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『コンテンツマップの作り方がわかるステップ5について解説』
ペルソナの設定やカスタマージャーニーマップができたら、次は顧客に対して情報提供するためのWEBサイトを作ることになります。
※ペルソナ・カスタマージャーニーについて分からない方は、以下の記事を参考にして下さい。
コンテンツマーケティングに欠かせない「ペルソナ」について徹底解説
コンテンツマーケティングに欠かせないペルソナの作り方と手順
【売り上げ激増】コンテンツマーケティングに欠かせないカスタマージャーニーについて徹底解説
【商品購入につながる】カスタマージャーニーマップの作り方 6ステップ
でも、サイトを作るとなると
といった悩みをお聞きします。
コンテンツマーケティングで商品購入や集客につなげるためには、WEBサイトを構築する上での戦略が必要です。
WEB上での戦略を考えるために必要なことが、コンテンツマップの作成です。
今回は、コンテンツマップが必要な理由やコンテンツマップの作り方を紹介していきます。
今回紹介するポイントを押さえれば、あなたのWEBサイトをどのようにしていけばいいのかがつかめるはずです。
では、お話していきます。
コンテンツマップとは、WEBサイトのコンテンツをどのような構造にするのか、わかりやすく図式化したものです。
つまり、コンテンツマップとは、WEBサイトの設計図のようなものなのです。
新しくサイトを作ったり、既存のサイトを改めて作り直したりする時に、このコンテンツマップを使います。
WEBサイトはトップページを第1層とし、カテゴリーを第2層、記事などのコンテンツを第3層というように構成されています。
この階層を決めることで全体像がつかめ、WEBサイトの方向性を理解するためにコンテンツマップを使うのです。
こちらは弊社で利用していたコンテンツマップですが、もっと見やすく配置していくマップの作成をお勧めします。
WEBサイトを作る時、どうしてコンテンツマップを作る必要があるのでしょうか?
コンテンツマップを作るメリットとしては、以下の3点が考えられます。
では、詳しく紹介していきます。
コンテンツマップがあれば、サイトの全体像を把握することができます。
とにかく大量に記事をサイトにアップしても、集客や商品購入につながるとは限りません。
どのようにして集客や商品購入につなげるのかという計画性が、コンテンツマーケティングには必要不可欠です。
サイトの全体像がつかめるので、集客に必要な記事が足りていなかったことに気付いたり、顧客への具体的なアプローチを思いついたりします。
また、全体像をつかめていないとそのサイトのゴールがあいまいになってしまいます。
集客をしたいのか宣伝をしたいのかという顧客へのメッセージもあいまいなものになってしまいます。
サイトの全体像がつかめるからこそコンテンツを有効に使うことができるのです。
サイト訪問者によりよい情報を流し、信頼を築くことで、自社への集客や商品購入につながります。
コンテンツマップで全体を把握するからこそ商品購入につながるようなコンテンツを制作する計画性が生まれます。
また、サイトマップがあることで商品購入に導くのに足りないことに気付いたりもします。
コンテンツマップを使って打ち合わせを行うことで、チームで考えを共有できます。
コンテンツマーケティングでは、WEBディレクターやコンテンツ制作者など色んな人が集まって打ち合わせをします。
コンテンツマップを使って、全体像を話し合ったり、どんなコンテンツを優先的に作るべきかという話し合いも進みます。
では、私たちが利用したものを例にコンテンツマップの作り方を5つのステップに分けて紹介していきます。
以下のような設定でコンテンツマップを作っていきます。
今回は第3層までを考えていきます。
まずは、WEBサイトに関係のあることをどんどん書き出していきましょう。
「ホームページ」に関するWebサイトになので、以下のようなものが例としては考えられます。
このようにして出されたものが、第2層のカテゴリーや第3層のコンテンツになっていきます。
ステップ1で出たものを採用するか不採用にするのか決め、採用するものをグループごとに分けます。
グループ分けは、コンテンツマップの各階層になるカテゴリーやコンテンツごとに分けていきます。
また、各ページの役割を明確にするため、コンテンツは更に情報提供ページ、コンバージョンページ(集客、商品購入など)などに分けて把握しておくことをオススメします。
グループ分けができたら、訪問者の導線を考えてサイト構造の枠組みを決めていきます。
商品についてのメリット・デメリットについてのページの最後に商品購入ページに飛ばすなど訪問者を導きたい行動を軸に構造を考えます。
この段階まで来るとサイトの全体像がつかめるようになります。
足りないコンテンツや加えた方がいいコンテンツがわかってくるので、随時コンテンツマップに修正を加えていきましょう。
サイト構造の全体像ができても終わりではありません。
顧客が必要とする情報は常に更新されていきます。
WEBサイトもそれに合わせて情報を更新していかなければいけません。
また、検索で上位表示されるためにWebサイトに新しい情報を加えて更新することも必要です。
新しい情報を入れられるカテゴリーやコンテンツがないと訪問者の集まるWebサイトにはなりません。
そのためにも、サイト構造は新しくコンテンツを追加できる余白を残しておきましょう。
例えば、現在はホームページを作るのにWordPressというシステムを使うことが人気ですが、今後のことは分かりません。
カテゴリーを「WordPress」とするより、「ホームページ作成サービス」としていれば新しいホームページ作成システムのコンテンツも追加ができます。
先のことを見据えて、サイト構造に余白を残しておくようにしましょう。
情報提供ページ、予約ページ、コンバージョンページなどコンテンツごとに重要度はちがいます。
重要度が高いものからWEBサイトにアップしておくことで、集客につながりやすくなったり、検索で上位に来たりするなど、効率的なWEBサイト運営ができます。
重要度の高いものから作成していくコンテンツの作成計画を考えるようにしましょう。
最後に再度まとめます。
コンテンツマップの作り方がわかる5つのステップについて以下の通り、お話しいたしました。
コンテンツマップは、マーケティング戦略において継続的に結果を出す上で欠かせないことの一つです。
コンテンツマップを作って、定期的にサイトを見直すことで自社WEBサイトの集客における強みや足りないコンテンツがわかったりします。
今回紹介したポイントを押さえて自社のマーケティング戦略に合ったコンテンツマップを作ってみましょう。