することができるのです。
 

 

〈SNS活用によってできること〉

日々の工事のプロセスを発信し続けることができますので、活発な会社という印象を与えることができます。
また、ひとつひとつの案件について細かく内容を掲載できますので、リフォームが初めての方にとって工事の内容がイメージしやすくなります。
 

 

業者を決める

ここまでの過程で絞り込んだ後に、お客様は問い合わせや見積もり希望などの行動に出ます。
 

 

見積もりの検討

この段階では、行いたいリフォームの内容を丁寧に聞き出し、料金の根拠をしっかりと示すことが求められます。
少しでも説明不足の部分があると、お客様は不信感を抱くようになります。
 

 

工期の検討

費用とともに重要なのが工期です。
お客様がイメージされている工期と事業者の常識との間には必ず違いがありますので、その溝を埋める説明が必要になります。
この段階でもSNSによって工期のイメージを発信することができれば、良い説得材料になります。
 

 

デザインやプラン

お客様とリフォーム業者との間で十分にすり合わせなくてはならないのが、デザインやプランの部分です。
こちらもSNSを活用して普段から自社の仕事の仕上がりなどを発信しておけば、最終段階でのミスマッチを避けることが可能になります。
 

 

担当者の人柄やマナー

そして、意外に重要なのが会社のスタッフや担当者の人柄です。
大きな金額が動く案件ですので、どうしても最後には人柄が物を言います。

ホームページでは会社の考え方やコンセプト、お客様の声などを掲載するとともに、スタッフからの挨拶と人柄のわかるページを作成することもお勧めします。
併せて、SNSでタイムリーにスタッフの声が届けられ続けることで、信頼と共感を受けることが可能になります。
 

 

〈SNS活用によってできること〉

スタッフや代表者の人柄やキャラクターを訴えることが可能ですので、信頼や共感の獲得に役立ちます。
継続して発信し続けることより、多くの人々の目に触れることができるようになりますので、会社の認知を拡大するのにも役立ちます。
関連記事>>SNSマーケティングで成功するために必ず決めておくこと10個

 

複数のSNSを組み合わせて効果を上げよう!SNSの特長と活用のポイント

 
お客様が事業者を決定するプロセスにおいて、どのような情報が重要になるかを整理しました。
次に、SNSの種類別に活用のポイントを整理したいと思います。
 

 

ホームページを補強するSNS 【Facebook】

ホームページと同様に重要な位置を占めるSNSがFacebookです。

Facebookにはローカルビジネスで便利に使える「Facebookページ」というサービスがあり、飲食店やサービス業をはじめさまざまな事業者がこれを活用しています。

事業所地図や電話番号も掲載でき、営業ツールとしても活躍します。
 
Facebookページは、個人のアカウントを取得したのちに、「Facebookページ」というメニューを選択し「Facebookを作成」を選択するだけで作成できます。
会社の住所、電話番号、サービスカテゴリー、営業時間などを登録でき、ホームページの代わりにもなります。
お客様はFacebookページに「いいね!」することで最新の情報を自分のタイムライン(ホーム画面)で確認することができます。
 

 

Facebookの特長

Facebookに投稿した記事は、TwitterやInstagramよりも蓄積性に優れています

時間によって流れていく性格のものではなく、ページには最初から現在までの投稿内容が掲載されるようになります。
お客様は、最新の情報から過去にさかのぼってその会社の情報を確認することが可能になります。
 

 

Facebook活用のポイント

Facebookの特長を活かし「日々の会社の仕事内容を積極的に掲載していく」、それがFacebookページの効果的な利用です。

事業者が活発に多くの仕事をしていることが発信できるとお客様の信頼獲得にもつながります。複数の現場、重要な工程の写真、施主様に許可をとりながら掲載していきましょう。
計画やデザインの過程から仕上がりまでのプロセスが理解できるような連載も効果的です。
また、ホームページやブログの更新情報を掲載するのも良いでしょう。
 

 

写真や動画で思いを伝える【Instagram】

Instagramは、キレイな写真や動画に共感してくれる人を集めることが可能なSNSです。
その特長を活かし、飲食店や美容室、雑貨店などの個人事業者が積極的に活用しています。
リフォーム関係の写真に積極的にアクションすることで、フォロワーを比較的容易に増やすことができます。
ビジュアルに訴えることができますので、リフォームの現場写真などをアアピールすることができます。
 

 

Instagramの特長

Instagramは、写真ひとつでお客様に訴えることができるSNSです。
比較的若い世代の女性層が活発に利用しており、ファッション性の高い写真などに人気が集まる傾向にあります。
リフォームや内装工事も、ファッション性を訴えやすい内容の仕事ですので、相性は抜群です。

「インスタ映え」という言葉に表れるように、材料や内装、デザインなどの面で共感を受けられそうな写真を掲載していくにはもってこいです。
 

 

Instagram活用のポイント

Instagramでは、同じテーマに基づいた写真を継続的に投稿していくことにより統一感が出て、お客様も見やすくなります。
美しいフローリング材や壁材、飾り釘、観葉植物、マスキングテープなど、工芸的な美しさを持つものを撮影するのも良いでしょう。

また、Instagramでは、その写真がどういうジャンルのものかを指し示すことができるハッシュタグを設定することができます。「#〇〇〇〇」と表記されるものですが、ハッシュタグから検索して写真を一覧表示できることから、同じテーマの写真を探しているユーザーに到達しやすくなるという特長があります。
リフォーム業者ならば「#リフォーム」「#改装」などのハッシュタグを活用すると検索されやすくなります。
 

 

連投に向いたSNS 【Twitter】

Twitterは、スタッフや会社のキャラクターを出しながら、情報発信することが可能なSNSです。
発信し続けることで信頼と共感を獲得することができます。
 

 

Twitterの特長

Twitterは、見ているユーザーのタイムライン(ホームのページ)上を、たくさんの投稿が流れていく仕様になっています。
そのため、1日に数本の連投が可能です。

この仕様を利用し、企業の多くはキャラクターを作ったり共感をつくるようなメッセージを掲載したりと積極的に活用しています。
 

 

Twitter利用のポイント

Twitterは、タイムリーな情報を発信するのに便利なSNSです。
日々の現場での作業や打ち合わせの風景、デザインや設計図などの内容まで、さまざまな「動き」を投稿していくことができます。
また、リフォームの基礎知識のような投稿を続けることも効果的です。
 
スタッフのキャラクターを出していくこともTwitterならば可能です。
ただし、キャラクターは良く計算して作りましょう
また、ルールを決めずにスタッフが自由に投稿してしまうと、「炎上」に結びつくこともあります。
政治的なこと思想信条にかかわるようなことは絶対に投稿しないようにしましょう。
 
 

 

まとめ

リフォーム事業者の集客にはホームページの充実も必要ですが、さらに大きな効果を狙えるのが、SNSの活用です。
 
お客様にとって高い買い物であるリフォーム。
業者はとても厳しい比較検討の上に選ばれます。

業者を紹介されたり検索したりという行動から、内容を比較検討する過程で多くの情報を参考にします。
 
情報を求めているそれぞれの機会に、役立つ情報や工事の内容を具体的にイメージできる画像や動画などを発信することによりお客様の信頼や共感を受けることができます。
 
Facebookページ、Instagram、TwitterなどのSNSを、その特長を理解した上で活用することで、問い合わせや見積もり依頼の獲得を増加させることができます。
SNSを積極的に活用して、集客や信頼度アップにつなげましょう!


          この記事を書いた人        
ヤマ編集長
株式会社Cyber Cats ブログ編集長。ウェブディレクター、コンテンツ発信サポーター
ブログを9年間運用してきた経験から実践的なアドバイスを得意とし、コンテンツ発信を活用して企業の価値を高めるサポートをしています。
400件を超える中小企業のホームページ制作に関わり、SEO、コンテンツマーケティング、ライティングの知識を使ったコンテンツ制作で利益につなげる制作ディレクションと利益獲得のアドバイスをしてきました。
ウェブの情報発信力を存分に活用する考え方を基礎からお伝えし、運用能力を身につけていただくお手伝いをしています。
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