頑張っている施策、正しいと思い込んで続けている対策が、逆効果になっていませんか?
SEOについて調べていると、いろいろな意見が出てきます。
- キーワードを入れればいい
- ページ数を増やせばいい
- リンクを集めればいい
- 記事を量産すればいい
どれも正しそうに見えます。
しかし、本質的な意味を理解せずに施策として行動してしまっているがゆえに、実際には逆効果になっているケースが少なくありません。
2025年のSEOは、テクニック勝負というより、土台づくりが勝負です。
長いことお客様に伝え続けてきましたが、「ハック」のような小手先のことではSEOの効果はありません。
たとえ効果が出ても長続きせず、すぐに下落してしまいます。
検索だけではなく、AI検索やSNS、口コミなど、入口が増えた今こそ、ホームページの中身が整っているかどうかで結果が分かれます。
ありがちな誤解を解きながら、自社ホームページでやるべきことをわかりやすくお伝えします。
1.いちばん危ないのは、間違った知識のまま頑張ること
危ないのは、怪しい裏技に手を出すことだけではありません。
実は、正しいと思って頑張っている対策が間違っているパターンで、こちらのほうが数多くハマってしまっている危険パターンです。
間違いに気づかずズレたまま続けると何が起きるのでしょうか。
読みにくいページが増えます。
サイト全体の印象が薄くなります。
信頼情報が抜けたままになります。
結果として、問い合わせにつながりにくくなります。
悪循環ですよね。
ですから最初にやっておきたいのは誤解を解くこと。
「これは違う」を知っておけば、少なくとも間違った方向に頑張り続けることはなくなります。
2.SEO(検索エンジン対策)は誤解が起きやすい
SEOについては、誤解が多く蔓延しているなと認識しています。
- 古い知識のまま止まっている
- 間違った知識を知人に紹介され、その情報を信じている
- 深く調べた古賀ないため、どれが正しい知識なのか判別がつかない
およそこのような理由から来るのではないでしょうか?
検索エンジン側は、日々アップデートを続けています。
しかし、SEOについて日々研究している人は実は多くありません。
浅い知識のまま誰かに伝えてしまったり、自分の特定の経験がどのサイトにも通じると思い込んでしまったりして、効果がないばかりか下落の要因を作ってしまうこともあります。
3.逆効果になりやすいSEOの誤解7つ
こからは、よくある誤解を7つに絞って紹介します。
それぞれ、なぜ逆効果になりやすいのかと、代わりに何をすればいいのかを見ていきましょう。
3-1.誤解1:キーワードをたくさん入れれば上がる
昔のSEO情報で多いのが、この考え方です。
タイトルにも見出しにも本文にも、とにかく同じ言葉を入れ、地域名を繰り返すといったものです。
「もっとキーワードを入れたほうが良いですか?」
SEOについて勉強したお客様からも、たまにこのような質問を受けることがあるため、まだ根強く残っているのだなと思います。
「キーワードの羅列、詰め込みはSEOの効果がないばかりか逆効果」
このように認識しましょう。
キーワードの詰め込みは結果として文章が不自然になり、読み手が離れます。
ページの価値が下がるため、問い合わせにもつながりにくくなります。
代わりにやることはシンプルです。
同じ言葉を増やすより、読み手の疑問に答える文章にすることです。
言い換えや具体例を増やし、自然な文章の中で伝わるように整えます。
3-2.誤解2 とにかくページを増やせば強くなる
「ページ数が多いサイトが強い」
こう聞くと、記事を増やすほど良さそうに思えます。
正確に言えば、増やすことは悪いことではありません。
「とにかく増やす」際の増やし方が問題なのですね。
内容が薄いページが増えると、サイト全体でユーザーが喜ぶものになりません。
似たようなページが増えるほど、結局何が言いたいのか分からないサイトになりがちです。
内容の薄いページの満足度の低さは馬鹿にできないのです。
「内容は何でもいいから、とにかく増やす」は間違ったSEO施策です。
代わりにやることは、ページの数にこだわるのではなく、ユーザーが気になる情報を充実させ質を高めることです。
例えば、サービス紹介があるなら、料金の考え方も置く。
事例があるなら、よくある質問も置く。
信頼と判断に必要な情報が揃っているかを優先します。
3-3.誤解3 地域名を変えたページを大量に作れば集客できる
地域名だけを入れ替えたページを大量に作る方法は、一見効率が良さそうです。
日本全国の地域名を入れ替える程度の量産ページはかつてよく見られた手法です。
しかし実際には、内容が似たページが増えるだけで特に意味が増えないことのほうが多く、現在は効果を期待できません。
読み手は、違いが分からないページを何枚も読みません。
逆に、特定地域に特化した独自情報が充実しているページなら、きっと熟読してくれるでしょう。
つまりやることは、対応範囲を1ページに整理して、実態を具体化することや、地域に特化した情報を載せることです。
- どこまで対応できるのか
- どんな条件があるのか
- 実際の事例はあるのか
こうした情報のほうが、問い合わせの判断材料になります。
3-4.誤解4 被リンクを買えば順位が上がる
リンクが大事という話だけが独り歩きし、リンクを買う方向に進んでしまうことがあります。
ここは本当に注意が必要です。
リンク購入は長いこと「やってはいけない施策」と紹介されるのですが、いまだにあります。
「リンクは絶対に買わない」
これを守りましょう。
そして最近は「親和性が高いので相互リンクしませんか?」という打診に載ってしまうケースです。
相手方が一方的にリンクの価値を集める目的で連絡してくるケースが多いと思います。
よほど信用できる場でない限り「誘いに乗らない」というスタンスが良いと考えています。
自社で判断できなければ、信頼できるプロの方に相談しましょう。
この場合、ちょっとSEOを知っているらしい知人とかではダメです。
有料相談で良いくらいのことだと思いますから、ちょっと安心したい軽い気持ちではいけません。
短期的に変化が出たように見えても、長期的にリスクが大きい方法です。
何より、経営者にとって再現性がありません。
代わりにやることは、「紹介される理由を作る」ことです。
紹介されやすいのは、具体的で役に立つページです。
- 事例の紹介
- 料金の考え方
- チェックリスト
- よくある質問
このあたりは、正攻法で強くなりやすい部分です。
こうした情報のほうが、問い合わせの判断材料になります。
3-5.誤解5 タイトルだけ工夫すれば伸びる
タイトルはもちろん大切です。
ただ、タイトルだけ整えても、中身が薄いと成果は出ません。
ここで誤解してしまわないように気を付けたいのは、「タイトルを工夫したり再編集したりすることは良い」点です。
ページの内容が良ければ、タイトルの改善で効果が出ることもあるからです。
良くないのは、「ページの中身が薄いのにタイトルだけ立派にしても効果がない」点です。
タイトルは比較される場です。
そこで釣るだけ釣って、中身がペラペラにならないようにしようということですね。
タイトルで期待して開いたのに、答えが出ていない、具体例がなど、結論がぼやけているなど、ユーザーの満足度が低ければ、すぐに離脱します。
ユーザー体験が良くないページと判断されれば、下落していくのです。
代わりにやることは、タイトルで提示した内容を早い段階で伝えるようにすることです。
例えば、冒頭で結論を言い切るなどです。
そのうえで、理由と具体例、次にやることの順で説明します。
読んだ人が、何をすればいいか分かる形に整えると、満足度が高まるでしょう。
3-6.誤解6 会社情報は後回しでいい
意外と多いのが、この誤解です。
記事は増えているのに、会社概要やサービス説明が弱いといった、自社の基本情報が出せていないケースです。
どれだけ検索流入があっても、これでは最後の判断で負けやすくなります。
比較の土台がないからです。
- 事業内容
- 会社概要
- 事業実績
- 企業の理念
- 自社の強みや特徴
- 代表の顔写真と共にあいさつやメッセージ
これらをしっかり載せていますか?
サービス対応範囲があやふやになっていませんか?
やることは、まず信頼の土台を整えることです。
会社として何をしているのか。どのエリアで、誰に、何を提供しているのか。
この基本が1分で分かる状態にします。
3-7.誤解7 生成AIで記事を量産すれば勝てる
生成AIは便利です。
ここは否定しません。
ただし、AIに任せっぱなしで大量に公開すると、内容が薄くなってしまいます。
正直、大量の記事を作り続けても、ユーザーに喜ばれないのであれば意味がありません。
「この記事はAIが書いたんだな」
という感想が出てしまう記事を見た時に、なんだか興覚めしませんか?
私はちょっとがっかりした気分になります。
AIにすべての工程を任せるのではなく、「手伝い」をしてもらうことで効率化しましょう。
構成案を出す、文章の叩き台を作る、言い換えを出すといったことなら、AIが得意です。
最後は人が仕上げましょう。
一次情報、つまり実際の経験や体験を語れるのは人です。
4.基本をしっかり守ればSEOに効果が出る
私たちがやるべきSEOは、上級テクニックではなく基本をしっかり守ることです。
- ユーザーが欲しいと望む「知りたい情報」を網羅して載せる
- サイト構造をわかりやすく構築する
- ページの表示が重くならないよう、データを軽くする
- 凝り過ぎたデザインで迷子にならないようにする
- 「何屋さんで、どこで事業をしていて、どんな特徴があるのか」わかるようにする
- タイトル、見出し、代替テキストなどを丁寧に記述する
- 問い合わせや購入など、ユーザーが行動しやすい構造にする
まずはこのようなことです。
5.まとめ
SEOは、テクニックの積み上げではありません。
誤解した知識を手放して、正しく伝わるホームページに整えていきましょう。
今、生成AIによる技術の変化が激しくなっています。
検索エンジンに関することも日々変化しており、今後しばらく続くと考えられます。
このような時こそ「基本を大切にする」が強いですね。
変化に柔軟に対応しながら、「本来SEOは何のためにするのか」問いながら行動していきたいと思います。
自社の施策が間違っていないか不安。
制作会社やSEO業者の提案が正しいか判断できない。
AIを使って記事を増やしたいが、どこまでやっていいか分からない。
このような方に向けて、チャコウェブではSEOの誤解チェックもお手伝いしています。