アクセシビリティ重視のウェブ制作

チャコウェブ

株式会社CyberCats

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中小企業のホームページ制作で事業の価値を引き出します。良いホームページの作り方や運営の方法、集客に役立つヒントをお届けします。

まずこれを直せば変わる。自社ホームページで「問い合わせ」を増やす改善ポイント5つ

まずこれを直せば変わる。自社ホームページで「問い合わせ」を増やす改善ポイント5つ

「自社ホームページから新規問い合わせを増やしたい」

これは、かなり多くの方が願っていることだと思います。
しかし、上手くいかず悩んでいるのではないでしょうか?

「SEOとか言われても、よくわからない…」
「あなたのSEOは古いと言われてショック…」

SEOは、検索エンジンに最適化する施策のことですが、最近はAIの登場でGEOという言葉も生まれ、付いていくのが大変ですよね。

実際、業界の中にいる私も情報の目まぐるしいスピードには圧倒される気持ちになることがあります。

そんなホームページを改善したい中小企業の方へ向けて、ホームページを改善するチェックポイントをご紹介します。
ホームページはちょっとした工夫で「検索に強く・問い合わせが増える」営業ツールになります。

まずは基本をしっかりさせること。
中小企業のホームページは基本を盤石にできていないケースが多いため、基本をマスターするだけでかなりの効果が期待できます。

今回の記事では、5つのチェックポイントを説明します。
ご自分でチェックする必要はありません。
制作会社や運用支援をしている会社、または社内のWeb担当者にチェックしてもらいましょう。

とはいえ、どうしてこれらが基本となるのかは理解できるように解説を試みています。
読み終えたとき、「これならうちのホームページもすぐ直せそうだ!」と前向きな気持ちになっていただける内容を目指しました。

中小企業のウェブ利益を向上させます

 

1. タイトルや説明文は各ページで異なる内容になっているか

ホームページ内の全てのページで、タイトル(ページのタイトル)と説明文(検索結果に表示される要約)をユニークな内容に設定しているかを確認しましょう。
例えば、トップページもサービス紹介ページもお問い合わせページも、それぞれ異なるタイトル・説明文を持つのが理想です。

ページごとにタイトルと説明が同じだと、検索エンジンや訪問者がそのページの特徴を正しく理解できません。
検索結果に並んだときに違いが伝わらず、クリックしてもらいにくくなります。

また、重複したタイトルやメタディスクリプション(説明文)はSEO上好ましくなく、検索順位に悪影響を与える可能性があります。

それぞれのページに適した固有のタイトルを付ければ、検索エンジンにも内容が正しく伝わり、ユーザーも「自分の探している情報がここにありそうだ」と判断しやすくなります。

 

1-1.改善方法:各ページの内容をひと言であらわし、基本情報を付ける

まず、全ページに共通して書いておくべきテキストを決めます。
社名やサービス名などの基本情報です。
以下は、どのページでも必須情報として考えましょう。

  • 社名またはサービス名
  • 業種
  • 地名

上記を文としてつなげると、このような感じになります。

例:CHACO合同会社 札幌市の産業廃棄物処理業、プラスチック回収事業

上記はトップページのタイトルとします。
そして全ページのタイトル後半にも付ける基本タイトルとするのがおすすめです。

次に、各ページの内容に合わせて、一言で要点が伝わるタイトルを付けましょう。
例えば、「会社概要」ページならこのような感じです。

例:会社概要│CHACO合同会社 札幌市の産業廃棄物処理業、プラスチック回収事業

「このページは、札幌市で産業廃棄物処理やプラスチックの回収をしているCHACO合同会社という会社の概要説明ページなんだな」
このように理解してもら理解してもらえます。

 

2. ページごとに見出し(H1)が1つあり、内容がひと目で分かるか

各ページにはそのページの主題を表す大見出し(H1見出し)を一つだけ設置しましょう。
H1見出しとは、ページ本文中でもっとも大きな見出しのことで、いわばページのタイトルのような役割を果たします。

先ほどのタイトルとはまた別の存在です。

例えば「会社概要」のページなら「会社概要」、サービス紹介のページなら「○○サービスのご案内」といった具合に、そのページ全体を要約するような見出しを1つ付けます。

H1見出しは検索エンジンにもユーザーにもページの内容を伝える重要な手がかりです。

 

2-1.改善方法:各ページの冒頭に、そのページの内容を端的に表す見出し(H1タグ)を1つ配置する

できるだけ各ページの冒頭で他の見出し(H2やH3)より上に、そのページの内容を端的に表す見出し(H1タグ)を配置します。

原則として1ページにH1は1つだけにするのが基本ルールです。
複数あると主題がぼやけてしまいますので、他のHタグのように複数しないようにしましょう。

お知らせページなら「新着情報」、サービス紹介ページであれば「○○サービス(地域名)のご案内」のようにサービス名と地域を盛り込んでも良いでしょう。

 

3. スマートフォンで開いたとき表示が速いか(画像が重すぎていないか)

スマートフォンでホームページを開いた際に、ページの表示が素早く行われるかを確認しましょう。
特に写真や画像データが原因で読み込みに時間がかかっていないかが重要です。

せっかく広告や検索でユーザーが来てくれても、ページ表示が遅いと待てずに離脱してしまいます。

「スマートフォンで開くとちょっと遅いかも…」
と思ったら、まず画像の最適化を疑ってみましょう。

同じく注意したいのは、派手な演出が多くてコンテンツの表示までに時間がかかホームページで
す。

表示速度の遅いホームページはユーザーのストレスになるだけでなく、Googleなど検索エンジンの評価(SEO)にも悪影響を及ぼします。

特にスマートフォンの回線環境では、パソコン以上に読み込み速度が重要です。
ホームページが3秒以上表示されないと、多くの訪問者は「重いホームページだな」と感じて閲覧を諦めてしまうと言われています。

 

3-1.改善方法:ファイルを最適化、シンプルな表示にする

高速表示のために最適化をしましょう。
画像や動画のファイルサイズが大きい場合は、画像のサイズ(ピクセル寸法)をホームページに表示する実寸大にリサイズしたり、適度な圧縮をして容量を軽くします。

動画を使用するホームページも増えていますから、サイズの最適化や圧縮は重要です。
動画の種類によっては、YouTubeにアップロードして埋め込むなどの対応も良いでしょう。

デザインの演出でコンテンツ表示が遅い場合は、改めて「見る側」「使う側」の立場に立って見直してみましょう。

「自社のことが良くわかるから、スライド画像や動画をすべて見せてからホームページコンテンツを表示させたい」
「カッコイイ動きでイメージアップを狙いたい」

自社を知ってもらいたい気持ちはもっともですが、利用する側が離脱してしまうようなら考えものです。
目的は問い合わせや申し込みなどの反響を増やすことなら、過度な演出より「パッと表示させること」を優先しましょう。

 

4. 電話・問い合わせボタンがすぐ押せる位置にあるか

問い合わせフォームに進めるボタンが画面上の分かりやすい場所にあるかをチェックしましょう。
特にスマートフォン利用者向けに、「今すぐ電話」ボタンや「お問い合わせはこちら」ボタンが見つけやすく、指でタップしやすい位置に配置されていることが重要です。

ユーザーがホームページを気に入って「相談してみよう」と思った瞬間に、迷わず行動(電話・問い合わせ)できる導線を作るのが狙いです。

問い合わせへのハードルを下げることでコンバージョン(反響)を増やすなら、「思い立ったら即行動」できる環境を整えておく必要があります。

せっかくホームページに来てくれたお客様も、連絡先を探してウロウロしたり、スクロールしないと電話番号が見つからなかったりすると、そのまま離脱してしまうかもしれません。

「お問い合わせはどこからできるのかな…」
と迷わせない工夫が必要です。

 

4-1.改善方法:目に入る位置に行動を促すボタンを常に表示させる

常に目に入る位置に、電話および問い合わせフォームへのボタンを配置しましょう。
ページ内の項目の合間に追加するのも有効です。

スマートフォン表示の時には、画面下部に固定表示されるバーに「電話」と「メールで問い合わせ」のボタンを設置する方法があります。

大切なのは、どのページにいてもユーザーが迷わず問い合わせできる導線を用意することです。
「問い合わせてみようかな」と思ったユーザーをしっかり逃さずキャッチできます。

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5. 「地域名+業種」で検索して出てくるページがあるか

お客様が「地域名+業種」のキーワードで検索した際に、自社ホームページの該当ページが検索結果に表示されるかを確認しましょう。

例えば「大阪 解体工事」や「○○市 産廃回収」「△△県 トラック運送」など、地域名とサービス内容を組み合わせた検索です。
これらのキーワードで自社のホームページ内にヒットするページ(もしくはブログ記事)はありますか?

地域密着型のビジネスでは、「地名×サービス」で上位表示されることが新規顧客獲得のカギになります。
「地域名+業種」で検索しても自社ホームページが全く出てこない場合、非常にもったいない状態ですよね。
逆に、この組み合わせで自社ページがヒットすれば、地域の潜在顧客にダイレクトにアプローチでき、問い合わせ増加に直結します。

 

5-1.改善方法:自社ホームページに「地域名+サービス内容」のキーワードを盛り込む

トップページや主要サービスページのタイトルに地域名と業種を入れるなど、地名と業種をページ内に盛り込みましょう。

例:【東京対応】産業廃棄物回収 株式会社〇〇
首都圏で、会社は神奈川県にあるけれど、対応地域を広く持っている場合はこのような書き方もアリです。

サービス対応エリアの説明項目を作るのも有効です。
例:「対応エリア:○○市、△△市、□□町…」

地域ごとの実績紹介や事例ブログを書くと、その地域名で検索された際にヒットしやすくなります。
「○○市での施工事例:老朽家屋の解体工事」
「△△町のお客様からのご依頼紹介」

このように自然な形で紹介するのがお勧めです。

 

6.ホームページを投資にする

ホームページは作って終わりではなく、直して育てていくものです。

「事業に変化が合った時だけ、都度依頼すれば十分」

そのように捉えていると、ホームページを成長させられないため成果に結びつきません。

ホームページやWebは投資行動と捉えてみませんか?
その投資がうまくいくために、上記のような改善を重ねていきましょう。

できることから一つずつ手を付けていけば確実に成果は積み上がります。

お役立ち資料 ホームページ作成からマーケティングのことまでよく分かる
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これだけ読めば大丈夫!初心者のためのSEOを徹底解説します

 

7.まとめ

Webの改善は効果がすぐに出ないものや、数字として表れにくいものもあることから、重要視されない傾向があります。

しかし、だからこそ他社が取り組んでいない今の段階で取り組むことをお勧めします。
今始めれば、成果は早く出ます。
そして、その分他社と差がつくのです。

今日の改善が、明日の新しい問い合わせにつながることを期待して、行動を起こしてみましょう。


          この記事を書いた人        
横山ゆみこ
株式会社Cyber Cats ブログ編集長。ウェブディレクター、コンテンツ発信サポーター
ブログを9年間運用してきた経験から実践的なアドバイスを得意とし、コンテンツ発信を活用して企業の価値を高めるサポートをしています。
400件を超える中小企業のホームページ制作に関わり、SEO、コンテンツマーケティング、ライティングの知識を使ったコンテンツ制作で利益につなげる制作ディレクションと利益獲得のアドバイスをしてきました。
ウェブの情報発信力を存分に活用する考え方を基礎からお伝えし、運用能力を身につけていただくお手伝いをしています。
詳しいプロフィールはこちらから
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