
その資料、本当に見やすいですか?アクセシビリティを意識した、すべての人に伝わる資料作成7つのポイント

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ウェブアクセシビリティ重視の
ホームページ制作
もうすぐ努力義務に!
今後必須となるウェブアクセシビリティへの取り組み、早めに対応しておきませんか?
「初めて聞いた」もしくは「なんとなく聞いたことはあるけど詳しくは知らない」という人がほとんどなのではないでしょうか?
日本ではまだまだ認知度が低いウェブアクセシビリティ。
ですが、今のうちからしっかり対応しておかなければ、この先「知らなかった」では済まされない大変なことになるかもしれません。
ぜひ、チャコウェブと一緒に対応を進めていきませんか?
ウェブアクセシビリティとは、「ウェブコンテンツを誰にとっても使いやすくする配慮」のことです。
よくある誤解として「障がい者への配慮=ウェブアクセシビリティ」というものがあります。
しかし、それは適切ではありません。
障がいの有無だけでなく、年齢、性別、居住地域、デバイスの違いなど、様々なことに配慮した上で、「すべての人が同じ情報に触れられるようにすること」が求められます。
情報に「触れられる人」と「触れられない人」がいると「情報格差」が生まれてしまいます。
その人の置かれた状況によって格差が生まれてしまうというのは、ウェブに限らず好ましいことではありません。
そういった格差を生まないようにするために、ウェブアクセシビリティは大切なのです。
これまでウェブアクセシビリティは国や自治体で積極的に取り組まれていたものの、民間企業での取り組みはそれほど進んでいませんでした。
しかし、2021年の法改正により、民間企業に対しても努力義務となることが決まりました。
法的義務ではなく努力義務なので、すぐに対応しなかったからといって罰則を受けるわけではありません。
ですが、なるべく早く対応を始める必要があるとチャコウェブでは考えています。
内閣府のホームページで確認できます。
「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(障害者差別解消法)」は2013年に「全ての国民が、障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に向け、障害を理由とする差別の解消を推進すること」を目的として制定された法律です。
この法律が2021年に改正され、「環境の整備」が「実施に努める」から「努力義務」に変更されました。
ウェブアクセシビリティは、この「環境の整備」に含まれます。
アメリカやヨーロッパではすでに「障がい、年齢、ケガなどその人の状況に関わらず、誰もが同じ情報に触れられるということは守られるべき権利である」という考え方が浸透しはじめています。
「視覚障がいがあって特定のコンテンツを認識できない」「ケガでマウス操作ができず一部のコンテンツに到達できない」というような場合、その人の権利を侵害しているということになるのです。
実際にアメリカでは「ウェブアクセシビリティに配慮していなかった」という理由から訴訟に至る事案が多発しており、ウェブサイト運営側が敗訴しているケースもあります。
日本国内でもいずれ「情報に触れられることは当たり前の権利であり、侵害してはいけない」という考え方が主流になってくることが考えられます。
今のうちから意識を高め、対応を行うことが必要なのです。
「ウェブアクセシビリティに配慮する」といっても、実際にどのような対応が必要なのかイメージしづらいと思います。
対応事項は非常にたくさんあるのですが、チャコウェブホームページでの具体例を交えていくつかご紹介します。
文字を音声で読み上げるツールや、文字を拡大して表示する機能などを利用している人が多くいます。そのような技術との互換性を高める必要があります。
視覚から情報を得ることが難しい場合でも、音声読み上げソフトを利用することでどのような画像が映し出されているのかを知ることができるように工夫しています。
また、URLやリンク先など、表示されているものをそのまま読み上げてしまうと分かりづらくなってしまう場面では、読み上げ内容を別に設定するなどの対応を行っています。
特定の色を見分けるのが難しいという特性を持つ人がいます。
項目ごとに色だけで分けて表示するよりも、アイコンなどを利用して色以外の部分でも区別できるように表示する方が適切です。
フォームの「必須」「任意」の表示を、色分けと文字の両方で表現しています。
コントラスト比もしっかり確保することで、なるべく見やすくなるように工夫しています。
「PR動画」のような動画コンテンツや音声コンテンツがある場合、字幕や手話などを表示して、動画の内容が正しく伝わるように配慮する必要があります。
チャコウェブで行っているウェブアクセシビリティの取り組みを紹介する動画では、全編字幕を付けることで音声情報と視覚情報の内容が一致するようにしています。
手や腕に麻痺などがありマウスやキーボードを十分に動かせない、という人の操作を補助する機器があります。
そういった機器が利用されることを想定して、配慮した仕様にする必要があります。
マウスだけでなく、キーボードでもボタンやフォーム操作が行えるようにしています。
マウスユーザーとキーボードユーザーのどちらもが使いやすいように、状況によりアニメーションなどに変化を加えています。
レイアウトが複雑なホームページを瞬時に理解することが難しいという人がいます。
情報をしっかり整理して掲載し、分かりやすいホームページにすることが必要です。
同じ内容のコンテンツは同じ順序で整然と配置するようにし、情報を整理しやすいように工夫しています。
「一時的に障がいがある状況の人」もウェブアクセシビリティの恩恵を受けることがあります。
ウェブアクセシビリティへの対応をしっかり行うことで「障がいを持っている人」だけでなく、「一時的に障がいがある状況の人」や「加齢によって視力や聴力が低下した高齢者」にとっても使いやすいサイトにすることができます。
このように「誰にとっても使いやすい状態」を目指すことが、ウェブアクセシビリティを向上させるという取り組みなのです。
サイトのウェブアクセシビリティを向上させると、障がいを持っている人や高齢者などを含むさまざまな人にとって使いやすい、快適なサイトにすることができます。
つまり、「今まで情報が届きづらかったたくさんの人に情報が届く」ようになります。
ウェブアクセシビリティの恩恵を受ける人は、日本国内だけでも400万人以上いると考えられています。
そして、その中にあなたやあなたの商品、サービスを探していたという方がいるかもしれません。
ウェブアクセシビリティを向上させることにより、ビジネスの可能性が広がるのです。
チャコウェブは、ウェブアクセシビリティの観点からも、お客様の事業やサービスを全力応援しています!
「ウェブアクセシビリティに配慮したホームページを作りたい」
「今あるホームページをウェブアクセシビリティ対応にしたいが、何をすれば良いか分からない」
お客様によって状況はさまざま。
チャコウェブでは、お客様の状況をしっかりヒアリングした上で、最適なサポートプランをご提案します。
近年、ウェブアクセシビリティへの関心が世界中で高まっており、海外ではすでに基準達成を義務化する法律が作られたり、基準を満たしていなかったことを理由とする訴訟問題が増加したりしています。
日本でも近いうちに努力義務化されることが決まっていますが、詳細な基準などは今のところ判明していません。
海外に比べて法整備や対応が遅れているのが現状です。
このように、日本においてウェブアクセシビリティはまだまだ一般的なものではありません。
「障がい者や高齢者のため」という印象が強く、身近に感じられないのが普及していない理由の一つだと考えています。
ですが「一時的に障がいがある状況の人」の例のように、実はたくさんの人が日常生活でウェブアクセシビリティの恩恵を受けているのです。
私自身ウェブアクセシビリティの勉強を始めてからそれを実感し、自分事としてとらえるようになりました。
まずは自分自身が学んだり発信したりすることで、「当たり前のもの」としてウェブアクセシビリティが世の中に広がっていけば嬉しい限りです。
ちょっとした疑問なども
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