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中小企業のホームページ制作で事業の価値を引き出します。良いホームページの作り方や運営の方法、集客に役立つヒントをお届けします。

検索意図とは何?理解してSEOに強いコンテンツを作ろう

検索意図という言葉をご存知ですか?

コンテンツマーケティングを手掛けている人、ビジネスブログで集客力の向上を狙っている人なら一度は目にしたことがあるかもしれません。

「検索意図という言葉をよく見かけるけれど、どんな言葉なのかがわからない」という人や、「検索って意図があるの?」という人も多いかと思います。

多くのアクセスを集めるビジネスブログや集客に成功しているホームページは、「検索意図」をしっかり探り、お客様の求めていることを把握してコンテンツ作りをしているんです。

実は、SEOにもマーケティングにも「検索意図」は重要、ということなんですね。
 
今回は中小企業のWebマーケッターや、個人事業主が覚えたい「検索意図」という言葉について解説していき、SEOに強いコンテンツの作り方を紹介していきます。

イマイチ狙っているキーワードで検索順位が上がらないと悩んでいる方は、今回の記事を読んでぜひSEO施策を見直してみてください。
 

 

そもそも検索意図とは一体なに?

「検索意図」とは検索ワードに隠された「意図」のことを指します。
 
たとえば「新宿 ランチ」というキーワードがあるとします。このキーワードだと、一般的には「新宿でランチを食べたいけれど、どんなお店があるか知りたい」となりますし、「履歴書 書き方」であれば「履歴書の書き方を知りたい」といった具合です。
 
検索意図を探るというのは、「ユーザーが検索する行動に至った背景にはどんな考えがあるのか」を把握することです。
 

 

検索意図を探るとどんなメリットがあるの?

検索意図を探ることで、ユーザーが本当に求めている情報を理解できます。
そのユーザーが本当に求めている情報を、ホームページやブログで提供することができるようになるのです。
つまり、ユーザーのニーズを満たすページを作るには検索意図を探ることが第一歩ということです。

検索意図をしっかり把握して作られるページは、ユーザーにとってドンピシャのページなのです。
「そうそう、こういうことが知りたかったんだよ!」とページをしっかり読んでくれるようになります。
普通は、良い情報を得られたページを信頼するようになります。将来的に問い合わせを増やすことも望めますよね。
 
たとえば「新宿 ランチ」なのに「新宿でランチを探すコツを教えます!」ならユーザーが求めている情報からはズレます。お店を探す方法ではなくて、ランチのお勧めの店を具体的に知りたいからです。
 
また「履歴書 書き方」なのに「笑える履歴書の書き方10選!」といったページが出てくれば、ユーザーは絶対そのページをクリックしないでしょう。
 

 

検索意図とSEOってどんな関連性があるの?

検索意図を探り、ユーザーが求めている情報を提示すれば、検索エンジンロボットは「このページはユーザーに求められている情報を提供しているな」と判断し、検索ランキングを上げてくれます。
 
アクセス数にも影響するため、検索意図を探ることはページのPV数を増やす上で非常に重要なのです。
 

 

検索意図を探るにはどうすればいいの?

 

サジェストキーワードをチェックする

検索するときに一緒に表示される「サジェストキーワード」に注目してみましょう。
サジェストキーワードを見ると「どんなことを知りたくて検索しているのか」という検索意図がわかるからです。

たとえば「新宿 ランチ」の場合
検索ボックスに入力する例

 
「安い」「おしゃれ」「個室」などといったキーワードがサジェストに出てきます。
 
「安い」を付けて検索する人は「新宿で安くランチを食べられるお店を探している」ことがわかりますね。こういう人に向けて高級中華料理のランチを紹介する記事を書いてしまうと、検索意図からズレた情報を提供していることになります。
「新宿で激安!ワンコイン以下のランチ特集」という記事ならニーズを満たすことができます。
 
また「履歴書 書き方」と検索すると
サジェストキーワードの例
 
このようにサジェストキーワードが表示されます。
 
このサジェストワードから、履歴書の書き方に関するコンテンツを求めていることがわかるでしょう。
 
またサジェストキーワードを見て、サジェストキーワードにも対応したコンテンツを書くことで
・初心者でも検索結果の上位を狙いやすい(基本的に検索ワードが増えるほど検索数は減り、ライバルは減るので、上位表示を狙いやすくなります)
・既にあるコンテンツに付け足せば、SEO的にそのコンテンツが強くなる

 
ので、Webマーケティングスキルを身につけるという意味でも、サジェストキーワードには注目ですよ。
 

 

上位に表示されているページを参考にしてみる

「新宿 ランチ」と検索すると
新宿 ランチ
 
このように新宿で美味しいランチが食べられるお店を紹介したページが出てきます。
 
上位表示されているページは、ユーザーの検索意図に合っていると推測されているため、高確率でユーザーの検索意図を読むことができます。
 
ただしマイナーすぎるキーワード(検索数が少なすぎる)を入力した場合、検索意図に合わないページが出てくることも多いので、マイナーなキーワードを使う場合は参考にしないほうがいいでしょう。
 

 

検索意図を探るスキルを鍛えるには?

検索意図は機械的にも探れますが、検索キーワードは機械ではなく人が作るものなので、人が探ったほうがより確実なものになります。
 
検索意図を自分で探れるようになると、SEOに強いコンテンツを作るスキルが身につくので、オススメです。
 
検索意図を自分で探れるようになるには、とにかく片っ端から検索キーワードを見て、検索意図を何も見ないで読み、実際に検索してみて答え合わせをする…。をひたすら繰り返す必要があります。

  • どうしてこのキーワードで検索するのか
  • 何を知りたくて検索しているのか
  • このキーワードで検索する背景に、どんな問題を抱えているのか

想像してみましょう。
 
地道な作業とはいえ、検索意図を探るスキルを鍛える一番手っ取り早い方法なので、スキルを身につけたい人はやってみましょう。
 
 

 

まとめ:「検索意図」を探ってSEO対策をしよう!

検索意図を探ることで、より強いSEO対策ができます。
 
その結果作ったコンテンツが検索結果の上位に表示されるようになり、もっとたくさんの人に見られ、売り上げアップなど望んだ結果を出しやすくなります。
 
コンテンツを作るときは検索キーワードの検索数だけではなく、検索意図にも気を遣ってみましょう。

SEOキーワードを正しく調べて、適切なキーワードを絞り込みましょう。
関連記事>>自社のWEBサイトに引き込むための正しいSEOキーワードの調べ方とは


          この記事を書いた人        
ヤマ編集長
株式会社Cyber Cats ブログ編集長。ウェブディレクター、コンテンツ発信サポーター
ブログを9年間運用してきた経験から実践的なアドバイスを得意とし、コンテンツ発信を活用して企業の価値を高めるサポートをしています。
400件を超える中小企業のホームページ制作に関わり、SEO、コンテンツマーケティング、ライティングの知識を使ったコンテンツ制作で利益につなげる制作ディレクションと利益獲得のアドバイスをしてきました。
ウェブの情報発信力を存分に活用する考え方を基礎からお伝えし、運用能力を身につけていただくお手伝いをしています。
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