アクセシビリティ重視のウェブ制作

チャコウェブ

株式会社CyberCats

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中小企業のホームページ制作で事業の価値を引き出します。良いホームページの作り方や運営の方法、集客に役立つヒントをお届けします。

個人事業主や中小企業がコロナ禍を生き抜くための考え方

コロナ禍により個人事業主や中小企業を取り巻く状況はとても困難な最中にあります。

現在も弊社には対策や対応について、ご相談やお問い合わせをよくいただいています。オンラインサービス切り替えのご依頼から本当に頭を悩ませている方、ここをチャンスに変えたいという方までさまざまです。
今回は技術的な話ではなく、個人事業主や中小企業はどういった姿勢でコロナ禍を生きていくべきかまとめてみました。

 

スピードが大事だと肝に銘じよう

今回の新型コロナへの対応はスピードがとにかく大切です。
今は5月中旬に差し掛かっていますが、早い方は2月には対応を始めていました。

つまり、3か月も差がついてしまっているということです。
もちろん今から転換しても全然遅くありません。今なら周りの新サービスを参考にしながら取り組むことができます。ただし一日でも早いに越したことはありません。
「いつの間にかこんな事態になってしまった…」
本当にその通りです。
しかし今は、生き残ることに集中して素早く動き出しましょう。

 

一時しのぎではなく、新しいビジネス形態になるつもりで取り組もう

新型コロナ対策は一時しのぎではなく、むしろ新しいビジネス形態として定着する可能性が高いと考えられています。
ですから、長期的な視点を持ちながら取り組む方が良いと考えます。

 

Withコロナ、アフターコロナという言葉があります。
コロナ禍の前に元通りに戻るというよりは、「新しい常識」としてこれから定着するという考え方です。
新型コロナが収束したときに以前のように戻るものもあると思いますが、例えばペーパーレス決済の普及のように以前とは違うことが次々に常識と化していくということです。

 

ついに高齢層も通販の利用が増加しているという報告が出ています。
参照:コロナ影響下で高年齢層が実店舗からECにシフト/巣ごもり消費により娯楽品が伸長【三井住友カード調査】- MarkeZine

 

オンラインショップはどの年齢層でも定着しそうですね。

 

ITに弱いという思い込みを今は捨てよう

足踏みしている方の中には「どうもネットには疎くて…」という不安があるようです。
オンラインがメインのサービスに切り替えてみても、自分が対応できるかどうか不安な気持ちには納得できます。
しかし、こう考えてみてはどうでしょうか。

 

「誰もが最初は初心者」

 

初めての取り組みからすべて上手くいくのが難しいのは当然です。今から慣れていけば良いではありませんか。
数十年続く老舗の喫茶店がTwitterアカウントを開設してテイクアウトの案内を始めるケースや、お客様からオンライン予約システム導入の依頼が増えていることから見えるように、ネット初心者ながら切り替える人が増えているということでしょう。
前の項目で書いたように、アフターコロナでも常態化する可能性がありますから、早く慣れてしまう方がよいかもしれません。

 

情報を自分で取りに行く- 情報のアンテナを広げよう

情報はチカラになります。情報収集は積極的に行いましょう。
今は新型コロナ対策にまつわる新サービスが次々リリースされています。SNSやブログでアイデアがシェアされていることもあります。
取り入れられる名案や、これまで気が付かなかった需要に出会うことがあるかもしれません。
これまで目を通していたメディア以外にも目を向け、情報を味方にしましょう。

 

飛び込み営業の誘いにはすぐ乗らず一旦冷静になろう

コロナ禍に乗じてさまざまな営業電話やメール、増えていませんか?
弊社に届く営業は2から3倍に増えています(この増加にはちょっと驚いています)。

飛び込み営業には慎重になることをおすすめします。
スピードは重要なのですが、飛び込み営業に関しては話が別です。

 

お客様から泣きのご相談をいただくケースで多いのが「飛び込み営業の会社に任せたら失敗した」というものだからです。すべての飛び込み営業が悪なのではありません。良質なサービスを提供するか会社なら良いのですが、そうではないこともあるから要注意なのです。
説得力がある内容でも即決せずに1日から2日ほど冷静になる時間をとって、よく考えてみるのがおすすめです。

 

ウェブサービスの点でいいますと、営業を仕掛けてくるSEO会社やウェブサイトの制作会社は、そもそもネット上での集客力が足りない会社とも考えられます。

 

まとめ

生活、働き方、学び方、サービスの形態などあっという間に様変わりしました。
コロナ禍は早めに収束するという話も、数年は覚悟した方がいいという話もあり、出口や方向性が見えない状況です。そんな中で、事業者が生き抜くにはどのような姿勢で挑むのが良いかを考えてみました。
地域や業種によって状況が大きく異なりますが、私たちが持つアイデアなどはできるだけシェアしていきたいと思います。何かの参考になれば嬉しいです。 最後に「頑張ろう」と思えたアリババ創業者のジャック・マー氏の言葉を掲載します。

ビジネスをしている人にとって、2020年は本当にただひたすら生き残る年です。夢や計画を語ることすらしないでください。ただ生き残ってください。生き残ることができれば、すでに利益が出ているはずです。 ジャック・マー


          この記事を書いた人        
ヤマ編集長
株式会社Cyber Cats ブログ編集長。ウェブディレクター、コンテンツ発信サポーター
ブログを9年間運用してきた経験から実践的なアドバイスを得意とし、コンテンツ発信を活用して企業の価値を高めるサポートをしています。
400件を超える中小企業のホームページ制作に関わり、SEO、コンテンツマーケティング、ライティングの知識を使ったコンテンツ制作で利益につなげる制作ディレクションと利益獲得のアドバイスをしてきました。
ウェブの情報発信力を存分に活用する考え方を基礎からお伝えし、運用能力を身につけていただくお手伝いをしています。
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