弊社での制作で対応ケースがほとんどないためお知らせをしてきませんでしたが、昨年にGoogle公式発表にてインターステイシャルを表示しているサイトに対し、モバイル検索での順位を下げる対応が1月11日に実施されました。どんな内容なのか概要と弊社の対応方針についてお知らせいたします。
目次
Googleが行った発表とはどんなものか
2016年8月24日にGoogle公式のウェブマスター向けブログで発表されたものです。
内容は、モバイル検索の結果からホームぺージに移動したときに、ユーザーが簡単にコンテンツにアクセスできないページは検索結果の順位を下げる可能性があるというものです。2017年の1月10日に適用実施するとの予告で案内が出されており、1月11日に予告通り実施が追記としてアナウンスされました。
今回の適用はモバイルの検索結果のみとなっています。今後パソコン検索にも適用するかどうかは不明です。
インターステイシャルとは何?
ページにアクセスしたり移動したときにメインコンテンツを覆って、強制的に全画面に表示、挿入されるもののことです。広告や、アプリのインストール、メンバー登録を促す表示など様々なものが含まれます。
メインコンテンツを見るためには、インターステイシャルの四隅にあるバツ印などをタップしなければならなかったり、自動で画面が切り替わるのを何秒か待たなければなりません。
弊社の対応方針
冒頭で書いた通り、制作のご希望はほとんどありませんが、今後は基本インターステイシャル、ポップアップ表示をお勧めしないことといたします。ご希望の場合でもSEOに悪影響があることを理解していただいた上での制作となります。
検索結果に出ない会員専用ページや年齢認証など、必要がある場合にはもちろん対応が可能です。
インタースティシャルあっても影響がないケース
以下はインターステイシャル、ポップアップがあっても検索結果に影響しないケースです。
- パソコンの検索結果
- 法律上に基づいた承認などの必要があるように見える場合(年齢確認やCookieの使用など)
- 検索結果に出ないぺージ
- 有料ぺージなど、一般公開されていないぺージ
- ユーザーが閲覧するときに邪魔をしない程度の大きさで、簡単に閉じられるもの
まとめ
Googleは、ユーザー体験を重視する傾向を強めています。
SEOやGoogleの動きに左右されるばかりではなく、ユーザーの利益になるサイト作成を心がけるのが一番大切なことです。訪問してくれたユーザーが使いやすく作っておくことは、本来のホームぺージの目的達成にもつながります。ユーザーが探しているコンテンツが簡単にたどり着けるようにホームぺージを構成しましょう。