ひと言で「不動産」と言っても、サービスは多岐に渡ります。
利用者が求めるサービスもさまざまです。
マンション管理、賃貸、投資、土地購入など。
不動産業界において、自社の魅力やサービスを効果的に発信するためには、使いやすくわかりやすいホームページの存在が欠かせまん。
自社が得意とするサービスでお客様が検索した際、ピンポイントで選ばれるようにホームページを作る必要があります。
今回は、株式会社 朝日マンション住替センター様にホームページのリニューアルに至った経緯や具体的な制作プロセス、そして公開後の反響について伺いました。
社内チーム全員が関わり、それぞれのアイデアを活かしながら生まれ変わったホームページには、一体どんな工夫と秘訣が詰まっているのでしょうか。
自社管理しやすいホームページで生きた情報を発信
チャコウェブ:今回、ホームページをリニューアルしようと考えたきっかけや、特に重視したポイントは何だったのでしょうか?
朝日マンション住替センター:以前のホームページはとにかく情報量はあるものの、掲載内容や写真に限りがあり、「生きていない」状態でした。
リノベーション事業をはじめ新たな取り組みも増えていたので、自分たちで動かしやすく、SNSとの連携も含めた情報発信を強化できるホームページにしたいと考えました。
チャコウェブ:依頼先を決める時に重視した点はなんでしょうか?
朝日マンション住替センター:社内には専門的なウェブの知識を持つ人がいなかったので、「いろいろ教えてもらいながら進められる制作会社さんにお願いしたい」と思っていました。
チャコウェブ:情報がたっぷりとあるホームページでしたが、更新が難しいと運営もうまくいかなくなっていきますよね。
朝日マンション住替センター:はい、あとは見た目も古くなっていましたね。
チャコウェブ:見た目の古さは、想像以上に企業イメージに影響を与えますから、刷新できて良かったです。
社内全体でホームページに取り組むと、事業と一体化できる
チャコウェブ:リニューアルにあたって、具体的にどのような点に力を入れたのでしょうか?
朝日マンション住替センター:まず、物件情報の更新を簡単に行えるようにする仕組みづくりを重視しました。
さらに、リノベーション事業の実績や施工後のイメージを伝えるために、大きな写真やスライドショーを効果的に配置しました。
お客様が「こんな家に住んでみたい」とワクワクできるようなデザインを目指しています。
チャコウェブ:朝日マンション住替センター様には、本当に熱心に取り組んでいただきました。
特に、スタッフの皆様全員で取り組んで会議をしてくださることです。
担当者に丸任せということも多いのですが、とても良い協力体制だなと記憶に残っています。
朝日マンション住替センター:小さな会社なので柔軟にできるのが良かったですね。
社内では週1~2回ほどホームページ専用の制作会議を開き、社員がそれぞれアイデアを出し合いました。
男性・女性、それぞれ立場の異なるスタッフの感性を取り入れることで、「見やすさ」と「デザイン性」のバランスを取ろうと心がけました。
チャコウェブ:今回は仲介業者様むけの登録ページも作りましたね。
朝日マンション住替センター:はい、当初の構想にはなかった機能も検討段階で追加しました。
新しいアイデアが出るたびに「これもやってみよう!」と膨らませていった結果、現場の声をしっかり反映したホームページになったと思います。
リニューアル直後にホームページ経由の問い合わせ
チャコウェブ:ホームページ公開後、実際にどのような反響や変化がありましたか?
朝日マンション住替センター:公開してすぐの段階から「ホームページを見ました」というお問い合わせや物件ページへのアクセスが増えました。
具体的な数値を細かく追いかけてはいませんが、以前に比べて確実に増加を感じています。
チャコウェブ:おお、すごいですね!
企業イメージが良くなった
朝日マンション住替センター:お取引先の方から「印象がガラッと変わったね」という声が寄せられるようになりましたね。
以前のレトロなイラスト中心のデザインから、写真メインの現代的なデザインに一新したことで、「リノベーション事業に力を入れているんだ」というメッセージがより伝わりやすくなったようです。
チャコウェブ:パッと見のイメージが一新されましたよね。
弊社は不動産会社様からのご依頼も多いのですが、朝日マンション住替センター様のホームページは評判が良いですよ。
朝日マンション住替センター:社内的にも、社員が情報発信に積極的になったという変化を感じます。
「この情報を載せよう」「SNSと連携して発信しよう」といった提案が自然と増えましたね。
チャコウェブ:Instagramの発信もされていますし、楽しみです。
今後の展望やアドバイス
チャコウェブ:リノベーション事業やホームページ運用の今後について、どのようにお考えですか?
朝日マンション住替センター:リノベーションは、これからの不動産業界ではますます重要になってくる分野です。
お客様に「自分らしい住まいづくり」の魅力を感じてもらえるよう、施工事例や写真をさらに充実させたいと思っています。
そのためにも、ホームページは「常に更新していく」存在でありたいです。
チャコウェブ:素敵ですね。
朝日マンション住替センター:また、採用や会社のイベント情報もSNSと連動しながら発信し、求職者の方や取引先の方にも「朝日マンション住替センターって、こんな活気のある会社なんだ」と伝わるようにしていきたいですね。
運用担当者の人数は限られていますが、効率的に情報を発信するノウハウを学びながら、継続して育てていくつもりです。
チャコウェブ:ホームページ、情報発信に対する取り組みがどんどん積極的になっていって嬉しく思っています。
本日はありがとうございました。
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誰に向けて、どんな情報を、どう発信したいのか
制作を始める前に「誰に向けて、どんな情報を、どう発信したいのか」という目的やターゲットを明確にしておくことは大事です。
当初は漠然と「カッコいいものが作りたい」という思いだけだったという朝日住替センター様。
チャコウェブのような制作会社とやりとりをするうちに、「古いデザインを新しくするだけがホームページのリニューアルではない」と考え方が変わっていきました。
また、社内でこまめに意見を出し合う場をつくったことで、思わぬアイデアが生まれたり、想定していなかったターゲットへ向けたページを増やしたりできました。
1人の担当者だけで考えていると気づかないことが多いので、チームでアイデアを出し合いながら進めるのはとてもおすすめですよ。
まとめ
朝日マンション住替センター様のホームページリニューアルは、単なるデザイン刷新にとどまりません。
社内の多様な意見やアイデアを反映することで、より実践的で運用しやすいサイトへと進化しました。
実際にお問い合わせやアクセス数の増加という成果を得るだけでなく、社員同士の結束力や発信力も高まったというお話を聞いた時には嬉しくなりました。
「納品してからが勝負」という言葉どおり、ホームページは継続的に更新し、活用してこそ効果を生み出します。
今回の事例は、社内チームが一丸となってコンテンツを磨き上げ、運営方法を模索しながら成長していく姿勢こそが成功への鍵であることを示しています。
これからホームページをリニューアル・新規作成する方にとって、朝日マンション住替センター様の取り組みは大いに参考になると思います。