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検索ワードは5つに分類できる!パターン別SEO対策・コンテンツ作成のコツ

検索意図のタイプ別攻略

検索ワードにはユーザーの意図が隠されています
たとえば「カフェ 新宿」だったら「新宿でカフェを探したい」「クリスマス 由来」だったら「クリスマスの由来を知りたい」といった具合に、検索ワードには人の心理が表れます。

検索ワードだけ眺めていると、どうしても機械に向かっているような気分になることもあるでしょう。ですが検索ワードを検索窓に打ち込んでいるのは人間なので、人の心を読めばユーザーに刺さるコンテンツを作れ、結果的にビジネスを拡大できます。

 

検索ワードは分類できる

実は検索ワードはいくつかの種類にわけることができ、それを知ればある程度ユーザーの心を読むことができます。

今回はよくある検索ワードを「行動したい型」「知りたい型」「暇つぶし型」「目当てのサイト見つけたい型」「ローカル型」に分類し、それぞれの特徴を見ていきましょう。

 

行動したい型

「水 購入」「新宿 ディナー」「○○○ホテル 宿泊」「頭痛 解消」「コラーゲン サプリ 無料体験」など何かのアクションを起こしたいというキーワードです。

たとえば「頭痛 解消」と検索するユーザーの場合、すでに「頭が痛い」という情報があって、その上で「解決したい」と思っていますが、それができていないので検索します。

すでに行動するための情報は集まっていて、あとは行動に移したいものの、それに対する情報がない状態です。

 

知りたい型

ネットではもっとも検索されるパターンです。

言葉の意味を知りたい「○○(言葉) 意味」「○○(言葉) 定義」、口コミや評判を知りたい「○○○不動産屋 口コミ」「○○○不動産屋 評判」、トレンドを知りたい「「2017年 流行語」などのさまざまな検索パターンが考えられます。

いずれにせよネットで情報をつかみたいと思っているので、ユーザーが欲しい情報を提供すればいいでしょう。

 

暇つぶし型

「ヒーリング 音楽」「面白い 動画」、それから「悲しい話」「不倫 修羅場」などといった検索ワードが当てはまり、これを検索するユーザーはネットで暇つぶしをしたいと思っています。

 

目当てのサイト見つけたい型

「○○○(企業名) プレスリリース」「○○○(ファッションブランド名など) ホームページ」「○○○(有名人) ブログ」「Amazon」「Facebook」、記事タイトルや記事タイトルの一部のキーワードが入ります。

また「○○○(曲名) 歌詞」「○○○(曲の歌詞)」もこのパターンです。(「○○○(曲名) 歌詞 意味」だと知りたい型になります)

この検索ワードを使うユーザーはすでにお目当てのサイトがあり、それを見つけたいと思っています。

 

ローカル型

「カフェ 新宿」「美容院 銀座」「ランチ 原宿」などの地名と施設名が入った検索ワード、それから「近くのクリーニング店」「近くのトイレ」など「近くの+施設名」の検索ワードが当てはまります。

 

それぞれのワードの特徴

 

行動したい型

基本的にユーザーは、商品について知る → 購入orお試しをします。
行動したい型は商品について知った上で「どこで買えばお得になるのかな?」「どこのサイトからお試しパックを申し込めるのかな?」と思いながら検索しているので、購入やお試しにもっとも近いところにいます。

検索ワードの対象になっている商品を売っている場合は、それに対して公式ホームページから答えを出せばもっと購入者が増えるので、積極的に答えとなる情報を掲載しましょう。

 

知りたい型

ネットではもっとも多い検索パターンです。
それゆえいろいろな検索ワードが見られますが、ネットで情報をつかみたいと思っているので、知りたい情報にアクセスできるようにコンテンツを作りましょう。

この検索パターンから購入につながるかというと、コンテンツと商品の魅力が鍵を握ります。
知りたい情報について書かれているコンテンツを見て「お、この商品いいな」と思えば購入してくれますが、そこまでいかないことのほうが圧倒的に多いです。

中小企業のウェブ担当者や個人事業主オーナーはユーザーの疑問を解決できるコンテンツや、検索ユーザーの声をもとにした商品を作れば購入者を増やせますよ。

 

暇つぶし型

基本的にこの検索パターンからは商品の購入については見込めません。
ただしお笑いや感動系、ホラー系サイトを運営している場合は、このパターンの人間心理を徹底的に深掘りする必要があります。

全部の検索パターンの中で、もっともコンテンツがユーザーが求めているものに吹っ切れているかが求められます。

たとえばおもしろい話を求めているユーザーに泣ける話を出してもダメですし、泣ける話を求めているユーザーに怖い話を出してもダメです。
ですから自分たちが「おもしろい」「感動した」「怖いと思った」瞬間をまとめて、それを参考にしながらコンテンツを作っていくといいでしょう。

 

目当てのサイト見つけたい型

お目当てのサイトがすでにあって、そのサイトを見つけたいパターンです。
なのでお目当てのサイトが見つかったら、すぐにそれにアクセスします。

この検索ワードもあまり商品の購入などにはつながりませんが、最近では目当てのサイトを紹介しているサイトが検索システム的に強く、それが1番にくることもあり、そうなるとユーザーが本当に求めている情報にアクセスできないこともあります。

なので目当てのサイトを一番上に表示させるためには、検索システム的にそのサイトを強くしなければならず、そのためにはコンテンツの充実が必要不可欠です。

 

ローカル型

この検索パターンでは、どれだけその地域の施設の情報を網羅しているかがポイントになってきます。

実際「新宿 カフェ」「渋谷 美容院」などで検索すると「○○(地名)にあるカフェ10選」「○○(地名)のオススメ美容院20選」などといった記事が上位に出てきます。

大きい地域では地名と施設名に「安い」「早い」「かわいい」などのくくりを入れても十分プレビュー数を見込めますが、それらキーワードではユーザーが求めている情報を読みながらまとめられるかも大事になってきます。

美容院やレストラン、カフェなどお店のオーナーの場合、網羅された情報がある場合はそれに乗っかればOKですが、悪い評判がある場合はそこを削除したコンテンツで巻き返しを図りましょう。

網羅されている情報がない場合、網羅したコンテンツを作って、自店をさりげなくアピールするのもオススメです。

 

まとめ:検索ワードからユーザーの意図を見抜こう!

検索ワードにはユーザーが「何を求めているか」が現れます
それを見抜くことで、より刺さるコンテンツが作れるようになり、ビジネスの拡大につながるので、日頃から検索ワードの意図を見抜くクセようにしてみましょう。
関連記事>>自社のWEBサイトに引き込むための正しいSEOキーワードの調べ方とは


          この記事を書いた人        
ヤマ編集長
株式会社Cyber Cats ブログ編集長。ウェブディレクター、コンテンツ発信サポーター
ブログを9年間運用してきた経験から実践的なアドバイスを得意とし、コンテンツ発信を活用して企業の価値を高めるサポートをしています。
400件を超える中小企業のホームページ制作に関わり、SEO、コンテンツマーケティング、ライティングの知識を使ったコンテンツ制作で利益につなげる制作ディレクションと利益獲得のアドバイスをしてきました。
ウェブの情報発信力を存分に活用する考え方を基礎からお伝えし、運用能力を身につけていただくお手伝いをしています。
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