詳しいプロフィールはこちらから
この度、山形県山形市の産婦人科病院のスマホメニューのデザインリニューアルを行いました。
文字だけで構成していた無機質な堅い印象のリニューアル前とは異なり、優しさ・柔らかさが出るような雰囲気にリニューアルしました。
コロナ禍になってからより一層スマホ使用時間が増加されたと言われています。
つまりそれは、スマホでのホームページ操作性がこれまで以上に重要になっているということです。
スマホメニューの画面を、ただ単に「他のページへ移動する場所」とだけ考えていませんか?
スマホメニューの画面をもっと有効的に、もっと便利にすることで、お客様の操作性の向上だけではなく、その結果Googleからの評価も高まりますので、検索結果の順位向上も狙えます。
この記事では、スマホメニューのデザインリニューアルで取り組んだ内容についてご紹介していきます。
今回のリニューアルでは、スマホメニューを5つのカテゴリー(情報)に分けてデザインしました。
A. ロゴ部分
いま自分が何のホームページにいるのかをわかりやすく表示します。
B. キャッチコピー部分
ホームページで伝えたいキャッチコピーを配置し、訴求力を高めます。
C. メインコンテンツ部分
まず最初にお客様が求めているであろう情報を配置します。
D. その他コンテンツ部分
ホームページにある情報のうち、残りの情報を配置します。
E. CTA部分
CTA=Call To Action、お客様が何か行動を取るためのボタンのことです。お問い合わせや予約をするためのボタンを入れてます。
ホームページを訪れたお客様が何を求めているのかを予測をしながら、ホームページの情報を整理することが操作性の良さに繋がります。
医療に関連する用語は専門的になりやすく、また、文字だけですとどうしても無機質になってしまうので、ホームページを見ているお客様が敬遠してしまうことがあると思います。
そこで、お客様が長い時間安心してホームページを見れるように、関連性のある親しみやすいアイコンを利用しています。
見やすく操作しやすいスマホメニューを作るために重要なことは、何よりも「ユーザー目線に立つこと」です。
今回の制作事例の場合、ホームページを訪問するユーザーというのは、お母様や出産を控えている方です。
そのお客様がどんな経緯で、どういう状況に置かれているのかを考え、何を求めてホームページにアクセスしているのかを考えてデザインをしました。
・スマホメニュー画面だけでホームページの全体像を眺めることができ、自分が探している情報を探しやすいか。
・ユーザー目線に立ったデザイン、構成を考え、操作性の高いデザインにする。
その2点のポイントを抑えながら、スマホメニューを一度見直してみましょう。
スマホメニューは工夫次第によって大きな可能性を秘めています。「他のページへ移動する場所」としてしか機能させないのはもったいないですね。