アクセシビリティ重視のウェブ制作

チャコウェブ

株式会社CyberCats

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中小企業のホームページ制作で事業の価値を引き出します。良いホームページの作り方や運営の方法、集客に役立つヒントをお届けします。

PCユーザーがホームページを作るときに見落としがちなこと-スマホでもチェックしよう

ホームページはスマホとPC両方でチェックするべき理由

ホームページを新規で作成したり、リニューアルしたりするとき、スマートフォンでの見え方チェックをしていますか?

今回は、少し手間は増えてしまうのですが必ずスマートフォンでも確認をしましょう、というお話をしていきたいと思います。

パソコン業務がメインの方は、パソコンだけで見てしまうことが多いのではないでしょうか。
しかし、あなたのお客様がホームページを見るのはパソコンだけとは限りません。

筆者自身、パソコン中心で判断していたのですが、スマートフォンで見るようにしてから気が付くことがいろいろとありました。

スマートフォンでの見え方を確認せずにホームページ制作を進めてしまうと、何がいけないのか、解説していきます。

 

ホームページ制作をパソコンだけでチェックするのはなぜ危険なのか?

今は、ホームページの出来上がりをパソコンとスマートフォン両方でチェックする必要があります。
なぜ必要かというと、以下の大きな2つの問題が出てくるからです。

  1. 集客力が落ちてしまう
  2. SEOに影響がある

この2点について詳しく解説していきます。

 

スマホで確認するべき理由1:集客力が落ちてしまう

スマートフォンユーザーの目を見逃すと、お客様を逃がしてしまう可能性が高くなります。
特に飲食店や美容業界、医療施設など、いわゆるBtoC業界の方はこれに当てはまります。

なぜなら、スマートフォンからのアクセス率が非常に高いからです。

 

BtoCの事例

あるクリニックでは85%がスマートフォンからのアクセスとなっていました。
PCは12%で、ほとんどの人がスマートフォンだけでホームページを見ていることがわかります。

 

BtoBの事例

CHACO-WEBでは34%がスマートフォンからのアクセスで、PC は60%でした。
BtoB業界はパソコンからのアクセスが多い状況は変わりませんが、ここ3年で徐々にスマートフォンでのアクセスは増加していることに注意を払う必要があります。

また、BtoB業界は移動中などにスマートフォンでホームページを見た後、パソコンで再訪問して問い合わせをフォーム送信するケースも普通になりました。
いろんなデバイスをまたいでホームページを利用するクロスデバイスという現象です。

 

スマホで確認するべき理由2:SEOに影響がある

2019年7月1日から、Google検索は新規で作成したホームページはモバイル向けページをインデックス(検索エンジンに登録)されるようになります。
パソコンではなく、スマートフォンで見た状態で検索順位が決定されるということです。
参照:Google、新規サイトではモバイル ファースト インデックスをデフォルトに。2019年7月1日から適用 – 海外SEO情報ブログ

つまり、SEOの観点からもスマートフォンでの出来上がりが鍵となります。

モバイルファーストインデックス(MFI)も半数以上が切り替わっているそうですから、Googleがいかにモバイルを重要視しているかわかりますよね。
Googleがモバイルメインの検索アルゴリズムに変わります

前回の記事でお知らせしたファビコン表示も、モバイル検索からスタートしているのは象徴的です。
つけてないと信用落ちるかも?Google検索結果にファビコン表示がスタート

 

スマートフォンでしかホームページを見ない人の立場に立って作成する

スマートフォンだけでネット検索する人がほとんどという事実をしっかり認識することは大切です。

そんな中、パソコンだけでホームページの出来栄えをみていてはお客様の立場に立って
見ることはできません。

お客様はスマートフォンで見ているのにサービス提供者はパソコンしか見ていないという状況では、機会損失を招いてしまいます。
スマートフォンで見て「ここちょっと文章が見えにくいな」という改善点に気が付くことができないんですよね。

もったいないと思います。

 

スマートフォンでホームページ作成をチェックするときに見るべきこととは

制作者から送られてきた仮ホームページをスマートフォンとパソコンで見てみましょう。
デザイン段階の後、実際に組み上げてみての操作感もチェックしてみます。

  • デザイン
  • 画像
  • お客様が求めている情報がすぐに見られるか
  • 文章の見やすさ
  • 操作感
  • 問い合わせフォームなど、目的完了しやすいか

上記は、すべてお客様のつもりになってチェックするよう心がけてみましょう。
提供側が見てもらいたい情報ばかりで、ひとりよがりなホームページになっていませんか?
お客様が「良いな」と思うホームページを目指しましょう。

 

まとめ

大切なことは、お客様が見ている環境で「見やすく」「使いやすく」「問い合わせしやすい」ホームページを目指すことです。

その一環として、今回の記事は常にスマートフォンとパソコン両方の見え方を意識することが大切、という注意を喚起させていただきました。
もちろん、パソコンの見え方をないがしろにしてよいということではありません。

自分のお客様はスマホとパソコンどちらで見てるかを知るのも良い方法です。
今ホームページを持っているなら、アクセス解析をしてみたり、実際にお客様にアンケートを取ってみたりするのが有効です。
これからホームページを作成する場合は、家族や友人など周りの人に聞いてみましょう。

どうすれば、良いホームページが出来上がるでしょうか?
「信頼」は重要なキーワードです。
会社案内用ホームページを作成するときに一番大切な信頼度の高め方


          この記事を書いた人        
ヤマ編集長
株式会社Cyber Cats ブログ編集長。ウェブディレクター、コンテンツ発信サポーター
ブログを9年間運用してきた経験から実践的なアドバイスを得意とし、コンテンツ発信を活用して企業の価値を高めるサポートをしています。
400件を超える中小企業のホームページ制作に関わり、SEO、コンテンツマーケティング、ライティングの知識を使ったコンテンツ制作で利益につなげる制作ディレクションと利益獲得のアドバイスをしてきました。
ウェブの情報発信力を存分に活用する考え方を基礎からお伝えし、運用能力を身につけていただくお手伝いをしています。
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